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33.ライツⅢ

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「父ちゃんっイクッイク」

カイがゼンに舐めて貰っている。

「んっ……。ゴクッ」

出したカイの精液を飲んだようだ。

「んっんん」

ゼンはカイのチンコから口を外すと、俺の下で悶える。
俺は正常位でゼンを犯していた。
あれから何度もゼンを犯すことで、ゼンはカイとするセックスに文句を言わなくなっていた。

「あぁあゼロっダメダメっイクイク……」

俺は腰を振りつつ、ゼンのチンコを扱く。

「おっおお、いくぞ」

ドクッ
ドピュッ

【敵を殲滅しました。経験値150ポイント入りました。】

イッたと同時に、目の前にテキスト画面が表示される。
そう、実は戦闘中だったわけだ。
初めの頃は気張って戦闘に参加していたけど、高レベルのダカンがいる上、ライツも仲間に入ったので、俺が戦闘に参加しなくてもいいと言う事に気づいた。

こうして戦わなくとも経験値は入ってくるし、こんな序盤でダカンがまず負ける事はない。

そうなので、戦闘中だけどのんびりとゼンとカイとセックスをしていたのだ。
この馬車は自動運転できるので、別にゼンが馬車を操っていなくとも問題ない。
一応は『警戒の鏡』と『危険察知の鈴』で周囲をモニターしてはいるので、囲まれて困る事態にはならないようにはしている。

『終わったぞ』

ダカンから『遠聴の貝えんちょうのかい』の通信が入る。

『お疲れ、被害とかある?』
『俺は無いが、ライツが少しダメージがあったぐらいだ』
『ライツに馬車の中にくるように言ってくれる?』
『了解』

俺はメニューからライツのステータス画面を開く。

名前 ライツ
種族 ヒューマン
職業 戦士
性別 男
年齢 26
Lv  14
HP 75/81
MP 0
力  36
器用 12
防御 26
敏捷 16
知力 8
技能 戦士の強化 
状態 【魂のカードによる召喚獣】

ライツはまだレベルが低いからダカンとは違って、序盤ここらでも多少の怪我をする。
まあナミンを塗れば瞬時に治る様な傷だ。

バン!

部屋の扉が激しい音をたてて開く。

「てめえ、戦闘中になにやってんだ!」

ライツが入ってきて怒鳴る。

「ひっ」
「うわっ」
「静かに入れよ、カイたちがびっくりしているじゃないか?」

突然入ってきたライツに、カイとゼンがびっくり……いやどちらかと怯えている。
まあ、裸で抱き合っているからな。

「何が、びっくりだ!男同士で、しかも親子や兄弟でしやがって気持ちわりぃ」
「いいんだよライツ、俺が望んだ事だ!」
「うるせーこの変態どもが!」

ライツは召喚獣なので、完全な仲間とは違って精神をコントロールは出来ない。
つまりは男同士の上、肉親同士がセックスしている事に、嫌悪感を懐いている。

「兄ちゃん怖い」

カイが俺の陰に隠れるようにしている。
カイはこのライツがまだ苦手で、一緒に居るのを怖がる。

「カイ、父さんと一緒に風呂に入っておいで、ライツその扉からどけろ」

この馬車の中には風呂がついている。その上浴槽が10畳近い広さになっていて、常時沸いている。

ここを使えば前回俺がしていたような風呂は必要ないが、まあ事情の知らない村人たちにはここを使わせられないし、あの時は魔法の実験のつもりでしていたから、そもそも二度と風呂を作ってやるつもりは無い。

カイとゼンが怯えるように部屋から出て行く。

「ライツこい」
「チッ」

舌打ちしながら俺のそばによると、メニュー画面からライツの装備の鎧と服を全て剝ぎ取って全裸にする。
腕と足に怪我をしている。鎧がない部分にダメージを負ったみたいだな。

「ここらで怪我をするなよ」
「てめーが戦わないからだろ」

戦闘のログを見るとテキスト画面のログ、ワーウルフという魔物と戦ったみたいだが、当然ダカンはワーウルフを瞬殺する。
そうなるとダカンが強いと感じたワーウルフが、ライツを集中的に攻撃して怪我をしたみたいだ。
まだレベルの低いライツは、戦士のスキルを発動戦士の強化で二倍しても強くはない。

「まあいい、ここに寝ろ」
「チッ」

ライツを寝かせると傷口にナミン回復薬を塗り込んでいく。
するとみるみるうちに、傷口がふさがっていく。

「もういい……治った」

ライツは傷が治ると立ち上がって部屋から出ようとする。

「ライツ、待て」

なぜ、ライツが治った途端にここから去ろうとしたのか?
それには理由がある。
俺はライツの勃起しているチンコを掴む。

「あっ、離せ」

俺がチンコを掴んだ事で腰を引かせ、逃げようとしている。

「なんだ、文句言ったのはして欲しかっただけか?」

俺はライツを押し倒す。

「……違う」

ライツは顔を真っ赤にして目をそらす。

「素直に言えば、いつでもしてやるのに」
「そんなんじゃねぇ……あっ」

俺はライツの乳首弄る。そしてそのまま勃起しているチンコを口に含む。
これだけでドクドクと先走りが出ている。

「汗かいたのか?臭いぞ」

戦闘で汗を掻いたのか、少し汗臭い。
それでもライツの汗なら臭いとは思わないけどな。

「あっあっ放せ」

ライツは抵抗するが、俺が押さえつけているから逃げれない。
そのままライツの身体を舐めていく。

「やめろ」

口では抵抗しているが、さほど抵抗していない。
俺の舌に合わせてビクビクと反応しているぐらいだ。
本気で抵抗しているなら、こんなにもゆっくりとは舐めれないものだ。

「ぁぁ」

足を持ち上げる。そして睾丸からアナルかけて舐めていく。
筋肉質な太ももを撫でるようにしていくと、ビクンビクンと痙攣するように反応していく。

「んん」

舌でアナルをこじ開けた後は、ローションをたっぷりと付けてアナルを開いていく。
指が3本入ったころには、すでにライツはなにも抵抗しなくなった。

「入れるぞ」
「……。」

ズブズブ

「んっ」

そのままチンコを扱きつつゆっくりと腰を振りだす。

パンッパンッ

腰と尻が当たり音がなる。

「あっあっ」

ライツが悶える。

「あっああイクッ、やめろ」

俺が扱いている手を振り払おうとするが、そのまま扱く。

「あっでる」

ドクドク

ライツがイッた。
俺はそれを確認すると、そのまま腰を振りつづける。
そのまましていると、俺は絶頂を迎える。

「イクぞ、どこにだして欲しい」
「……好きにしろ」

ライツは横を向いて、目線を合わせない。

「中に出すぞ」

まあ、元から中に出すつもりでだったんだけど、一応聞いてみた。

ドクッ

ふう、気持ちよかった。
そのままライツを抱いたまま、ライツとキスをする。
口に舌を入れるといつもとは違い、すんなりと口を開けて舌を絡ませる。
そう言えば、ここ最近は昼間はコースやマントをメインに相手にしていたから、ライツとはしてなかったな。
夜はダカンとマァズを抱いて、ライツには見張りをさせていた。

「もしかしてライツの機嫌が悪かったのは、戦闘を参加しなかったからではなく、抱いていないからか?」
「……そんなわけない……終わったのならどけよ」

ライツは俺を突き飛ばそうとするが、召喚獣になっているので、俺には危害を与えられない。
ただ俺の胸を軽く押しただけだ。
恥ずかしいからか、顔をよく見ると真っ赤にしている。

なるほどね。
ライツの回数を少し増やしてやるか!

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感想 2

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みんなの感想(2件)

galatea
2023.01.07 galatea

😍

解除
わんつ
2022.02.11 わんつ

とても好みだったので一気読みしちゃいました!
更新楽しみにしてます!

解除

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