18 / 35
1章
18徹の過去
しおりを挟む
~NOside~
徹が小さい頃、
ある人が好きだった。
それは、
誰もが1人は初恋になる
保育園の先生だ。
徹「江藤先生!!これ、お花!」
江藤「わぁ、ありがとう徹くん」(*^^*)
徹「えへへっ、先生が喜んでくれると思ってね!徹頑張ったんだ…///」
徹の初恋は江藤先生と言う、
女の先生だった
徹にとって江藤先生は将来結婚したい人
つまり未来のお嫁さんだった……
徹「江藤先生は、僕と結婚してくれますか?」
江藤「えぇ、徹くんとなら結婚して幸せになれそうね」(*˘︶˘*)
冗談半分で江藤先生はそう答えた……
それがいけなかった
先生「江藤先生は今日でいなくなっちゃうのでみんなでお礼をいいましょう」
江藤「みんなありがとうね」(*^^*)
徹「え、江藤先生いなくなっちゃうの、」
江藤「うん!そうなの、私、結婚したんだ、だから」
徹は頭が白くなった
江藤先生にとって徹はただの園の子
それ以下でもそれ以上でもない、
ただの幼稚園生だ
だが、
まだ幼い徹は落ち込んでしまい
徹の心の傷は深く、
数ヶ月間、寝込んでしまった
徹(僕が悪い子だから、江藤先生いなくなっちゃったのかな、江藤先生、)
母「徹、大丈夫??」
徹「……お母さん、僕悪い子だから、嫌われちゃったのかな、」(´;ω;`)
徹の母は徹に寄り添って話を聞く
徹は母に事を説明する
江藤先生が僕と結婚する予定だったのに他の人に取られたこと……
それを話すと徹の母は理解した、
そして徹に説明をした
母「あのね、徹、江藤先生は徹を好きになっちゃダメなの」
徹「え、」
母「徹はまだ幼いから、だから結婚できないの」
徹「でも、結婚するって、」
母「それは、徹を傷つけない嘘よ」
徹は落ち込んだ、
徹(最初っから断っててくれれば、僕はこんな気持ちにならなかったのに、)
徹は嘘をつかれたことに落ち込み
誰かに好意を持つことを恐れた
また誰かに嘘をつかれる、
また知らない人と結ばれる
そんな思いが徹に駆けた
だから、その人の手をとるのが怖かった
光希「好きです!」
徹「……」
徹は少し怯んでしまった……
また、裏切られると
また、どっかに行ってしまうと……
でも、
あまりにもその人が、
真剣な眼差しで見るから
思わず手を取ってしまった。
その手は凄く暖かった、
そう思いながら徹は
また誰かを信じた
徹「……嘘だったんだ、先輩も」
徹は鏡の自分を見てそう言う、
鏡には徹の悲痛な顔があった
今にも泣き出して鏡を割りたい気持ちを抑えて
徹は声を出さずに悲痛な叫ぶをあげる
徹「……くっそぅ、またかぁ、」
徹「そうだよなぁ、」
徹「……そっか、そっかぁ」
徹「光希先輩、あれ、嘘なんだ、ずっと迷惑がってたんだな、」
徹は引き出しに入っているカッターを取り出す、
そして、自分の白く血管が薄ら見える肌にカッターで切る
切れた所からダラダラと赤い血液が流れる
結構深かったようだ、
徹「……ど~しようかな、死んじゃおうかな、そっちの方がいいかも、」
徹「誰にも邪魔されない、そう、崖とかいいかもな、」
徹「あ、でも最後に綺麗な景色みたい、
海とかいいかもな」
徹「あとねー」
徹は淡々と自分の死に様を選ぶ
徹の瞳は黒く濁って、
純粋な瞳はどこに行ったか分からなかった
ただ、すぐにでも消えたかったのか
近くの観光スポットをネットで調べる
徹「……でもなぁ、大事な観光スポットを汚したくないなしたくないな、」
徹「ん~、そこら辺で首吊る、」
徹「でも、色んな人に迷惑かけちゃうな」
徹「どうしよう」
徹はいろいろ悩み
結局の所、
寝てしまった
起きて
そして、行きたくもない学校に行く
徹「行きたくないな~」
笑顔なのに何故か圧があるその顔で
愚痴を零しながらも
徹は支度を進める……
そして、リビングに行ってみると
そこには親はいなかった
机の上に手紙がある
徹はそれを見る
«今日はパパもママも残業なので帰りが遅くなります。ご飯置いておくから食べてね残さず食べなさいよ!!»
