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1章
9徹は雨が嫌い
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~徹side~
またやってきた、
この時期が
外は雲のせいで太陽が見えず
ポツリポツリと雫がどんどん降ってくる
そして、
いつの間にか土砂降りに
徹「はぁ、明日も明後日も降るのか…」
蜜柑「うわぁ、湿気やばいな」
花珠「徹、髪やばいな」
徹「うぅぅ、それ言うなよ」
花珠「あ、気にしてたんだな」
雨の日は絶対に髪がぐしゃぐしゃになる
それプラス
偏頭痛がおきるのだ
マイナスのことしかおきない、
やめて欲しい、
本当に
花珠「でも、さすがにずっと雨ってやばいよな、これじゃあ野外の部活は出来ないよな、」
蜜柑「マジかよ、まぁ、嬉しいけど」
徹「俺は帰宅部だからな」
花珠「マジか、俺はサッカー部」
蜜柑「陸上」
ふっ、
部活をやっているやつは大変だな
まぁ、俺は家に帰って
ただ寝るだけだけど
寝てる時に部活をやってる奴は大変だな
ふっ
徹「ふんっ、帰宅部の凄さを今示すか」
花珠「頭おかしくなったか、」
徹「いや!違うから」
蜜柑「雨のせいだろうな」
徹「人の話聞いてる?」
花珠「はぁ、今日、傘持ってきてねぇよ」
蜜柑「俺も」
徹「フフッ 、俺は持ってきてるぜ」
蜜柑「え、」
花珠「神様!徹様!?俺にその傘に入れる権利を!?」
徹「うむ、ならば今日、焼きそばパンの献上を要求する」
花珠「仰せのままに!」
蜜柑「その焼きそばパンがびしょ濡れにならないよう頑張れ」
二人「ヒョォッ!!」
怪しい笑みを浮かべる蜜柑に
俺達は驚きを隠せなかった
怖い、
絶対こいつ何か企んでる
ひぃっ!?
徹「よし、じゃあ今日はてるてる坊主でも作るか?」
蜜柑「あ、いいね」
花珠「え、ガキかよ、」
徹「雨が止んで欲しいんだよ……さすがに小さい傘に大男二人も入んねぇし、俺の肩が濡れるのも無理だ」
傘がもう少し大きければいいが
あいにく俺が持っているのは折り畳み傘
くっ、
残念だが、
この雨がやまなければ
俺は
花珠を見捨てて一人で帰るか
花珠「おい、聞こえてるぞ」
徹「やっべ、」
花珠「はぁ、今日は気分が︎下がるな」
徹「マジで下げ下げだな」
蜜柑「マジそれな……」
……
うん、
今日は雰囲気がドヨーンとしてるな
これだから雨は嫌いなんだ
徹「しょうがない、ここは俺がどうにかしてやるか」
蜜柑「お、何するんだ」
花珠「それで何か変わるのか」
徹「あぁ、今から……晴r」
ガバッ
花珠「やめとけ、」
蜜柑「あぁ、」
徹「モガモガ!?」
花珠「雨の日はいつもこう言うのか、」
蜜柑「たくっ、」
徹「なんだよ!いいだろ!?」
二人「良くねぇよ」
はぁ、
いい作戦だと思ったんだけどな
チェッ
残念
徹「、、よし、現実逃避だな」
蜜柑「そうだな」
花珠「じゃあ、寝るか~」
徹「いいな~、」
俺達は寝ようとしたが
……
寝付けない
そう、
湿気がやばいからだ
徹「息しにくい、蒸し暑い、ベタベタする、」
花珠「最悪のオンパレードだな」
蜜柑「はぁ、天に行くかと思った」
徹「危ねぇな、湿気がやばい時に寝たら永遠の眠りにつくな、」
これがずっと続くのか
……
もう、これは神頼みだな
今日神社に行って
って、
雨だから外行きたくねぇ、
徹「はぁ、今日は災難だーーー!!」
蜜柑「マジで、次からお守り買おうかな」
徹「交通安全?」
花珠「それしても湿気は防げねぇぞ」
徹「いや、防御力が増える」
蜜柑「なんだそのチートは」
徹「交通安全は自動車に跳ねられても逆に自動車を壊す(。 ・`ω・´) キラン☆」
花珠「レベチだな」
蜜柑「いつの間にチートにしてんだ交通安全を……」
交通安全はその日から
最強のお守りになったらしい
嘘だけど
、
ちなみにその日は雨が降り続けて
傘は3人で入ることになった
真ん中は我らが我儘姫
蜜柑だった
蜜柑「超絶受ける」
徹「うぐぅ、酷い」
花珠「もうちょっとそっちに寄ってくれ肩が、俺の肩が」
徹「残念だったな、俺の肩もお陀仏だ」
蜜柑「お前ら近いからもっと離れろ」
二人「鬼畜姫だな!?」
またやってきた、
この時期が
外は雲のせいで太陽が見えず
ポツリポツリと雫がどんどん降ってくる
そして、
いつの間にか土砂降りに
徹「はぁ、明日も明後日も降るのか…」
蜜柑「うわぁ、湿気やばいな」
花珠「徹、髪やばいな」
徹「うぅぅ、それ言うなよ」
花珠「あ、気にしてたんだな」
雨の日は絶対に髪がぐしゃぐしゃになる
それプラス
偏頭痛がおきるのだ
マイナスのことしかおきない、
やめて欲しい、
本当に
花珠「でも、さすがにずっと雨ってやばいよな、これじゃあ野外の部活は出来ないよな、」
蜜柑「マジかよ、まぁ、嬉しいけど」
徹「俺は帰宅部だからな」
花珠「マジか、俺はサッカー部」
蜜柑「陸上」
ふっ、
部活をやっているやつは大変だな
まぁ、俺は家に帰って
ただ寝るだけだけど
寝てる時に部活をやってる奴は大変だな
ふっ
徹「ふんっ、帰宅部の凄さを今示すか」
花珠「頭おかしくなったか、」
徹「いや!違うから」
蜜柑「雨のせいだろうな」
徹「人の話聞いてる?」
花珠「はぁ、今日、傘持ってきてねぇよ」
蜜柑「俺も」
徹「フフッ 、俺は持ってきてるぜ」
蜜柑「え、」
花珠「神様!徹様!?俺にその傘に入れる権利を!?」
徹「うむ、ならば今日、焼きそばパンの献上を要求する」
花珠「仰せのままに!」
蜜柑「その焼きそばパンがびしょ濡れにならないよう頑張れ」
二人「ヒョォッ!!」
怪しい笑みを浮かべる蜜柑に
俺達は驚きを隠せなかった
怖い、
絶対こいつ何か企んでる
ひぃっ!?
徹「よし、じゃあ今日はてるてる坊主でも作るか?」
蜜柑「あ、いいね」
花珠「え、ガキかよ、」
徹「雨が止んで欲しいんだよ……さすがに小さい傘に大男二人も入んねぇし、俺の肩が濡れるのも無理だ」
傘がもう少し大きければいいが
あいにく俺が持っているのは折り畳み傘
くっ、
残念だが、
この雨がやまなければ
俺は
花珠を見捨てて一人で帰るか
花珠「おい、聞こえてるぞ」
徹「やっべ、」
花珠「はぁ、今日は気分が︎下がるな」
徹「マジで下げ下げだな」
蜜柑「マジそれな……」
……
うん、
今日は雰囲気がドヨーンとしてるな
これだから雨は嫌いなんだ
徹「しょうがない、ここは俺がどうにかしてやるか」
蜜柑「お、何するんだ」
花珠「それで何か変わるのか」
徹「あぁ、今から……晴r」
ガバッ
花珠「やめとけ、」
蜜柑「あぁ、」
徹「モガモガ!?」
花珠「雨の日はいつもこう言うのか、」
蜜柑「たくっ、」
徹「なんだよ!いいだろ!?」
二人「良くねぇよ」
はぁ、
いい作戦だと思ったんだけどな
チェッ
残念
徹「、、よし、現実逃避だな」
蜜柑「そうだな」
花珠「じゃあ、寝るか~」
徹「いいな~、」
俺達は寝ようとしたが
……
寝付けない
そう、
湿気がやばいからだ
徹「息しにくい、蒸し暑い、ベタベタする、」
花珠「最悪のオンパレードだな」
蜜柑「はぁ、天に行くかと思った」
徹「危ねぇな、湿気がやばい時に寝たら永遠の眠りにつくな、」
これがずっと続くのか
……
もう、これは神頼みだな
今日神社に行って
って、
雨だから外行きたくねぇ、
徹「はぁ、今日は災難だーーー!!」
蜜柑「マジで、次からお守り買おうかな」
徹「交通安全?」
花珠「それしても湿気は防げねぇぞ」
徹「いや、防御力が増える」
蜜柑「なんだそのチートは」
徹「交通安全は自動車に跳ねられても逆に自動車を壊す(。 ・`ω・´) キラン☆」
花珠「レベチだな」
蜜柑「いつの間にチートにしてんだ交通安全を……」
交通安全はその日から
最強のお守りになったらしい
嘘だけど
、
ちなみにその日は雨が降り続けて
傘は3人で入ることになった
真ん中は我らが我儘姫
蜜柑だった
蜜柑「超絶受ける」
徹「うぐぅ、酷い」
花珠「もうちょっとそっちに寄ってくれ肩が、俺の肩が」
徹「残念だったな、俺の肩もお陀仏だ」
蜜柑「お前ら近いからもっと離れろ」
二人「鬼畜姫だな!?」
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