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新学期編
成瀬日和は映画が観たい
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ジリリリリリリ
目覚まし時計で俺は今日も咲が来るより早くに目
を覚ました。
土曜日。今日は先生に、デートを教える日だ。
時斗自身、咲との買い物や、先週の理奈とのデパ
ート以外、女の子と遊んだことなどないので、不
安ではあるが、、、。
とりあえず身支度をし、家を出る。今回咲は寝て
いるようだ。
待ち合わせまであと二十分。十分だ。おそらく待
つ側になるだろう。と思っていたのだが、、、。
俺は最寄駅の前にある時計台の下にいる、美少女
をみつけ、声をかける。
「おはようございます先生」
「!?。お、おは、よう!時斗くん!」
上がっていらっしゃる。
「そんなに緊張しないでくださいよ。ほら、気楽
にいきましょう!」
「分かりました。今日は私のことを日和、と呼ん
でくださいね?あと、タメ口もなしですよ?」
「あぁ、分かった。ところでどこ行くんだ?」
「ふっふっふっ。こう見えて私は先生!ちゃんと
考えてありますっ!」
「これ俺、必要ありました!?」
「練習相手の役割は多いにあります!」
「そっすね」
そう言い、先導する日和についていく。すれ違
う人々からロリコン認定されているのは今は気
にしない。デー、、遊びに集中しよう。、、、
、合法だから。
「着きました!ここです」
「映画館、、」
連れてこられたのは映画館。デート初めてにはも
ってこいだ。
「では入りましょう」
日和が張り切って中に入るが五分後日和は涙目で
あった。
小学生扱いされたのである。
高校生二人と言った日和だったのだが、受付のお
姉さんに、兄弟ですね?と、勘違いされたのだ。
「もう映画館には来ません!」
「まだ映画も見てないんですけど!?」
「私は高校生ですっ!」
「いやどう見ても小六だろ。、、、いや、なんで
もないっす」
涙目で睨まれた。
「スクリーンはここですね」
席は一番後ろだ。日和は果たして見えるのだろ
うか。あ、前誰もいない、よかった。
そんなことを考えていると、
ブーーーーーー。
スクリーン以外が暗くなる。これが怖くて小学生
の時は映画館が嫌なんだったっけ。と、
「!?」
いきなりなにか柔らかいものが俺を締め付ける。
日和だぁぁぁぁあ!
「なにしてんすか!?」
「こ、怖い、、、、」
子供かぁぁぁぁぁ!
結局終始日和は俺に抱きついていた。ほんとなん
で映画館選んだんだよ。
「はぁ、怖かった」
怖かったのはこっちだ!理性が危なかったぞ!
「日和、映画館は今後一緒に観にくる人を考えて
やめたほうがいいぞ」
「了解です、、」
しょぼくれる日和。俺たちは今映画館の近くの商
店街を歩いている。
そんな時、一台の車が俺たちの前で止まった。
「が、学園長!?」
「日和くん、今すぐ帰ってきなさい」
日和の顔が青ざめる。
「君はなにをしているのか分かっているのかね?
生徒とデートなど、教師として失格だ。お金が
余っているようなら、今後の給料は少し減らさせ
てもらおう」
「そ、そんな」
養っているとはいえ、先生をさせている時点でお
かしいと思っていたが、いくらなんでもあんま
りだ。
「ねぇ、学園長先生」
「なんだ、私は忙しいんだ。そこのバカから離れ
なさい。こいつは俺の商売道具だ」
言ったな。
「俺、星野時斗は、、、、」
「彼女、成瀬日和をお前から譲ってもらう」
目覚まし時計で俺は今日も咲が来るより早くに目
を覚ました。
土曜日。今日は先生に、デートを教える日だ。
時斗自身、咲との買い物や、先週の理奈とのデパ
ート以外、女の子と遊んだことなどないので、不
安ではあるが、、、。
とりあえず身支度をし、家を出る。今回咲は寝て
いるようだ。
待ち合わせまであと二十分。十分だ。おそらく待
つ側になるだろう。と思っていたのだが、、、。
俺は最寄駅の前にある時計台の下にいる、美少女
をみつけ、声をかける。
「おはようございます先生」
「!?。お、おは、よう!時斗くん!」
上がっていらっしゃる。
「そんなに緊張しないでくださいよ。ほら、気楽
にいきましょう!」
「分かりました。今日は私のことを日和、と呼ん
でくださいね?あと、タメ口もなしですよ?」
「あぁ、分かった。ところでどこ行くんだ?」
「ふっふっふっ。こう見えて私は先生!ちゃんと
考えてありますっ!」
「これ俺、必要ありました!?」
「練習相手の役割は多いにあります!」
「そっすね」
そう言い、先導する日和についていく。すれ違
う人々からロリコン認定されているのは今は気
にしない。デー、、遊びに集中しよう。、、、
、合法だから。
「着きました!ここです」
「映画館、、」
連れてこられたのは映画館。デート初めてにはも
ってこいだ。
「では入りましょう」
日和が張り切って中に入るが五分後日和は涙目で
あった。
小学生扱いされたのである。
高校生二人と言った日和だったのだが、受付のお
姉さんに、兄弟ですね?と、勘違いされたのだ。
「もう映画館には来ません!」
「まだ映画も見てないんですけど!?」
「私は高校生ですっ!」
「いやどう見ても小六だろ。、、、いや、なんで
もないっす」
涙目で睨まれた。
「スクリーンはここですね」
席は一番後ろだ。日和は果たして見えるのだろ
うか。あ、前誰もいない、よかった。
そんなことを考えていると、
ブーーーーーー。
スクリーン以外が暗くなる。これが怖くて小学生
の時は映画館が嫌なんだったっけ。と、
「!?」
いきなりなにか柔らかいものが俺を締め付ける。
日和だぁぁぁぁあ!
「なにしてんすか!?」
「こ、怖い、、、、」
子供かぁぁぁぁぁ!
結局終始日和は俺に抱きついていた。ほんとなん
で映画館選んだんだよ。
「はぁ、怖かった」
怖かったのはこっちだ!理性が危なかったぞ!
「日和、映画館は今後一緒に観にくる人を考えて
やめたほうがいいぞ」
「了解です、、」
しょぼくれる日和。俺たちは今映画館の近くの商
店街を歩いている。
そんな時、一台の車が俺たちの前で止まった。
「が、学園長!?」
「日和くん、今すぐ帰ってきなさい」
日和の顔が青ざめる。
「君はなにをしているのか分かっているのかね?
生徒とデートなど、教師として失格だ。お金が
余っているようなら、今後の給料は少し減らさせ
てもらおう」
「そ、そんな」
養っているとはいえ、先生をさせている時点でお
かしいと思っていたが、いくらなんでもあんま
りだ。
「ねぇ、学園長先生」
「なんだ、私は忙しいんだ。そこのバカから離れ
なさい。こいつは俺の商売道具だ」
言ったな。
「俺、星野時斗は、、、、」
「彼女、成瀬日和をお前から譲ってもらう」
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