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第9話 新卒採用
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モノマフ国国王、イヴァン13世の命により潜入したシェフィであったが、バルタザール領に潜入してすぐに、深刻な問題に直面していた。
「お財布、どこに落としちゃったんだろう……」
記憶が確かなら、国境を出る時点ではたしかに持っていたはずだ。
それが、町に入って腹ごしらえでもしようと思ったところ、気がついたら財布が消えてしまっていた。
あの財布には任務に必要な資金の他、食費や宿泊費等の滞在費、加えて故郷に残した家族にお土産を買っていくだけの軍資金も含まれていた。
それらをすべて失うということは、家族にお土産を買っていくことはもちろん、王より直接賜った名誉ある任務を果たせないことに他ならない。
「ううっ……」
と、そこまで考えて、頭を振った。
これは、むしろチャンスかもしれない。
お金がないからこそ、バルタザールの民と共に働くことで、領民の中に溶け込み、領内の様子を探りやすくなるかもしれない。
「……よし」
決意を新たに、手頃な仕事を見つけるべく、シェフィは酒場へ向かうのだった。
◇
「……以上が、今回集めた人材です」
「ご苦労」
オーフェンや文官たちのツテで役人候補の人材を集めると、人が足りない部署へ配属を進めていく。
人手不足とオーフェンが不在だったこともあり、書類仕事に忙殺される日々が続いていたが、それももう終わった。
これからは下の人間をあごで動かして馬車馬の如く働かせるターンに入ったのだ。
「いいなぁ、自由って……」
視察と称し、あてもなく街をブラブラする。
開拓地を造り始めて、3ヵ月が経過した。
書類仕事をしてきただけに、町の発展はある程度把握していたが、実際に自分の目で見てみると、やはり感じ入るものがある。
(……気持ちいい。非常に気持ちいい)
目の前の家や店がすべて自分の施策によって建てられたものだと思うと、なんとも言えない満足感を感じる。
こういう日は飲まなくては損である。
(……飲むか、酒を。昼間っから!)
酒を求めて、ライゼルは酒場に入っていった。
◇
酒場に入ると、適当な席に座る。
今の自分は非常に機嫌がいい。今なら店内全員の客に食事と酒を奢ってもいい気分なのだが……
と、そこまで考えて頭を振る。
(バカか、俺は!)
前世での経験から、今世では搾取する側に回ると決めたのだ。
だというのに、民草に食事を奢ってどうする。むしろ民草の金で食事をするべきだろう。
しかし、一度は奢ってやってもいい気持ちになったのは確かだ。
……が、どうせ奢るなら可愛い女の子に奢りたい。
「おっ」
ふと掲示板を見ている少女が目に留まった。
服の上からでもわかる豊かな双丘に、女性的なラインを描くくびれ。絹のようにつやめく金髪は後ろで纏められており、美しさと快活さを併せ持っている。
……そして、なによりいい尻をしている。
(いい女だ……)
出稼ぎにきたのだろうか。
どうやら職を探しているらしく、神妙な面持ちで掲示板を眺めており、ああでもないこうでもないと唸っている。
さて、どうやって声をかけるのが正解か……。
考えた末、ライゼルはメニューを手に取った。
◇
注文した料理をテーブルいっぱいに並べ、大きな声で独りごちる。
「うーん、料理を頼みすぎてしまったなぁ。一人じゃ食べ切れそうにないぞ。こんな時、誰かが手伝ってくれると助かるんだがなあ……」
ちらりと少女を窺うと、緑色の瞳と目があった。
「なぁ、そこのお嬢さん」
「えっ? わ、私ですか?」
「そう。一つ頼まれてくれないか?」
「頼み、ですか……?」
こてんと首をかしげる少女にテーブルを指した。
「見てのとおり、料理を頼みすぎてしまった。俺一人では食べ切れそうにないんで、手伝ってくれないか?」
「は、はぁ……構いませんが……」
困惑しながら席につく少女。
