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22話:こうして訓練初日は終わったのであった
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《2日後:現在》
「ラスト1周!!リティー様!ラリア様!あと4周です!!」
「「「「「「「はい!!!!ユリス団長!!」」」」」」
「はい!・・・はぁ・・・リティー平気?」
「はぁ・・・はぁ・・・はあ・・・はあああいいぃぃぃい!!!」
あれ?じゃあ、なんで、ラリアちゃんたちがいるんだろ?って思ったそこのあなたあああ!!
私が、訳を、お話しましょう!
じつはノアくんは元々、訓練を受けてて、ノアくんについて行く形で、ラリアちゃんは、差し入れを持って、毎日顔を出してたんだってえええええ!!!
天使の差し入れとか、羨ましいんだけどっ!!!!どこぞの、スポーツ漫画かよ!!!!
それで、訓練を、見ていただけのラリアちゃんだけど!お父様から許可が下りた日に、お父様が、ラリアちゃんもやってみるかって!!聞いのですよおおお!!
それに対して、ラリアちゃんは、『自分の身は自分で守れるようになりたいから』って、頷いて参加してるんだああああ!!!
可愛い可憐な天使が、実は強いとかっ!!反則すぎるっ!!!悶え死ぬぅぅぅぅー!!!!ギャップで殺られるぅぅぅぅ!!!
ああああああ!!!!こうやって天使が隣で走ってるとか!最高~!!きつい走り込みも!!天使のおかげで、ね!背筋ピーンってなるね!!!うんうん!!!
はわぁ・・・なんか、ラリアちゃんが天使すぎて、羽が見えるような・・・あれ?なんだか視界が霞んで・・・意識が・・・。
これが、天使の輝きかっ・・・!
────────────.꒰ঌ
バタリ
突然、隣で走っていたリティーが消え、ラリアは慌てて振り返る。
「え・・・リティー!!?リティー!!どうしたの!?」
「う、うう・・・あ、ラリアちゃんが・・・いっぱいいるぅぅ・・・うっ、眩しい・・・あ、あれ、て、天使がっ、天使が大量に・・・う、ううう。」
倒れたリティーにラリアは急いで近寄り、必死に声をかけるが、呻くだけのリティー。
そんな様子に青ざめるラリア。
そして、ラリアよりも青ざめている人がもうひとり。
「あ、あれ?うそ?な、なぜだ?!!」
オドオド慌てるユリスに走り終えた新人騎士が近寄り冷静に答える。
「やっぱり初日でこの広さを20周は厳しいですって。しかも、リティー様令嬢ですし、本格的に走ったこともないのに無理があるでしょう。」
グサッグサッ!
少々呆れた声音で言う新人騎士の言葉の矢がユリスの胸に突き刺さる。
「うっ!!そ、そうなのか?初日で20周は厳しいのか・・・わ、わわ、私!リティー様を責任もってルスター様のところへ連れていく!!あとは頼んだ!フェリク副団長!!あ、あと!後で私とメニューを考え直してくれ!!!」
そう言ってユリスはリティーを抱えて去っていった。
《訓練初日:リティー倒れ終了》
「ラスト1周!!リティー様!ラリア様!あと4周です!!」
「「「「「「「はい!!!!ユリス団長!!」」」」」」
「はい!・・・はぁ・・・リティー平気?」
「はぁ・・・はぁ・・・はあ・・・はあああいいぃぃぃい!!!」
あれ?じゃあ、なんで、ラリアちゃんたちがいるんだろ?って思ったそこのあなたあああ!!
私が、訳を、お話しましょう!
じつはノアくんは元々、訓練を受けてて、ノアくんについて行く形で、ラリアちゃんは、差し入れを持って、毎日顔を出してたんだってえええええ!!!
天使の差し入れとか、羨ましいんだけどっ!!!!どこぞの、スポーツ漫画かよ!!!!
それで、訓練を、見ていただけのラリアちゃんだけど!お父様から許可が下りた日に、お父様が、ラリアちゃんもやってみるかって!!聞いのですよおおお!!
それに対して、ラリアちゃんは、『自分の身は自分で守れるようになりたいから』って、頷いて参加してるんだああああ!!!
可愛い可憐な天使が、実は強いとかっ!!反則すぎるっ!!!悶え死ぬぅぅぅぅー!!!!ギャップで殺られるぅぅぅぅ!!!
ああああああ!!!!こうやって天使が隣で走ってるとか!最高~!!きつい走り込みも!!天使のおかげで、ね!背筋ピーンってなるね!!!うんうん!!!
はわぁ・・・なんか、ラリアちゃんが天使すぎて、羽が見えるような・・・あれ?なんだか視界が霞んで・・・意識が・・・。
これが、天使の輝きかっ・・・!
────────────.꒰ঌ
バタリ
突然、隣で走っていたリティーが消え、ラリアは慌てて振り返る。
「え・・・リティー!!?リティー!!どうしたの!?」
「う、うう・・・あ、ラリアちゃんが・・・いっぱいいるぅぅ・・・うっ、眩しい・・・あ、あれ、て、天使がっ、天使が大量に・・・う、ううう。」
倒れたリティーにラリアは急いで近寄り、必死に声をかけるが、呻くだけのリティー。
そんな様子に青ざめるラリア。
そして、ラリアよりも青ざめている人がもうひとり。
「あ、あれ?うそ?な、なぜだ?!!」
オドオド慌てるユリスに走り終えた新人騎士が近寄り冷静に答える。
「やっぱり初日でこの広さを20周は厳しいですって。しかも、リティー様令嬢ですし、本格的に走ったこともないのに無理があるでしょう。」
グサッグサッ!
少々呆れた声音で言う新人騎士の言葉の矢がユリスの胸に突き刺さる。
「うっ!!そ、そうなのか?初日で20周は厳しいのか・・・わ、わわ、私!リティー様を責任もってルスター様のところへ連れていく!!あとは頼んだ!フェリク副団長!!あ、あと!後で私とメニューを考え直してくれ!!!」
そう言ってユリスはリティーを抱えて去っていった。
《訓練初日:リティー倒れ終了》
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