57 / 59
左道四天王見参 《第八章》
其の七
しおりを挟む
「どうしたんだよ! 喂、お前ら……って! なんだ、ありゃあ!?」
四悪党の険しい視線の先に、とんでもない光景を目撃し、太毬は素っ頓狂な声を上げた。
妥由羅と氷澪も、すかさず身がまえたが、《左道四天王》は逆に歓迎している様子だ。
「どうやら、もう一波乱……いやはや、腰が抜けん喃。しかし遊び相手には、丁度よいか」
「やってやろうじゃない。俺は今、すこぶる気分が悪いんだ。八つ当たりさせてもらうよ」
「同感だ。憂さ晴らしに、思いきり暴れてやるとするか。得意の剣伎をあますことなくな」
「さっきから、ワケの判んねぇ怒りのやり場に、窮してたトコだ! 上等だぜ、クソが!」
浜辺から、水飛沫を散らして、こちらへ駆けて来るのは、『苦界島』の罪人どもだ。
その数、おおよそ百二十……多分、島民による一斉攻撃なのだろう。
先導の、頭目格らしき大男が、ほざいている。
「見つけたぞ! 奴らが《左道四天王》だ! 捕らえて名を挙げろ!」
罪人どもは皆、防具で身を固め、さまざまな武器をたずさえ、蛮声を張り上げている。
「俺が殺る! 『苦界島』脱出の切符は、俺が頂く!」
「黙れ! てめぇなんかに、渡すモンかよ! どきやがれ!」
「女もいるぞ! こいつぁ、いいや! 嬲り者にしろ!」
「クソ、邪魔するな! お尋ね者も、女どもも、全部、俺の物だ!」
実は、恣拿耶たちを捜索するかたわら、裏で暗躍し、彼らと協定を結んでいた鍾弦。
『苦界島』脱出の便宜を図るはずだった【百鬼討伐隊】も、本土まで彼らを運ぶはずだった軍船も、鍾弦自身も、とうに轟沈、海の底だというのに……愚かな罪人どもは、何者かにそそのかされたらしい。目の色変えて、鼻息荒げ、七人の元へ、ドッと押し寄せて来る。
「莫迦の相手は、楽じゃないね。どうする、太毬。まだ、やれるかい?」
「勿論です、姐御! やってやりましょう! 三日月さんたちの、弔い合戦だ!」
「私だって、このまま引き下がりゃあ、しませんよ! うんと、お仕置きしてあげるわ!」
妥由羅、太毬、氷澪の心は、すでにひとつだった。
だが三人より、さらに俊敏に、敵方へ突進して往ったのは、《左道四天王》だった。
恣拿耶と三日月に、同情したわけではないだろう。
しかし、二人のことを考えると、四悪党の闘争心は自然と強まった。とにかく、目前の敵を倒すことだけに専念し、哀しみにも似たこの厄介な感情を、抑えこみたかったのだ。
「待て! お前さんらは、そこで見物してるがよろしい!」
両鎌槍を回転させ、不敵な笑みを浮かべ、《鬼野巫の杏瑚》が厳命する。
「あんな雑魚ども、俺たちだけで充分まかなえる相手だ!」
大小二刀を振り上げ、力強い目で睨み、《五燐衛士の栄碩》が宣言する。
「まぁ、俺たちの華麗な手さばきに、精々驚嘆しなさい!」
鉄弓に尖矢をつがえ、自信に満ちた顔で、《死に水の彗侑》が通告する。
「ド派手に一発、決めてやるぜ! 魂消て腰抜かすなよ!」
雙独鈷杵を打ち鳴らし、戦意高揚させては、《墓狩り倖允》が咆哮する。
百二十対四……どう考えても圧倒的に不利な状況なのに、四悪党は決して退かなかった。
だがさすがは《左道四天王》……悪名に恥じぬ武功と胆力、そして奇策を魅せてくれた。
……四神相応、四つ巴、
運否天賦の綱渡り、
右道を往けば神子となり、
左道を往けば鬼子と化す、
天帝浄土に字を残し、
冥帝穢土に諱を刻む、
荒武者どもの見た夢も、
いずれ果てるか不如帰、
さりとて誘う戦神に、
勝利を奉ずる四天王……
どこからともなく、流れ来る琵琶奏者の唄声に合わせ、華麗な武劇を披露する四悪党は、たちまち屈強な敵役どもを蹴散らし、酸鼻な血の海を広げ、無残な屍骸の山を築いていく。
罪人のみならず、狂人病人、忌諱族、阿片中毒者、異端者、奇形、陰間、邪教信徒、屠殺人、果ては鬼憑きや鬼業者、半鬼人まで……相手かまわずの殺戮劇は、凄惨をきわめた。
「南無阿弥陀仏!」と、剛力で両鎌槍を振り回し、次々と首を刎ねる破戒僧。
「殺ぁあぁぁあ!」と、俊敏に大小二刀を操るや、寄せ手を斬殺する若武者。
「全員処刑だよ!」と、怪腕で鉄弓の弦をしならせ、多勢を矢衾にする巡礼。
「地獄に堕ちろ!」と、鋭利な雙独鈷杵を閃かせ、続々と刺しつらぬく鉄兜。
こんな具合に、両鎌槍が血風吹かせ、大小二刀が気焔を吐けば、弓弦が数多の矢を乱舞させ、雙独鈷杵が冷光を放つ。
そこへ杏瑚の秘密道具、栄碩の火焔奥儀、彗侑の屍毒操術、倖允の狗魄二頭も加わって、修羅の戦場と化した浜辺は、見る見る内に赤く染まり、凄絶な地獄絵図を描き出す。
しかし、その光景は……彼らの活躍ぶりは、痛快でさえあった。
「ダメだ! とても、叶わない!」
「降参する! 助けてくれぇ!」
「嫌だ、死にたくない……ぎゃあっ!」
罪人どもは、あっと云う間に数を減らし、代わりに死体ばかりが波打ち際に増えていく。
それでも四悪党は、絶対に彼らを許さなかった。一人たりとも逃さなかった。
まるで少年のように嬉々と輝く瞳で、敵方の間を駆け回る四人は、命懸けの闘いを心から楽しんでいる様子だった。
男勝りで怖いもの知らずの氷澪が、興奮気味に声援を送る。
「ヤブ先生! 素敵よぉ! 惚れなおしちゃうわぁ!」
やがて悲鳴も、怒号も、命乞いも、まるで聞こえなくなり、血生臭い死臭だけが、浜辺に漂い始めた頃、四悪党はようやく武器を下ろした。残るは頭目格の大男、唯一人である。
大男は、血にまみれた四人の獰悪な凶相を仰ぎ見るや、悲痛なまでに震え出した。無様に失禁し、冷や汗を垂らし、カチカチと歯を鳴らし、もう憐れとしか云いようがなかった。
「あ……ああ、あ……」
最早、恐怖のあまり声も出ない。
そんな大男の首元へ、両鎌槍、大小二刀、屍毒針、雙独鈷杵が、一斉に突きつけられた。
四悪党は、互いを睨み、最後の獲物を廻って、小競り合いを始める。
「これ、なにしくさる! たまには軍師にも、見せ場を作ってやらんかい!」
露な肌理に、朱色の梵字経文を浮かび上がらせ、杏瑚が激昂する。
「嫌なこったね! いつも、いいトコ取りばっかして、退くのはお前だよ!」
鋭利な殺意に反応してか、白檀香を常より強め、彗侑が威嚇する。
「つまらん、いさかいはよせ! 俺なら一瞬ですむ! 苦しまずにすむぞ!」
背中から、凄まじいまでの火焔光を噴き出しては、栄碩が怒鳴る。
「喂! 誰に殺って欲しいか、てめぇが決めろ! 当然、俺を選ぶよなぁ!」
影の中で待つ狗魄へ、新鮮な餌を与えんと、倖允が鼻息を荒げる。
四つの殺意に取り巻かれた大男は、恐ろしさに堪えきれず、到頭、気絶してしまった。
大男の不甲斐ない姿を見て、四悪党は呆れ果て、殺す気すら失せてしまった。
いずれにせよ、水中に沈んだ彼が、溺死するのは、目に見えて明らかだった。
「ヤレヤレ、色々あったが、まぁ〝終わりよければすべてよし〟と、云うことじゃな」
「どうだってかまわんさ。当初の目的こそ果たせんかったが、これはこれで悪くない」
「そうだねぇ。此度もまずまずの結果だったんじゃない? 最後はかなり疲れたけど」
「啊、なんたって天下に名立たる『苦界島』を手中に納めたんだ。最高の戦利品だぜ」
仲間の言葉を聞き、喜悦満面の杏瑚は、両鎌槍で『苦界島』の断崖に、こう刻みこんだ。
――左道四天王見参――
そして、この一言。
「「「「苦界島、完全制覇したぞぉ!!」」」」
四人は、歓喜の声をそろえ、万歳した。
四悪党の険しい視線の先に、とんでもない光景を目撃し、太毬は素っ頓狂な声を上げた。
妥由羅と氷澪も、すかさず身がまえたが、《左道四天王》は逆に歓迎している様子だ。
「どうやら、もう一波乱……いやはや、腰が抜けん喃。しかし遊び相手には、丁度よいか」
「やってやろうじゃない。俺は今、すこぶる気分が悪いんだ。八つ当たりさせてもらうよ」
「同感だ。憂さ晴らしに、思いきり暴れてやるとするか。得意の剣伎をあますことなくな」
「さっきから、ワケの判んねぇ怒りのやり場に、窮してたトコだ! 上等だぜ、クソが!」
浜辺から、水飛沫を散らして、こちらへ駆けて来るのは、『苦界島』の罪人どもだ。
その数、おおよそ百二十……多分、島民による一斉攻撃なのだろう。
先導の、頭目格らしき大男が、ほざいている。
「見つけたぞ! 奴らが《左道四天王》だ! 捕らえて名を挙げろ!」
罪人どもは皆、防具で身を固め、さまざまな武器をたずさえ、蛮声を張り上げている。
「俺が殺る! 『苦界島』脱出の切符は、俺が頂く!」
「黙れ! てめぇなんかに、渡すモンかよ! どきやがれ!」
「女もいるぞ! こいつぁ、いいや! 嬲り者にしろ!」
「クソ、邪魔するな! お尋ね者も、女どもも、全部、俺の物だ!」
実は、恣拿耶たちを捜索するかたわら、裏で暗躍し、彼らと協定を結んでいた鍾弦。
『苦界島』脱出の便宜を図るはずだった【百鬼討伐隊】も、本土まで彼らを運ぶはずだった軍船も、鍾弦自身も、とうに轟沈、海の底だというのに……愚かな罪人どもは、何者かにそそのかされたらしい。目の色変えて、鼻息荒げ、七人の元へ、ドッと押し寄せて来る。
「莫迦の相手は、楽じゃないね。どうする、太毬。まだ、やれるかい?」
「勿論です、姐御! やってやりましょう! 三日月さんたちの、弔い合戦だ!」
「私だって、このまま引き下がりゃあ、しませんよ! うんと、お仕置きしてあげるわ!」
妥由羅、太毬、氷澪の心は、すでにひとつだった。
だが三人より、さらに俊敏に、敵方へ突進して往ったのは、《左道四天王》だった。
恣拿耶と三日月に、同情したわけではないだろう。
しかし、二人のことを考えると、四悪党の闘争心は自然と強まった。とにかく、目前の敵を倒すことだけに専念し、哀しみにも似たこの厄介な感情を、抑えこみたかったのだ。
「待て! お前さんらは、そこで見物してるがよろしい!」
両鎌槍を回転させ、不敵な笑みを浮かべ、《鬼野巫の杏瑚》が厳命する。
「あんな雑魚ども、俺たちだけで充分まかなえる相手だ!」
大小二刀を振り上げ、力強い目で睨み、《五燐衛士の栄碩》が宣言する。
「まぁ、俺たちの華麗な手さばきに、精々驚嘆しなさい!」
鉄弓に尖矢をつがえ、自信に満ちた顔で、《死に水の彗侑》が通告する。
「ド派手に一発、決めてやるぜ! 魂消て腰抜かすなよ!」
雙独鈷杵を打ち鳴らし、戦意高揚させては、《墓狩り倖允》が咆哮する。
百二十対四……どう考えても圧倒的に不利な状況なのに、四悪党は決して退かなかった。
だがさすがは《左道四天王》……悪名に恥じぬ武功と胆力、そして奇策を魅せてくれた。
……四神相応、四つ巴、
運否天賦の綱渡り、
右道を往けば神子となり、
左道を往けば鬼子と化す、
天帝浄土に字を残し、
冥帝穢土に諱を刻む、
荒武者どもの見た夢も、
いずれ果てるか不如帰、
さりとて誘う戦神に、
勝利を奉ずる四天王……
どこからともなく、流れ来る琵琶奏者の唄声に合わせ、華麗な武劇を披露する四悪党は、たちまち屈強な敵役どもを蹴散らし、酸鼻な血の海を広げ、無残な屍骸の山を築いていく。
罪人のみならず、狂人病人、忌諱族、阿片中毒者、異端者、奇形、陰間、邪教信徒、屠殺人、果ては鬼憑きや鬼業者、半鬼人まで……相手かまわずの殺戮劇は、凄惨をきわめた。
「南無阿弥陀仏!」と、剛力で両鎌槍を振り回し、次々と首を刎ねる破戒僧。
「殺ぁあぁぁあ!」と、俊敏に大小二刀を操るや、寄せ手を斬殺する若武者。
「全員処刑だよ!」と、怪腕で鉄弓の弦をしならせ、多勢を矢衾にする巡礼。
「地獄に堕ちろ!」と、鋭利な雙独鈷杵を閃かせ、続々と刺しつらぬく鉄兜。
こんな具合に、両鎌槍が血風吹かせ、大小二刀が気焔を吐けば、弓弦が数多の矢を乱舞させ、雙独鈷杵が冷光を放つ。
そこへ杏瑚の秘密道具、栄碩の火焔奥儀、彗侑の屍毒操術、倖允の狗魄二頭も加わって、修羅の戦場と化した浜辺は、見る見る内に赤く染まり、凄絶な地獄絵図を描き出す。
しかし、その光景は……彼らの活躍ぶりは、痛快でさえあった。
「ダメだ! とても、叶わない!」
「降参する! 助けてくれぇ!」
「嫌だ、死にたくない……ぎゃあっ!」
罪人どもは、あっと云う間に数を減らし、代わりに死体ばかりが波打ち際に増えていく。
それでも四悪党は、絶対に彼らを許さなかった。一人たりとも逃さなかった。
まるで少年のように嬉々と輝く瞳で、敵方の間を駆け回る四人は、命懸けの闘いを心から楽しんでいる様子だった。
男勝りで怖いもの知らずの氷澪が、興奮気味に声援を送る。
「ヤブ先生! 素敵よぉ! 惚れなおしちゃうわぁ!」
やがて悲鳴も、怒号も、命乞いも、まるで聞こえなくなり、血生臭い死臭だけが、浜辺に漂い始めた頃、四悪党はようやく武器を下ろした。残るは頭目格の大男、唯一人である。
大男は、血にまみれた四人の獰悪な凶相を仰ぎ見るや、悲痛なまでに震え出した。無様に失禁し、冷や汗を垂らし、カチカチと歯を鳴らし、もう憐れとしか云いようがなかった。
「あ……ああ、あ……」
最早、恐怖のあまり声も出ない。
そんな大男の首元へ、両鎌槍、大小二刀、屍毒針、雙独鈷杵が、一斉に突きつけられた。
四悪党は、互いを睨み、最後の獲物を廻って、小競り合いを始める。
「これ、なにしくさる! たまには軍師にも、見せ場を作ってやらんかい!」
露な肌理に、朱色の梵字経文を浮かび上がらせ、杏瑚が激昂する。
「嫌なこったね! いつも、いいトコ取りばっかして、退くのはお前だよ!」
鋭利な殺意に反応してか、白檀香を常より強め、彗侑が威嚇する。
「つまらん、いさかいはよせ! 俺なら一瞬ですむ! 苦しまずにすむぞ!」
背中から、凄まじいまでの火焔光を噴き出しては、栄碩が怒鳴る。
「喂! 誰に殺って欲しいか、てめぇが決めろ! 当然、俺を選ぶよなぁ!」
影の中で待つ狗魄へ、新鮮な餌を与えんと、倖允が鼻息を荒げる。
四つの殺意に取り巻かれた大男は、恐ろしさに堪えきれず、到頭、気絶してしまった。
大男の不甲斐ない姿を見て、四悪党は呆れ果て、殺す気すら失せてしまった。
いずれにせよ、水中に沈んだ彼が、溺死するのは、目に見えて明らかだった。
「ヤレヤレ、色々あったが、まぁ〝終わりよければすべてよし〟と、云うことじゃな」
「どうだってかまわんさ。当初の目的こそ果たせんかったが、これはこれで悪くない」
「そうだねぇ。此度もまずまずの結果だったんじゃない? 最後はかなり疲れたけど」
「啊、なんたって天下に名立たる『苦界島』を手中に納めたんだ。最高の戦利品だぜ」
仲間の言葉を聞き、喜悦満面の杏瑚は、両鎌槍で『苦界島』の断崖に、こう刻みこんだ。
――左道四天王見参――
そして、この一言。
「「「「苦界島、完全制覇したぞぉ!!」」」」
四人は、歓喜の声をそろえ、万歳した。
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる