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13.アスリートⅡ

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「さて……次はどうしようか? 」

まだイってないため手は必死に扱いているが、完全に萎えているからどう見てもこのままだと射精はなさそうだな。
出産率が低い魔族は、精力が少なく性欲が控えめだ。

「……もう許してくれ」

アスリートは俺に懇願する。

「許す……何のことだ? 」

俺は笑う。
ただし、口元だけを吊り上げた笑い方なので、アスリートの目には恐ろしい姿に見えただろう。

「もう……人を襲わない、勇者の前には姿を現さない。だから私を解放してくれ」

「解放してくれ? クククッ……これはまた上から発言だな」

「許してください、もうしません」

『いくまでオナニーを続けろ』と言う命令が生きているため、オナニーをしながらの謝る姿は笑える。

「お前、今まで何人の人を殺した? 今日だけでも何人殺した? ……いままでに食べたサンドイッチの枚数を覚えているかなんて事を言い返すなよ」

「サンドイッチ?それはわからないが、俺は直接人間を殺してない。ドラゴンが勝手にやったことだ、私は悪くない私は無実だ! 」

チッこの世界にはサンドイッチはないのか? いいボケ潰しだぞ!
てか……。

「お前嘘をついただろう、村の入り口の畑の脇に明らかに剣で首を落とした死体があった。お前……アスリートがやったことだろう?」

それよりもカードに書かれている詳細に、アスリートが殺人をした人数は1501人と書いてある。

「はい、そうです。嘘を言ってました。人間が嫌いで沢山殺しています!魔物を使って殺した人数は沢山過ぎて把握してません」

つくづく魔族はクソだな。
まあいいや、おかげで心が決まった。

「うんうんわかったわかった。こちらにケツを向けろ」

「うん?はい」

アスリートは何もわかってないのか、こちらにケツを向ける。
多分俺にケツを向けることで、俺を馬鹿に出来ているぐらいしか思っていないだろう。その先になにがあるかわかっていない。

「アスリート、動くなよ」

俺はアスリートの腰を掴むと、解毒剤の効果のためにすでにビンビンに回復している己のチンコを、アスリートのケツマンコの奥までぶち込む。
もちろん、ケツマンコをアナル慣らす広げるとかは一切していない。

「ウギャァアアアアアァァ」

うんうん、なかなかいい悲鳴だ。
慣らしてないアナルに俺のチンコが奥まで入った上、ローションすら使っていないから、擦れてかなりの激痛だろう。
現に裂けて血が出ている。

「痛い、痛い止めてくれ」

「誰が止めるか! ほれ!いきやすくするために手伝ってやってんだ。早くケツで感じてイケよ」

血がローション代わりになっていい滑りになってきたから、俺はケツを激しく掘っていく。

「ウッグ……ウグ……グッ」

先ほどの『いくまでオナニーを続けろ』の命令で、オナニーを続けているので必死に手で扱いているが、アスリートは苦痛でうめき声を上げる。

口は下手くそだが、ケツマンコはいい締まりだ。

「イクッぞ、お前に種付けしてやる。感謝しろよ」

「止めてーーー!」

悲痛な叫びを上げる。

ドクッ

アスリートの体内の奥深くに、俺の精が注ぎ込む。



あれ? 仲間にならない?
表示がされない。

攻略法がない相手は、セックスすることで仲間になるわけではないのか?
つまりはセックスが条件ではないのか?
もしくは『魂のカード』を使うともう仲間にはならないのか?

「ああぁぁなんてことだ……なんてことだ……」

アスリートは、この世の終わりのような声を出す。
まあノンケが男に種付けをされたから、そうはなるだろうな。

だがしかし……。

「おい、アスリート、舐めて綺麗にしろ」

俺はアスリートから抜いたばかりで血が付いているチンコを、顔の前に突き出す。

「いやっグギャ……わかった」

血まみれのチンコを咥えこむ。
舌を動かし、イッたばかりの敏感なチンコを綺麗にしていく。

激しいアナルセックスしても、不思議とクソとかは付いていない。
ダカンやカイにしても、浣腸して中を綺麗にしてなくとも汚れてないので、この世界はつくづくファンタジーの世界観なんだなと感じる。
まあおかげで助かるけどな。


俺はカードのアスリートのステータスを確認する。

名前 アスリート
種族 魔族
職業 魔王軍幹部
性別 男
年齢 65
Lv  78
HP 195/562
MP 101/381
力  117/234
器用 12/52
防御 107/215
敏捷 56/99
知力 99/201
技能 魔族の心  
状態 髪喪失による事での能力低下、茫然自失よる混乱状態 

メニュー画面から確認は出来たが、仲間にはなっていない。あくまでもカードを使う事によるステータス確認だ。
だがしかし、カードの召喚獣であるエンシェントドラゴンが、ドラゴンを倒した事による経験値は俺にも分配されて入っていて、俺のレベルが16まで上がっている。

つまりはカードを使う事で擬似的な仲間にはなるが、『勇者の心』のスキルが効くことはない。


「うぐっうぐっ」

ノンケのアスリートは俺のチンコを舐めた所で、性的に興奮はしないし、ケツを掘ったところで痛みしか感じてない。
ただ、命令された通りにしないと、苦痛を感じるからしているだけだ。


「アスリート、これを飲め」

アスリートにあるポーションを二本分渡す。
顔は拒否しているが、それを飲んでいく。

「うぐっ……はぁ」

今飲んだのは、媚薬だ。
さっき体内で射精した俺の精液が解毒剤にはなっているだろうが、媚薬二本分だから効能があるというわけだ。

「ああぁ身体が熱い……あっああ」

おっ勃起をしている。
ざっきとは違い、今度は必死にチンコをしゃぶりだす。媚薬は解毒剤と対になっている薬だから、俺を求めるのだろう。

「んっんん」

ビュッビチャ

俺の足元に熱い物がかかる。
やっと射精したみたいだ。

「もう……無理だ……」

ぐったりとしたアスリートが、その場で倒れ込む。


「誰がこれで終わりと言ったかな?」

これぐらいでは、俺の中の解毒剤による精力剤の効果は切れない。
そして……。

「あぁぁ疲れているのに身体が熱い……」

アスリートの股間は萎えていない。

「まだまだ夜は長いぞ」


俺は『水吸いの絨毯』を出してその場敷くと、アスリートをその上に押し倒す。

「アスリート、これから犯す、抵抗するなよ」

そして正常位でアスリートを犯し始める。

「ああっあっああ」

媚薬による効果で感じ始める。
アスリートの足を持ち上げて折りたたむ。

パンパン

「痛いっあああぁ」

痛いが逃げれない、抵抗が出来ない。
接合部からは、真っ赤な血があふれ出てそれをローション代わりに滑らかになっていく。

パンパン
グチョグチョ

「イク」

ドクドク

だがしかし、これだけでは満足していない。
少しの休憩後は、挿入した状態からの復活してまた腰を動かす。

「あああ」




5回目の射精後。
解毒薬精力剤の効果が薄れ、満足した俺はアスリートのチンコを数回扱く。

「あっ」

アスリートをいかせた。
完全に目が虚ろで、廃人のように目をしていた。

「もういい満足したわ、また溜まったら呼ぶ。カード召喚、アスリート戻れ」

カードを取り出すと、カードの中に収納する。

「いやだぁーーー」


カードに吸い込まれる瞬間は絶望をしたアスリートの顔が印象的だった。

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