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2章
10弟の本心
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~アースside~
アース「すみません。何から何まで」
徹「いいよ。これくらい……」
沈黙。先輩にあわせる顔がない。
醜態を見せてしまった。しかも身内の醜態
最悪の最悪。
徹「なぁ、アースは兄ちゃんのことどう思ってる。」
アース「へ、ルイスのこと?それは、」
徹「お前は兄ちゃんのこと、好きだったか?」
アース「……昔から嫌いでした。あんな自己中心的な奴、我儘で傲慢、マイペース野郎、今日は俺を殺しにかかってきた。まぁ先輩が助けてくれたから、何とかなりましたけど……」
徹「そっか、」
アース「……すみません、迷惑かけて」
徹「え?」
アース「助けて貰って、しかも、強引に家にまで上がり込んで……」
頭に血が上って、すきかってにして……
まるで、アイツの様だ。俺も血が繋がってるから当たり前か……
徹「いいんだよ!そんなこと考えなくたって!確かに強引だったかもしれないけど、別にそんなに嫌とかじゃねぇし、、」
アース「でも!ルイスはアンタに酷いことした!俺はアイツの血の繋がった兄弟だ、なのに」
徹「だって、あれはお前じゃないじゃんかアース……」
アース「……」
徹「あれはルイスがやった事で、お前がしたことじゃない、お前が責任を取らなくてもいいし………お前はお前でアイツはアイツだ!!」
アース「……それは、」
徹「しかも、お前はルイスと一緒でいいのか!あのチャランポランの兄なんかと一緒で!お前はイケメンだけど、優しいじゃねぇか!でもアイツはイケメンだけど優しくねぇ!!クソ野郎だ!」
アース「先輩……」
徹「なんでイケメンなんだ!!クソが!!俺だって、あんなイケメンになりたいのに」
先輩……それただの嫉妬です。イケメンを目の敵にしてるだけです。
アース「先輩、、、私情入ってるんですけど……まぁ、ありがとうございます」
徹「まぁいいってことよ!」
アース「すみません。何から何まで」
徹「いいよ。これくらい……」
沈黙。先輩にあわせる顔がない。
醜態を見せてしまった。しかも身内の醜態
最悪の最悪。
徹「なぁ、アースは兄ちゃんのことどう思ってる。」
アース「へ、ルイスのこと?それは、」
徹「お前は兄ちゃんのこと、好きだったか?」
アース「……昔から嫌いでした。あんな自己中心的な奴、我儘で傲慢、マイペース野郎、今日は俺を殺しにかかってきた。まぁ先輩が助けてくれたから、何とかなりましたけど……」
徹「そっか、」
アース「……すみません、迷惑かけて」
徹「え?」
アース「助けて貰って、しかも、強引に家にまで上がり込んで……」
頭に血が上って、すきかってにして……
まるで、アイツの様だ。俺も血が繋がってるから当たり前か……
徹「いいんだよ!そんなこと考えなくたって!確かに強引だったかもしれないけど、別にそんなに嫌とかじゃねぇし、、」
アース「でも!ルイスはアンタに酷いことした!俺はアイツの血の繋がった兄弟だ、なのに」
徹「だって、あれはお前じゃないじゃんかアース……」
アース「……」
徹「あれはルイスがやった事で、お前がしたことじゃない、お前が責任を取らなくてもいいし………お前はお前でアイツはアイツだ!!」
アース「……それは、」
徹「しかも、お前はルイスと一緒でいいのか!あのチャランポランの兄なんかと一緒で!お前はイケメンだけど、優しいじゃねぇか!でもアイツはイケメンだけど優しくねぇ!!クソ野郎だ!」
アース「先輩……」
徹「なんでイケメンなんだ!!クソが!!俺だって、あんなイケメンになりたいのに」
先輩……それただの嫉妬です。イケメンを目の敵にしてるだけです。
アース「先輩、、、私情入ってるんですけど……まぁ、ありがとうございます」
徹「まぁいいってことよ!」
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