鬼凪座暗躍記

緑青あい

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『鬼憑き』

其の九

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「私は怒り狂った聖戒王せいかいおうに自分も殺されると思いこみ、必死で御殿を飛び出しました。けれど家臣団に追いつめられ、私は禁断の忌地いみちへと足を踏み入れてしまったのです。赤腐土あかふどに穢れた森中を逃げ惑う内、幾度も転んでてのひらがすり切れ、聖真如族せいしんにょぞくの証『おん』の一字は消えてしまいました。聖戒王に根深い怨嗟をいだいていた母は、父王ふおうをたばかるため、定期的に特殊な顔料で、私の右掌にニセの御験みしるしを書き綴って来たのです。その母を失った悲しみ、目に焼きついて離れない惨劇、聖戒王への恐怖と憎悪……さまざまな懊悩おうのうが渦を巻き混乱し、私の幼心は悶々とさいなまれていました。やがて忌地の瘴気しょうきてられたせいか、私は体調を崩し、その場へ倒れてしまったのです。そんな私を救ってくれたのが《癋見べしみ朴澣ほおかん》さまでした。初めは琥珀こはくの瞳や、爛れた半身がとても恐ろしくて……私、本物の鬼だと勘ちがいしてしまいました。でも朴澣さまは泣きじゃくる私を慰め、上手く御殿暮らしに戻るための妙案を授けてくださいました。それは、つまり忌地を侵したことが祟って、聖印『唵』字は消失され、やまいを発症した演戯をすればよいとのことで、私は半信半疑でしたが……相談を続ける内、何故か朴澣さまに懐かしさすら覚え、私はこのかたを信用すると決めたのです。さらに朴澣さまは不思議な霊力を用いて、私が絶対に安全な魔法をかけてやると仰いました。そして十年経ったら、私を迎えに往くとも……私は心身の疲労から、いつしか朴澣さまの腕で眠りについておりました。やがて目覚めた時、私の左掌ひだりてのひらには斯様な【卍巴鬼業印まんじどもえきごういん】が刷りこまれていたのです。子供心にも、この忌諱印きいいんが持つ意味を知る私は、正直……朴澣さまを恨みました。これでは聖戒王に見つかった際、まちがいなく殺されてしまうだろうと。現に私の兄上は、鬼憑おにつき嫌疑をかけられただけで、実父聖戒王に殺されたのです……お母さまが聖戒王を憎み、不貞を働いたのは、兄上の仇討ちだったのでしょう。ところが、家臣に捕まり、御殿へ戻された私を、聖戒王は今まで以上に、大切にあつかってくれました。どうやら、私が母から聞かされた真実の内……実父は他の男だということまでは、知らなかったらしいのです。私が朴澣さまの助言通り、やがて気狂いのそぶりを見せ始めても、【卍巴鬼業印】を見せつけても、聖戒王は私を成敗しませんでした。激情に駆られ、殺害してしまった母に対する贖罪の念が、あったためかもしれません。但し父王は、その日を境に私を、奥御殿の……船でしか渡れぬ離宮へと幽閉してしまいました。立場上、私の鬼憑き疑惑が、外部へもれることを、極端に警戒していたのです。けれど私は、鬼狂おにぶやまいの演戯をやめませんでした。それが、私なりの復讐だったからです。聖戒王は私の狂態を見るたび、自責の念にさいなまれ、苦しんでおりました。そんな非道ひどうな娘ですから、罰が当たったのでしょうね……私が、童子さながらにふるまうのをよいことに……閹官えんかんや武官、側用人の中には、私を人形のようにもてあそぶ者もおりました。でも今更、すべて演戯で嘘だったなどと、云えるはずがありません。そこへ羽曳里殿はびきりどのとの婚約話が浮上して……私は、こんな気狂い娘を嫁にしてもよいと考えた、羽曳里殿の優しいお心が、とてもうれしかった。でも喜び半分……残りは脅威です。何故なら私は、生前の母から、実父のことも聞かされておりましたゆえ……羽曳里殿に、ワザと嫌われるよう、無様な狂態を見せつけるのは、本当につらかった……それでも、私との婚約解消を云い出さぬ羽曳里殿が、実の兄上でなかったら、こんなに苦しむことも、なかったでしょうに……そんな時です。朴澣さまから、便りが届いたのは……春の園遊会で、使いの料理人に手渡された文……そこには『十年前の約束を如何いかがするか』と綴られておりました。偽りだけで固めた生活のすべてに、もう限界を感じていた私は……ようやく自由になれると信じ、再び朴澣さまに、おすがりしようと決めました。これが、どのような結果を招くものなのか……本当は私、薄々承知しておりましたのに……」
 長い長い告白を終えた、美甘姫みかもひめの瞳からは、止めどなく泪があふれ出していた。羽曳里中将は、可憐で健気な美甘姫の泪に打ちのめされ、己の醜い野望を恥じ入り……ずっとうつむいていた。まだ心の整理が追いつかず、彼女を妹だと認めてしまうのも怖かったのだ。
「数日前の晩、ここで元宮廷料理人が殺された例の通り魔事件……そいつは俺が金で雇い、美甘への連絡役に使ってた男なんだが……殺したのは、お前さんだね? 峻鸞太傳殿しゅんらんたいふどの
 朴澣に睨まれ、峻鸞太傳は力なくうなずいた。
「そうだ……聖戒王の泣きどころ、美甘姫の情報を得ようと奴に近づいたが、我らの企みを看破した男は、法外な口止め料を要求してきた。だから……口を封じるしかなかった! だが、美甘よ! わしはお前が実の娘だなどと、今日この瞬間まで知らなかった! 妻を早くに亡くした儂にとっては、斎酒殿ゆきどのへの想いも純粋一途だった! なにもかも判っていたなら、お前を害するような謀略は、決して企まなかった! どうか信じてくれ、美甘!」
 峻鸞太傳は、悔恨の念に身もだえし、美甘姫の足元へにじり寄った。
 懸命に娘の許しを乞うた。しかし美甘姫は、そんな初老の男を、冷ややかに見すえたまま、もう口を開こうとしなかった。地面をかきむしり、泪にあえぐ峻鸞太傳。
「そうか……許せぬか……当然だ、さもあろう……ならば、儂が取るべき手段はひとつ!」
 次の瞬間、峻鸞太傳の腰帯から白刃が閃き、止める間もなく、彼は自刎じふんして果てたのだ。
「父上ぇぇえ! そんな……嫌だぁぁあ!」
ああっ……!」
 噴き上がる鮮血を浴び、絶叫した羽曳里中将。美甘姫も、顔をおおい泣き崩れた。
 凄絶な最期をとげた父の亡骸に取りすがる、息子と娘。
 その時、唐突にパンパンと手拍子を打ったのは、仕掛け人【鬼凪座きなぎざ】の朴澣座長ほおかんざちょうだった。
愁嘆場しゅうたんばは、その辺にしといてくんな。もう、幕引きの時間だぜ……そうだろう、美甘」
 朴澣に炯々けいけいと見つめられ、美甘姫は、ハッと泣き顔を上げた。朴澣は、そんな彼女の左手を乱暴につかむと、十年前に彼が埋めこんだ【手根刀しゅこんとう】の枝脈『ニセ卍巴印』を、するりと掌から引き抜いた。痛みも感じず、瞬時にはがされた鬼業きごうの根が、彼の掌で粉塵と化す。
「美甘、お前はこの十年間……充分すぎるほど苦しんだ。だから、もう聖戒王家の……いや、俺の呪縛から……解放してやるよ。お別れだ」
 美甘姫は、無傷で白い己の左掌と、朴澣の糜爛びらんした左悪相を交互に見比べては、やっとこの男の真意を悟った。美甘姫は、朴澣のつらい心情をおもんぱかり、感きわまってこうべを垂れた。
「あなたさまの復讐も……これで終幕なのですね」
 美甘の頬を伝う泪は今、聖戒王でも、峻鸞太傳でも、羽曳里中将でもなく、目前に佇む琥珀眼の怪士あやかしのためだけに、流れ続けていた。
 一歩下がって、悪相座長と美甘姫のやり取りを、傍観していた仲間四人。
 互いの顔を見合わせては、さも不思議そうに首をかしげる。
「羽曳里サンよ。つまりこういうことだ。俺たちぁハナから美甘の依頼で動いてた。美甘を死んだように見せかけ、父王の目をごまかし、彼女を聖戒王家から、脱出させるのが狙いでなぁ。その準備段階で、あんたら【降魔ごうま】の依頼まで舞いこんで来た。だから俺たちぁ、あんたらの依頼通り演じながら、真の目的を果たす、隠れみのに利用させてもらったんだ。なにせこちらは、十年前からの先約だ。悪く思うなよ」
 峻鸞太傳の亡骸に顔を埋め、嗚咽する羽曳里中将は、胸につかえた激情を吐露した。
「父上は憐れな御方だった! 身から出た錆とはいえ、斯様な外道や怪士どもに愚弄され、命を捨て去った! だが、いかに非道な父であっても、一人で黄泉路へ赴かせるは忍びない! 罪深さなら、私とて同じ……美甘殿に、顔向けできぬ! どうか許してください!」
 云うが早いか羽曳里は、父の血刀を拾い、己の首筋に当てがった。
 だが、シュンとしなる機敏な枝先に弾かれ、自害を果たせなかった。
 今度は、朴澣の【手根刀】が間に合ったのだ。
「親父のあと追い心中なんて、莫迦ばかな考えは捨てな! あんたまで死んじまったら、美甘もきっと、生きちゃあいられないだろうぜ! 不幸の連鎖は、ここで断ち切るんだよぅ!」
 朴澣の叱責に、泣き伏す羽曳里中将。そんな兄に、美甘姫は優しくささやきかけた。
「羽曳里殿……お別れの時です。父のこと、どうぞよろしく取り計らってください。御身を大切に、もう二度と道を見誤らぬよう……劫初内ごうしょだいへ戻って、今まで通り、お役目に励んでください。そして、可愛い奥方をめとって、幸せに」
 泪でこれ以上は云えず、美甘姫は【鬼凪座】の面々とともに、宵闇へ消え去ろうとした。
「待ってください、美甘殿! 私の罪は……」
 羽曳里中将は、慌てて顔を上げたが、すでに美甘姫と【鬼凪座】の五悪党は、姿をくらましていた。そこには、父と降魔外道の無惨な屍骸だけが残され、吹き荒ぶ夜風が狂い咲いた桜花を、はなむけの如く、いつまでも散らしていた。


「それにしても、惜しいよなぁ! あんな別嬪べっぴんを、辺鄙な山奥の尼寺に放りこんじまうなんてよぅ! 畜生、その前にっとくんだったぜ! 勿体ねぇったら、ありゃしねぇ!」
「そうは云っても、致し方ありません。本人の固い意志なのですから。とにかく、あなたの魔手にかかる前で、幸いでした」
哈哈ハハ、まったくじゃ! 那咤なたの淫欲で攻められては、姫さまの御身おんみがもたんわい! 危ない、危ない! 早いトコ決断してよかったのう!」
 五更ごこうの明け方、乳白の樹海に浮沈する人影。
 朝靄あさもやの中を冥加山麓みょうがさんろくのねぐらに向かう【鬼凪座】一行は、こんな談笑を続けていた。
 色悪いろあく那咤霧なたぎり、冷徹な夜叉面冠者やしゃめんかじゃ、不真面目な一角坊いっかくぼうは、先だって別れたばかりの美甘姫を思い出し、彼女のたぐいまれなる美貌を偲んで、大きなため息をついた。
 性格は三者三様、まるでちがう三人だが、考えることは一緒だった。
 美甘姫、最後のセリフが黄泉還る。
《鬼凪座の皆さま。此度は、わたくしごとで、大変な苦労をかけしてしまいましたね。まずは、お詫び致します。かさねて、心より感謝致します。ありがとうございました。皆さまのことは、生涯忘れません。これより僧籍に入る私は、もう、皆さまとお逢いすることもないと存じますが、どうか、お達者で……それと些少ですが、手間賃を、お受け取りください……そして、朴澣さま。いつの日かまた、お目にかかれることあらば、その時こそ……本当の名を、呼ばせてくださいね》
 艶然と微笑む美しい天女は、俗世の人でなくなったのだ。
 かさなるため息が、また三つ。
『確かに、綺麗な娘だったな。われの姿にも臆することなく、まっすぐ見すえて来おったぞ』
 毘沙門亀甲びしゃもんきっこうの陣羽織にくくばかま椎形兜しいなりかぶとをかぶった半鬼人はんきじん宿喪すくもも、彼女との別れが名残惜しかった様子。鬼灯夜ほおずきやには特別な影響を受け、巨大獰猛化する宿喪の体も、あかつきを迎えれば六尺まで縮み、衣を着こめば遠目には、人間に見えなくもない。
 黒光る毛深さに、変化はないが。
「けど考えてみりゃあ、今回の件。なかなか美味しい依頼だったよなぁ。美甘の分は勿論としても、羽曳里中将と親父の分まで、手間賃の二重取りだぜ! 騙して奪う金ってなぁ、実に気持ちがいいモンだ! 人を喰って、揚げ足とって、煙に巻いて、ボロ儲け! だからこの商売は、やめられねぇんだ……哈哈哈!」
 悪相の琥珀眼を爛々と光らせ、朴澣座長が囃し立てる。
 この男、善悪の比重がきわめて微妙な人物である。聖戒王家離宮で見せた冷血な鬼畜ぶり、美甘姫や羽曳里中将に見せた、束の間の優しさ。どちらが彼の本性なのか迷うところだが、今の悪辣あくらつな発言を聞く限り、やはり残酷無比な怪士と捉えるのが妥当だろう。
 しかし、追従する仲間四人には、どうしても解せない点があった。
 つき合いの長い彼らにも、決して己の本心を悟らせぬ朴澣座長。
 濃密な朝靄にさえぎられ、顔が見えない今なら、真実を明かしてくれるかもしれない。
「なぁ、朴澣。俺たちにもまだ判らねぇ点があるんだ。教えてくれねぇか?」と、那咤霧。
「冷酷な諧謔趣味かいぎゃくしゅみの、お前さんらしくもない。何故、あの娘に関してのみ、十年もの時間をさいて、執着したのか……どうしても、納得できん。腑に落ちんのじゃよ」と、一角坊。
「しかもあなたは、美甘殿から頼まれてもいない聖戒王家への残忍な鬼騒動を、筋書きに加筆なさった。まるで自身の強い怨念を、晴らさんとするかの如くにね」と、夜叉面冠者。
『吾は正直、気が進まんかったぞ。それを無理強いさせたのだから、得心の往く返答をもらいたいものだ。あれは聖戒王家への復讐だったのではないか? 十年前に美甘姫を救った忌地の件も、此度の復讐劇への伏線。いわば長く入念な下準備。お前は聖戒王に、なにか根深い恨みをいだいているのだろう。どうだ、ちがうか。答えてみよ、朴澣』と、宿喪。
 白く仄霞ほのがすむ視界の中で、朴澣はかすかに嗤ったようだが……判然としない。
 いぶかる仲間四人へ、しばし間をおき、彼はポツリとつぶやいた。
「……聖戒王唐久賀からくがには、鬼憑き嫌疑で放逐された、嫡男がいたって聞いただろ……その『朴太子ほおたいし』ってなぁ、実は俺のことなのさ」
 途端に仲間たちから莫迦笑いが巻き起こる。
「哈哈哈! まさか! 冗談じゃろう!」
喂々おいおい、そんな与太話、信じられっかよ!」
「ふふ……幾分、作りすぎですな。座長」
『お前の悪党面は、どう見たって聖真如族とはほど遠いぞ。たばかるつもりなら、もっと気の利いた嘘をつけ。とんだ笑い話だな、朴澣!』
「……ああ、そうさ。冗談だよ……」
 朴澣も笑った。
まとわりつく濃密な朝靄が、やがて、謎めいた絡繰からくり一味【鬼凪座】の鬼業役者五人組を、冥加山の深奥しんおうな懐へと、白くおおい隠していった。


 後日、茂埋宿もたりじゅくで見つかった道士姿の屍骸十一体。
 身元が【降魔外道】と判明するや、信者同士の集団自決として、簡単に処理された。
 聖戒王唐久賀は、愛娘・美甘姫の、鬼業に依る死が周知となり失脚。
 蟄居閉門ちっきょへいもんの沙汰が下ったのち、ついに発狂して自害したと伝えられる。
 そして羽曳里中将も、聖戒王家鬼騒動が一段落したのを見計らい、お役御免を願い出た。
 留任を望む高官の意見には耳を貸さず、劫初内を退城した羽曳里は、そのまま消息不明となった。だが一説によると、羽曳里は巡礼姿に身をやつし、無名の骨箱こつばこを提げて、生涯、聖地の流転を続けたという。これは、後年「彼に似た人物を見た」と証言する者の、いささか信憑性に欠ける話ではあるが、その目撃者……左半身が醜く爛れ、不気味な琥珀の隻眼を持した、悪相の男だったとも伝えられている。

 『鬼憑き』完
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