徹「……あ、今日母さん父さんいないのか、」
こう言う時に限って親はいなかった。
徹にとって好都合なのかもしれない
、
帰って心置き無く考えれる
徹が小さい頃、
ある人が好きだった。
それは、
誰もが1人は初恋になる
保育園の先生だ。
徹「江藤先生!!これ、お花!」
江藤「わぁ、ありがとう徹くん」(*^^*)
徹「えへへっ、先生が喜んでくれると思ってね!徹頑張ったんだ…///」
徹の初恋は江藤先生と言う、
女の先生だった
徹にとって江藤先生は将来結婚したい人
つまり未来のお嫁さんだった……
徹「江藤先生は、僕と結婚してくれますか?」
江藤「えぇ、徹くんとなら結婚して幸せになれそうね」(*˘︶˘*)
冗談半分で江藤先生はそう答えた……
それがいけなかった
先生「江藤先生は今日でいなくなっちゃうのでみんなでお礼をいいましょう」
江藤「みんなありがとうね」(*^^*)
徹「え、江藤先生いなくなっちゃうの、」
江藤「うん!そうなの、私、結婚したんだ、だから」
徹は頭が白くなった
江藤先生にとって徹はただの園の子
それ以下でもそれ以上でもない、
ただの幼稚園生だ
だが、
まだ幼い徹は落ち込んでしまい
徹の心の傷は深く、
数ヶ月間、寝込んでしまった
徹(僕が悪い子だから、江藤先生いなくなっちゃったのかな、江藤先生、)
母「徹、大丈夫??」
徹「……お母さん、僕悪い子だから、嫌われちゃったのかな、」(´;ω;`)
徹の母は徹に寄り添って話を聞く
徹は母に事を説明する
江藤先生が僕と結婚する予定だったのに他の人に取られたこと……
それを話すと徹の母は理解した、
そして徹に説明をした
母「あのね、徹、江藤先生は徹を好きになっちゃダメなの」
徹「え、」
母「徹はまだ幼いから、だから結婚できないの」
徹「でも、結婚するって、」
母「それは、徹を傷つけない嘘よ」
徹は落ち込んだ、
徹(最初っから断っててくれれば、僕はこんな気持ちにならなかったのに、)
徹は嘘をつかれたことに落ち込み
誰かに好意を持つことを恐れた
また誰かに嘘をつかれる、
また知らない人と結ばれる
そんな思いが徹に駆けた
だから、その人の手をとるのが怖かった
光希「好きです!」
徹「……」
徹は少し怯んでしまった……
また、裏切られると
また、どっかに行ってしまうと……
でも、
あまりにもその人が、
真剣な眼差しで見るから
思わず手を取ってしまった。
その手は凄く暖かった、
そう思いながら徹は
また誰かを信じた
徹「……嘘だったんだ、先輩も」
徹は鏡の自分を見てそう言う、
鏡には徹の悲痛な顔があった
今にも泣き出して鏡を割りたい気持ちを抑えて
徹は声を出さずに悲痛な叫ぶをあげる
徹「……くっそぅ、またかぁ、」
徹「そうだよなぁ、」
徹「……そっか、そっかぁ」
徹「光希先輩、あれ、嘘なんだ、ずっと迷惑がってたんだな、」
徹は引き出しに入っているカッターを取り出す、
そして、自分の白く血管が薄ら見える肌にカッターで切る
切れた所からダラダラと赤い血液が流れる
結構深かったようだ、
徹「……ど~しようかな、死んじゃおうかな、そっちの方がいいかも、」
徹「誰にも邪魔されない、そう、崖とかいいかもな、」
徹「あ、でも最後に綺麗な景色みたい、
海とかいいかもな」
徹「あとねー」
徹は淡々と自分の死に様を選ぶ
徹の瞳は黒く濁って、
純粋な瞳はどこに行ったか分からなかった
ただ、すぐにでも消えたかったのか
近くの観光スポットをネットで調べる
徹「……でもなぁ、大事な観光スポットを汚したくないなしたくないな、」
徹「ん~、そこら辺で首吊る、」
徹「でも、色んな人に迷惑かけちゃうな」
徹「どうしよう」
徹はいろいろ悩み
結局の所、
寝てしまった
起きて
そして、行きたくもない学校に行く
徹「行きたくないな~」
笑顔なのに何故か圧があるその顔で
愚痴を零しながらも
徹は支度を進める……
そして、リビングに行ってみると
そこには親はいなかった
机の上に手紙がある
徹はそれを見る
«今日はパパもママも残業なので帰りが遅くなります。ご飯置いておくから食べてね残さず食べなさいよ!!»
徹「……あ、今日母さん父さんいないのか、」
こう言う時に限って親はいなかった。
徹にとって好都合なのかもしれない
、
帰って心置き無く考えれる
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説

ヤンデレだらけの短編集
八
BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。
全8話。1日1話更新(20時)。
□ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡
□ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生
□アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫
□ラベンダー:希死念慮不良とおバカ
□デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち
ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。
かなり昔に書いたもので芸風(?)が違うのですが、楽しんでいただければ嬉しいです!


【完結】俺はずっと、おまえのお嫁さんになりたかったんだ。
ペガサスサクラ
BL
※あらすじ、後半の内容にやや二章のネタバレを含みます。
幼なじみの悠也に、恋心を抱くことに罪悪感を持ち続ける楓。
逃げるように東京の大学に行き、田舎故郷に二度と帰るつもりもなかったが、大学三年の夏休みに母親からの電話をきっかけに帰省することになる。
見慣れた駅のホームには、悠也が待っていた。あの頃と変わらない無邪気な笑顔のままー。
何年もずっと連絡をとらずにいた自分を笑って許す悠也に、楓は戸惑いながらも、そばにいたい、という気持ちを抑えられず一緒に過ごすようになる。もう少し今だけ、この夏が終わったら今度こそ悠也のもとを去るのだと言い聞かせながら。
しかしある夜、悠也が、「ずっと親友だ」と自分に無邪気に伝えてくることに耐えきれなくなった楓は…。
お互いを大切に思いながらも、「すき」の色が違うこととうまく向き合えない、不器用な少年二人の物語。
主人公楓目線の、片思いBL。
プラトニックラブ。
いいね、感想大変励みになっています!読んでくださって本当にありがとうございます。
2024.11.27 無事本編完結しました。感謝。
最終章投稿後、第四章 3.5話を追記しています。
(この回は箸休めのようなものなので、読まなくても次の章に差し支えはないです。)
番外編は、2人の高校時代のお話。

好きなあいつの嫉妬がすごい
カムカム
BL
新しいクラスで新しい友達ができることを楽しみにしていたが、特に気になる存在がいた。それは幼馴染のランだった。
ランはいつもクールで落ち着いていて、どこか遠くを見ているような眼差しが印象的だった。レンとは対照的に、内向的で多くの人と打ち解けることが少なかった。しかし、レンだけは違った。ランはレンに対してだけ心を開き、笑顔を見せることが多かった。
教室に入ると、運命的にレンとランは隣同士の席になった。レンは心の中でガッツポーズをしながら、ランに話しかけた。
「ラン、おはよう!今年も一緒のクラスだね。」
ランは少し驚いた表情を見せたが、すぐに微笑み返した。「おはよう、レン。そうだね、今年もよろしく。」

もしかして俺の人生って詰んでるかもしれない
バナナ男さん
BL
唯一の仇名が《 根暗の根本君 》である地味男である< 根本 源 >には、まるで王子様の様なキラキラ幼馴染< 空野 翔 >がいる。
ある日、そんな幼馴染と仲良くなりたいカースト上位女子に呼び出され、金魚のフンと言われてしまい、改めて自分の立ち位置というモノを冷静に考えたが……あれ?なんか俺達っておかしくない??
イケメンヤンデレ男子✕地味な平凡男子のちょっとした日常の一コマ話です。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる