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第22話 まずレーザーから対処して悪魔を討伐するんだが配信
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「----『ウマルビーム』!!」
悪魔シグレウマルの言葉に対応するかのように放たれる、大量の光線攻撃。
その光線はこちらに向かって放たれ、そして----
「【光歪球体】!」
私が取り出したクリスタルに吸い込まれ、そのままあらぬ方向に霧散して行くのだった。
「その攻撃は、既に対策済みだよ」
私はそう言いながら、光をあらぬ方向に霧散させた【光歪球体《スペクトル・クリスタル》】を悪魔シグレウマルに見せつける。
錬金術師が扱う素材には、毒を持った素材など、危険な代物も多い。
そして錬金術師は、常にそういった対策の品を用意しているのだ。
この【光歪球体《スペクトル・クリスタル》】は集まる光を強制的に別の所に散らすという性質があり、主に眼鏡のガラスとして作り直すことで強烈すぎる光を放つ素材を見ることなどに使われている素材だ。
今回の相手、悪魔シグレウマルが光線攻撃《レーザー》をする事は、フランシアさんから事前に聞いていたため、悪魔対策の1つとして持って来ていた訳である。
「私の攻撃を一度防いだぐらいで、調子に乗って欲しくないんだが?」
「えぇ、同じ手はもう二度と使えないでしょうね」
ピシっと、私の手の中で亀裂が入り始めている【光歪球体《スペクトル・クリスタル》】を見つつ、悪魔シグレウマルにそう返す。
元々【光歪球体《スペクトル・クリスタル》】は強すぎる光を防ぐための素材であり、今のように敵が放つ光線攻撃《レーザー》を防ぐという目的では使われない素材である。
シグレウマルが放つ光を霧散させることには成功するも、今の衝撃を完全には受けきれず、亀裂が入った、みたいな感じでしょうね。
恐らくあと二度、いや次の攻撃を受けたら、耐え切れずに壊れて欠片となってしまうでしょう。
「----その一発で生まれる隙が、欲しかったんでありますよ!」
----シュッ!!
タラタちゃんが放った弓矢が、シグレウマルの周りを回る球体に見事、命中する。
弓矢は回る球体を完全には捉えきれず、真ん中に命中したのはほんの数個ほどで、残りはかするくらいであった。
「今ので終わりとは、お笑い種なんだが? では、もう一度、『ウマルビ----」
シグレウマルが、再び光線攻撃《レーザー》を放つ事は出来なかった。
彼女の周りに付き従っていた球体は、全てバラバラと、欠片が崩れ落ちていくからだ。
「すっ、凄すぎであります! 師匠、凄すぎでありますよ!!」
「良い感じに魔術付与できたみたいだね」
タラタちゃんの弓には、私指導の元、『付与』を施させた。
弓に施した『付与』の内容は【負傷】----あらゆる物を怪我させる、そういう魔術付与を施させている。
この『付与』が施された弓で放たれた弓矢が、先程、シグレウマルの球体に当たったのだ。
そして魔術付与の効果が発揮され、球体は怪我をした、つまりは私の【光歪球体】と同じく亀裂が入ったのである。
亀裂が入った球体から光線攻撃を放とうとしたため、光線を放つ前に球体が耐えきれず、欠片が崩れていってるのだ。
「(さて、まずは第一段階クリアだな)」
球体が完全に崩れ落ちたのを見て、私は第一段階の達成を感じていた。
----第一段階、悪魔シグレウマルの光線攻撃を放つ球体の排除。
これにより、悪魔シグレウマルの光線はもう放たれない。
しかし、ここからが、第二段階----本格的な悪魔討伐である。
「さぁ、フランシアさん。ここからが重要だよ」
「えぇ、勿論。あの悪魔は、私が倒します!」
私はそう言って、特製の剣を彼女に渡して、フランシアはそれを力強く受け取る。
この剣には悪魔討伐のために必要な魔術付与、【必中】を施してある。
【必中】の効果は、そんなに凄い効果ではない。
身体能力を劇的に上げるようなモノではなく、炎を纏うなどの眼に見える分かりやすい効果はない。
----だがしかし、この【必中】の魔術付与を施した剣こそが、あの悪魔を倒す武器である。
「----っ!! これで勝ったと思われるのは、心外だが?!」
球体を壊された事で光線攻撃----つまりは、遠距離攻撃を失ったシグレウマルは、近距離攻撃に切り替えた。
オレンジ色の鮮やかな双剣を、シグレウマルは掴む。
「まずはそこに居る同人誌から、倒させてもらうのだが?!」
そして空中にて高みの見物をしていたシグレウマルは、真っすぐこちらへと、フランシアに向かって飛んでくる。
宙を飛ぶという安全地帯を捨てて、真っ向から向かって行く。
隙を大きく見せ、その代わりに相手に大ダメージを与える大振りのまま、フランシアに迫って行く。
「----すぅ」
目の前に迫ろうとする悪魔に、フランシアは冷静に、まず大きく息を吸って体調を整える。
そして----
「----フランシア流抜刀術」
ガシッと、シグレウマルの身体に剣を触れさせる。
「馬鹿なやつらだが?! 私にそんな攻撃が効く……?!」
馬鹿にしようとするシグレウマルだったが、そこで初めて、いつもとの違いに気付いた。
悪魔が厄介な点は、やつらが幽霊族と呼ばれる幽霊魔物と同じく、実体がない事。
悪魔の魔物には実体がなく、物理攻撃と魔術攻撃を無効化する。
唯一効くのは神が作ったとされ、教会の人々が伝承させている神聖術と呼ばれる光の特殊な魔法のみ。
だからこそ、悪魔は神聖術以外では、自分にダメージを与えられないと知っている。
近接攻撃を仕掛けているのに、隙だらけで、剣で防ぐことなくフランシアの剣を受けたのもそのためだ。
悪魔は、神聖術以外の攻撃は受け付けない----故に、回避しない。
「----カハッ!!」
そんな無警戒だったシグレウマルの身体に、フランシアの剣はどんどん突き刺さって行く。
どんな相手であろうとも必ず当たる【必中】の魔術付与が施された、特製の剣が。
「----フランシア流抜刀術!」
そして、そのままフランシアは、その場で大きく剣を振り切る。
振り切られた剣は、【必中】の効果により悪魔の身体をきっちりと捉え、シグレウマルの身体を真っ二つにしたのであった。
「----名付けて【王女のせん断】です!」
「いや、終わったあとで言われても……」
悪魔シグレウマルの言葉に対応するかのように放たれる、大量の光線攻撃。
その光線はこちらに向かって放たれ、そして----
「【光歪球体】!」
私が取り出したクリスタルに吸い込まれ、そのままあらぬ方向に霧散して行くのだった。
「その攻撃は、既に対策済みだよ」
私はそう言いながら、光をあらぬ方向に霧散させた【光歪球体《スペクトル・クリスタル》】を悪魔シグレウマルに見せつける。
錬金術師が扱う素材には、毒を持った素材など、危険な代物も多い。
そして錬金術師は、常にそういった対策の品を用意しているのだ。
この【光歪球体《スペクトル・クリスタル》】は集まる光を強制的に別の所に散らすという性質があり、主に眼鏡のガラスとして作り直すことで強烈すぎる光を放つ素材を見ることなどに使われている素材だ。
今回の相手、悪魔シグレウマルが光線攻撃《レーザー》をする事は、フランシアさんから事前に聞いていたため、悪魔対策の1つとして持って来ていた訳である。
「私の攻撃を一度防いだぐらいで、調子に乗って欲しくないんだが?」
「えぇ、同じ手はもう二度と使えないでしょうね」
ピシっと、私の手の中で亀裂が入り始めている【光歪球体《スペクトル・クリスタル》】を見つつ、悪魔シグレウマルにそう返す。
元々【光歪球体《スペクトル・クリスタル》】は強すぎる光を防ぐための素材であり、今のように敵が放つ光線攻撃《レーザー》を防ぐという目的では使われない素材である。
シグレウマルが放つ光を霧散させることには成功するも、今の衝撃を完全には受けきれず、亀裂が入った、みたいな感じでしょうね。
恐らくあと二度、いや次の攻撃を受けたら、耐え切れずに壊れて欠片となってしまうでしょう。
「----その一発で生まれる隙が、欲しかったんでありますよ!」
----シュッ!!
タラタちゃんが放った弓矢が、シグレウマルの周りを回る球体に見事、命中する。
弓矢は回る球体を完全には捉えきれず、真ん中に命中したのはほんの数個ほどで、残りはかするくらいであった。
「今ので終わりとは、お笑い種なんだが? では、もう一度、『ウマルビ----」
シグレウマルが、再び光線攻撃《レーザー》を放つ事は出来なかった。
彼女の周りに付き従っていた球体は、全てバラバラと、欠片が崩れ落ちていくからだ。
「すっ、凄すぎであります! 師匠、凄すぎでありますよ!!」
「良い感じに魔術付与できたみたいだね」
タラタちゃんの弓には、私指導の元、『付与』を施させた。
弓に施した『付与』の内容は【負傷】----あらゆる物を怪我させる、そういう魔術付与を施させている。
この『付与』が施された弓で放たれた弓矢が、先程、シグレウマルの球体に当たったのだ。
そして魔術付与の効果が発揮され、球体は怪我をした、つまりは私の【光歪球体】と同じく亀裂が入ったのである。
亀裂が入った球体から光線攻撃を放とうとしたため、光線を放つ前に球体が耐えきれず、欠片が崩れていってるのだ。
「(さて、まずは第一段階クリアだな)」
球体が完全に崩れ落ちたのを見て、私は第一段階の達成を感じていた。
----第一段階、悪魔シグレウマルの光線攻撃を放つ球体の排除。
これにより、悪魔シグレウマルの光線はもう放たれない。
しかし、ここからが、第二段階----本格的な悪魔討伐である。
「さぁ、フランシアさん。ここからが重要だよ」
「えぇ、勿論。あの悪魔は、私が倒します!」
私はそう言って、特製の剣を彼女に渡して、フランシアはそれを力強く受け取る。
この剣には悪魔討伐のために必要な魔術付与、【必中】を施してある。
【必中】の効果は、そんなに凄い効果ではない。
身体能力を劇的に上げるようなモノではなく、炎を纏うなどの眼に見える分かりやすい効果はない。
----だがしかし、この【必中】の魔術付与を施した剣こそが、あの悪魔を倒す武器である。
「----っ!! これで勝ったと思われるのは、心外だが?!」
球体を壊された事で光線攻撃----つまりは、遠距離攻撃を失ったシグレウマルは、近距離攻撃に切り替えた。
オレンジ色の鮮やかな双剣を、シグレウマルは掴む。
「まずはそこに居る同人誌から、倒させてもらうのだが?!」
そして空中にて高みの見物をしていたシグレウマルは、真っすぐこちらへと、フランシアに向かって飛んでくる。
宙を飛ぶという安全地帯を捨てて、真っ向から向かって行く。
隙を大きく見せ、その代わりに相手に大ダメージを与える大振りのまま、フランシアに迫って行く。
「----すぅ」
目の前に迫ろうとする悪魔に、フランシアは冷静に、まず大きく息を吸って体調を整える。
そして----
「----フランシア流抜刀術」
ガシッと、シグレウマルの身体に剣を触れさせる。
「馬鹿なやつらだが?! 私にそんな攻撃が効く……?!」
馬鹿にしようとするシグレウマルだったが、そこで初めて、いつもとの違いに気付いた。
悪魔が厄介な点は、やつらが幽霊族と呼ばれる幽霊魔物と同じく、実体がない事。
悪魔の魔物には実体がなく、物理攻撃と魔術攻撃を無効化する。
唯一効くのは神が作ったとされ、教会の人々が伝承させている神聖術と呼ばれる光の特殊な魔法のみ。
だからこそ、悪魔は神聖術以外では、自分にダメージを与えられないと知っている。
近接攻撃を仕掛けているのに、隙だらけで、剣で防ぐことなくフランシアの剣を受けたのもそのためだ。
悪魔は、神聖術以外の攻撃は受け付けない----故に、回避しない。
「----カハッ!!」
そんな無警戒だったシグレウマルの身体に、フランシアの剣はどんどん突き刺さって行く。
どんな相手であろうとも必ず当たる【必中】の魔術付与が施された、特製の剣が。
「----フランシア流抜刀術!」
そして、そのままフランシアは、その場で大きく剣を振り切る。
振り切られた剣は、【必中】の効果により悪魔の身体をきっちりと捉え、シグレウマルの身体を真っ二つにしたのであった。
「----名付けて【王女のせん断】です!」
「いや、終わったあとで言われても……」
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