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1章
22徹の本心
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~NOside~
休日に3人でお洒落なカフェのチェアに腰掛け、光希の話を淡々とする。
徹「─────って事だから、。俺、先輩にとって遊びだったのかも、まぁ、男同士とか、気持ち悪いよな。先輩とか嘘告ってこともありえるし、真面目に聞いた俺が馬鹿だったのかも、」
花珠「…………徹はそれでいいのかよ、ずっと好きだったんだろ……」
徹「好きだったけど、でも、俺って馬鹿だから、先輩の冗談を本気と勘違いしただけかも、だから、」
コツンッ
蜜柑が徹に優しくでこにデコピンする。
徹は驚いておでこを抑える。
花珠も何やってんだこいつと言う目で蜜柑を見る。
蜜柑「あ、すまん。つい」
花珠「はぁ、なんだよイラついてんのか?怒りが滲み出てんぞ」
蜜柑「……うっせぇ、俺の徹なんだからなあんな奴にまかせるなんて、やっぱ良くなかったんだ。」
徹「え?え?」
徹はまだ頭が追いついておらず蜜柑を見る
蜜柑は徹のほっぺを鷲掴みする
徹は急なことで驚く
花珠は蜜柑を止めようとした
蜜柑「人の気も知らねぇ鈍感野郎が、」
徹「え、え?」
花珠「落ち着けー蜜柑、はたから見たらお前が徹いじめてる見てぇだぞ」
蜜柑「……説教だ」
徹「え、あ、えっと」
何故か蜜柑の説教が始まってしまった。
最初こそ花珠も止めようと思ったが正論を言う蜜柑を止めれるわけもなく、徹は蜜柑の説教の餌食になってしまった。
徹「ナンデ俺は怒られてんだ。」
蜜柑「はぁ、はぁ、もう言いたい事言ったから、いいか…」
花珠「徹が可哀想だ、お~よしよし徹」
徹「花珠~」
ギュッと花珠に抱きついて慰められる徹
蜜柑は花珠と徹の距離に嫉妬し、すぐさま徹と花珠を引き裂く
花珠「あ、何すんだよ」
徹「怖いよ蜜柑」
蜜柑「お前が反省しないのが悪いんだろうが、たくっ」
徹「なんで怒られてたのか分かんないのに、」
徹は不服そうな顔をして期間限定ジュースを飲む。
この期間限定ジュースは果汁1000%で健康も彩りもよく徹がいかにも好きそうな翡翠色かつマスカット味、
この期間だけにしか売ってないのでジュース目当てにこのカフェに来たという、何とも徹はこのカフェを気に入るしかなかった。
徹「この飲み物作った人は天才!本当に果汁1000%かもしんない!」
蜜柑「1000%なわけないだろ。」
花珠「さすがに、な?」
徹「でも、本当に美味しい、マスカット味か明日もここ来ようかな」
蜜柑「明日は普通に学校だよ。」
花珠「休む気か」
徹「え~いいじゃんか!」
ちなみに、この期間限定の商品名は1000%マスカットかもジュース
意外に美味しいと好評
今も尚、バカ売れ中
徹達は朝早くからここに来て
1000%マスカットかもジュースを飲んでいる。
徹「でもさ、先輩にあわせる顔がないんだよ…」
蜜柑「それは分かるけど……」
花珠「どの道、先輩には顔合わせしねぇといけねぇな……うちの可愛い徹を泣かせやがって~(棒)」
徹「泣いてない!」
蜜柑「はいはい、ちゃんと真面目にしようか、徹、花珠が言った通り、先輩と話す機会が何度か必要だ。もしかしたら先輩から手を出す可能性ってのもある。あの人は裏が読めねぇからそこんとこも考えとかないと、」
徹は光希と言う男が心そこ分からなかった
いつも笑みを浮かべて、簡単に嘘をつくような男だ。そんな男が手を出さない、そんなわけが無い。
花珠「まぁ、そこんとこも何とかしなきゃだよな…あの人、人望厚いし、何より徹のことをバラされたら、後々面倒だ」
徹「……」
蜜柑「徹、どっちがいい、復讐かそれとも何もせず別れるか???」
花珠「復讐一択!!」
蜜柑「俺も復讐」
徹「……」
徹は悩んだ。
まだ徹は光希が好きなのだ。
だが、ここでどちらかを選ばないと話が進まない。
まず、先輩と別れることは絶対、
それだけだ。
蜜柑「そんなに悩むか。」
花珠「…まだ決められないならいいけど」
徹「……いや、決めたよ、俺の答えは──────だ。」
花珠「え、」
蜜柑「予想斜め上の回答だな」
徹「俺はやる時はやる、それが恋人でも」
蜜柑「ひゅーかっこいい」
花珠「応援してるぞ」
2人は徹を暖かい目で見ながら期間限定の1000%マスカットかもジュースを飲む
花珠「あ、これ結構いける」
蜜柑「うっま、俺も明日また来ようかな」
徹「3人で休むか?」
花珠「賛成」
蜜柑「よし、次はもっと頼むか」
休日に3人でお洒落なカフェのチェアに腰掛け、光希の話を淡々とする。
徹「─────って事だから、。俺、先輩にとって遊びだったのかも、まぁ、男同士とか、気持ち悪いよな。先輩とか嘘告ってこともありえるし、真面目に聞いた俺が馬鹿だったのかも、」
花珠「…………徹はそれでいいのかよ、ずっと好きだったんだろ……」
徹「好きだったけど、でも、俺って馬鹿だから、先輩の冗談を本気と勘違いしただけかも、だから、」
コツンッ
蜜柑が徹に優しくでこにデコピンする。
徹は驚いておでこを抑える。
花珠も何やってんだこいつと言う目で蜜柑を見る。
蜜柑「あ、すまん。つい」
花珠「はぁ、なんだよイラついてんのか?怒りが滲み出てんぞ」
蜜柑「……うっせぇ、俺の徹なんだからなあんな奴にまかせるなんて、やっぱ良くなかったんだ。」
徹「え?え?」
徹はまだ頭が追いついておらず蜜柑を見る
蜜柑は徹のほっぺを鷲掴みする
徹は急なことで驚く
花珠は蜜柑を止めようとした
蜜柑「人の気も知らねぇ鈍感野郎が、」
徹「え、え?」
花珠「落ち着けー蜜柑、はたから見たらお前が徹いじめてる見てぇだぞ」
蜜柑「……説教だ」
徹「え、あ、えっと」
何故か蜜柑の説教が始まってしまった。
最初こそ花珠も止めようと思ったが正論を言う蜜柑を止めれるわけもなく、徹は蜜柑の説教の餌食になってしまった。
徹「ナンデ俺は怒られてんだ。」
蜜柑「はぁ、はぁ、もう言いたい事言ったから、いいか…」
花珠「徹が可哀想だ、お~よしよし徹」
徹「花珠~」
ギュッと花珠に抱きついて慰められる徹
蜜柑は花珠と徹の距離に嫉妬し、すぐさま徹と花珠を引き裂く
花珠「あ、何すんだよ」
徹「怖いよ蜜柑」
蜜柑「お前が反省しないのが悪いんだろうが、たくっ」
徹「なんで怒られてたのか分かんないのに、」
徹は不服そうな顔をして期間限定ジュースを飲む。
この期間限定ジュースは果汁1000%で健康も彩りもよく徹がいかにも好きそうな翡翠色かつマスカット味、
この期間だけにしか売ってないのでジュース目当てにこのカフェに来たという、何とも徹はこのカフェを気に入るしかなかった。
徹「この飲み物作った人は天才!本当に果汁1000%かもしんない!」
蜜柑「1000%なわけないだろ。」
花珠「さすがに、な?」
徹「でも、本当に美味しい、マスカット味か明日もここ来ようかな」
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徹「え~いいじゃんか!」
ちなみに、この期間限定の商品名は1000%マスカットかもジュース
意外に美味しいと好評
今も尚、バカ売れ中
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1000%マスカットかもジュースを飲んでいる。
徹「でもさ、先輩にあわせる顔がないんだよ…」
蜜柑「それは分かるけど……」
花珠「どの道、先輩には顔合わせしねぇといけねぇな……うちの可愛い徹を泣かせやがって~(棒)」
徹「泣いてない!」
蜜柑「はいはい、ちゃんと真面目にしようか、徹、花珠が言った通り、先輩と話す機会が何度か必要だ。もしかしたら先輩から手を出す可能性ってのもある。あの人は裏が読めねぇからそこんとこも考えとかないと、」
徹は光希と言う男が心そこ分からなかった
いつも笑みを浮かべて、簡単に嘘をつくような男だ。そんな男が手を出さない、そんなわけが無い。
花珠「まぁ、そこんとこも何とかしなきゃだよな…あの人、人望厚いし、何より徹のことをバラされたら、後々面倒だ」
徹「……」
蜜柑「徹、どっちがいい、復讐かそれとも何もせず別れるか???」
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蜜柑「俺も復讐」
徹「……」
徹は悩んだ。
まだ徹は光希が好きなのだ。
だが、ここでどちらかを選ばないと話が進まない。
まず、先輩と別れることは絶対、
それだけだ。
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蜜柑「ひゅーかっこいい」
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2人は徹を暖かい目で見ながら期間限定の1000%マスカットかもジュースを飲む
花珠「あ、これ結構いける」
蜜柑「うっま、俺も明日また来ようかな」
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