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15話:私は向かう!騎士団に!!
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宣言をしてから1週間が経過した今日この頃。
「あと4週!!!ラリア様とリティー様はあと5週です!」
ダン!!
木の剣を地面に叩きつける音。
「「「「「「「はい!!!!ユリス団長!!」」」」」」
息のあった団員の返事。
「リティー!その調子よ!一緒に最後まで頑張りましょう!」
隣で走る天使の応援。
「はあ・・・はあ・・・はいぃぃぃぃ!!!!」
息がキレッキレの私は今・・・・・・。
ラグリント公爵家の片隅にある騎士団のための訓練場の外で、女騎士団長のユリスさんの指示のもと騎士団の人達、ノアくんと一緒にラリアちゃんと私は走り込んでいるのだった。
なぜ、そんなことをしているのか・・・それは2日前に遡る。
♡⃛ೄ *̣̩⋆̩* ♡⃛ೄ *̣̩⋆̩* ♡⃛ೄ *̣̩⋆̩*
《2日前 AM 9:00》
私は、日記帳を見ながら考えていた。
計画の大きな目標は、もちろん『ラリアちゃんの幸せと笑顔を見守る!ヨクヲイエバスチル カイシュウモ シタイ』こと!!
そのために私が考えたやりたいことのひとつ!
それは・・・『運動神経なるものを身につけること!』であーる!
運動神経能力をあげればっ!ラリアちゃんの元へ瞬時に駆けつけたり、あわよくば?スチルを?13歳少女期という幻のスチルを!回収出来るのではないかと!!そう!思っているのですよー!!オホホホホ
それに!この先、こうー、ひっそりと隠れてラリアちゃんと攻略対象の行く末を見守ったりもしたい!!!
《私欲にまみれすぎである。》
よくお世話をしてくれるゆるふわメイドのサフィアさんの情報によると!!この公爵家には騎士団があって、訓練場があるらしい!!
その情報を聞いた瞬間私は思った。
これはっ!騎士団の練習に参加するしかねええぇぇぇ!!
・・・ってね☆
だから、私は屋敷にいる人たちに道を訪ねつつ騎士団の訓練場にて、直談判をしに向かった。
トビラバアアアン!!!
私は両手で勢いよく扉を開け放って叫ぶ!!
訓練を頼み込む時の、お馴染みの あ の 言葉を!!
「たのもおおおおう!!!!」
私の予想によれば!『よく来たな!!素晴らしき才能の持ち主よ!』って、言われるに違いない!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・あれ?反応がないっ、だと!?
いや、でも、皆の視線は私に釘付け♡してるんだけどなー??
およよよよよよ????え、それか、にらめっこか??新手のにらめっこなのか!?20人対私!みたいな感じ??
もうっ!しっかったないな~!!私も!その勝負乗ってやるぜっ☆燃えてきたー!ウオオオオ
「リティー様。失礼ながら、こんな所までなんの御用でしょうか。」
私が気合を入れた途端、色黒なお姉さんが話しかけてきた。
ビビビビビ!!!
その瞬間私の中に電撃が走ったみたいな衝撃が身体中に巡ったのである。
ふおおおお!!これはっ!俗に言う女騎士なのでは!!?
ひゃあああ!!女騎士がっ!!女騎士が存在してるぅぅぅぅ!!!かっこいい!!かっこいいイイ!!!
ゲームとかアニメでしか見た事ない!!女騎士がおるぅぅぅ!!!しかも色黒!!!素敵かよおおお!!!
興奮興奮大興奮!!!ふんすふんす!!
「あの?リティー様?」
はっ!!疑いの目がめっちゃ向けられている!!!不審者だと思われてる!?
答えねば!!!白すぎる身の潔白を証明するために!!!私がここに来た理由を!!
「運動神経を上げたいので!私も騎士団の練習に混ぜてください!!!!!」
私は勢いよく頭を下げて、直角の礼をした。
少々の間があった後・・・。
カランカランカラン
何故か木の棒が次々に落ちていく音が聞こえた。
「あと4週!!!ラリア様とリティー様はあと5週です!」
ダン!!
木の剣を地面に叩きつける音。
「「「「「「「はい!!!!ユリス団長!!」」」」」」
息のあった団員の返事。
「リティー!その調子よ!一緒に最後まで頑張りましょう!」
隣で走る天使の応援。
「はあ・・・はあ・・・はいぃぃぃぃ!!!!」
息がキレッキレの私は今・・・・・・。
ラグリント公爵家の片隅にある騎士団のための訓練場の外で、女騎士団長のユリスさんの指示のもと騎士団の人達、ノアくんと一緒にラリアちゃんと私は走り込んでいるのだった。
なぜ、そんなことをしているのか・・・それは2日前に遡る。
♡⃛ೄ *̣̩⋆̩* ♡⃛ೄ *̣̩⋆̩* ♡⃛ೄ *̣̩⋆̩*
《2日前 AM 9:00》
私は、日記帳を見ながら考えていた。
計画の大きな目標は、もちろん『ラリアちゃんの幸せと笑顔を見守る!ヨクヲイエバスチル カイシュウモ シタイ』こと!!
そのために私が考えたやりたいことのひとつ!
それは・・・『運動神経なるものを身につけること!』であーる!
運動神経能力をあげればっ!ラリアちゃんの元へ瞬時に駆けつけたり、あわよくば?スチルを?13歳少女期という幻のスチルを!回収出来るのではないかと!!そう!思っているのですよー!!オホホホホ
それに!この先、こうー、ひっそりと隠れてラリアちゃんと攻略対象の行く末を見守ったりもしたい!!!
《私欲にまみれすぎである。》
よくお世話をしてくれるゆるふわメイドのサフィアさんの情報によると!!この公爵家には騎士団があって、訓練場があるらしい!!
その情報を聞いた瞬間私は思った。
これはっ!騎士団の練習に参加するしかねええぇぇぇ!!
・・・ってね☆
だから、私は屋敷にいる人たちに道を訪ねつつ騎士団の訓練場にて、直談判をしに向かった。
トビラバアアアン!!!
私は両手で勢いよく扉を開け放って叫ぶ!!
訓練を頼み込む時の、お馴染みの あ の 言葉を!!
「たのもおおおおう!!!!」
私の予想によれば!『よく来たな!!素晴らしき才能の持ち主よ!』って、言われるに違いない!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・あれ?反応がないっ、だと!?
いや、でも、皆の視線は私に釘付け♡してるんだけどなー??
およよよよよよ????え、それか、にらめっこか??新手のにらめっこなのか!?20人対私!みたいな感じ??
もうっ!しっかったないな~!!私も!その勝負乗ってやるぜっ☆燃えてきたー!ウオオオオ
「リティー様。失礼ながら、こんな所までなんの御用でしょうか。」
私が気合を入れた途端、色黒なお姉さんが話しかけてきた。
ビビビビビ!!!
その瞬間私の中に電撃が走ったみたいな衝撃が身体中に巡ったのである。
ふおおおお!!これはっ!俗に言う女騎士なのでは!!?
ひゃあああ!!女騎士がっ!!女騎士が存在してるぅぅぅぅ!!!かっこいい!!かっこいいイイ!!!
ゲームとかアニメでしか見た事ない!!女騎士がおるぅぅぅ!!!しかも色黒!!!素敵かよおおお!!!
興奮興奮大興奮!!!ふんすふんす!!
「あの?リティー様?」
はっ!!疑いの目がめっちゃ向けられている!!!不審者だと思われてる!?
答えねば!!!白すぎる身の潔白を証明するために!!!私がここに来た理由を!!
「運動神経を上げたいので!私も騎士団の練習に混ぜてください!!!!!」
私は勢いよく頭を下げて、直角の礼をした。
少々の間があった後・・・。
カランカランカラン
何故か木の棒が次々に落ちていく音が聞こえた。
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