51 / 354
第2章『新たな召喚獣、新たな世界/ファイントの章』
第50話 オーラ VS スピリット(2)
しおりを挟む
《悪の手先》雪ん子とアイシクル騎士団長スティーリアの戦いは、スティーリアの有利で進んでいた。
それは2人がどちらも剣を使う者であり、同時に2人が扱う四大力の違いにあった。
雪ん子は、オーラの力を使って、剣術の威力を上げてくる。
だがしかし、騎士団長にまで上り詰めた過去を持つ幻影----スティーリアにとっては、彼女の剣の動かし方さえ見れば、どういう攻撃が来るかがある程度分かる。
縦に振る動作が見えれば、横に大きく避けて。
逆に横に振ったりする動作が見えれば、前に突っ込んで体勢を崩す。
相手の所作1つ1つに対し、どういう攻撃が来るかという経験を持つスティーリアは、スピリットの力と技術で、雪ん子の攻撃を封じる。
逆に雪ん子はと言えば、まだ【剣士】に成りたての彼女には、そこまでの境地に至っていない。
もっと言えば、スティーリアは1つ1つの動作を微妙にずらしたり、変える事によって、フェイント----相手を惑わす技術を使われて、翻弄されていた。
そして、厄介なのは、彼女の使うスピリットの力。
オーラはエネルギー量を劇的に増大させる代物だとすれば、スピリットはエネルギーそのものの性質を変える代物。
スティーリアが同じように縦に振った斬撃も、ある時は雷を思わせんばかりに素早く雪ん子の身体に伝わってきて、またある時は相手の攻撃に反応して瞬時に固まる凝固性を見せてきた。
雪ん子の体力はどんどん削られ、レベルアップしていなければ、恐らく彼女の負けは既に決まっていただろう。
「(厄介ですね、彼女は)」
一方で、そんな有利な状況----2体の騎士が倒されたことによる戦闘能力上昇のバフをかけられているスティーリアもまた、雪ん子を攻めかねていた。
雪ん子が、どんどん強くなっているからだ。
「(力任せに全身を無駄ばかりに費やしていたオーラを、一撃一撃斬り合う度に修正されています。身体にとって、剣術にとって、最も良い形へと)」
それも、スティーリアの剣術を見て、修正してくるのだ。
----【学習】。
相手の技を見て、自分の物とする、青魔法の十八番の技術。
今、雪ん子は、スティーリアのスピリットの効率的な使い方を見て、自分のオーラの使い方を修正してる。
大雑把な使い方から、より良い四大力の使い方を。
相手の技を見て、良い所を盗んで活かす----雪ん子がやっているのは、そういうタイプの、人間なら当たり前のものだ。
成長しない召喚獣にとっては、異例な事だが。
「(オーラとスピリットは、本質としてまるで違う。それなのに、さっきの彼女の斬撃、少し柔らかかった)」
雪ん子はオーラの力で、強引に、スティーリアがスピリットを使って行った弾力性のある斬撃攻撃を、再現しようとしていたのだ。
「(本当に、召喚獣ですか? どんどん、どんどん強くなってる!? オーラの力をさらに有効的に使って、さっきまでの剣の威力とは比べ物にならない)」
このまま成長されると、やられてしまう。
「(ここは一気にケリをつけるべきですね)」
スティーリアはそう決意し、雪ん子に向かって真っすぐ突っ込んだ。
「《ピピピッ!》」
雪ん子はと言うと、それに真っ向から突っ込んだ。
どんどん最適化されつつあるオーラの力を使って、斬撃を放つことも忘れずに、だ。
「(身体能力を、剣術と一緒にオーラによって強化してるんですね。
だがしかし、スピリットの力でも、同じことは出来るッ!)」
スティーリアは全身に、スピリットの力を用いる。
スピリットの力は付与の力、剣に付与して斬撃の特性を変えるだけでなく、自分の肉体にも特性を与える事が出来る。
彼女が今、与えた特性は----粘性。つまりは、粘る性質。
「(----スティーリア剣術【スライム】)」
それは魔物の一種であるスライムの身体に着目して得た能力。
スライムの様に身体を粘らせて、柔軟に動きを持たせることで、相手の巨大な斬撃をも身体の構造を無視して避けられるっ!
