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欲情 *【少しBL系の話もあります】
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「ネム!どうだ?落としたか?」
青い髪の男がこちらに近づいてくる。
「ネム、俺の後ろに隠れろ!首輪がついてないと怪しまれる」
俺はとっさにネムの前に入りネムを隠す。
首輪がないのがばれたら厄介だ。
「ネム、今回は長いことお楽しみをしたみたいだな?いつもならもっと早いのにそんなにもこいつのモノが気に入ったのか?……ほほう…なかなかでかいな!あれだけしてまだまだ元気とはな?」
ネムには俺の服をビリビリに破られたので、身体を隠す服は無い。その全裸になっている俺の姿を、ジロジロと見られている。
その上俺のモノはさっきまでネムに触られていたから元気になっていた。
「ネム……こいつとしたいな、こいつが俺の支配下になるように言え!ちょっと後ろの穴がどんな具合なのか、俺が確かめてやる」
緑髪の男が俺のモノを見つめながら、舌なめずりをしてそう言ってきた。
はあ?……なに言ってんだこいつ?
「キラン、俺もするぞ!今回の女の勇者は散々味わったが、男の方はまだ確かめてないからな、淫乱のネムが喜んでするほどの男を味わいたい」
青髪の男も舌なめずりしながら俺に近寄ってくる。
マジか?
男達に欲情されている?
日本ではなかなか味わえない状況だぞ。マッチョの厳つい男たちが、俺を裸の女を見るみたいに見ている。
……てか俺はそんな気は全くないから、ものすごく気持ち悪い。
だが……。女勇者達を散々味わっただと……玲奈の事か?こいつら許せん。
「ネム……俺に命令してくれ。奴らの支配下に移るように、そして首を手でさりげなく隠してな」
俺はネムだけに聞こえるぐらいの声で、その上ネムだけにわかる言葉になるように、と思いながら言った。
ネムはびっくりをしていたが黙って頷く。
「ユーマ、キラン騎士とノルス騎士に従って!」
ネムがそう言うと俺は黙って二人に近づく。
「ユーマ、俺たちについてこい」
キランと言われていた緑髪の男が、俺を見て興奮したみたいに鼻息を荒くして言う。ここではしないってことか……。
しかしこいつらは本当に男でも女でもどっちでもいいのか?異世界とは言え気持ち悪すぎる。
「はい、新しい服がないですか?この姿はちょっと……」
俺の着ていた服はネムに破かれたから着る服がない。
流石に全裸で外を移動するのは恥ずかしい。
「ふん、どうせすぐに脱ぐのにいらないだろう。それと隣の部屋だから安心しろ」
ノルスと言う青髪の男が、俺のけつを触って揉む。
思わず鳥肌が立つ。
痴漢されている女性がこんな気持ちなんだろうなと思う。
言った通りすぐ隣の部屋に入る。
中の作りはネムの部屋と全く同じだった。そしてノルスが部屋の戸の鍵を閉めていた。
「さて、あのネムが気に入るぐらいだから、どのくらいなのかな楽しませてもらおうか、ユウマそこに寝ろ」
キランは着ている服を脱ぎ捨てながら、ベッドを指して言う。
俺は隣にいるキランを見て頷くと……。
ドコッ
「オッガ」
素直にベッドに行くつもりはずがない。
俺は服を脱いだばかりのキランの腕を掴むと同時に、石の地面に向かって叩きつけるように投げつけた。
するとカエルが潰れたような声が出ていた。
固い石畳の上に投げたから、まずは立てることないだろう。
「なっお前っ」
ノルスが焦って隙を見せている、このチャンスを逃すつもりはない。
投げた体制から素早く起き上がり動き、腕と服を掴むとそのまま投げつける。
ドゴッ
カシャッン
ノルスが持っていた魔石の道具が飛んで壁にぶつかる。
「グヘッ」
こいつは鎧をつけている為、ダメージが少ないから俺は素早く動いて寝技で首を絞める。
「ううぅぐぐぐ」
俺が首を絞め落としにかかる。
バタバタと手足を動かすが、完璧に決まっているから抵抗しても無駄だ。
30秒もしないうちに動かなくなった。
良しこれで……。
「ァァィィィァァァオオオ」
俺の全身に激痛が走る!
横を見ると、さっき投げて倒したはずのキランが、ノルスが持っていた魔石の道具を持って発動させている。
「…でっめぇ…くそっ」
俺を睨みながら魔石の道具をこちらに向ける。
意識が途切れていく。
俺は身体を激しく痙攣しながら倒れた。
……ここで倒れると……。
……ネムやみんなが……。
『この馬鹿、相手があれで動けなくなると思っていたな、相手は人間とは言え高レベルの騎士だぞ!あれぐらいのダメージで死ぬわけない……いや、手を抜いて死なないようにしただろう。殺す気でしないと駄目だと言ったよな!』
ああっお前か……すまん。
確かに殺さないように最後に力を抜いた。
『お前のせいでネムは処刑殺されるぞ!玲奈がいるから首輪のないネムは単なる厄介な存在だからな』
そんな!それは絶対に嫌だ、助けてくれ!
『唯一助かる方法は……俺に身体を明け渡せ!そうしないとお前はこのまま強姦されネムは殺される』
……わかった。お前に身体を渡す。
だからネムを助けてくれ!
『だが、それでいいんだな、お前と立場が入れ替わるぞ!いや一体化してお前は存在が消えるぞ!』
それでいい……ただし、みんなを助けてくれ。
『みんなか?ネムを含め……翔たちもか?』
ああ、玲奈もそして日本から呼ばれたみんな……いや勇者たちを助けてくれ……それをしてくれるならいい!お願いだ。
『それはすごい条件だな、……お前の人生はここで終わるぞ、それでいいのか?』
終わらないさ、お前は俺だろう?
『……いいんだな』
ああ、最後にお前の名前……前世での名前教えてくれ。
お前とか声とか呼びにくいからさ……厄災なんかとかは言いたくない。
『……カシマ……』
じゃあな、カシマ……後……頼んだ。
俺は完全に意識を失った。
青い髪の男がこちらに近づいてくる。
「ネム、俺の後ろに隠れろ!首輪がついてないと怪しまれる」
俺はとっさにネムの前に入りネムを隠す。
首輪がないのがばれたら厄介だ。
「ネム、今回は長いことお楽しみをしたみたいだな?いつもならもっと早いのにそんなにもこいつのモノが気に入ったのか?……ほほう…なかなかでかいな!あれだけしてまだまだ元気とはな?」
ネムには俺の服をビリビリに破られたので、身体を隠す服は無い。その全裸になっている俺の姿を、ジロジロと見られている。
その上俺のモノはさっきまでネムに触られていたから元気になっていた。
「ネム……こいつとしたいな、こいつが俺の支配下になるように言え!ちょっと後ろの穴がどんな具合なのか、俺が確かめてやる」
緑髪の男が俺のモノを見つめながら、舌なめずりをしてそう言ってきた。
はあ?……なに言ってんだこいつ?
「キラン、俺もするぞ!今回の女の勇者は散々味わったが、男の方はまだ確かめてないからな、淫乱のネムが喜んでするほどの男を味わいたい」
青髪の男も舌なめずりしながら俺に近寄ってくる。
マジか?
男達に欲情されている?
日本ではなかなか味わえない状況だぞ。マッチョの厳つい男たちが、俺を裸の女を見るみたいに見ている。
……てか俺はそんな気は全くないから、ものすごく気持ち悪い。
だが……。女勇者達を散々味わっただと……玲奈の事か?こいつら許せん。
「ネム……俺に命令してくれ。奴らの支配下に移るように、そして首を手でさりげなく隠してな」
俺はネムだけに聞こえるぐらいの声で、その上ネムだけにわかる言葉になるように、と思いながら言った。
ネムはびっくりをしていたが黙って頷く。
「ユーマ、キラン騎士とノルス騎士に従って!」
ネムがそう言うと俺は黙って二人に近づく。
「ユーマ、俺たちについてこい」
キランと言われていた緑髪の男が、俺を見て興奮したみたいに鼻息を荒くして言う。ここではしないってことか……。
しかしこいつらは本当に男でも女でもどっちでもいいのか?異世界とは言え気持ち悪すぎる。
「はい、新しい服がないですか?この姿はちょっと……」
俺の着ていた服はネムに破かれたから着る服がない。
流石に全裸で外を移動するのは恥ずかしい。
「ふん、どうせすぐに脱ぐのにいらないだろう。それと隣の部屋だから安心しろ」
ノルスと言う青髪の男が、俺のけつを触って揉む。
思わず鳥肌が立つ。
痴漢されている女性がこんな気持ちなんだろうなと思う。
言った通りすぐ隣の部屋に入る。
中の作りはネムの部屋と全く同じだった。そしてノルスが部屋の戸の鍵を閉めていた。
「さて、あのネムが気に入るぐらいだから、どのくらいなのかな楽しませてもらおうか、ユウマそこに寝ろ」
キランは着ている服を脱ぎ捨てながら、ベッドを指して言う。
俺は隣にいるキランを見て頷くと……。
ドコッ
「オッガ」
素直にベッドに行くつもりはずがない。
俺は服を脱いだばかりのキランの腕を掴むと同時に、石の地面に向かって叩きつけるように投げつけた。
するとカエルが潰れたような声が出ていた。
固い石畳の上に投げたから、まずは立てることないだろう。
「なっお前っ」
ノルスが焦って隙を見せている、このチャンスを逃すつもりはない。
投げた体制から素早く起き上がり動き、腕と服を掴むとそのまま投げつける。
ドゴッ
カシャッン
ノルスが持っていた魔石の道具が飛んで壁にぶつかる。
「グヘッ」
こいつは鎧をつけている為、ダメージが少ないから俺は素早く動いて寝技で首を絞める。
「ううぅぐぐぐ」
俺が首を絞め落としにかかる。
バタバタと手足を動かすが、完璧に決まっているから抵抗しても無駄だ。
30秒もしないうちに動かなくなった。
良しこれで……。
「ァァィィィァァァオオオ」
俺の全身に激痛が走る!
横を見ると、さっき投げて倒したはずのキランが、ノルスが持っていた魔石の道具を持って発動させている。
「…でっめぇ…くそっ」
俺を睨みながら魔石の道具をこちらに向ける。
意識が途切れていく。
俺は身体を激しく痙攣しながら倒れた。
……ここで倒れると……。
……ネムやみんなが……。
『この馬鹿、相手があれで動けなくなると思っていたな、相手は人間とは言え高レベルの騎士だぞ!あれぐらいのダメージで死ぬわけない……いや、手を抜いて死なないようにしただろう。殺す気でしないと駄目だと言ったよな!』
ああっお前か……すまん。
確かに殺さないように最後に力を抜いた。
『お前のせいでネムは処刑殺されるぞ!玲奈がいるから首輪のないネムは単なる厄介な存在だからな』
そんな!それは絶対に嫌だ、助けてくれ!
『唯一助かる方法は……俺に身体を明け渡せ!そうしないとお前はこのまま強姦されネムは殺される』
……わかった。お前に身体を渡す。
だからネムを助けてくれ!
『だが、それでいいんだな、お前と立場が入れ替わるぞ!いや一体化してお前は存在が消えるぞ!』
それでいい……ただし、みんなを助けてくれ。
『みんなか?ネムを含め……翔たちもか?』
ああ、玲奈もそして日本から呼ばれたみんな……いや勇者たちを助けてくれ……それをしてくれるならいい!お願いだ。
『それはすごい条件だな、……お前の人生はここで終わるぞ、それでいいのか?』
終わらないさ、お前は俺だろう?
『……いいんだな』
ああ、最後にお前の名前……前世での名前教えてくれ。
お前とか声とか呼びにくいからさ……厄災なんかとかは言いたくない。
『……カシマ……』
じゃあな、カシマ……後……頼んだ。
俺は完全に意識を失った。
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