俺の召喚獣だけレベルアップする

摂政

文字の大きさ
上 下
59 / 354
第2章『新たな召喚獣、新たな世界/ファイントの章』

第58話 ダンジョンが生まれた日

しおりを挟む
「いやぁ~、それは雪ん子ちゃん、怒っただろうねぇ☆」
「やっぱり?」

 ファイントは俺が説明した『男装令嬢の胸当て』の説明を聞いて、「明らかにまずいでしょう♪」みたいな顔でこちらを見ていた。

「だって、雪ん子ちゃん、明らかに胸が小さいのを気にしてましたもん☆ ご主人は気付いてないでしょうけど♪」
「それって……本当?」

 俺はそのことにまったく気づいてないんだが?
 それってあれか、同性だからこそ気付く者がある的なヤツだったりするのだろう?

「忘れたんですか、ご主人? 雪ん子ちゃんは人の悪意を受けて、変質した召喚獣ですよ♪」
「いや、ちゃんと忘れてないさ」

 俺はそれが原因で、手を斬り落とされることまでされたのである。
 忘れたくても、忘れられない出来事なのだから。

「召喚獣の性質は、多くの人間達の意識----多数派の支持を受けています☆
 多くの人間がこうだと信じているからこそ、召喚獣は召喚獣らしいスキルや姿をしているんですよ♪」

 例えば、「魚は普通、水の中を泳げる」。だから、魚型の召喚獣は水の中を泳げる。
 例えば、「鳥は飛べるが、ペンギンは飛べない」。だから、多くの鳥型の召喚獣は飛べるのに、ペンギンの姿をした召喚獣は飛べない。
 そう言った風に、多くの召喚獣はそういった常識の範囲内で、スキルや攻撃方法などが決められてるんだそうだ。

「勿論、中には"水の中ではなく、土の中を泳ぐ魚型の召喚獣"だったり、"空を我が物顔で飛行するペンギン型の召喚獣"がいたりしますので、あくまでも大雑把に、そうだと決められてるって感じですね♪」
「なるほど。それで、それが雪ん子が胸が小さい事を気にするのと、どう関係してくるんだ?」
「良いですか、ご主人? 雪ん子ちゃんは人の悪意を糧に成長した召喚獣で、いわば人の醜い嫉妬やら傲慢さが色濃く出ている、女の召喚獣ですよ♪」

 そう言うと、彼女はわざとらしく、どんっと、自らの大きな胸を俺の方へと突き出す。
 下から腕を組んで、胸を大きく見せるようにして、だ。


「"自分の胸が小さい事で、大きい胸の人を憎む人"と、"自分の胸が大きい事で、小さい胸の人を憎む人"。
 ……果たして、この世界で一般的なのはどちらですかねぇ?」


 ニヤニヤと、からかうように笑う彼女に辞めろと言いつつ、俺はファイントがなにを言いたいのかがようやく理解できた。

「(つまり、雪ん子はそういう人々の一般的な妬みが反映されてるから、自らの胸が小さい事を気にしてるって訳ね)」

 俺の勝手な想像だが、さっきのファイントの質問----俺は前者だと思った。
 どちらの方が一般的なのかはアンケートを取ってないから分からんのだが、俺はそう思った。

 そして、雪ん子はそういう俺のなんとなくな、想いを感じて、雪ん子は【胸が小さい事で妬む召喚獣】になった訳か。

「とまぁ、そういう雪ん子ちゃんの胸の小ささ問題は置いといて----」

 「本題はここですよ」と、彼女はある建物を指差した。

「----【カップルズホテル・ガールハント】?」

 ファイントが指差した先、そこにあったのは派手な外観のホテル。
 いわゆる、ラブホテルと呼ばれるような建物であった。

 ただ、もうしばらく前からやっていないみたいで、【関係者以外立ち入り禁止】のテープが貼られていた。

「ご主人には、前に言いましたよね? 次の仲間候補について、私の方から提案があるって話」

 それは、以前にファイントが、俺の家に現れた際に言っていた話だ。
 快適なる召喚獣ライフのために、次の仲間は私に任せて、という話。

「ダンジョンの外に出てみて、初めて分かったんですが、実はダンジョンになりやすい場所ってのが感覚的に分かるんですよね☆ なんて言うか、こう、うっすらと魔力が出始めてる的な……」
「この廃ホテルが、もうすぐダンジョンになるから、入ろうってか? それは、いつの話だ?」
「ここで待っていても、恐らく年内にはダンジョンにならないかなぁ~、もしかしたら10年以上先かも~てな感じですね☆」

 いや、それじゃあダメじゃないか?
 俺がそう思っていると、ファイントはぱちんっ、とウインクする。

「でも、大丈夫! 私はファイント! ご主人の頼れる召喚獣!」

 と、彼女はそう言って、両手を寂れたラブホテルの方に向ける。
 すると、どういう現象なのだろうか?
 ラブホテルが、俺の目の前でぐにょんぐにょんと、曲がっていく。

 折れて、曲がって、ひっくり返って……まるで豆腐かのように、硬そうなホテルがぐにょんぐにょんと揺れていた。

 そして、それが20秒ほど続いたかと思うと、そこにあったのは----


 ===== ===== =====
 【風雲! ドラキュラブホ城!】 超特殊ダンジョン/人数制限、レベルⅡ【召喚士】お1人まで
 ※)このダンジョンは大変不安定な状況になっております。そのため、ボス攻略と同時に、ダンジョン自体が消滅する可能性があります
 ===== ===== =====


 ----ダンジョンだった。

 寂れたラブホテルを飲み込んで、1つのダンジョンの誕生の瞬間を、俺は目撃したのである。
 いや、この誕生は偶然じゃない。
 彼女によって、仕込まれた必然なのである。

「さぁ、入りましょ? ご主人?」

 ファイントはそう言って、先にダンジョンの中へと入って行くのであった。


 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


 そして、時は遡り、ファイントがダンジョンへと変貌を遂げさせるちょっと前。
 寂れて潰れたラブホテル----【カップルズホテル・ガールハント】の中で、佐鳥愛理は仕上げにかかっていた。

「~~~~♪」

 大好きなパンクミュージック----【世界球体パンクスフィア】から聞こえてくる世界の悲鳴と言う、格好の音楽を心地よく聞きながら、彼女は薬品作りに没頭していた。
 人を超人へと変える劇薬、その名も精製ルトナウムの研究に。

「よしっ! これで10本目、っと!」

 今ちょうど作ったばかりの精製ルトナウムを机の上に置いて、佐鳥愛理は満足げな顔を浮かべていた。

「いやぁ、空海大地に見つからないように魔力を薄めてたんですけど、精製ルトナウムがちゃんと作れて何よりですね」

 そもそも、空海大地に見つかったあの時、佐鳥愛理が疑似的なダンジョンを作っていた理由が、これなのである。
 精製ルトナウム----各国が大金を持って、佐鳥愛理から買い付けているあれらは、ちょっとばかり特殊な製法なため、魔力がある程度ないと作れない。
 ダンジョンだと魔物が襲ってくる可能性があるから、疑似的なダンジョンを作ってひっそりと製薬作業をしていたのである。

「(魔力が薄いから量は作れないけど、その分、時間をじっくりとかけて作れるから質が作れるし。
 この精製ルトナウムは、果たして1本どれくらいの値段で吹っ掛けられるかなぁ?)」

 と、次の11本目の精製ルトナウムを作り始めようとしていると----。

 ----どどんっ!!

「なっ……!?」

 いきなりビルが揺れた。
 いや、薄いながらも魔力の結界を作っているから、現実のビルが揺れたところで効果はないはずだ。

「ビルが揺れたよりも、もっとひどい現象----まさか、ダンジョン化??」

 ----ぱりんっ!!

 佐鳥愛理が考え込む時間はなかった。
 なにせ、机の上に置いといた【世界球体パンクスフィア】が床に落ちてぱりんっと真っ二つに割れており、その上に作ったばかりの精製ルトナウムまで落ちて割れてしまっていた。

「あぁっ!! そんなぁ!!
 せっかく作った精製ルトナウムが!! それに、貴重な【世界球体パンクスフィア】まで?!」

 佐鳥愛理は怒った、すっごく怒った。
 なにせ精製ルトナウムも、【世界球体パンクスフィア】も、どちらも大変貴重な代物だったからだ。

「この【世界球体パンクスフィア】……めちゃくちゃ良い音が聞こえて来て、大好きだったのに!!」

 「これは恐らく、空海大地の仕業なのだろう」と、佐鳥愛理はそう考えた。
 ダンジョン化だなんて、自分と同じ元勇者----異世界での経験がある冒険者じゃないと、出来ない事だからである。

「(せっかく、逃げ切ったと思ったのに、また逃げなくてはならないんですか)」

 空海大地には、貴重な【世界球体パンクスフィア】のうち、【桃太郎世界】と【着ぐるみ世界】を閉じ込めた【世界球体パンクスフィア】を破壊された恨みがある。
 あの2つの世界を与えた召喚獣が倒されたため、この世界に新たなる職業ジョブ----【桃太郎】と【着ぐるみ】の2つが解放されてしまった。
 今、壊れてしまった【世界球体パンクスフィア】も合わせると、3つもだ。

「(これは一度、空海大地にはお仕置きをしなくてはね)」

 佐鳥愛理はそう言って、4つ目の----とっておき・・・・・の【世界球体パンクスフィア】を手にする。



「見せつけてあげましょう、私が持つ【世界球体パンクスフィア】の中で。
 最も奇妙なマナ系統の職業ジョブを閉じ込めた、コイツの力を」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜

早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。 食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した! しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……? 「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」 そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。 無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!

スキル盗んで何が悪い!

大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物 "スキル"それは人が持つには限られた能力 "スキル"それは一人の青年の運命を変えた力  いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。  本人はこれからも続く生活だと思っていた。  そう、あのゲームを起動させるまでは……  大人気商品ワールドランド、略してWL。  ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。  しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……  女の子の正体は!? このゲームの目的は!?  これからどうするの主人公!  【スキル盗んで何が悪い!】始まります!

称号は神を土下座させた男。

春志乃
ファンタジー
「真尋くん! その人、そんなんだけど一応神様だよ! 偉い人なんだよ!」 「知るか。俺は常識を持ち合わせないクズにかける慈悲を持ち合わせてない。それにどうやら俺は死んだらしいのだから、刑務所も警察も法も無い。今ここでこいつを殺そうが生かそうが俺の自由だ。あいつが居ないなら地獄に落ちても同じだ。なあ、そうだろう? ティーンクトゥス」 「す、す、す、す、す、すみませんでしたあぁあああああああ!」 これは、馬鹿だけど憎み切れない神様ティーンクトゥスの為に剣と魔法、そして魔獣たちの息づくアーテル王国でチートが過ぎる男子高校生・水無月真尋が無自覚チートの親友・鈴木一路と共に神様の為と言いながら好き勝手に生きていく物語。 主人公は一途に幼馴染(女性)を想い続けます。話はゆっくり進んでいきます。 ※教会、神父、などが出てきますが実在するものとは一切関係ありません。 ※対応できない可能性がありますので、誤字脱字報告は不要です。 ※無断転載は厳に禁じます

ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる

街風
ファンタジー
「お前を追放する!」 ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。 しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜

霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!! 「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」 回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。 フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。 しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを…… 途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。 フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。 フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった…… これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である! (160話で完結予定) 元タイトル 「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」

のほほん異世界暮らし

みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。 それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。

スマートシステムで異世界革命

小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 /// ★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★ 新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。 それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。 異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。 スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします! 序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです 第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練 第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い 第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚 第4章(全17話)ダンジョン探索 第5章(執筆中)公的ギルド? ※第3章以降は少し内容が過激になってきます。 上記はあくまで予定です。 カクヨムでも投稿しています。

勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした

赤白玉ゆずる
ファンタジー
【コミックス第1巻発売です!】 早ければ、電子書籍版は2/18から販売開始、紙書籍は2/19に店頭に並ぶことと思います。 皆様どうぞよろしくお願いいたします。 【10/23コミカライズ開始!】 『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました! 颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。 【第2巻が発売されました!】 今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。 イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです! 素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。 【ストーリー紹介】 幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。 そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。 養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。 だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。 『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。 貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。 『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。 『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。 どん底だった主人公が一発逆転する物語です。 ※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。

処理中です...