「《----?! 避けラレた!!》」
事実、雪ん子が絶対に避けられないと思って放った斬撃を、彼女は全身をスライムの様に粘る身体に変えて、下から通り抜けた。
床と斬撃との間に出来た僅かな隙間を、まるで行き場を見つけて突っ込む水のように、すーっと通ってきた。
そして、とんっ、と、雪ん子の身体に、スティーリアが持つ剣の切っ先が触れていた。
「(斬撃と身体に性質を与えるだけが、スピリットの力ではない。
我々アイシクル騎士団の隊長クラス----ニパスとスリート、そして私だけが持つ秘伝の奥義をお見せしましょう)」
秘伝の奥義、それは自らの名前を付けた最強の技。
アイシクル騎士団将校スリートの奥義の名は、【みぞれ斬り】。
二刀流にして、氷と水の2つの剣を持つスリートが放つ、2本の剣がどちらで攻撃してるか分からないくらいの、光速の突き戦術。
その姿は、まるで氷と雨の2つが混ざった、みぞれ----スリートのように。
アイシクル騎士団副長ニパスの奥義の名は、【吹雪突撃】。
全身に雪の膜を張り、自慢の脚力を活かして、風の様に素早く走って、風属性と氷属性を合わせた突進攻撃を与える技。
その姿は、まるで強風によって飛ばされる雪である、吹雪----ニパスのように。
そして、アイシクル騎士団長スティーリア----氷柱を意味する名前を持つ彼女の奥義は----。
「(奥義、【突く氷柱】)」
「《やばっ!!》」
雪ん子は本能で、スティーリアがなにかヤバい攻撃をしていることを察知した。
それ故に雪ん子は大きく距離を取り、スティーリアの剣の刃先が届かないくらいにまで下がる。
しかしながら、雪ん子の脇腹にスティーリアの刃先が届いていた。
----いきなり、彼女の持つ剣の刃先が2つに増えていたのである。
そのうちの1つが、雪ん子の脇腹を抉っていたのである。
アイシクル騎士団長スティーリアの必殺技、【突く氷柱】。
何故、いきなりスティーリアの剣の刃先が2つに増えたのか。
その答えは、彼女のステータスが関係している。
===== ===== =====
【アイシクル騎士団長スティーリア】 レベル;Ⅱ 《雪山の騎士城》ボス魔物
とある世界の騎士団を率いる姫騎士。自らの氷柱の名を冠する秘奥義を持つ、斬撃の特性を自由自在に操る【魔剣士】の魔物
その身体は長い間、氷の魔境に居たせいか、全身に氷属性を帯びて付与されている
固有スキル;【氷結の申し子】;全ての攻撃に対し、氷属性を付与する
===== ===== =====
雪ん子も持っている固有スキル、【氷結の申し子】。
その効果は全ての攻撃に対して、氷属性が付与されているという事だ。
簡単に言うと、うっすらと、目には見えない膜のようなモノが、全ての攻撃に【氷属性】を与えるべく覆ってイメージを想像して欲しい。
そんな目には見えない【氷結の申し子】の膜を、スピリットで瞬時に刃へと変換して放つ。
スキルだけでなく、剣そのものにもスピリットの力で強化することで、より強い力で相手に斬撃を与える技。
それが、この【突く氷柱】という技なのである。
「(相手の意表を突く、【突く氷柱】。相手の意識が薄れているところを、スキルを変形させた剣で瞬時に攻撃する、不可避の剣技。
同じ氷属性だからダメージは少ないでしょうが、先のダメージと合わせて、もう体力もほとんど残ってないでしょう)」
「《うグッ!!》」
事実、雪ん子の体力はそんなに残ってなかった。
スピリットを用いた変則的な技によるダメージ、そしてさっきの【突く氷柱】で体力の7割以上が削られてしまっていたからだ。
「(心臓を貫けませんでしたが、脇腹は攻撃出来ました。これでオーラの力をいかに有効的に使えるようになっても、今より攻撃力は上がらないでしょう。
----さて、では止めと参りましょうか)」
相変わらず、言葉に出してないせいで雪ん子が困惑する中、スティーリアは刃先が2つとなった、必殺の剣を彼女の心臓目掛けて放つのであった。
それは2人がどちらも剣を使う者であり、同時に2人が扱う四大力の違いにあった。
雪ん子は、オーラの力を使って、剣術の威力を上げてくる。
だがしかし、騎士団長にまで上り詰めた過去を持つ幻影----スティーリアにとっては、彼女の剣の動かし方さえ見れば、どういう攻撃が来るかがある程度分かる。
縦に振る動作が見えれば、横に大きく避けて。
逆に横に振ったりする動作が見えれば、前に突っ込んで体勢を崩す。
相手の所作1つ1つに対し、どういう攻撃が来るかという経験を持つスティーリアは、スピリットの力と技術で、雪ん子の攻撃を封じる。
逆に雪ん子はと言えば、まだ【剣士】に成りたての彼女には、そこまでの境地に至っていない。
もっと言えば、スティーリアは1つ1つの動作を微妙にずらしたり、変える事によって、フェイント----相手を惑わす技術を使われて、翻弄されていた。
そして、厄介なのは、彼女の使うスピリットの力。
オーラはエネルギー量を劇的に増大させる代物だとすれば、スピリットはエネルギーそのものの性質を変える代物。
スティーリアが同じように縦に振った斬撃も、ある時は雷を思わせんばかりに素早く雪ん子の身体に伝わってきて、またある時は相手の攻撃に反応して瞬時に固まる凝固性を見せてきた。
雪ん子の体力はどんどん削られ、レベルアップしていなければ、恐らく彼女の負けは既に決まっていただろう。
「(厄介ですね、彼女は)」
一方で、そんな有利な状況----2体の騎士が倒されたことによる戦闘能力上昇のバフをかけられているスティーリアもまた、雪ん子を攻めかねていた。
雪ん子が、どんどん強くなっているからだ。
「(力任せに全身を無駄ばかりに費やしていたオーラを、一撃一撃斬り合う度に修正されています。身体にとって、剣術にとって、最も良い形へと)」
それも、スティーリアの剣術を見て、修正してくるのだ。
----【学習】。
相手の技を見て、自分の物とする、青魔法の十八番の技術。
今、雪ん子は、スティーリアのスピリットの効率的な使い方を見て、自分のオーラの使い方を修正してる。
大雑把な使い方から、より良い四大力の使い方を。
相手の技を見て、良い所を盗んで活かす----雪ん子がやっているのは、そういうタイプの、人間なら当たり前のものだ。
成長しない召喚獣にとっては、異例な事だが。
「(オーラとスピリットは、本質としてまるで違う。それなのに、さっきの彼女の斬撃、少し柔らかかった)」
雪ん子はオーラの力で、強引に、スティーリアがスピリットを使って行った弾力性のある斬撃攻撃を、再現しようとしていたのだ。
「(本当に、召喚獣ですか? どんどん、どんどん強くなってる!? オーラの力をさらに有効的に使って、さっきまでの剣の威力とは比べ物にならない)」
このまま成長されると、やられてしまう。
「(ここは一気にケリをつけるべきですね)」
スティーリアはそう決意し、雪ん子に向かって真っすぐ突っ込んだ。
「《ピピピッ!》」
雪ん子はと言うと、それに真っ向から突っ込んだ。
どんどん最適化されつつあるオーラの力を使って、斬撃を放つことも忘れずに、だ。
「(身体能力を、剣術と一緒にオーラによって強化してるんですね。
だがしかし、スピリットの力でも、同じことは出来るッ!)」
スティーリアは全身に、スピリットの力を用いる。
スピリットの力は付与の力、剣に付与して斬撃の特性を変えるだけでなく、自分の肉体にも特性を与える事が出来る。
彼女が今、与えた特性は----粘性。つまりは、粘る性質。
「(----スティーリア剣術【スライム】)」
それは魔物の一種であるスライムの身体に着目して得た能力。
スライムの様に身体を粘らせて、柔軟に動きを持たせることで、相手の巨大な斬撃をも身体の構造を無視して避けられるっ!
「《----?! 避けラレた!!》」
事実、雪ん子が絶対に避けられないと思って放った斬撃を、彼女は全身をスライムの様に粘る身体に変えて、下から通り抜けた。
床と斬撃との間に出来た僅かな隙間を、まるで行き場を見つけて突っ込む水のように、すーっと通ってきた。
そして、とんっ、と、雪ん子の身体に、スティーリアが持つ剣の切っ先が触れていた。
「(斬撃と身体に性質を与えるだけが、スピリットの力ではない。
我々アイシクル騎士団の隊長クラス----ニパスとスリート、そして私だけが持つ秘伝の奥義をお見せしましょう)」
秘伝の奥義、それは自らの名前を付けた最強の技。
アイシクル騎士団将校スリートの奥義の名は、【みぞれ斬り】。
二刀流にして、氷と水の2つの剣を持つスリートが放つ、2本の剣がどちらで攻撃してるか分からないくらいの、光速の突き戦術。
その姿は、まるで氷と雨の2つが混ざった、みぞれ----スリートのように。
アイシクル騎士団副長ニパスの奥義の名は、【吹雪突撃】。
全身に雪の膜を張り、自慢の脚力を活かして、風の様に素早く走って、風属性と氷属性を合わせた突進攻撃を与える技。
その姿は、まるで強風によって飛ばされる雪である、吹雪----ニパスのように。
そして、アイシクル騎士団長スティーリア----氷柱を意味する名前を持つ彼女の奥義は----。
「(奥義、【突く氷柱】)」
「《やばっ!!》」
雪ん子は本能で、スティーリアがなにかヤバい攻撃をしていることを察知した。
それ故に雪ん子は大きく距離を取り、スティーリアの剣の刃先が届かないくらいにまで下がる。
しかしながら、雪ん子の脇腹にスティーリアの刃先が届いていた。
----いきなり、彼女の持つ剣の刃先が2つに増えていたのである。
そのうちの1つが、雪ん子の脇腹を抉っていたのである。
アイシクル騎士団長スティーリアの必殺技、【突く氷柱】。
何故、いきなりスティーリアの剣の刃先が2つに増えたのか。
その答えは、彼女のステータスが関係している。
===== ===== =====
【アイシクル騎士団長スティーリア】 レベル;Ⅱ 《雪山の騎士城》ボス魔物
とある世界の騎士団を率いる姫騎士。自らの氷柱の名を冠する秘奥義を持つ、斬撃の特性を自由自在に操る【魔剣士】の魔物
その身体は長い間、氷の魔境に居たせいか、全身に氷属性を帯びて付与されている