ライゼルが食べ始めると、おずおずと食事に手を伸ばした。
一口。また一口と口へ運び、次第に食べる速度が上がっていく。
「いい食べっぷりだな。相当お腹が減っていたのか?」
「ふぁい。ふぁいふおおひょひへひはっへ……」
「食べてからでいいよ」
「……んぐっ。すみません。財布を落としてしまって、朝から何も食べてなかったんです」
「それは災難だったな」
適当に相づちを打ちながらパンを口に運ぶ。
「それで……この辺りじゃ見ない顔だが、出稼ぎに来たのか?」
「いえ、潜入調査を命じられ……じゃなくて! 病気の弟のために薬代を稼がなくてはいけなくて……。そこで、ライゼル様が新しく町を築いている聞き、ここなら良い仕事があるのではないかと」
……こいつ、わかっている。
この俺が直接治めているのだ。いい仕事がないわけがない。
ニヤけそうになるのを堪えながら、彼女に尋ねる。
「……なるほどな。それで、いい仕事は見つかったのか?」
「それが……なかなか良い仕事が見つからなくて……」
「…………あ?」
この女の目は節穴か? あるに決まってるだろ、いい仕事が。
「どれも給金が少なくて、これでは生活するのも一苦労で……」
「……………………」
酒場に掲示されている求人の多くは街道の灌漑の整備やら交易路の安全確保といった肉体労働だ。
そして、ポンドンからたんまり融資を受けたことで資金的な余裕が生まれ、バルタザール領でも空前の高賃金好待遇に見舞われている。
だというのに、「良い仕事がない」などと言われると、ある疑念が湧いてくる。
(もしかしてこの女、意外と育ちがいいのか?)
彼女の言う「良い仕事」とは、肉体労働《ブルーカラー》ではなく事務仕事《ホワイトカラー》のことを指しているのかもしれない。
その上、高賃金の仕事を所望しているとなると、かなり高位の仕事を求めていることになる。
そのような身のほど知らずな職を求めるあたり、実は意外といいところの家の出なのだろうか。
そう考えると、一瞬アホ面かと思ったこの女も、どことなく理知的な顔立ちをしているように見えてしまう。
「……ちなみに、ここに来る前は何を?」
「モノマフ王立騎士学校に通っていました」
「なに!?」
モノマフ王立騎士学校といえば、隣国、モノマフ王国でも名門中の名門校。
そこに在籍していたとなれば、能力は折り紙付き。そして出自は貴族か、それに準ずる家柄だろう。
「きみは、いったい……」
「あっ、すみません! 今のナシです! 忘れてください!」
両手をぶんぶんと振り、話を切ろうとする。
……この反応、間違いない。
(家出少女、か……)
モノマフ王立騎士学校に通っているとなれば、王国での将来は約束されたようなもの。
だというのにそれを捨て、故郷や家族まで捨てて隣国までやってくるなど、ただごとではない。
(病気の弟がいると言っていたな……。おおかた、弟の治療方針を巡って両親と対立したんだろう。そんな中、自分で治療費を稼ぐと家を飛び出した、といったところか。かわいそうに……)
思わず少女に対する同情の念が湧いてしまう。
(そんなかわいそうな子は、うちでコキ使ってあげよう……)
同情はするが、それはそれ。有用な人材であれば、ぜひともバルタザール家でコキ使いたい。
また、ここで仕事を斡旋すれば、彼女に恩を売ることができる。
その結果、好意を寄せられ、いずれはハーレムに入れることも……
「あの……どうかしましたか?」
緩みそうになる口元を必死に引き締め、少女に向き直る。
「君にピッタリな仕事に心当たりがあるんだが、やってみないか? もちろん、君さえ良ければだが……」
「本当ですか!? ぜひ!」
深い緑色の目を輝かせ、ライゼルの手を握る。
「それじゃあ、上の方に話を通しておこう。……名前は?」
「シェフィです!」
「オーケー。よろしく、シェフィ」
簡単な連絡先を交換すると、その場で別れる。
一応役人として斡旋はしておくが、本当に彼女が使えるのかは未知数だ。
