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本編
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しおりを挟む何事もなかったかのように、義輝は俺に軽食を食べさせ、目の前に錠剤を置く…
義輝曰く「丁度、3日経ったから飲んでおいてね~」らしい…寧ろ「飲ませてあげようか?」と問われたので丁重にお断りして自分で飲んだ。
セックスの後も『鬼の番』なだけあって、復活の速度が結構、早い…ベータの時では考えられない速度だ。
まぁ、初めてのセックスも義輝だったんだけど…今思えば、義輝で良かったと思っている…
そんな事を考えながら軽食を食べさせてもらっている間にほぼほぼ身体及び体力的なモノは復活していたのだから、『鬼の番』恐るべしというヤツである。
この薬は一度飲めば3日間は効力が持続するとの事…薬に関する事は全て立証済みであり、安全であると証明された物…
これからはこちらの薬が主流になるだろう。と言っていた。
その薬を飲み終えてソファーに座り直そうと足を移動した。その直後、ガラステーブルに足をぶつけてしまう…
その衝撃でガラステーブルに立て掛けてあった義輝の鞄が倒れた。しかも、鞄は開いたままだったらしく…中身の一部が転がり出てきた…
転げ出た物を手に取る。何かが貼ってあったので、ソレを反転させると…
『【鬼専用】魔羅昂揚強制剤』
『【人専用】魔羅雄健強制剤』
ラベルには、そう書かれていた。薬品名の下に『アルファ専用』と赤字で書かれているところだけは共通だった…
振ってみると容器の中で液体が揺れる音がする。
飲み薬だ…栄養ドリンクにも見えなくない…が、漢字の羅列で頭が痛くなりそうだ…
というか…何だコレ?である…
文字からしてロクなモノじゃない…瞬時にそう理解した。義輝の持ち物である時点でロクでもないモノだと思う。
握ったまま考え込んでいると不意に声がした。
「なーにしてんのさ?」という義輝の声にびっくりして思わず容器を落としてしまった。
その容器を手に取った義輝は俺を見て首を傾げる。
「コレ、アルファの薬だから修兵は飲めないよ?」
なんて言っているが…飲もうと思って持っていた物ではない。
「いや、飲もうとしてたわけじゃないし…ガラステーブルに立て掛けてあった鞄が倒れて出てきたんだよ…というか…何コレ?」
「あーうん。コレね。コレはただの副産物だよ。」
そう言って笑った。
「薬を作る過程でできた物だよ~」
ヤりすぎて不能になりかけたヤツの為に作られた物なので、かなり強力な物らしい…
(なんつーもん作ってんだよ…)
そう思ってしまったのも仕方ないと思う…しかも、コレを少し実用的に改良した物を販売というか…処方できるようにするみたいな事も言っていた。
今の段階では強力すぎてダメらしい…不能になりかけたヤツになら使えるが…そんなヤツ、早々居るものでもない…
このままだと利益にはならないらしい…
*
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**
【禁止次項】
●転載、盗作、荒し、中傷、醸し
●他の作品と比べること
**
【注意次項】
●説明文とか下手です。(キャラも時折迷子になります。)
●物語最終話までの構成などは全く考えておりません。(大体グダグダです。)
●全て妄想で書き上げています。(自己満足です。)
●専門的な知識などは皆無です。(ご都合主義です。)
●気がついたら直していますが、誤字やおかしい文章など多数あります。(ごめんなさい。)
●R指定は念のため【R-18→*】
●メンタル弱いです。暖かい目で見てやってください
***
全ては“自己責任”でお読み下さい。
*
【禁止次項】
●転載、盗作、荒し、中傷、醸し
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【注意次項】
●説明文とか下手です。(キャラも時折迷子になります。)
●物語最終話までの構成などは全く考えておりません。(大体グダグダです。)
●全て妄想で書き上げています。(自己満足です。)
●専門的な知識などは皆無です。(ご都合主義です。)
●気がついたら直していますが、誤字やおかしい文章など多数あります。(ごめんなさい。)
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全ては“自己責任”でお読み下さい。
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