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第3章『決戦の北海道と、最強の召喚士シーヴィー/吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世の章』
第92話 出でよ、俺だけの融合召喚獣(1)
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~~前回までの あらすじ!!!~~
うむ、妾の名前は吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世!!
ちょっぴり色々な経緯があって、狐の尻尾を2本生やしていたり、悪の黒マントをひらひらとなびかせているだけの、ただのレベルⅢの召喚獣なのじゃ!!
主殿である冴島渉と共に、旭川の超巨大工場へとやって来た。
そして今、妾達は、妾を……そう、吸血鬼にして高貴なる妾に、無様にも悪意を押し付けた巨悪の使者!
目がボタンなどと言うふざけた格好の女、甘言のシーヴィーと戦う事となった。
そして、そんな彼女は、変質させる力、四大力の1つである《スピリット》の力で、2体の召喚獣を融合させ、新たな召喚獣を生み出したのであった!!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「"----【融合召喚】! 出てこい、めちゃんこ可愛い召喚獣!
現れ出でよ、屍龍族!! 屍龍メガボタンデスドラゴン!!"」
シーヴィーが召喚……いや、融合召喚して生み出したのは、巨大な骨龍。
はずれ職業として揶揄される【召喚士】の世界では、情報収集が大切だ。
俺は、幾つものMyTuberの動画や情報を仕入れてるので、分かる。
「(屍龍族なんて、聞いたことがないぞ……!!)」
第一、魔法属性などを他の属性や種族に変えられる【妖狐】の力を持つ、ココアの協力もあって、ある程度、種族名は把握している。
しかしだが、鳥獣族の中でもさらに強力な"龍族"の力、そして死んでも生きてる"邪霊族"の力----その2つの力を宿したこの召喚獣。
----確実にザコじゃない事だけは確かだ。
「行け、屍龍メガボタンデスドラゴン!! デスブレス!!」
『グォォォォ、ンンンンンンッッ!!』
カパッと、メガボタンデスドラゴンの大きな口が開く。
身体の中心、胸元で光り輝く紫結晶が輝きを強めると共に、メガボタンデスドラゴンの喉の奥が暗黒の闇に満ちていく。
『ガアアアアアアアアッッ!!』
メガボタンデスドラゴンの口から、死の気配を漂わせる、強力なる息吹を放つ。
強力な息吹は空中を腐らせ、死なせ、俺達の方へ向かって来る。
「ココアっ!!」
「任せるのじゃ!! 《雷よ、天から降り注ぐ天の力を持って聖なる守護となれ! ホーリー・ライトニングシールド》!!」
ココアが魔法を発動すると共に、天から真っ白な光が降り注ぐ。
降り注いだ光は、俺とココアの2人を守るように展開する。
----ぐぐぐっ!!
雷属性で生み出した光のベールは、メガボタンデスドラゴンの息吹によって、じわじわと侵食されていく。
光のベールは強力な死の息吹により腐っていき、パタリパタリと光の膜が剥がれていく。
「ぐぬぬっ……!! この強さは……!!」
「死ねぇぇぇ!! デスブレスっ!!」
メガボタンデスドラゴンの死の息吹はさらに強まり、ココアの作った光の膜を消し去る。
「----!! 《風よ》!」
光の膜という防御癖を失った俺達に降り注ぐ死の風に対し、ココアは風魔法で俺達ごと吹っ飛ばして避ける。
数秒後、あるいは一瞬のうちに、俺達が居た床は腐り落ち、毒の沼地が出来ていた。
「逃げても無駄だ! やれ、メガボタンデスドラゴン!!」
『グォォォォンンンン!!』
と、逃げた俺達を追うように、メガボタンデスドラゴンはさらに死の息吹を、方向を変えて放つ。
「くっ……! もう一度じゃ……!」
ココアが先程と同じ光の膜を張ろうとしたその時、死の息吹が宙にて止まる。
まるで、なにか壊せない壁にぶつかったかのように、死の息吹がそこで止まっていた。
「ん……? メガボタンデスドラゴン、吐くのをやめろ!」
『グルル……』
異常確認のため、シーヴィーが死の息吹を吐くのを止めさせたことで、俺達も息吹を止めた正体を知ることが出来た。
「リョクチャ……!!」
そう、死の息吹を止めたのは、【不滅長寿(卵限定)】なる死をも防ぐスキルを持ったエルダードラゴンエッグ。
ココアは慌てて風魔法で風を操り、自らの懐に、相手の攻撃を止めた立役者を移動させる。
「リョクチャ、無茶をしおって!! お主、死なないとは言え、あんな強力そうな息吹を受け止めて、辛かったろうに! あまり姉である妾を心配させるではないのじゃ!!」
「(コテンッ)」
「分かれば良いのじゃ! 分かれば!」
「お別れの時は済みましたか? ボタンちゃん?」
と、シーヴィーは透き通った声でそうココアに尋ねる。
「その卵、死なないスキルでも持ってるのかなぁ? すっごく興味あるけど、その前にあなた達を殺してから、奪い取るとしましょう」
ふーっと、シーヴィーはメガボタンデスドラゴンに息を吹きかける。
すると、骨だけの身体がフラフラッと揺れ始め、紫色の骨の脚の爪に、邪悪な死の気配が集っていく。
「いくら死を防げるとは言っても、しょせんは卵。今度の爪による攻撃は死は防げても、吹っ飛ばされるでしょうね。あなたが死なないとしても、仲間を殺すくらいは出来そうです」
「クスクスっ……」と、笑いがこみ上げて来て溜まらないという感じのシーヴィー。
「(マズいな……)」
確かに、先程エルダードラゴンエッグが相手の攻撃を防げたのは、それが吐息だったから。
死の気配を纏っているとは言っても、それさえ防げばただ強いだけの突風。
【ドラゴンパワー】というスキルを持つエルダードラゴンエッグなら、なんとか吹き飛ばされずに防げるだろう。
しかし、それが近距離攻撃ともなると、話は別問題。
あの巨体、それに恐らく息吹を吐く速度からしても、そんなに遅い感じではないだろう。
例えエルダードラゴンエッグが攻撃の1つを防げたとしても、アイツの脚は全部で4本、尻尾と、それに頭突き攻撃もあると考えれば、合わせれば6回攻撃出来る。
「(エルダードラゴンエッグはレベルⅣ……レベルⅢの俺が召喚しても、ちゃんと指示通り防いでくれるか分からんし、逆に怒って俺達を攻撃するかも知れない)」
かと言って、レベルⅢ以下の死んでも良い種族----邪霊族は総じて、そんなに速い召喚獣が居ないんだよな。
----どうすれば良い?
悩んでいると、ココアが「あれじゃ……」とシーヴィーを指差す。
「ココア?」
「先程、あ奴が使っておった"すきる"----【融合召喚】とか言っておったじゃろ?」
確かに、そのスキルによって、ヤツはあの屍龍メガボタンデスドラゴンを召喚したのだ。
「主殿、奴が使っておった流れは、見ておったじゃろ?」
「まさか----」
「そう、そのまさかとやらじゃ」と、彼女はこう答える。
「【融合召喚】には【融合召喚】。主殿、妾の妹を【融合召喚】に使うのじゃ!!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
アイツの、シーヴィーが【融合召喚】を使った流れは、覚えている。
まずは、両脇に召喚獣をセット。
「出でよ、【ギルタブリル・ジンバーロック】」
俺が召喚したのは、ココアが聞きだしたという、エルダードラゴンエッグお勧めの召喚獣。
蠍の身体と人間の身体が合わさったギルタブリル、その中でも強力すぎる力ゆえに制御装置が付けられている強力なギルタブリル。
===== ===== =====
【ギルタブリル・ジンバーロック】 レベル;Ⅲ
人間の身体と蠍の身体の両方の性質を持つ、別名「蠍人間」であるギルタブリルの変異種。ギルタブリルはレベルⅡの召喚獣だが、様々な実験を施されることにより、自分の身体を滅ぼすかもしれないほどのエネルギーを秘めている
あまりにも強すぎる力を制御するために、研究者によってジンバーロックと呼ばれる強力な鎧によって制御されている
===== ===== =====
そんなギルタブリル・ジンバーロックの身体を、【召喚銃の魔導書(未完成)】によって会得した《スピリット》の力によって、赤いスライムに変質させる。
そして次に、エルダードラゴンエッグの番だ。
「リョクチャ……お主、こうなることが、自身を【融合召喚】させるために、ギルタブリル・ジンバーロックのことをオススメしたんじゃな? 自分の半身、自らと融合させる者の名を、妾に教えるために」
「(コクッ! コクッ!!)」
「リョクチャぁ……!! 偉い子じゃ、すっごい子じゃのぉ!!」
ココアと別れを済ませたエルダードラゴンエッグを、先程と同じく《スピリット》の力によって、今度は青いスライムへと変質させる。
そして、この2つのスライムを掛け合わせて----むむっ!!
「けっこう、難しい……!!」
そもそも、《スピリット》なんて今回初めて使う故、スキルなんかと違って、なんの動作補助もなくやっているだけ。
難しくて、困惑して当然なのだ。
「(だが、やり遂げて見せる!!)」
強い決意と共に、力を込めて、そして----
===== ===== =====
《スピリット》の力によって 2体の召喚獣が 1体の召喚獣に融合していきます
…… …… ……
…… ……
……
成功しました!!
融合に成功したため 新たな召喚獣を 召喚します
また【召喚 レベルアップ可能】により レベルアップ可能状態で 召喚します
===== ===== =====
準備は、整った……!!
「出でよ、俺だけの、融合召喚獣!!」
うむ、妾の名前は吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世!!
ちょっぴり色々な経緯があって、狐の尻尾を2本生やしていたり、悪の黒マントをひらひらとなびかせているだけの、ただのレベルⅢの召喚獣なのじゃ!!
主殿である冴島渉と共に、旭川の超巨大工場へとやって来た。
そして今、妾達は、妾を……そう、吸血鬼にして高貴なる妾に、無様にも悪意を押し付けた巨悪の使者!
目がボタンなどと言うふざけた格好の女、甘言のシーヴィーと戦う事となった。
そして、そんな彼女は、変質させる力、四大力の1つである《スピリット》の力で、2体の召喚獣を融合させ、新たな召喚獣を生み出したのであった!!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「"----【融合召喚】! 出てこい、めちゃんこ可愛い召喚獣!
現れ出でよ、屍龍族!! 屍龍メガボタンデスドラゴン!!"」
シーヴィーが召喚……いや、融合召喚して生み出したのは、巨大な骨龍。
はずれ職業として揶揄される【召喚士】の世界では、情報収集が大切だ。
俺は、幾つものMyTuberの動画や情報を仕入れてるので、分かる。
「(屍龍族なんて、聞いたことがないぞ……!!)」
第一、魔法属性などを他の属性や種族に変えられる【妖狐】の力を持つ、ココアの協力もあって、ある程度、種族名は把握している。
しかしだが、鳥獣族の中でもさらに強力な"龍族"の力、そして死んでも生きてる"邪霊族"の力----その2つの力を宿したこの召喚獣。
----確実にザコじゃない事だけは確かだ。
「行け、屍龍メガボタンデスドラゴン!! デスブレス!!」
『グォォォォ、ンンンンンンッッ!!』
カパッと、メガボタンデスドラゴンの大きな口が開く。
身体の中心、胸元で光り輝く紫結晶が輝きを強めると共に、メガボタンデスドラゴンの喉の奥が暗黒の闇に満ちていく。
『ガアアアアアアアアッッ!!』
メガボタンデスドラゴンの口から、死の気配を漂わせる、強力なる息吹を放つ。
強力な息吹は空中を腐らせ、死なせ、俺達の方へ向かって来る。
「ココアっ!!」
「任せるのじゃ!! 《雷よ、天から降り注ぐ天の力を持って聖なる守護となれ! ホーリー・ライトニングシールド》!!」
ココアが魔法を発動すると共に、天から真っ白な光が降り注ぐ。
降り注いだ光は、俺とココアの2人を守るように展開する。
----ぐぐぐっ!!
雷属性で生み出した光のベールは、メガボタンデスドラゴンの息吹によって、じわじわと侵食されていく。
光のベールは強力な死の息吹により腐っていき、パタリパタリと光の膜が剥がれていく。
「ぐぬぬっ……!! この強さは……!!」
「死ねぇぇぇ!! デスブレスっ!!」
メガボタンデスドラゴンの死の息吹はさらに強まり、ココアの作った光の膜を消し去る。
「----!! 《風よ》!」
光の膜という防御癖を失った俺達に降り注ぐ死の風に対し、ココアは風魔法で俺達ごと吹っ飛ばして避ける。
数秒後、あるいは一瞬のうちに、俺達が居た床は腐り落ち、毒の沼地が出来ていた。
「逃げても無駄だ! やれ、メガボタンデスドラゴン!!」
『グォォォォンンンン!!』
と、逃げた俺達を追うように、メガボタンデスドラゴンはさらに死の息吹を、方向を変えて放つ。
「くっ……! もう一度じゃ……!」
ココアが先程と同じ光の膜を張ろうとしたその時、死の息吹が宙にて止まる。
まるで、なにか壊せない壁にぶつかったかのように、死の息吹がそこで止まっていた。
「ん……? メガボタンデスドラゴン、吐くのをやめろ!」
『グルル……』
異常確認のため、シーヴィーが死の息吹を吐くのを止めさせたことで、俺達も息吹を止めた正体を知ることが出来た。
「リョクチャ……!!」
そう、死の息吹を止めたのは、【不滅長寿(卵限定)】なる死をも防ぐスキルを持ったエルダードラゴンエッグ。
ココアは慌てて風魔法で風を操り、自らの懐に、相手の攻撃を止めた立役者を移動させる。
「リョクチャ、無茶をしおって!! お主、死なないとは言え、あんな強力そうな息吹を受け止めて、辛かったろうに! あまり姉である妾を心配させるではないのじゃ!!」
「(コテンッ)」
「分かれば良いのじゃ! 分かれば!」
「お別れの時は済みましたか? ボタンちゃん?」
と、シーヴィーは透き通った声でそうココアに尋ねる。
「その卵、死なないスキルでも持ってるのかなぁ? すっごく興味あるけど、その前にあなた達を殺してから、奪い取るとしましょう」
ふーっと、シーヴィーはメガボタンデスドラゴンに息を吹きかける。
すると、骨だけの身体がフラフラッと揺れ始め、紫色の骨の脚の爪に、邪悪な死の気配が集っていく。
「いくら死を防げるとは言っても、しょせんは卵。今度の爪による攻撃は死は防げても、吹っ飛ばされるでしょうね。あなたが死なないとしても、仲間を殺すくらいは出来そうです」
「クスクスっ……」と、笑いがこみ上げて来て溜まらないという感じのシーヴィー。
「(マズいな……)」
確かに、先程エルダードラゴンエッグが相手の攻撃を防げたのは、それが吐息だったから。
死の気配を纏っているとは言っても、それさえ防げばただ強いだけの突風。
【ドラゴンパワー】というスキルを持つエルダードラゴンエッグなら、なんとか吹き飛ばされずに防げるだろう。
しかし、それが近距離攻撃ともなると、話は別問題。
あの巨体、それに恐らく息吹を吐く速度からしても、そんなに遅い感じではないだろう。
例えエルダードラゴンエッグが攻撃の1つを防げたとしても、アイツの脚は全部で4本、尻尾と、それに頭突き攻撃もあると考えれば、合わせれば6回攻撃出来る。
「(エルダードラゴンエッグはレベルⅣ……レベルⅢの俺が召喚しても、ちゃんと指示通り防いでくれるか分からんし、逆に怒って俺達を攻撃するかも知れない)」
かと言って、レベルⅢ以下の死んでも良い種族----邪霊族は総じて、そんなに速い召喚獣が居ないんだよな。
----どうすれば良い?
悩んでいると、ココアが「あれじゃ……」とシーヴィーを指差す。
「ココア?」
「先程、あ奴が使っておった"すきる"----【融合召喚】とか言っておったじゃろ?」
確かに、そのスキルによって、ヤツはあの屍龍メガボタンデスドラゴンを召喚したのだ。
「主殿、奴が使っておった流れは、見ておったじゃろ?」
「まさか----」
「そう、そのまさかとやらじゃ」と、彼女はこう答える。
「【融合召喚】には【融合召喚】。主殿、妾の妹を【融合召喚】に使うのじゃ!!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
アイツの、シーヴィーが【融合召喚】を使った流れは、覚えている。
まずは、両脇に召喚獣をセット。
「出でよ、【ギルタブリル・ジンバーロック】」
俺が召喚したのは、ココアが聞きだしたという、エルダードラゴンエッグお勧めの召喚獣。
蠍の身体と人間の身体が合わさったギルタブリル、その中でも強力すぎる力ゆえに制御装置が付けられている強力なギルタブリル。
===== ===== =====
【ギルタブリル・ジンバーロック】 レベル;Ⅲ
人間の身体と蠍の身体の両方の性質を持つ、別名「蠍人間」であるギルタブリルの変異種。ギルタブリルはレベルⅡの召喚獣だが、様々な実験を施されることにより、自分の身体を滅ぼすかもしれないほどのエネルギーを秘めている
あまりにも強すぎる力を制御するために、研究者によってジンバーロックと呼ばれる強力な鎧によって制御されている
===== ===== =====
そんなギルタブリル・ジンバーロックの身体を、【召喚銃の魔導書(未完成)】によって会得した《スピリット》の力によって、赤いスライムに変質させる。
そして次に、エルダードラゴンエッグの番だ。
「リョクチャ……お主、こうなることが、自身を【融合召喚】させるために、ギルタブリル・ジンバーロックのことをオススメしたんじゃな? 自分の半身、自らと融合させる者の名を、妾に教えるために」
「(コクッ! コクッ!!)」
「リョクチャぁ……!! 偉い子じゃ、すっごい子じゃのぉ!!」
ココアと別れを済ませたエルダードラゴンエッグを、先程と同じく《スピリット》の力によって、今度は青いスライムへと変質させる。
そして、この2つのスライムを掛け合わせて----むむっ!!
「けっこう、難しい……!!」
そもそも、《スピリット》なんて今回初めて使う故、スキルなんかと違って、なんの動作補助もなくやっているだけ。
難しくて、困惑して当然なのだ。
「(だが、やり遂げて見せる!!)」
強い決意と共に、力を込めて、そして----
===== ===== =====
《スピリット》の力によって 2体の召喚獣が 1体の召喚獣に融合していきます
…… …… ……
…… ……
……
成功しました!!
融合に成功したため 新たな召喚獣を 召喚します
また【召喚 レベルアップ可能】により レベルアップ可能状態で 召喚します
===== ===== =====
準備は、整った……!!
「出でよ、俺だけの、融合召喚獣!!」
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