とはいえ、名門の騎士学校出身となれば、最低限の教養はおろか、モノマフ王国でも最高峰の教育を受けているはずだ。
きっとバルタザール家発展のために力を尽くしてくれることだろう。
そんな期待を胸に、ライゼルはシェフィを送り出すのだった。
「お財布、どこに落としちゃったんだろう……」
記憶が確かなら、国境を出る時点ではたしかに持っていたはずだ。
それが、町に入って腹ごしらえでもしようと思ったところ、気がついたら財布が消えてしまっていた。
あの財布には任務に必要な資金の他、食費や宿泊費等の滞在費、加えて故郷に残した家族にお土産を買っていくだけの軍資金も含まれていた。
それらをすべて失うということは、家族にお土産を買っていくことはもちろん、王より直接賜った名誉ある任務を果たせないことに他ならない。
「ううっ……」
と、そこまで考えて、頭を振った。
これは、むしろチャンスかもしれない。
お金がないからこそ、バルタザールの民と共に働くことで、領民の中に溶け込み、領内の様子を探りやすくなるかもしれない。
「……よし」
決意を新たに、手頃な仕事を見つけるべく、シェフィは酒場へ向かうのだった。
◇
「……以上が、今回集めた人材です」
「ご苦労」
オーフェンや文官たちのツテで役人候補の人材を集めると、人が足りない部署へ配属を進めていく。
人手不足とオーフェンが不在だったこともあり、書類仕事に忙殺される日々が続いていたが、それももう終わった。
これからは下の人間をあごで動かして馬車馬の如く働かせるターンに入ったのだ。
「いいなぁ、自由って……」
視察と称し、あてもなく街をブラブラする。
開拓地を造り始めて、3ヵ月が経過した。
書類仕事をしてきただけに、町の発展はある程度把握していたが、実際に自分の目で見てみると、やはり感じ入るものがある。
(……気持ちいい。非常に気持ちいい)
目の前の家や店がすべて自分の施策によって建てられたものだと思うと、なんとも言えない満足感を感じる。
こういう日は飲まなくては損である。
(……飲むか、酒を。昼間っから!)
酒を求めて、ライゼルは酒場に入っていった。
◇
酒場に入ると、適当な席に座る。
今の自分は非常に機嫌がいい。今なら店内全員の客に食事と酒を奢ってもいい気分なのだが……
と、そこまで考えて頭を振る。
(バカか、俺は!)
前世での経験から、今世では搾取する側に回ると決めたのだ。
だというのに、民草に食事を奢ってどうする。むしろ民草の金で食事をするべきだろう。
しかし、一度は奢ってやってもいい気持ちになったのは確かだ。
……が、どうせ奢るなら可愛い女の子に奢りたい。
「おっ」
ふと掲示板を見ている少女が目に留まった。
服の上からでもわかる豊かな双丘に、女性的なラインを描くくびれ。絹のようにつやめく金髪は後ろで纏められており、美しさと快活さを併せ持っている。
……そして、なによりいい尻をしている。
(いい女だ……)
出稼ぎにきたのだろうか。
どうやら職を探しているらしく、神妙な面持ちで掲示板を眺めており、ああでもないこうでもないと唸っている。
さて、どうやって声をかけるのが正解か……。
考えた末、ライゼルはメニューを手に取った。
◇
注文した料理をテーブルいっぱいに並べ、大きな声で独りごちる。
「うーん、料理を頼みすぎてしまったなぁ。一人じゃ食べ切れそうにないぞ。こんな時、誰かが手伝ってくれると助かるんだがなあ……」
ちらりと少女を窺うと、緑色の瞳と目があった。
「なぁ、そこのお嬢さん」
「えっ? わ、私ですか?」
「そう。一つ頼まれてくれないか?」
「頼み、ですか……?」
こてんと首をかしげる少女にテーブルを指した。
「見てのとおり、料理を頼みすぎてしまった。俺一人では食べ切れそうにないんで、手伝ってくれないか?」
「は、はぁ……構いませんが……」
困惑しながら席につく少女。
ライゼルが食べ始めると、おずおずと食事に手を伸ばした。
一口。また一口と口へ運び、次第に食べる速度が上がっていく。
「いい食べっぷりだな。相当お腹が減っていたのか?」
