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第3章『決戦の北海道と、最強の召喚士シーヴィー/吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世の章』
第96話 ココア姉妹VS甘言のシーヴィー(2)
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「はい、ばいなら♪」
銃は放たれ、そして----
「妾お姉ちゃああああああああああああああああんんんんんんんっ!!!!」
禍々しい紫のエネルギーに包まれて、吸血鬼ココアの妹は……リョクチャ・ガールハント・ヒアリング4世は消え去ってしまった。
「ああああああああっっ!!」
「おやおや、不滅系スキルを持っていたと思ったんだけど、流石はうちだね。跡形もないわね」
カチッと、シーヴィーは新しい二丁拳銃を召喚する。
召喚された二丁拳銃を構えて、その銃口をココアの額に引っ付けていた。
「安心したまえ、ラブホちゃん? 君の雄姿は、君の麗しい姉妹愛みたいなのは、それとなく覚えておきますから。
……もっとも、召喚獣であるあなたは、初期化されて覚えてられないんでしょうけど」
「ぐぬぬっ……!!」
「しまったなぁ。銃で撃つ前に、これを忘れておいたよ」
銃を1つしまったシーヴィーは、ココアに1つの物を見せつける。
それはお馴染み、ボタンである。
服のボタン、シーヴィーが目玉代わりに使っている物であった。
「相手を殺す前に、相手を身綺麗にしてから殺す人っているでしょ? うちもその類の人なんだよね。
もっとも、うちの場合は、めちゃくちゃ可愛いボタン瞳にするっていうプレゼントをしてから殺すんだから、感謝して欲しいくらいで----」
「ウガアアアアアアッ!!」
と、いきなりココアの顔つきが、凶悪な顔つきに変わっていた。
吸血鬼らしい端正な顔立ちが、狂暴で凶悪な獣の顔立ちになっていた。
ココアは使ったのである、吸血鬼であろうとこだわるが故に今まで使わなかったスキル。
【変化魔法(狐)】----狐に変身する魔法。
自分にしか効果はない魔法だが、自分自身を吸血鬼ではなく、さらに狐へと近付ける魔法。
顔立ちだけでなく、ココアの姿形が変わっていく。
手足が毛皮に覆われていき、2本あった尻尾も大きく、太く、4本という数に増えていた。
4本に増えた巨大な尻尾は、ガシッとシーヴィーの両手両足を絡め取って、そのまま押し倒した。
「ガアアッ!! ガガガッッ!! コロス、コロス、コロスゥ!!」
「うわぁお、情熱的な言葉だね。ラブホちゃんの情熱が、このモフモフの尻尾から伝わってくるようだよ」
----でも、良くはないね。
そう言って、シーヴィーは"発射した"。
「ガガッ----!!」
銃から出る凄まじい威力により、ココアの身体が半壊する。
しかし、すぐさま物凄い勢いで修復----いや、再生していく。
「うわぁ、狐の回復力って、凄いんだね。あんなエネルギー喰らっても、再生してるよ。うん。
まぁ、腕2本を防いで安心したみたいだね。うちには、腕は4本あるのに」
と、彼女は背中から生える2本の腕、拳銃を持った腕を見せつけていた。
「あんまり人間離れしてるのは見せたくないから隠してたけど実はうち、ボタン瞳という可愛らしい一面と、4本の逞しい腕を持つというカッコいい一面。
可愛いに、カッコいいという2つの両面を持つのがこのうち、可愛いカッコいい、甘言のシーヴィーちゃんなのだぁ!!」
ドヤァと、自分なりにかなりカッコつけた顔を披露するシーヴィー。
そして、彼女は4つの腕が持つ拳銃の銃口を、ココアへと向けていた。
「----瞳をボタンにするのは、残念ながら諦めさせてもらいますよ。うちはポリシーを持ってる人間ではありますが、それで死ぬのはノーサンキュー人間なんで」
「グルルルッ……!!」
「回復力が凄いみたいだけど、流石に拳銃4つからの【召喚銃】には耐えられないでしょう。と言う訳で、おさらばぴょい☆」
カチッと、暴れ狂う野狐を駆除するため、引き金を引こうとするシーヴィー。
そんなシーヴィーの横から、物凄いエネルギーがぶつかる。
「ウグワーッ?!」
エネルギーに吹き飛ばされ、手から拳銃を放してしまうシーヴィー。
「上手く行ったようぬっ!!」
と、透明の壁----【とーめい】と書いて見えなくしていた壁の後ろから、杖を持ってリョクチャが現れる。
彼女の身体はボロボロだが、消えた訳じゃなかった。
ただ、【万力毒】という空気に文字を描くスキルを用いて、透明な壁を作って隠れていたのだ。
【万力毒】は空気中に文字を描くスキルではない、書いた文字が持つ意味を発揮することが出来るスキルなのだ。
彼女は【とーめい】と、【召喚銃】がぶつかる直前に、見えなくなる壁を作って隠れたのである。
【とーめい】と書かれた言葉は、その文字が意味する通り、リョクチャを隠すように見えない壁となった。
そして今、彼女は防ぎきれなかった余波でボロボロになりながらも、杖に強力な【ドラゴンパワー】を充填し、魔法として放ったのである。
「いたた……くそっ、この女め!!」
新たに二丁拳銃を召喚して、今度はリョクチャに向けていた。
4つ全ての銃口を、リョクチャの方向に向けていた。
「今度は外さないし、防がせもしません。確実に、4倍【召喚銃】の力で、跡形もなく消し去って見せましょう」
「----それはお主の番じゃがな」
【変身魔法(狐)】を解除して正気を取り戻したココアは、シーヴィーが手放した拳銃の銃口を、シーヴィーへと向けていた。
「さっき、リョクチャの魔法でぶっ飛ばされた時に転がった拳銃じゃ。お主の言葉が確かなら1発しか装填されてないが、お主はその1発を、まだ撃っておらぬじゃろ? 妾の妹に邪魔されたからのう」
「しまっ----!?」
カチッと、銃口を引くココア。
銃から放たれた禍々しい紫のエネルギーは、シーヴィーを飲み込み、そして----
「こうなれば【ゴブリンのお守り】バリア~!! うちが持ってる奴全部で攻撃を防いでみせますよ!!」
と、シーヴィーは10個の数珠繋ぎ状になった【ゴブリンのお守り】を取り出す。
それはシーヴィーを殺すだけのエネルギーを回数分、無効化する。
しかしながら、ココアが放った紫のエネルギーはあまりにも強大で、10回以上の死を防いだお守りが役目を終えてもなお、未だに勢いは衰えていなかった。
「あっ、やばウグワーッッ!!」
シーヴィーはそのまま、禍々しい紫のエネルギーと共に、壁まで吹き飛ばされたのであった。
===== ===== =====
Cランクダンジョン《幽霊船ホッカイドー》 旭川地域 甘言のシーヴィーを倒しました
確定ドロップとして 【魔石(大)】が ドロップします
確定ドロップとして 【ボタン】が ドロップします
今回は初回討伐特典は ありません
===== ===== =====
「やったのじゃあああああああ!!」
「やったね、妾お姉ちゃん!!」
嬉しそうに飛び跳ねるココア、そんな姉のところに行こうとして、足を滑らせて倒れてしまうリョクチャ。
「へぶしっ!?」
「ははっ!! リョクチャよ、まだ《ジンバーロック》の副作用かのう! まったく、仕方ない妹じゃわ」
と、笑うココアの元へ、駆け足で近付いて来る足音が聞こえてきた。
首を向けると、そこに居たのはココアの頼れる仲間----主殿に、雪ん子、そしてファイントの3人であった。
「おぅおぅ、遅かったのぉ、皆の衆。たった今、甘言のシーヴィーなる輩は、この妾と妹のリョクチャが成敗したところじゃ!!
ところでのぉ、主殿。この通り、体力も限界じゃから、出来れば回復魔法かアイテムが欲しい所なんじゃが----」
「遅かった……」
しかし、主殿----冴島渉の顔は絶望してるようだった。
間に合わなかった、そういう表情だった。
「----? おいおい、主殿。なにそんな深刻そうな顔をしておるんじゃよ? "遅かった"って、主殿もシーヴィーと戦ったという意味かのう?