固有スキル;【氷結の申し子】;全ての攻撃に対し、氷属性を付与する
===== ===== =====
雪ん子も持っている固有スキル、【氷結の申し子】。
その効果は全ての攻撃に対して、氷属性が付与されているという事だ。
簡単に言うと、うっすらと、目には見えない膜のようなモノが、全ての攻撃に【氷属性】を与えるべく覆ってイメージを想像して欲しい。
そんな目には見えない【氷結の申し子】の膜を、スピリットで瞬時に刃へと変換して放つ。
スキルだけでなく、剣そのものにもスピリットの力で強化することで、より強い力で相手に斬撃を与える技。
それが、この【突く氷柱】という技なのである。
「(相手の意表を突く、【突く氷柱】。相手の意識が薄れているところを、スキルを変形させた剣で瞬時に攻撃する、不可避の剣技。
同じ氷属性だからダメージは少ないでしょうが、先のダメージと合わせて、もう体力もほとんど残ってないでしょう)」
「《うグッ!!》」
事実、雪ん子の体力はそんなに残ってなかった。
スピリットを用いた変則的な技によるダメージ、そしてさっきの【突く氷柱】で体力の7割以上が削られてしまっていたからだ。
「(心臓を貫けませんでしたが、脇腹は攻撃出来ました。これでオーラの力をいかに有効的に使えるようになっても、今より攻撃力は上がらないでしょう。
----さて、では止めと参りましょうか)」
相変わらず、言葉に出してないせいで雪ん子が困惑する中、スティーリアは刃先が2つとなった、必殺の剣を彼女の心臓目掛けて放つのであった。
1
お気に入りに追加
188
あなたにおすすめの小説
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
スキル盗んで何が悪い!
大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物
"スキル"それは人が持つには限られた能力
"スキル"それは一人の青年の運命を変えた力
いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。
本人はこれからも続く生活だと思っていた。
そう、あのゲームを起動させるまでは……
大人気商品ワールドランド、略してWL。
ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。
しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……
女の子の正体は!? このゲームの目的は!?
これからどうするの主人公!
【スキル盗んで何が悪い!】始まります!

ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。

スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【コミックス第1巻発売です!】
早ければ、電子書籍版は2/18から販売開始、紙書籍は2/19に店頭に並ぶことと思います。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
【10/23コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【第2巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。

屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです
わたなべ ゆたか
ファンタジー
タムール大陸の南よりにあるインムナーマ王国。王都タイミョンの軍事訓練場で、ランド・コールは軍に入るための最終試験に挑む。対戦相手は、《ダブルスキル》の異名を持つゴガルン。
対するランドの持つ《スキル》は、左手から棘が一本出るだけのもの。
剣技だけならゴガルン以上を自負するランドだったが、ゴガルンの《スキル》である〈筋力増強〉と〈遠当て〉に翻弄されてしまう。敗北する寸前にランドの《スキル》が真の力を発揮し、ゴガルンに勝つことができた。だが、それが原因で、ランドは王都を追い出されてしまった。移住した村で、〝手伝い屋〟として、のんびりとした生活を送っていた。だが、村に来た領地の騎士団に所属する騎馬が、ランドの生活が一変する切っ掛けとなる――。チート系スキル持ちの主人公のファンタジーです。楽しんで頂けたら、幸いです。
よろしくお願いします!
(7/15追記
一晩でお気に入りが一気に増えておりました。24Hポイントが2683! ありがとうございます!
(9/9追記
三部の一章-6、ルビ修正しました。スイマセン
(11/13追記 一章-7 神様の名前修正しました。
追記 異能(イレギュラー)タグを追加しました。これで検索しやすくなるかな……。

異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる