4 / 33
3話:美少女・美少年の多量摂取にはご注意を!!!
しおりを挟む
大声大会優勝の声を発したこの空間に、私はただただ困惑した。
なぜかって?・・・それは、今、私が、大声で返事をしたことによって・・・・・・・・・かつてないほどの静寂が訪れているからであーる。
え"っ・・・な、なんで??なにが、どうして、こんな静寂がこの空間に広がっているの?だ、だれっ!?こんなに、静寂にさせた人!?
どぅぬおぉぉおおお!!!私だったあぁぁぁぁ!!!!
「どびぃやああああああ!!!ごめんなさいいいい!!!静寂よぉぉおおお!!!おさまれええええええええええええ!!!!」
私はそこにあった床にゴンゴン頭をぶつける!!!
だんだん羞恥心が芽生えてきたし、なんか、もう、なんか、羞恥心よなくなれぇぇえええ!!!!!
ゴンゴンゴンゴン!!!
「リ、リティー!?リティー!!どうしたの!?気分が優れないの?!!リティー!!床に頭をぶつけるのは良くないわ!!!リティー!!ノア!どうしましょう!?リティーがおかしくなってしまったわ!!!」
「えっ、ラリア様。さすがにその人は手遅れかと・・・。」
ゴンゴンゴンゴン!!!
うえええええん!!!反省しますぅぅぅぅ!!!この空間にとてつもない静寂を運んだ私は反省しますぅうううう!!!!!
「ノア!お願い!!怪我をしたら大変だわ!!血も出てきていますし!!・・・血!リティー!血が出てるわ!!お願いだから頭をぶつけるのはやめて!!」
「チッ、はあ。・・・・・・ラリア様を困らせないでください。」
ゴンゴン床に頭をぶつけていたら、唐突に首根っこを掴まれた。
「ぐえっ・・・な、なにごと!?」
「何事って・・・こっちが聞きたいですよ。」
ため息が後ろから聞こえる。
そして、目の前の美少女がほっとした表情をしている。
えっ・・・・・・・・・・・・かわいい。
ちょー!!かわいい!!えっ、好き♡
ドンッ!
美少女のかわいさに悶えていると、床に思いっきしおしり着地をしてしまった。痛い。
「ほんとに何してるんですか。あなたは。ラリア様に迷惑をかけないでください。熱があるならさっさと立ってベッドで休んだらどうですか?」
後ろで汚いものでも触ったんですか。という手の叩き方をしている低めの女の子の声が聞こえた・・・いや、男の子か?
そして、なにより、怖いっ!!!ボス(母)に匹敵するくらい怖いんだけど!?
冷や汗を流しまくりながら、瞬時に正座をして後ろに体ごと振り向かした。
私は恐る恐る声の主の方へと顔を見上げた。
そこには、冷徹な眼差しで私を見下している
──────人形並に美しすぎる美少年がいた。
「ヒュッッッ!!!」
バタン。
「きゃあああ!!リティー!!!!!!」
私はその日、あまりの美少女・美少年多量摂取により倒れた。
あれ・・・・・・これって、夢、だよね?
なぜかって?・・・それは、今、私が、大声で返事をしたことによって・・・・・・・・・かつてないほどの静寂が訪れているからであーる。
え"っ・・・な、なんで??なにが、どうして、こんな静寂がこの空間に広がっているの?だ、だれっ!?こんなに、静寂にさせた人!?
どぅぬおぉぉおおお!!!私だったあぁぁぁぁ!!!!
「どびぃやああああああ!!!ごめんなさいいいい!!!静寂よぉぉおおお!!!おさまれええええええええええええ!!!!」
私はそこにあった床にゴンゴン頭をぶつける!!!
だんだん羞恥心が芽生えてきたし、なんか、もう、なんか、羞恥心よなくなれぇぇえええ!!!!!
ゴンゴンゴンゴン!!!
「リ、リティー!?リティー!!どうしたの!?気分が優れないの?!!リティー!!床に頭をぶつけるのは良くないわ!!!リティー!!ノア!どうしましょう!?リティーがおかしくなってしまったわ!!!」
「えっ、ラリア様。さすがにその人は手遅れかと・・・。」
ゴンゴンゴンゴン!!!
うえええええん!!!反省しますぅぅぅぅ!!!この空間にとてつもない静寂を運んだ私は反省しますぅうううう!!!!!
「ノア!お願い!!怪我をしたら大変だわ!!血も出てきていますし!!・・・血!リティー!血が出てるわ!!お願いだから頭をぶつけるのはやめて!!」
「チッ、はあ。・・・・・・ラリア様を困らせないでください。」
ゴンゴン床に頭をぶつけていたら、唐突に首根っこを掴まれた。
「ぐえっ・・・な、なにごと!?」
「何事って・・・こっちが聞きたいですよ。」
ため息が後ろから聞こえる。
そして、目の前の美少女がほっとした表情をしている。
えっ・・・・・・・・・・・・かわいい。
ちょー!!かわいい!!えっ、好き♡
ドンッ!
美少女のかわいさに悶えていると、床に思いっきしおしり着地をしてしまった。痛い。
「ほんとに何してるんですか。あなたは。ラリア様に迷惑をかけないでください。熱があるならさっさと立ってベッドで休んだらどうですか?」
後ろで汚いものでも触ったんですか。という手の叩き方をしている低めの女の子の声が聞こえた・・・いや、男の子か?
そして、なにより、怖いっ!!!ボス(母)に匹敵するくらい怖いんだけど!?
冷や汗を流しまくりながら、瞬時に正座をして後ろに体ごと振り向かした。
私は恐る恐る声の主の方へと顔を見上げた。
そこには、冷徹な眼差しで私を見下している
──────人形並に美しすぎる美少年がいた。
「ヒュッッッ!!!」
バタン。
「きゃあああ!!リティー!!!!!!」
私はその日、あまりの美少女・美少年多量摂取により倒れた。
あれ・・・・・・これって、夢、だよね?
1
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説

【完結】22皇太子妃として必要ありませんね。なら、もう、、。
華蓮
恋愛
皇太子妃として、3ヶ月が経ったある日、皇太子の部屋に呼ばれて行くと隣には、女の人が、座っていた。
嫌な予感がした、、、、
皇太子妃の運命は、どうなるのでしょう?
指導係、教育係編Part1
【コミカライズ2月28日引き下げ予定】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。
氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。
私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。
「でも、白い結婚だったのよね……」
奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。
全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。
一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。
断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。

婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢
岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか?
「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」
「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」
マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。

第一王子は私(醜女姫)と婚姻解消したいらしい
麻竹
恋愛
第一王子は病に倒れた父王の命令で、隣国の第一王女と結婚させられることになっていた。
しかし第一王子には、幼馴染で将来を誓い合った恋人である侯爵令嬢がいた。
しかし父親である国王は、王子に「侯爵令嬢と、どうしても結婚したければ側妃にしろ」と突っぱねられてしまう。
第一王子は渋々この婚姻を承諾するのだが……しかし隣国から来た王女は、そんな王子の決断を後悔させるほどの人物だった。
ヒロイン不在だから悪役令嬢からお飾りの王妃になるのを決めたのに、誓いの場で登場とか聞いてないのですが!?
あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
ヒロインがいない。
もう一度言おう。ヒロインがいない!!
乙女ゲーム《夢見と夜明け前の乙女》のヒロインのキャロル・ガードナーがいないのだ。その結果、王太子ブルーノ・フロレンス・フォード・ゴルウィンとの婚約は継続され、今日私は彼の婚約者から妻になるはずが……。まさかの式の最中に突撃。
※ざまぁ展開あり

記憶を失くして転生しました…転生先は悪役令嬢?
ねこママ
恋愛
「いいかげんにしないかっ!」
バシッ!!
わたくしは咄嗟に、フリード様の腕に抱き付くメリンダ様を引き離さなければと手を伸ばしてしまい…頬を叩かれてバランスを崩し倒れこみ、壁に頭を強く打ち付け意識を失いました。
目が覚めると知らない部屋、豪華な寝台に…近付いてくるのはメイド? 何故髪が緑なの?
最後の記憶は私に向かって来る車のライト…交通事故?
ここは何処? 家族? 友人? 誰も思い出せない……
前世を思い出したセレンディアだが、事故の衝撃で記憶を失くしていた……
前世の自分を含む人物の記憶だけが消えているようです。
転生した先の記憶すら全く無く、頭に浮かぶものと違い過ぎる世界観に戸惑っていると……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる