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3話:美少女・美少年の多量摂取にはご注意を!!!
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大声大会優勝の声を発したこの空間に、私はただただ困惑した。
なぜかって?・・・それは、今、私が、大声で返事をしたことによって・・・・・・・・・かつてないほどの静寂が訪れているからであーる。
え"っ・・・な、なんで??なにが、どうして、こんな静寂がこの空間に広がっているの?だ、だれっ!?こんなに、静寂にさせた人!?
どぅぬおぉぉおおお!!!私だったあぁぁぁぁ!!!!
「どびぃやああああああ!!!ごめんなさいいいい!!!静寂よぉぉおおお!!!おさまれええええええええええええ!!!!」
私はそこにあった床にゴンゴン頭をぶつける!!!
だんだん羞恥心が芽生えてきたし、なんか、もう、なんか、羞恥心よなくなれぇぇえええ!!!!!
ゴンゴンゴンゴン!!!
「リ、リティー!?リティー!!どうしたの!?気分が優れないの?!!リティー!!床に頭をぶつけるのは良くないわ!!!リティー!!ノア!どうしましょう!?リティーがおかしくなってしまったわ!!!」
「えっ、ラリア様。さすがにその人は手遅れかと・・・。」
ゴンゴンゴンゴン!!!
うえええええん!!!反省しますぅぅぅぅ!!!この空間にとてつもない静寂を運んだ私は反省しますぅうううう!!!!!
「ノア!お願い!!怪我をしたら大変だわ!!血も出てきていますし!!・・・血!リティー!血が出てるわ!!お願いだから頭をぶつけるのはやめて!!」
「チッ、はあ。・・・・・・ラリア様を困らせないでください。」
ゴンゴン床に頭をぶつけていたら、唐突に首根っこを掴まれた。
「ぐえっ・・・な、なにごと!?」
「何事って・・・こっちが聞きたいですよ。」
ため息が後ろから聞こえる。
そして、目の前の美少女がほっとした表情をしている。
えっ・・・・・・・・・・・・かわいい。
ちょー!!かわいい!!えっ、好き♡
ドンッ!
美少女のかわいさに悶えていると、床に思いっきしおしり着地をしてしまった。痛い。
「ほんとに何してるんですか。あなたは。ラリア様に迷惑をかけないでください。熱があるならさっさと立ってベッドで休んだらどうですか?」
後ろで汚いものでも触ったんですか。という手の叩き方をしている低めの女の子の声が聞こえた・・・いや、男の子か?
そして、なにより、怖いっ!!!ボス(母)に匹敵するくらい怖いんだけど!?
冷や汗を流しまくりながら、瞬時に正座をして後ろに体ごと振り向かした。
私は恐る恐る声の主の方へと顔を見上げた。
そこには、冷徹な眼差しで私を見下している
──────人形並に美しすぎる美少年がいた。
「ヒュッッッ!!!」
バタン。
「きゃあああ!!リティー!!!!!!」
私はその日、あまりの美少女・美少年多量摂取により倒れた。
あれ・・・・・・これって、夢、だよね?
なぜかって?・・・それは、今、私が、大声で返事をしたことによって・・・・・・・・・かつてないほどの静寂が訪れているからであーる。
え"っ・・・な、なんで??なにが、どうして、こんな静寂がこの空間に広がっているの?だ、だれっ!?こんなに、静寂にさせた人!?
どぅぬおぉぉおおお!!!私だったあぁぁぁぁ!!!!
「どびぃやああああああ!!!ごめんなさいいいい!!!静寂よぉぉおおお!!!おさまれええええええええええええ!!!!」
私はそこにあった床にゴンゴン頭をぶつける!!!
だんだん羞恥心が芽生えてきたし、なんか、もう、なんか、羞恥心よなくなれぇぇえええ!!!!!
ゴンゴンゴンゴン!!!
「リ、リティー!?リティー!!どうしたの!?気分が優れないの?!!リティー!!床に頭をぶつけるのは良くないわ!!!リティー!!ノア!どうしましょう!?リティーがおかしくなってしまったわ!!!」
「えっ、ラリア様。さすがにその人は手遅れかと・・・。」
ゴンゴンゴンゴン!!!
うえええええん!!!反省しますぅぅぅぅ!!!この空間にとてつもない静寂を運んだ私は反省しますぅうううう!!!!!
「ノア!お願い!!怪我をしたら大変だわ!!血も出てきていますし!!・・・血!リティー!血が出てるわ!!お願いだから頭をぶつけるのはやめて!!」
「チッ、はあ。・・・・・・ラリア様を困らせないでください。」
ゴンゴン床に頭をぶつけていたら、唐突に首根っこを掴まれた。
「ぐえっ・・・な、なにごと!?」
「何事って・・・こっちが聞きたいですよ。」
ため息が後ろから聞こえる。
そして、目の前の美少女がほっとした表情をしている。
えっ・・・・・・・・・・・・かわいい。
ちょー!!かわいい!!えっ、好き♡
ドンッ!
美少女のかわいさに悶えていると、床に思いっきしおしり着地をしてしまった。痛い。
「ほんとに何してるんですか。あなたは。ラリア様に迷惑をかけないでください。熱があるならさっさと立ってベッドで休んだらどうですか?」
後ろで汚いものでも触ったんですか。という手の叩き方をしている低めの女の子の声が聞こえた・・・いや、男の子か?
そして、なにより、怖いっ!!!ボス(母)に匹敵するくらい怖いんだけど!?
冷や汗を流しまくりながら、瞬時に正座をして後ろに体ごと振り向かした。
私は恐る恐る声の主の方へと顔を見上げた。
そこには、冷徹な眼差しで私を見下している
──────人形並に美しすぎる美少年がいた。
「ヒュッッッ!!!」
バタン。
「きゃあああ!!リティー!!!!!!」
私はその日、あまりの美少女・美少年多量摂取により倒れた。
あれ・・・・・・これって、夢、だよね?
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