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鬼の花嫁―短編―
誕生日には特別な思い出を…―いつきside―
しおりを挟む紅輝の誕生日。今日がそうなのだ。今日は朝からバタバタとしており、子どもたちと入れ替わるようにして、庇護鬼である夏樹や葉月とともに出掛けていってしまった。
「危なくなる前に呼べ」とよーく言い含められている。
「心配性だなぁ。家から出ないよ?」と言うと何とも形容し難い顔をしていたのが可愛かった。
「母さん、今日は父さんの誕生日だね。プレゼントは何にしたの?」と首を傾げながら聞いてくる政夜。皆、僕より身長が高いので、必然的に見上げる体勢になる。
「紅輝にそれとなく何が良いのか聞いてみたんだけど―…『何か記念日とかあったか?』って逆に聞かれちゃって…」と曖昧に笑って見せると皆、察したような顔をした。
毎年僕の誕生日や僕に関わりのある記念日などは忘れた事がないんだけど…紅輝自身の誕生日は覚えていた試しがない…お義母さんの言った通りである。
こんな紅輝でも、子どもたちの誕生日は当日に思い出す。お義母さんやお義父さんも同じ感じだ。
「あ、今日か…そういえば、誕生日だったな…」なんて言いながら、お義母さんやお義父さんには電話をし、子どもたちにはプレゼントを渡す。
ちなみにプレゼントは当日に調達してくる。 僕は一緒に行くときもあるし、子どもたちの誕生日の時は家に集まるのが当たり前になっているので接待などをしていたりする。
危なくなければ好きにさせてくれる。食事は紅輝と共に作り、皆で食卓を囲むのが通例だ。
子どもたちに番が出来るまでだと思うけど…どうするのかは本人たちに任せるつもり。
話しは戻るが…番になって初めての紅輝の誕生日の日…何て事はないように普通に起きて、普通にご飯を食べ、普通に過ごして、普通に抱き合って、普通に寝てしまったのだ。
祝う事が出来なかった。
しかも、紅輝に誕生日を聞いても「あー…紅い満月の日に生まれた…と思う」と返ってきただけで、まるで、お話になりませんでした。
『家族カード』で紅輝の誕生日を知ったのは衝撃的だった。その上、見たのが誕生日が過ぎ、大晦日になった時だったのだから…
もう、泣きそうになりながら紅輝に何度も詫びて抱きついた事があった。
その時の紅輝は『きょとん』とした表情を一瞬浮かべたが、混乱したような困惑したような表情に変わり…
「え??何だ?え?記念日??何の??いつきと関係があるなら、俺が忘れるわけないだろ。他に何かあるのか??」
なんて言ってきたくらいだ…
事情を説明したら、あからさまにホッとして「なんだ、そんなことか…いつきに関係なかったから忘れていた。記念日とかいつきの誕生日とかなら忘れないんだが…」だった。僕にとってはそんなことでは片付けられない。
あまりの僕の落ち込みように事態を重く見たのか紅輝は「なら、今日は1日、俺から離れない事!」と言われて、そのままベッドに引きずり込まれ、発情期の時並に世話を焼かれ、姫納めと姫始めを初体験させられたのも思い出してしまった。
姫始めやら姫納めやらは分からなかったんだけど…翌日、ベッドで身動きとれなくなっていた僕に葉月が「身動きとれないくらいヤったんだ。しかも、日付が変わる前から日付跨いでも終わらなかったとか…フフ、それって―…」みたいな感じでおかしそうに教えてくれた。
恥ずかし過ぎて顔から火が出るかと思うくらいには真っ赤になっていたと思う。ちなみに紅輝は上機嫌だった。
その日は入れ替わり立ち替わり皆が挨拶に来てくれたが…
紅輝が「挨拶なら2日以降にしろ!」と言ったので、その年から2日以降に連絡が入り、家まで挨拶に来てくれる。
お義母さんとお義父さんの家までは現地集合で子どもたちも行くのが通例だ。
そして、新年のご挨拶の時にお義母さんから「あぁ、あの子は毎年、こんな感じで忘れていたから気にしなくて良いよ。普通に祝ってあげて」と言われたのが昨日の事のように思える…
突然、眼前に手が現れハッとする。子どもたちを見ると…
「母さん帰ってきて~旅立たないで~」と目の前で手のひらをヒラヒラとしているのは義輝。
「顔を青くしたり、赤くしたり忙しないな」と呆れ顔をしているのは樹輝。
そういう感じで各々にリアクションしている。
「ごめん…それで…プレゼントだっけ?」と聞き返すと「そうそうプレゼント!」ちなみに俺はコレね。と優樹がゴソゴソと掌サイズのキレイにラッピングされた箱を取り出した。中身はピアスらしい。確かに耳にピアスをつけている。
僕にはつけさせないと宣言されている。僕の身体に今後、傷ひとつ付けたくないらしい。
料理中に少し指を切っただけで、短くても半月は包丁を持たせてもらえないくらいだ。しかも、頼み込んでやっと包丁を持たせてもらえるようになる。
「ほら、また旅立ってるでしょ?」と半目で見ているのは勇夜。
「ごめん…」とまたもや謝ると。優樹はこれから仕事があるとの事で、渡しといてと言って、プレゼントを机の上に置いて帰ってしまった。
そして、勇夜もこれから仕事らしく、ゴソゴソと鞄を漁ると「これ、俺からのプレゼントね」渡しといてとメガネケースくらいの大きさの長方形の箱を差し出した。もちろんキレイにラッピングされている。中身は腕時計なんだって。
毎年、2人とも新作のピアスやら腕時計やらをプレゼントしている。
お陰で、ショーケースとアクセサリーBOXは2人が誕生日に贈ったピアスと腕時計が占めている。
樹輝もネクタイピンとネクタイをセットで毎年、プレゼントしているので、専用の収納スペースが出来た。
3人とも「ま、気持ちだから。あって困るような物でもないでしょ?」と声を揃えて言っていた。「父の日は別の物を準備するから、考えるのもアレだし、まぁ、良いよね」とも言っていた。
紅輝に似てしまったようだ…恐らく番が出来たら変わってくるのだろう…番に対しては…
なんか家の子どもたちは「嫁は要らない。番だけで良い」と公言しているみたい。舞さんを始め、紅輝の庇護鬼たちからも聞いた。
1人を溺愛したいんだって…もう、それ聞いた時に皆を抱き締めたかった。実際やれば紅輝が怒るのでやらないけど…
お義父さんや紅輝を見て『こうなりたい』って思ったんだって!
感動に浸り、ウンウンと考えに耽っていたら「母さん…またぁ?」と義輝に言われてハッとする。そして、また謝る。皆、苦笑い。
勇夜も出勤してしまい残されたのは政夜と樹輝、義輝。
しかし、樹輝もこれから打ち合わせがあるとの事で、これまた同じような感じで箱を机の上に置くと行ってしまった。
政夜と義輝は紅輝が帰って来るまで居てくれるんだって…
もう、皆立派な社会人である。僕の低スペックからは想像できないくらい高スペックに育った。これが鬼であり、αの能力かと吃驚したくらいだ。
政夜がテーブルにプレゼントを置いた。こちらはキレイに包装されてはいるが、薄いものだというのが分かる…
中身は今、人気急上昇中であるレストランのVIP待遇のテーブル…しかも、個室の招待券…「2人で行ってきなよ。」だそうだ…
仕事上、そういうのに詳しくなるんだって…
「それで?母さんは何を準備したの?まさか、準備してないとか言わないよね?」
「いや、一応、準備はしてるよ。手編みのマフラーだけど…」
「何だ…思ったより普通だね」と言って残念そうに肩を竦めるのは義輝。それを軽く嗜めるのは政夜。
「父さんは間違いなく喜ぶよ。嬉しすぎて抱き潰されないように気を付けてね。」
「いやいや、そこはあれでしょ?「今日は紅輝の好きにして。僕をたべて!はーと」くらいしないと~…寧ろ、僕がプレゼントでよくなーい?」
「義輝!」
「ふぐぅっ…」
僕の頭がオーバーヒートしそうになっているのを見かねたのだろう、政夜が義輝の口を手で塞いで止めた。
「母さんが泣いたら、父さん激怒してヤバいの忘れたの!」と小声で言っているが、聞こえてるよ…
「ん~、知ってるけどさぁ~…母さんが恥ずかしがるから楽しくて…何か泣かせたくなるじゃん♪」とこれまた小声で言っているが…聞こえてるよ…義輝、いつからそうなっちゃったの!?
「そういうのは自分の番だけにしときなさい」とお母さんみたいな口調で政夜が義輝を嗜めた。
「番いないし…早くほしいけど…性格とかいろいろと吟味したいじゃん」
「まぁ、それは分かる。」
なんて2人で話していたけど…義輝が僕を見て『にんまり』と笑みを浮かべた。何かろくでもないように見えるのは僕だけだろうか…
「折角の父さんの誕生日なんだからさぁ…コレ着て誘惑しなよ。燃えると思うよ。2人とも」今日の夜は熱帯夜だね。などと、語尾にハートが付きそうな感じでエロ親父みたいな台詞を言うと僕に紙袋を渡してくる。
中を見るとコスプレ衣装が一式セットで入っていた。さらに出してみるとナース服だった。
「誰得だよ!」と叫んでしまったのは仕方ないと思う。義輝が冷静な声で「誰得って…1人しか居ないでしょ…父さんだよ。」なんて言っていたような気がするが…僕は何も聞かなかったことにしよう…
固まっていると政夜が「義輝ってこういう趣味があるんだ」と吃驚したように言っていたが…
本人は含み笑いを浮かべて「嫌いじゃないよ」なんて言っている。
今日は撮影会だね~なんて笑いながら暢気に茶を啜っていた。
その数時間後、紅輝が帰ってくると、2人とも帰ってしまった。ちなみに義輝はあの紙袋とは別にちゃんとプレゼントを準備していたのは流石だと思う。
黒のロングコートだった。紅輝に似合うと思う。というか、似合わないものとかあるのかな…余程おかしいもの以外は似合うやつの方が多いと思う。
取り敢えず、子どもたちからのプレゼントを紅輝に渡すと「そうか」と言ってササッとスマホを操作するとガラステーブルに置く。お礼の連絡でも入れたのだろう。
ソファーに座ると僕を膝に乗せて、首元に顔を埋めてきた。擽ったくて身を捩ると息で笑って紋章へ口付けてきた。
その後は相変わらずで、僕が渡したプレゼントも嬉しそうに受け取ってくれた。
耳朶を食みながら「いつき…ありがとう」と色気たっぷりの声音でお礼を言われた瞬間、腰が抜けた。多分、紅輝にもバレている。確信犯だと思う。
夕飯も一緒に作り、食べた後、さぁ…ケーキだ。という時にナース服の存在を思い出す…
義輝はああ言っていたけど…どうなんだろうという純粋な疑問…そう、純粋な疑問だ。
決して下心とかそんなのではない!違うんだからね!と言い訳してみたり…
取り敢えず、ケーキを食べるより先にお風呂に入り、今、紅輝がお風呂に入っている。
そして、義輝が渡してきた紙袋を抱えて部屋に飛び込む。
四苦八苦しながら着替えてみる…恥ずかしさが半端ない…そして、紙袋の底にメモが入っているのを見つける…
キレイな字で「これを着たって事はそういう事なんでしょ?その衣装はあげるから、楽しんでね~」と書かれていた。
プルプルと震え出す手を叱咤して、やっぱり脱ごうと手をかけた瞬間に寝室の扉が開いた。慌てて振り返ると………
「いつき、ここ、に………いた……の…………か?…………」段々と言葉が消えていく紅輝は驚きに目を見開いており、こちらを凝視している。そして、目敏く僕の手の中のメモを見つけると近づいてきてソレを取り上げた。
素早く目を通すと僕を改めて見下ろす。
「これは義輝か?」
「そう、です…」
「ふーん……いつき?」
「どうしっ…ふんんっ…」
紅輝は僕にキスをするとベッドへと押し倒してきた。僕を見て、欲情の色をその眼に宿し、妖しい笑みを浮かべて服をたくしあげ、身体を弄り始めた。
服は若干、乱されたが脱がされることはなく…下着は片足に引っ掛かっており…ストッキングも下着同様に片足に引っ掛かっていた。
そして、そのままケーキと一緒に美味しく(?)頂かれたのはいうまでもないだろう。
人生で初だった…生チョコを身体に塗りたくられたのは…思い出しただけでも恥ずかしい…
日付が変わっても離してもらえず、漸く眠りにつけたのは日が上がった頃だった。
起きると夕方で、生チョコやら体液やらでドロドロだった身体や寝具はキレイにされており、服もキレイに着せ変えられてはいたが…全く動けなかった。
僕は思い出しては羞恥に身悶えしていた。
紅輝といえば、毎回の事ながら…嬉々としてセカセカと僕のお世話をしていた。
その姿を遊びに来た子どもたちに見られ…羞恥でさらに縮こまっていたのは言うまでもない………。
*end*
1
**
【禁止次項】
●転載、盗作、荒し、中傷、醸し
●他の作品と比べること
**
【注意次項】
●説明文とか下手です。(キャラも時折迷子になります。)
●物語最終話までの構成などは全く考えておりません。(大体グダグダです。)
●全て妄想で書き上げています。(自己満足です。)
●専門的な知識などは皆無です。(ご都合主義です。)
●気がついたら直していますが、誤字やおかしい文章など多数あります。(ごめんなさい。)
●R指定は念のため【R-18→*】
●メンタル弱いです。暖かい目で見てやってください
***
全ては“自己責任”でお読み下さい。
*
【禁止次項】
●転載、盗作、荒し、中傷、醸し
●他の作品と比べること
**
【注意次項】
●説明文とか下手です。(キャラも時折迷子になります。)
●物語最終話までの構成などは全く考えておりません。(大体グダグダです。)
●全て妄想で書き上げています。(自己満足です。)
●専門的な知識などは皆無です。(ご都合主義です。)
●気がついたら直していますが、誤字やおかしい文章など多数あります。(ごめんなさい。)
●R指定は念のため【R-18→*】
●メンタル弱いです。暖かい目で見てやってください
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