112 / 354
第3章『決戦の北海道と、最強の召喚士シーヴィー/吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世の章』
第105話 妾とわっち、【妖狐】とヨーコ(2)
しおりを挟む
『エルダードラゴンエッグ……失礼、リョクチャとやらと会話していると"思い込んでる"お主の姿が、あまりに滑稽で、無様で、楽しくてのぉ。
そもそもなんで会話できると思ったんじゃ? 相手はただ転がるしか出来ない相手と、対等に会話なぞ、出来るはずがないのに』
クスクスと、ヨーコは思い出しながら笑っていた。
『相手はただ転がるだけの、卵でありんしょ? 相手の伝えられるボディーランゲージは、転がる向きを変えるか、頑張ってジャンプするか。そんな程度で、どうして主殿とやらに伝えられたんじゃろうて。
「そこでリョクチャから、召喚獣を1体召喚して欲しいと言われたのじゃよ。なので、出来ればこの召喚獣を、召喚して欲しいのじゃ」ってさっ!』
『あれはマジで笑えたでありんすよ!』と、彼女はゲラゲラと笑いだす。
上品に取り繕うも無理な、めちゃくちゃ面白すぎる笑いとして。
『ギルタブリル・ジンバーロックぅぅぅ? どういう神経と伝え方をしたら、そのような会話を聞き取れるんじゃよ! アレはお主を通して見させてもらった中で、特別笑い転げる話で----』
「----黙るんじゃよ」
と、ココアは冷たい視線で、ヨーコをギロリと睨みつけていた。
それは自分に加護をくれている神様に対する目線ではなく、大切な家族を罵倒された姉だからこそ出る侮蔑の目線であった。
「リョクチャを笑う事は、妾が許さぬ。そして、その姿も……その姿で笑う事は、もっと許さぬ」
『自分が笑ってるように見えるから、って事でありんすか? まぁ、似てるのはたしかでありんすしのう』
『これは失敬』と、ヨーコは笑うのを止める。
『----けれども、何故お主は自分の言葉で言わなかったんでありんすか?』
「えっ……」
子供が純真な瞳で質問した時のように、ヨーコはココアにそう問いかける。
『リョクチャ……いや、転がったりする事しか出来ないエルダードラゴンエッグが、「ギルタブリル・ジンバーロックが良い」と言えるはずはない。じゃったら、その召喚獣を選んだのは、お主の、ココア・ガールハント・ヒアリング3世という吸血鬼の判断なんじゃろう?
何故、自分の言葉としてではなく、エルダードラゴンエッグの言葉として話したんでありんすか?』
確かに、ヨーコの言う通りであると、ココアは思った。
最初はエルダードラゴンエッグは自分の後輩、つまりは妹になるかもしれないとココアは感じた。
だからこそココアは一生懸命話しかけたが、エルダードラゴンエッグはただ転がったり、跳ねたりしただけ。
「肯定」なら「横に転がる」、「否定」なら「その場に留まる」などと、軽い意思疎通くらいなら出来るかと思ったが、そんな事はなかった。
かのエルダードラゴンエッグは、無作為に転がり、無意味に跳ね、無邪気に動き回っていた。
そこに意思疎通ができるところなど、1ミリも存在してはいなかったのである。
エルダードラゴンエッグをかまってココアが感じたのは、相手は意思などない、ただの召喚獣だってこと。
ただスキル【孵化選び】で、適性のあった主殿のところにやってきただけ。
甘言のシーヴィー、というかメガボタンデスドラゴンの攻撃から主殿の身を守ったように見えたのも、ただ適性のある者を守ろうとした、ただスキルが自動発動して守っただけ。
それだけの、召喚獣----それがエルダードラゴンエッグ。
彼女に意思があると、そう主殿に嘘を吐いたのは、ココアなりの、ちょっとした嘘。
エルダードラゴンエッグにはそういう力があるんだと、主殿に感じてもらうために吐いた嘘。
だって、そうじゃないと、ただずーっと、スキルの影響で着いて来るエルダードラゴンエッグに、主殿が気味が悪いと言って捨てるかもしれなかったから。
「(それは、嫌じゃった)」
妹になるかもしれないと、そう思った相手を捨てるなんてことは、したくなかった。
それは吸血鬼としての、家族を大事にする己の誇りに恥じる行為だったから。
ただ生まれる前から意思疎通が出来ないというだけで、まだ生まれてない命をなかったことにするなど、吸血鬼として誇れない行為だと感じたから。
「(天才ではないという事は最初から分かっておった。
だからじゃのう、リョクチャが「~ぬ」とか言った、ちょっぴりアホの子だったのも素直に受け入れられたのは)」
卵の段階から完璧なる意思疎通が出来ればそうは感じなかったが、そうではないヤツだったので、こういう召喚獣になるだろうなと予め覚悟していた。
まぁ、想像よりも、だいぶアホだったが。
『そもそも、吸血鬼とドラゴンエッグが、種族もまるっきり違うというに、家族に、ましてや姉妹になんぞ成れるはずがないでありんしょうに。
かのエルダードラゴンエッグが【融合召喚】の副作用で消えた時も、ただ姉ならこうするというアピールでしただけでありんしょう? 違うのでありんすか?』
「違いま……いや、そうじゃな。流石は神様、その通りじゃよ」
そもそも、【融合召喚】に頼った時が間違いだったのかもしれない。
主殿なら使えるかもしれなくて、だったらギルタブリル・ジンバーロックと混ぜたら、それなりの融合召喚獣が出来るのかもしれない。
そうすれば、あの甘言のシーヴィーという、憎き相手を倒せるって----。
「妾は、かのエルダードラゴンエッグに姉妹愛なぞ感じておらんかった。
ただ主殿の召喚獣になるかもしれないから、妾が率先して世話しておっただけじゃ。雪ん子とファイントは、妾の先達、じゃからのう」
そう、それだけの----憎きシーヴィーを追い詰めるだけの、ただの召喚獣仲間。
それがリョクチャ。リョクチャ・ガールハント・ヒアリング4世という名前を与えた、召喚獣。
『だったら、何故、わっちが彼女の事で笑うのを許せんのでありんすか?』
そうだ。その通りだ。
本当にどうでも良いと思っているのならば、ココアが怒る筋合いなんてない。
----じゃあ、なんで自分そっくりな姿をしたヨーコが笑うのが、許せないのだろう?
その答えは、もうココアの中で出ていた。
だから、ココアは素直に自分の今の気持ちを、リョクチャへの気持ちを口にする。
「最初は、ただの召喚獣仲間じゃった。別に姉妹愛とかは感じてなかったのじゃ。
じゃがのう、未だに妾の頭から離れんのじゃ……リョクチャが無邪気な笑顔で妾の事を、『妾お姉ちゃん』と呼んでいた姿が」
----ここはリョクチャにお任せぬ! "妾お姉ちゃん"!!
----いっけええええええぬぬぬぬっっ!!
----やったね、妾お姉ちゃん!!
彼女との思い出は、さほど多くない。
でも、ココアをあんなにも姉として慕ってくれた彼女が、【融合召喚】の副作用で身体が崩れかけ、それを銃で撃ち倒された姿が、ココアの脳裏に強くこびりついていた。
「だから妾は忘れぬ。妾に、"妾お姉ちゃん"と無邪気に呼んでくれたリョクチャの事を。
例え"でぇおちきゃら"だったとしても、の」
そもそもなんで会話できると思ったんじゃ? 相手はただ転がるしか出来ない相手と、対等に会話なぞ、出来るはずがないのに』
クスクスと、ヨーコは思い出しながら笑っていた。
『相手はただ転がるだけの、卵でありんしょ? 相手の伝えられるボディーランゲージは、転がる向きを変えるか、頑張ってジャンプするか。そんな程度で、どうして主殿とやらに伝えられたんじゃろうて。
「そこでリョクチャから、召喚獣を1体召喚して欲しいと言われたのじゃよ。なので、出来ればこの召喚獣を、召喚して欲しいのじゃ」ってさっ!』
『あれはマジで笑えたでありんすよ!』と、彼女はゲラゲラと笑いだす。
上品に取り繕うも無理な、めちゃくちゃ面白すぎる笑いとして。
『ギルタブリル・ジンバーロックぅぅぅ? どういう神経と伝え方をしたら、そのような会話を聞き取れるんじゃよ! アレはお主を通して見させてもらった中で、特別笑い転げる話で----』
「----黙るんじゃよ」
と、ココアは冷たい視線で、ヨーコをギロリと睨みつけていた。
それは自分に加護をくれている神様に対する目線ではなく、大切な家族を罵倒された姉だからこそ出る侮蔑の目線であった。
「リョクチャを笑う事は、妾が許さぬ。そして、その姿も……その姿で笑う事は、もっと許さぬ」
『自分が笑ってるように見えるから、って事でありんすか? まぁ、似てるのはたしかでありんすしのう』
『これは失敬』と、ヨーコは笑うのを止める。
『----けれども、何故お主は自分の言葉で言わなかったんでありんすか?』
「えっ……」
子供が純真な瞳で質問した時のように、ヨーコはココアにそう問いかける。
『リョクチャ……いや、転がったりする事しか出来ないエルダードラゴンエッグが、「ギルタブリル・ジンバーロックが良い」と言えるはずはない。じゃったら、その召喚獣を選んだのは、お主の、ココア・ガールハント・ヒアリング3世という吸血鬼の判断なんじゃろう?
何故、自分の言葉としてではなく、エルダードラゴンエッグの言葉として話したんでありんすか?』
確かに、ヨーコの言う通りであると、ココアは思った。
最初はエルダードラゴンエッグは自分の後輩、つまりは妹になるかもしれないとココアは感じた。
だからこそココアは一生懸命話しかけたが、エルダードラゴンエッグはただ転がったり、跳ねたりしただけ。
「肯定」なら「横に転がる」、「否定」なら「その場に留まる」などと、軽い意思疎通くらいなら出来るかと思ったが、そんな事はなかった。
かのエルダードラゴンエッグは、無作為に転がり、無意味に跳ね、無邪気に動き回っていた。
そこに意思疎通ができるところなど、1ミリも存在してはいなかったのである。
エルダードラゴンエッグをかまってココアが感じたのは、相手は意思などない、ただの召喚獣だってこと。
ただスキル【孵化選び】で、適性のあった主殿のところにやってきただけ。
甘言のシーヴィー、というかメガボタンデスドラゴンの攻撃から主殿の身を守ったように見えたのも、ただ適性のある者を守ろうとした、ただスキルが自動発動して守っただけ。
それだけの、召喚獣----それがエルダードラゴンエッグ。
彼女に意思があると、そう主殿に嘘を吐いたのは、ココアなりの、ちょっとした嘘。
エルダードラゴンエッグにはそういう力があるんだと、主殿に感じてもらうために吐いた嘘。
だって、そうじゃないと、ただずーっと、スキルの影響で着いて来るエルダードラゴンエッグに、主殿が気味が悪いと言って捨てるかもしれなかったから。
「(それは、嫌じゃった)」
妹になるかもしれないと、そう思った相手を捨てるなんてことは、したくなかった。
それは吸血鬼としての、家族を大事にする己の誇りに恥じる行為だったから。
ただ生まれる前から意思疎通が出来ないというだけで、まだ生まれてない命をなかったことにするなど、吸血鬼として誇れない行為だと感じたから。
「(天才ではないという事は最初から分かっておった。
だからじゃのう、リョクチャが「~ぬ」とか言った、ちょっぴりアホの子だったのも素直に受け入れられたのは)」
卵の段階から完璧なる意思疎通が出来ればそうは感じなかったが、そうではないヤツだったので、こういう召喚獣になるだろうなと予め覚悟していた。
まぁ、想像よりも、だいぶアホだったが。
『そもそも、吸血鬼とドラゴンエッグが、種族もまるっきり違うというに、家族に、ましてや姉妹になんぞ成れるはずがないでありんしょうに。
かのエルダードラゴンエッグが【融合召喚】の副作用で消えた時も、ただ姉ならこうするというアピールでしただけでありんしょう? 違うのでありんすか?』
「違いま……いや、そうじゃな。流石は神様、その通りじゃよ」
そもそも、【融合召喚】に頼った時が間違いだったのかもしれない。
主殿なら使えるかもしれなくて、だったらギルタブリル・ジンバーロックと混ぜたら、それなりの融合召喚獣が出来るのかもしれない。
そうすれば、あの甘言のシーヴィーという、憎き相手を倒せるって----。
「妾は、かのエルダードラゴンエッグに姉妹愛なぞ感じておらんかった。
ただ主殿の召喚獣になるかもしれないから、妾が率先して世話しておっただけじゃ。雪ん子とファイントは、妾の先達、じゃからのう」
そう、それだけの----憎きシーヴィーを追い詰めるだけの、ただの召喚獣仲間。
それがリョクチャ。リョクチャ・ガールハント・ヒアリング4世という名前を与えた、召喚獣。
『だったら、何故、わっちが彼女の事で笑うのを許せんのでありんすか?』
そうだ。その通りだ。
本当にどうでも良いと思っているのならば、ココアが怒る筋合いなんてない。
----じゃあ、なんで自分そっくりな姿をしたヨーコが笑うのが、許せないのだろう?
その答えは、もうココアの中で出ていた。
だから、ココアは素直に自分の今の気持ちを、リョクチャへの気持ちを口にする。
「最初は、ただの召喚獣仲間じゃった。別に姉妹愛とかは感じてなかったのじゃ。
じゃがのう、未だに妾の頭から離れんのじゃ……リョクチャが無邪気な笑顔で妾の事を、『妾お姉ちゃん』と呼んでいた姿が」
----ここはリョクチャにお任せぬ! "妾お姉ちゃん"!!
----いっけええええええぬぬぬぬっっ!!
----やったね、妾お姉ちゃん!!
彼女との思い出は、さほど多くない。
でも、ココアをあんなにも姉として慕ってくれた彼女が、【融合召喚】の副作用で身体が崩れかけ、それを銃で撃ち倒された姿が、ココアの脳裏に強くこびりついていた。
「だから妾は忘れぬ。妾に、"妾お姉ちゃん"と無邪気に呼んでくれたリョクチャの事を。
例え"でぇおちきゃら"だったとしても、の」
0
お気に入りに追加
188
あなたにおすすめの小説
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
スキル盗んで何が悪い!
大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物
"スキル"それは人が持つには限られた能力
"スキル"それは一人の青年の運命を変えた力
いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。
本人はこれからも続く生活だと思っていた。
そう、あのゲームを起動させるまでは……
大人気商品ワールドランド、略してWL。
ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。
しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……
女の子の正体は!? このゲームの目的は!?
これからどうするの主人公!
【スキル盗んで何が悪い!】始まります!

ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!!
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。

スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【コミックス第1巻発売です!】
早ければ、電子書籍版は2/18から販売開始、紙書籍は2/19に店頭に並ぶことと思います。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
【10/23コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【第2巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。

屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです
わたなべ ゆたか
ファンタジー
タムール大陸の南よりにあるインムナーマ王国。王都タイミョンの軍事訓練場で、ランド・コールは軍に入るための最終試験に挑む。対戦相手は、《ダブルスキル》の異名を持つゴガルン。
対するランドの持つ《スキル》は、左手から棘が一本出るだけのもの。
剣技だけならゴガルン以上を自負するランドだったが、ゴガルンの《スキル》である〈筋力増強〉と〈遠当て〉に翻弄されてしまう。敗北する寸前にランドの《スキル》が真の力を発揮し、ゴガルンに勝つことができた。だが、それが原因で、ランドは王都を追い出されてしまった。移住した村で、〝手伝い屋〟として、のんびりとした生活を送っていた。だが、村に来た領地の騎士団に所属する騎馬が、ランドの生活が一変する切っ掛けとなる――。チート系スキル持ちの主人公のファンタジーです。楽しんで頂けたら、幸いです。
よろしくお願いします!
(7/15追記
一晩でお気に入りが一気に増えておりました。24Hポイントが2683! ありがとうございます!
(9/9追記
三部の一章-6、ルビ修正しました。スイマセン
(11/13追記 一章-7 神様の名前修正しました。
追記 異能(イレギュラー)タグを追加しました。これで検索しやすくなるかな……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる