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1話:ロミオ(布団)とジュリエット(私)
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ふわふわした夢心地・・・ベッド最高~!
ああ、お布団。
どうして、あなたはふわふわお布団なのー?????私を離さない気ー??
私もぉぉおおおお!!!!!
ん?あれ、でも、私の部屋のベッドって・・・こんなにふわふわだったっけ?
いや!これは、きっと夢だよ!!そうじゃなきゃ・・・こんな・・・ふわふわの、ぽかぽかの、気持ちにならないし~。
ふへへへへへへへへ。
ジリリリリリリリリリリ!!!!!
私の夢心地を邪魔するがごとく目覚ましが鳴る。
バンッ
私は目覚ましを叩き、宿敵である目覚ましを鳴り止ませる。
ふぅ・・・これでまた、最っ高の眠りへとレッツゴーできる・・・。
バン!!!!!!
「早く起きなさああああい!!!!もう遅刻するわよ!!!」
夢に引きずり込まれそうになっていると、部屋のドアが勢いよく開いた瞬間この家のボスの声が部屋に響いた。
そして、無惨にも私の布団を剥がす。
ぬおおお~私の布団ちゃんがあああ。
でもっ!まだ!枕がある!!ふかふかできっもちいいい~!
「ぶべっ!!」
と思ったら枕が一瞬にして無くなり私は勢いよくベッドに顔をぶつける。
「は・や・く・お・き・な・さ・い♡」
言葉とマッチしないゴゴゴゴゴっていう怒りの雰囲気を感じる。
私はギギギと首を横に向けて視線を上に向けると、いい笑顔で拳を握りしめているボス──お母さんがいた。
「・・・・・・お、お母さん・・・オハヨウゴザイマス。」
私は顔を引き攣らせて挨拶をする。
「はい。おはよう・・・ところで・・・」
お母さんは笑顔で挨拶を返した瞬間、スっと真顔になる。
私、冷や汗をかきまくる。
「今何時だと思っているの!!!もう学校が始まる時間よ!!!」
角をはやした般若と化したお母さんは私を殴りそう告げた。
私は殴られた頭を擦りながら、目覚まし時計を見る。
目覚まし時計が指す時間は───8:25。
私の学校が始まるのは8:30。
こ、ここ、これはっ!!!
私は時計が指す時間を驚きのあまり凝視する。
だって・・・これは・・・つまりぃぃぃぃ!!!
「ぎゃあああああああああ!!!!遅刻だあああああああああああぁぁぁ!!!!!!」
私はガバッと起き上がり叫んだ。
ああ、お布団。
どうして、あなたはふわふわお布団なのー?????私を離さない気ー??
私もぉぉおおおお!!!!!
ん?あれ、でも、私の部屋のベッドって・・・こんなにふわふわだったっけ?
いや!これは、きっと夢だよ!!そうじゃなきゃ・・・こんな・・・ふわふわの、ぽかぽかの、気持ちにならないし~。
ふへへへへへへへへ。
ジリリリリリリリリリリ!!!!!
私の夢心地を邪魔するがごとく目覚ましが鳴る。
バンッ
私は目覚ましを叩き、宿敵である目覚ましを鳴り止ませる。
ふぅ・・・これでまた、最っ高の眠りへとレッツゴーできる・・・。
バン!!!!!!
「早く起きなさああああい!!!!もう遅刻するわよ!!!」
夢に引きずり込まれそうになっていると、部屋のドアが勢いよく開いた瞬間この家のボスの声が部屋に響いた。
そして、無惨にも私の布団を剥がす。
ぬおおお~私の布団ちゃんがあああ。
でもっ!まだ!枕がある!!ふかふかできっもちいいい~!
「ぶべっ!!」
と思ったら枕が一瞬にして無くなり私は勢いよくベッドに顔をぶつける。
「は・や・く・お・き・な・さ・い♡」
言葉とマッチしないゴゴゴゴゴっていう怒りの雰囲気を感じる。
私はギギギと首を横に向けて視線を上に向けると、いい笑顔で拳を握りしめているボス──お母さんがいた。
「・・・・・・お、お母さん・・・オハヨウゴザイマス。」
私は顔を引き攣らせて挨拶をする。
「はい。おはよう・・・ところで・・・」
お母さんは笑顔で挨拶を返した瞬間、スっと真顔になる。
私、冷や汗をかきまくる。
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こ、ここ、これはっ!!!
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だって・・・これは・・・つまりぃぃぃぃ!!!
「ぎゃあああああああああ!!!!遅刻だあああああああああああぁぁぁ!!!!!!」
私はガバッと起き上がり叫んだ。
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