「ふぁい。ふぁいふおおひょひへひはっへ……」
「食べてからでいいよ」
「……んぐっ。すみません。財布を落としてしまって、朝から何も食べてなかったんです」
「それは災難だったな」
適当に相づちを打ちながらパンを口に運ぶ。
「それで……この辺りじゃ見ない顔だが、出稼ぎに来たのか?」
「いえ、潜入調査を命じられ……じゃなくて! 病気の弟のために薬代を稼がなくてはいけなくて……。そこで、ライゼル様が新しく町を築いている聞き、ここなら良い仕事があるのではないかと」
……こいつ、わかっている。
この俺が直接治めているのだ。いい仕事がないわけがない。
ニヤけそうになるのを堪えながら、彼女に尋ねる。
「……なるほどな。それで、いい仕事は見つかったのか?」
「それが……なかなか良い仕事が見つからなくて……」
「…………あ?」
この女の目は節穴か? あるに決まってるだろ、いい仕事が。
「どれも給金が少なくて、これでは生活するのも一苦労で……」
「……………………」
酒場に掲示されている求人の多くは街道の灌漑の整備やら交易路の安全確保といった肉体労働だ。
そして、ポンドンからたんまり融資を受けたことで資金的な余裕が生まれ、バルタザール領でも空前の高賃金好待遇に見舞われている。
だというのに、「良い仕事がない」などと言われると、ある疑念が湧いてくる。
(もしかしてこの女、意外と育ちがいいのか?)
彼女の言う「良い仕事」とは、肉体労働《ブルーカラー》ではなく事務仕事《ホワイトカラー》のことを指しているのかもしれない。
その上、高賃金の仕事を所望しているとなると、かなり高位の仕事を求めていることになる。
そのような身のほど知らずな職を求めるあたり、実は意外といいところの家の出なのだろうか。
そう考えると、一瞬アホ面かと思ったこの女も、どことなく理知的な顔立ちをしているように見えてしまう。
「……ちなみに、ここに来る前は何を?」
「モノマフ王立騎士学校に通っていました」
「なに!?」
モノマフ王立騎士学校といえば、隣国、モノマフ王国でも名門中の名門校。
そこに在籍していたとなれば、能力は折り紙付き。そして出自は貴族か、それに準ずる家柄だろう。
「きみは、いったい……」
「あっ、すみません! 今のナシです! 忘れてください!」
両手をぶんぶんと振り、話を切ろうとする。
……この反応、間違いない。
(家出少女、か……)
モノマフ王立騎士学校に通っているとなれば、王国での将来は約束されたようなもの。
だというのにそれを捨て、故郷や家族まで捨てて隣国までやってくるなど、ただごとではない。
(病気の弟がいると言っていたな……。おおかた、弟の治療方針を巡って両親と対立したんだろう。そんな中、自分で治療費を稼ぐと家を飛び出した、といったところか。かわいそうに……)
思わず少女に対する同情の念が湧いてしまう。
(そんなかわいそうな子は、うちでコキ使ってあげよう……)
同情はするが、それはそれ。有用な人材であれば、ぜひともバルタザール家でコキ使いたい。
また、ここで仕事を斡旋すれば、彼女に恩を売ることができる。
その結果、好意を寄せられ、いずれはハーレムに入れることも……
「あの……どうかしましたか?」
緩みそうになる口元を必死に引き締め、少女に向き直る。
「君にピッタリな仕事に心当たりがあるんだが、やってみないか? もちろん、君さえ良ければだが……」
「本当ですか!? ぜひ!」
深い緑色の目を輝かせ、ライゼルの手を握る。
「それじゃあ、上の方に話を通しておこう。……名前は?」
「シェフィです!」
「オーケー。よろしく、シェフィ」
簡単な連絡先を交換すると、その場で別れる。
一応役人として斡旋はしておくが、本当に彼女が使えるのかは未知数だ。
とはいえ、名門の騎士学校出身となれば、最低限の教養はおろか、モノマフ王国でも最高峰の教育を受けているはずだ。
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