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第1章『俺の召喚獣だけレベルアップする/雪ん子の章』
第20話 悪夢の始まり(2)
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雪ん子が洞窟の中に突入して、しばらく。
例の冒険者達3人が、洞窟の入り口から出てきた。
それも、命からがらといった形で。
「3人とも! どうなされた?! そちらにサエジーマさんから借りた召喚獣が居たはずだが……?」
ノーマンの言葉に、3人は顔を合わせて。
そして、「……消えた」と誰かが言った。
「実は、うちのリーダーがこの奥から出た魔物に襲われて……」
「俺達、必死に逃げたんだけど、リーダーとアイテムボックス持ち冒険者が、やられて」
「あんたが言ってる召喚獣は、俺達を助けようとして魔物に向かって、そのまま----」
ノーマンは3人の言葉で、この奥に何が起きたかを把握した。
「(誰かが強力な魔物に襲われたのか? くそぅ、やはりレベルⅠの召喚獣だけでは、荷が重かったか?)」
でも、3人も救えたのだから、良しとするべきである。
召喚獣は召喚し直せば済む、しかし人間はそうではないのだから、これで良かったとすべきだ。
「よろしい、では3人はゴーレムに運んでもらい、安全な地域まで避難してください! わたくしは、この洞窟を封じますっ!」
ノーマンの指示の元、2体のゴーレムは3人を乗せて、そのまま山を下りて行った。
そして残った彼は、彼の唯一の武器たる鍬で、山めがけて振り下ろす。
すると、洞窟に岩がなだれ落ち、入り口を完全に封じた。
「これで、どこまで持つか……」
「おいおい、大丈夫か? あんなんで?」
「良いだろう。ノーマンは人間に見えるけれども、NPCなんだから」
「そうそう。クエストが終われば、全部を忘れて初期化されて元通りになるんだから」
ゴーレムに運ばれて救助される3人は、そうお互いに言い合っていた。
自分達が、助けに来た召喚獣を斬って囮にしたということが、悪い事ではないと言い合うみたいに。
犯罪などではなく、それしかないのだから仕方がないというべきのように。
「まぁ、アイテムボックスの野郎がいなくなったから、クエスト失敗はデカいけどなぁー」
「だなっ! まぁ、どうせクエストが終わったら初期化されるんだし、次で稼ごうぜ?」
「あーあ! あの武って言うバカ、もっとちゃんと稼がせろよな? こっちは精一杯おだててやったのによー」
助け出された3人は、2人の犠牲者を出したにも関わらず、盛大に笑い合う。
こうして、Cランクダンジョン《東神話大陸》のクエストは、2名の冒険者の死亡と共に、幕を閉じるのであった。
その数日後に、3人の冒険者は報復を受ける事になる。
文字通り、死を持って、だ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
《東神話大陸》のクエストは、だいぶ稼がせてもらえた。
なにせ、最終的な報酬額は10万円……ノーマンにゴーレム達2体と雪ん子を渡した特別報酬で、さらに上がったからな。
残念ながら雪ん子は未知の化け物に殺されたみたいだが、貸すことが目的だからこれで良いだろう。
あの後、念のために再召喚したけど、普通に出来たからな!
問題ない、だろう。
雪ん子には今回の件で色々と迷惑をかけたし、新しい武器の1つや2つでも買っておこうか。
この10万円はこれからのダンジョン探索での投資、って訳で。
そのような経緯から、どう投資しようか迷っていた俺が、今向かっているのは市役所----それもお偉い人達が揃っている会議室とやらだ。
いきなり呼び出されるから、ほんと、なにかと思ったぜ。
「(見慣れた連中が、多いな……)」
会議室に通されると、既に数人の冒険者が席に座っていた。
その連中全てが、見慣れた連中……と言うか、あの時の《東神話大陸》のクエストを受けていた冒険者の面々である。
全員が揃っている訳ではなく、特にあの3人----雪ん子達によって助け出された、あの3人のバカ冒険者の姿がなかった。
「(と言うか、本当になんで呼ばれたんだ?)」
噂ではSランク以上の冒険者に対する内内的な指示、それか緊急事態くらいしか、この会議室は使われないと言うのだが----。
それほど、重要な事態が起こっている----と言う事なのか?
「皆の衆。この度は要請に応え、集まってくれて何よりだ」
そんな事を考えていると、扉を開けて2人のおじさんが入ってきた。
1人はくたびれたシャツの疲れ切った小男、もう1人は幸薄そうなハゲの大男の2人である。
彼らはペコペコと頭を下げながら、市役所関係者席に座っていく。
どうやらあの2人が、市役所職員として、俺達に事情を説明してくれるみたいだ。
「皆を呼んだのは、他でもありません。緊急事態が発生したため、関係者たる皆様に伝えたい事があるからです」
小男の市役所職員はそう言うと、もう1人の大男の市役所職員が後ろのホワイトボードに、3人の人間の名前を書き連ねていく。
ランクⅠの【盗賊】、蜂須賀良太。
ランクⅠの【弓使い】、山内正二郎。
ランクⅠの【重騎士】、奥村三善。
雪ん子達が救助した、件の3人の冒険者の名前である。
「彼らはこの数日の間に、3人とも幽鬼タケシ・ハザマなる魔物に殺された。ランクⅠの冒険者が、魔物に殺されるなど、君達にとってはあまり珍しくはない話なのかもしれないが、問題は場所だ」
大男は、3人の冒険者の名前の横に、場所の名前を書いていく。
だがそれが、今回、俺達が呼ばれた理由だと、すぐに理解できた。
蜂須賀良太----"コンビニ前"。
山中正二郎----"公園の広場"。
奥村三善----"自宅"。
「そう、どれもがダンジョンでもない、ただの一般的な場所だ。相手が魔物でなければ、大したニュースにもなりもしないだろう、ごくごく普通の場所だ。
----今回、この3人を殺した魔物は、つまりは、"ダンジョン外で行動できる"」
今までの魔物の常識を、ダンジョンの中でしか行動できないという制約を破った、特殊な魔物。
「君達は、その特殊な魔物に狙われるかもしれない。3人とも、直近での接点が、君達と同じクエストに参加していたことだけだったからね。
わたくし達市役所は、そんな既存の魔物形態を越えたそいつを、幽鬼タケシ・ハザマなる魔物を、こう名付けた。
-----"特殊進化個体"、と」
例の冒険者達3人が、洞窟の入り口から出てきた。
それも、命からがらといった形で。
「3人とも! どうなされた?! そちらにサエジーマさんから借りた召喚獣が居たはずだが……?」
ノーマンの言葉に、3人は顔を合わせて。
そして、「……消えた」と誰かが言った。
「実は、うちのリーダーがこの奥から出た魔物に襲われて……」
「俺達、必死に逃げたんだけど、リーダーとアイテムボックス持ち冒険者が、やられて」
「あんたが言ってる召喚獣は、俺達を助けようとして魔物に向かって、そのまま----」
ノーマンは3人の言葉で、この奥に何が起きたかを把握した。
「(誰かが強力な魔物に襲われたのか? くそぅ、やはりレベルⅠの召喚獣だけでは、荷が重かったか?)」
でも、3人も救えたのだから、良しとするべきである。
召喚獣は召喚し直せば済む、しかし人間はそうではないのだから、これで良かったとすべきだ。
「よろしい、では3人はゴーレムに運んでもらい、安全な地域まで避難してください! わたくしは、この洞窟を封じますっ!」
ノーマンの指示の元、2体のゴーレムは3人を乗せて、そのまま山を下りて行った。
そして残った彼は、彼の唯一の武器たる鍬で、山めがけて振り下ろす。
すると、洞窟に岩がなだれ落ち、入り口を完全に封じた。
「これで、どこまで持つか……」
「おいおい、大丈夫か? あんなんで?」
「良いだろう。ノーマンは人間に見えるけれども、NPCなんだから」
「そうそう。クエストが終われば、全部を忘れて初期化されて元通りになるんだから」
ゴーレムに運ばれて救助される3人は、そうお互いに言い合っていた。
自分達が、助けに来た召喚獣を斬って囮にしたということが、悪い事ではないと言い合うみたいに。
犯罪などではなく、それしかないのだから仕方がないというべきのように。
「まぁ、アイテムボックスの野郎がいなくなったから、クエスト失敗はデカいけどなぁー」
「だなっ! まぁ、どうせクエストが終わったら初期化されるんだし、次で稼ごうぜ?」
「あーあ! あの武って言うバカ、もっとちゃんと稼がせろよな? こっちは精一杯おだててやったのによー」
助け出された3人は、2人の犠牲者を出したにも関わらず、盛大に笑い合う。
こうして、Cランクダンジョン《東神話大陸》のクエストは、2名の冒険者の死亡と共に、幕を閉じるのであった。
その数日後に、3人の冒険者は報復を受ける事になる。
文字通り、死を持って、だ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
《東神話大陸》のクエストは、だいぶ稼がせてもらえた。
なにせ、最終的な報酬額は10万円……ノーマンにゴーレム達2体と雪ん子を渡した特別報酬で、さらに上がったからな。
残念ながら雪ん子は未知の化け物に殺されたみたいだが、貸すことが目的だからこれで良いだろう。
あの後、念のために再召喚したけど、普通に出来たからな!
問題ない、だろう。
雪ん子には今回の件で色々と迷惑をかけたし、新しい武器の1つや2つでも買っておこうか。
この10万円はこれからのダンジョン探索での投資、って訳で。
そのような経緯から、どう投資しようか迷っていた俺が、今向かっているのは市役所----それもお偉い人達が揃っている会議室とやらだ。
いきなり呼び出されるから、ほんと、なにかと思ったぜ。
「(見慣れた連中が、多いな……)」
会議室に通されると、既に数人の冒険者が席に座っていた。
その連中全てが、見慣れた連中……と言うか、あの時の《東神話大陸》のクエストを受けていた冒険者の面々である。
全員が揃っている訳ではなく、特にあの3人----雪ん子達によって助け出された、あの3人のバカ冒険者の姿がなかった。
「(と言うか、本当になんで呼ばれたんだ?)」
噂ではSランク以上の冒険者に対する内内的な指示、それか緊急事態くらいしか、この会議室は使われないと言うのだが----。
それほど、重要な事態が起こっている----と言う事なのか?
「皆の衆。この度は要請に応え、集まってくれて何よりだ」
そんな事を考えていると、扉を開けて2人のおじさんが入ってきた。
1人はくたびれたシャツの疲れ切った小男、もう1人は幸薄そうなハゲの大男の2人である。
彼らはペコペコと頭を下げながら、市役所関係者席に座っていく。
どうやらあの2人が、市役所職員として、俺達に事情を説明してくれるみたいだ。
「皆を呼んだのは、他でもありません。緊急事態が発生したため、関係者たる皆様に伝えたい事があるからです」
小男の市役所職員はそう言うと、もう1人の大男の市役所職員が後ろのホワイトボードに、3人の人間の名前を書き連ねていく。
ランクⅠの【盗賊】、蜂須賀良太。
ランクⅠの【弓使い】、山内正二郎。
ランクⅠの【重騎士】、奥村三善。
雪ん子達が救助した、件の3人の冒険者の名前である。
「彼らはこの数日の間に、3人とも幽鬼タケシ・ハザマなる魔物に殺された。ランクⅠの冒険者が、魔物に殺されるなど、君達にとってはあまり珍しくはない話なのかもしれないが、問題は場所だ」
大男は、3人の冒険者の名前の横に、場所の名前を書いていく。
だがそれが、今回、俺達が呼ばれた理由だと、すぐに理解できた。
蜂須賀良太----"コンビニ前"。
山中正二郎----"公園の広場"。
奥村三善----"自宅"。
「そう、どれもがダンジョンでもない、ただの一般的な場所だ。相手が魔物でなければ、大したニュースにもなりもしないだろう、ごくごく普通の場所だ。
----今回、この3人を殺した魔物は、つまりは、"ダンジョン外で行動できる"」
今までの魔物の常識を、ダンジョンの中でしか行動できないという制約を破った、特殊な魔物。
「君達は、その特殊な魔物に狙われるかもしれない。3人とも、直近での接点が、君達と同じクエストに参加していたことだけだったからね。
わたくし達市役所は、そんな既存の魔物形態を越えたそいつを、幽鬼タケシ・ハザマなる魔物を、こう名付けた。
-----"特殊進化個体"、と」
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