なーに、戦いの機会はこれからもあるじゃろうて。そんな深刻そうな顔をせず、妾達姉妹を笑顔で----」
ココアが言いかけた時、空気が読めないシステムウインドウは、冷酷に事態を告げていた。
===== ===== =====
時間切れ です
===== ===== =====
銃は放たれ、そして----
「妾お姉ちゃああああああああああああああああんんんんんんんっ!!!!」
禍々しい紫のエネルギーに包まれて、吸血鬼ココアの妹は……リョクチャ・ガールハント・ヒアリング4世は消え去ってしまった。
「ああああああああっっ!!」
「おやおや、不滅系スキルを持っていたと思ったんだけど、流石はうちだね。跡形もないわね」
カチッと、シーヴィーは新しい二丁拳銃を召喚する。
召喚された二丁拳銃を構えて、その銃口をココアの額に引っ付けていた。
「安心したまえ、ラブホちゃん? 君の雄姿は、君の麗しい姉妹愛みたいなのは、それとなく覚えておきますから。
……もっとも、召喚獣であるあなたは、初期化されて覚えてられないんでしょうけど」
「ぐぬぬっ……!!」
「しまったなぁ。銃で撃つ前に、これを忘れておいたよ」
銃を1つしまったシーヴィーは、ココアに1つの物を見せつける。
それはお馴染み、ボタンである。
服のボタン、シーヴィーが目玉代わりに使っている物であった。
「相手を殺す前に、相手を身綺麗にしてから殺す人っているでしょ? うちもその類の人なんだよね。
もっとも、うちの場合は、めちゃくちゃ可愛いボタン瞳にするっていうプレゼントをしてから殺すんだから、感謝して欲しいくらいで----」
「ウガアアアアアアッ!!」
と、いきなりココアの顔つきが、凶悪な顔つきに変わっていた。
吸血鬼らしい端正な顔立ちが、狂暴で凶悪な獣の顔立ちになっていた。
ココアは使ったのである、吸血鬼であろうとこだわるが故に今まで使わなかったスキル。
【変化魔法(狐)】----狐に変身する魔法。
自分にしか効果はない魔法だが、自分自身を吸血鬼ではなく、さらに狐へと近付ける魔法。
顔立ちだけでなく、ココアの姿形が変わっていく。
手足が毛皮に覆われていき、2本あった尻尾も大きく、太く、4本という数に増えていた。
4本に増えた巨大な尻尾は、ガシッとシーヴィーの両手両足を絡め取って、そのまま押し倒した。
「ガアアッ!! ガガガッッ!! コロス、コロス、コロスゥ!!」
「うわぁお、情熱的な言葉だね。ラブホちゃんの情熱が、このモフモフの尻尾から伝わってくるようだよ」
----でも、良くはないね。
そう言って、シーヴィーは"発射した"。
「ガガッ----!!」
銃から出る凄まじい威力により、ココアの身体が半壊する。
しかし、すぐさま物凄い勢いで修復----いや、再生していく。
「うわぁ、狐の回復力って、凄いんだね。あんなエネルギー喰らっても、再生してるよ。うん。
まぁ、腕2本を防いで安心したみたいだね。うちには、腕は4本あるのに」
と、彼女は背中から生える2本の腕、拳銃を持った腕を見せつけていた。
「あんまり人間離れしてるのは見せたくないから隠してたけど実はうち、ボタン瞳という可愛らしい一面と、4本の逞しい腕を持つというカッコいい一面。
可愛いに、カッコいいという2つの両面を持つのがこのうち、可愛いカッコいい、甘言のシーヴィーちゃんなのだぁ!!」
ドヤァと、自分なりにかなりカッコつけた顔を披露するシーヴィー。
そして、彼女は4つの腕が持つ拳銃の銃口を、ココアへと向けていた。
「----瞳をボタンにするのは、残念ながら諦めさせてもらいますよ。うちはポリシーを持ってる人間ではありますが、それで死ぬのはノーサンキュー人間なんで」
「グルルルッ……!!」
「回復力が凄いみたいだけど、流石に拳銃4つからの【召喚銃】には耐えられないでしょう。と言う訳で、おさらばぴょい☆」
カチッと、暴れ狂う野狐を駆除するため、引き金を引こうとするシーヴィー。
そんなシーヴィーの横から、物凄いエネルギーがぶつかる。
「ウグワーッ?!」
エネルギーに吹き飛ばされ、手から拳銃を放してしまうシーヴィー。
「上手く行ったようぬっ!!」
と、透明の壁----【とーめい】と書いて見えなくしていた壁の後ろから、杖を持ってリョクチャが現れる。
彼女の身体はボロボロだが、消えた訳じゃなかった。
ただ、【万力毒】という空気に文字を描くスキルを用いて、透明な壁を作って隠れていたのだ。
【万力毒】は空気中に文字を描くスキルではない、書いた文字が持つ意味を発揮することが出来るスキルなのだ。
彼女は【とーめい】と、【召喚銃】がぶつかる直前に、見えなくなる壁を作って隠れたのである。
【とーめい】と書かれた言葉は、その文字が意味する通り、リョクチャを隠すように見えない壁となった。
そして今、彼女は防ぎきれなかった余波でボロボロになりながらも、杖に強力な【ドラゴンパワー】を充填し、魔法として放ったのである。
「いたた……くそっ、この女め!!」
新たに二丁拳銃を召喚して、今度はリョクチャに向けていた。
4つ全ての銃口を、リョクチャの方向に向けていた。
「今度は外さないし、防がせもしません。確実に、4倍【召喚銃】の力で、跡形もなく消し去って見せましょう」
「----それはお主の番じゃがな」
【変身魔法(狐)】を解除して正気を取り戻したココアは、シーヴィーが手放した拳銃の銃口を、シーヴィーへと向けていた。
「さっき、リョクチャの魔法でぶっ飛ばされた時に転がった拳銃じゃ。お主の言葉が確かなら1発しか装填されてないが、お主はその1発を、まだ撃っておらぬじゃろ? 妾の妹に邪魔されたからのう」
「しまっ----!?」
カチッと、銃口を引くココア。
銃から放たれた禍々しい紫のエネルギーは、シーヴィーを飲み込み、そして----
「こうなれば【ゴブリンのお守り】バリア~!! うちが持ってる奴全部で攻撃を防いでみせますよ!!」
と、シーヴィーは10個の数珠繋ぎ状になった【ゴブリンのお守り】を取り出す。
それはシーヴィーを殺すだけのエネルギーを回数分、無効化する。
しかしながら、ココアが放った紫のエネルギーはあまりにも強大で、10回以上の死を防いだお守りが役目を終えてもなお、未だに勢いは衰えていなかった。
「あっ、やばウグワーッッ!!」
シーヴィーはそのまま、禍々しい紫のエネルギーと共に、壁まで吹き飛ばされたのであった。
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Cランクダンジョン《幽霊船ホッカイドー》 旭川地域 甘言のシーヴィーを倒しました
確定ドロップとして 【魔石(大)】が ドロップします
確定ドロップとして 【ボタン】が ドロップします
今回は初回討伐特典は ありません
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「やったのじゃあああああああ!!」
「やったね、妾お姉ちゃん!!」
嬉しそうに飛び跳ねるココア、そんな姉のところに行こうとして、足を滑らせて倒れてしまうリョクチャ。
「へぶしっ!?」
「ははっ!! リョクチャよ、まだ《ジンバーロック》の副作用かのう! まったく、仕方ない妹じゃわ」
と、笑うココアの元へ、駆け足で近付いて来る足音が聞こえてきた。
首を向けると、そこに居たのはココアの頼れる仲間----主殿に、雪ん子、そしてファイントの3人であった。
「おぅおぅ、遅かったのぉ、皆の衆。たった今、甘言のシーヴィーなる輩は、この妾と妹のリョクチャが成敗したところじゃ!!
ところでのぉ、主殿。この通り、体力も限界じゃから、出来れば回復魔法かアイテムが欲しい所なんじゃが----」
「遅かった……」
しかし、主殿----冴島渉の顔は絶望してるようだった。
間に合わなかった、そういう表情だった。
「----? おいおい、主殿。なにそんな深刻そうな顔をしておるんじゃよ? "遅かった"って、主殿もシーヴィーと戦ったという意味かのう?
なーに、戦いの機会はこれからもあるじゃろうて。そんな深刻そうな顔をせず、妾達姉妹を笑顔で----」
ココアが言いかけた時、空気が読めないシステムウインドウは、冷酷に事態を告げていた。
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