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1章
10 蜜柑が好きな人は?
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~徹side~
俺は今ちょ~気になっている
何をか?
それは、蜜柑が誤魔化してる好きな人だ
俺達幼馴染だからよくないか?
なんでそんなに……
もしかして、
俺とはちょう気まずい人?
……
よし、
これは押して押して押しまくろう
徹「なんだよ~、蜜柑もしかして……」
蜜柑「お、う」
徹「俺の身近な人にいんのか」
蜜柑「……そ、んな訳ねぇじゃん」
……
怪しいな
めっちゃ怪しい
少し動揺してた
ちょう怪しい
徹「本当か?」
蜜柑「本当だよ」(やべぇ、マジやべぇ、徹にバレたらマジでやべぇ、てか可愛い)
徹「ふ~ん、へぇ~」
蜜柑「な、なんでそんな気になんだよ」
徹「だって、蜜柑の好きなやつだぜ、気にならないわけが無い、蜜柑、本当にいないのかよ……」
蜜柑「い、いねぇって」(俺に興味持ってくれるのは嬉しいけど、)
俺はこの日から決めた
よし、
見張るか
と、
でも、
俺と蜜柑は学校で離れることなんて
そうそうない
怪しい素振りもないし
女の子「あ、蜜柑くん、これ、ありがとね」
蜜柑「あ~、おう」
……
そして俺はあることを思い出した
そう、
それは母の言葉だ
母「男の子はツンデレ?って人が大半でね好きな子に冷たい態度をとってしまうものなのよ(*^^*)」
うん、これだ
つまり、
蜜柑は……
え、光希先輩が好きなのか?
まぁ、確かによく蜜柑が突っかかってるとは思うけど、
ま、まさか
そ、そんな訳ない、
そしたら超気まずくなる
あれ、
でも前
蜜柑「俺は優しくて笑顔が似合う子が好きなんだ」
あ、これ、
確定?
いや、まだ決まった訳じゃない!?
きっと、大丈夫、大丈夫
だよな、
そうだよな
お願いだ神様そうだと言って!?
蜜柑「お、お~い徹?大丈夫か?」
徹「お、う、大丈夫、ちょっと、鳥が綺麗だなって」
蜜柑「鳥なんてとんでねぇよ徹!?」
徹「あ、ほら、今も鳥が鳴いてる」
蜜柑「いや何もないてねぇよ徹!?」
徹「アハハッ あ~空が綺麗だな~」
蜜柑「今日曇りだぞ徹!?」
徹「あれ、母さんの顔が空にある」
蜜柑「きょ、今日大丈夫なのか?少し疲れてんだよ、」
あ~、
やばいめちゃ動揺してるのバレる
まぁ、蜜柑は鈍感だし気づかねぇだろ
だけど、
蜜柑の好きな人が、
もし、
そうもし光希先輩なら
俺は、
光希先輩とどう接すればいい
だって蜜柑は
可愛いし
優しいし
不満な点が一つもない
それに比べて俺はどうだ?
馬鹿で
ブサイク
なんなら皆に嫌われてるくらいだぞ
……
うん、
負ける
これはやばい
マジでやばい
徹「よし、蜜柑、俺めちゃくちゃいい男になろうと思う!?」
蜜柑「え、おう、どうした?」
徹「なんとか頑張る!?だから見てろ!蜜柑よりいい男になってみせるから!?」
蜜柑「え、や、だから何で!?」
俺はその日から頑張った
授業中は寝ず
一生懸命に取り組んだ
先生も驚くほどだ
先生「今日、徹が寝てないだと……」
蜜柑「おかしな事もあるもんだな……」
徹「先生、手が止まってますよ」
先生「まさか、徹にそんなこと言われるとは」
体育の授業では
素晴らしいほどの力を発揮した
先生「と、徹!?お前はやればできる子だよくやった!?」
徹「まだまだいけます先生!!俺、やっと自分の力に目覚めたんです」
蜜柑「覚醒でもしたのか……」
先生「先生は感動だぞ!やっと体育の素晴らしさに気づいたのか!?」
徹「……それは、まぁ、はい、ちょっと」
先生「やっぱりいつもと変わらんなお前は、」
ありとあらゆる教科を一日中頑張った
ふふっ
俺ってばやればできる子
蜜柑「……今日のお前気持ち悪いぞ」
徹「え、ひどっ!?」
蜜柑「どうしたんだよ」
徹「え、あ、いや、モテたいな~って」
蜜柑「……モテなくていい、徹はずっとモテなくていい」
徹「無自覚は黙っとけ~」
蜜柑「無自覚じゃねぇし」
うん、
無自覚は皆そういうんだ
に、しても
今日の俺、
本当におかしかったな
一日中起きてたし
……
本気だせばこんなの簡単なんだな
次の日
徹「(。-_-)…zzZ」
先生「いつもの徹に戻ったな、お~い徹~授業中だぞ~」
徹「もう、お腹いっぱいですぅ~」
先生「よ~し誰かそいつ叩き起こせ」
蜜柑「……」
体育の授業
徹「_( ˘꒳˘ _ )スヤァ…」
先生「ある意味すげぇな、どうやったらそんな所で寝れんだ」
蜜柑「……」
放課後
蜜柑「昨日の気合いどこいった」
徹「え、昨日は昨日、今日は今日でしょ」
俺は継続が苦手という事を
改めて理解した
うん、
この性格はどうなったって治らないな
俺は今ちょ~気になっている
何をか?
それは、蜜柑が誤魔化してる好きな人だ
俺達幼馴染だからよくないか?
なんでそんなに……
もしかして、
俺とはちょう気まずい人?
……
よし、
これは押して押して押しまくろう
徹「なんだよ~、蜜柑もしかして……」
蜜柑「お、う」
徹「俺の身近な人にいんのか」
蜜柑「……そ、んな訳ねぇじゃん」
……
怪しいな
めっちゃ怪しい
少し動揺してた
ちょう怪しい
徹「本当か?」
蜜柑「本当だよ」(やべぇ、マジやべぇ、徹にバレたらマジでやべぇ、てか可愛い)
徹「ふ~ん、へぇ~」
蜜柑「な、なんでそんな気になんだよ」
徹「だって、蜜柑の好きなやつだぜ、気にならないわけが無い、蜜柑、本当にいないのかよ……」
蜜柑「い、いねぇって」(俺に興味持ってくれるのは嬉しいけど、)
俺はこの日から決めた
よし、
見張るか
と、
でも、
俺と蜜柑は学校で離れることなんて
そうそうない
怪しい素振りもないし
女の子「あ、蜜柑くん、これ、ありがとね」
蜜柑「あ~、おう」
……
そして俺はあることを思い出した
そう、
それは母の言葉だ
母「男の子はツンデレ?って人が大半でね好きな子に冷たい態度をとってしまうものなのよ(*^^*)」
うん、これだ
つまり、
蜜柑は……
え、光希先輩が好きなのか?
まぁ、確かによく蜜柑が突っかかってるとは思うけど、
ま、まさか
そ、そんな訳ない、
そしたら超気まずくなる
あれ、
でも前
蜜柑「俺は優しくて笑顔が似合う子が好きなんだ」
あ、これ、
確定?
いや、まだ決まった訳じゃない!?
きっと、大丈夫、大丈夫
だよな、
そうだよな
お願いだ神様そうだと言って!?
蜜柑「お、お~い徹?大丈夫か?」
徹「お、う、大丈夫、ちょっと、鳥が綺麗だなって」
蜜柑「鳥なんてとんでねぇよ徹!?」
徹「あ、ほら、今も鳥が鳴いてる」
蜜柑「いや何もないてねぇよ徹!?」
徹「アハハッ あ~空が綺麗だな~」
蜜柑「今日曇りだぞ徹!?」
徹「あれ、母さんの顔が空にある」
蜜柑「きょ、今日大丈夫なのか?少し疲れてんだよ、」
あ~、
やばいめちゃ動揺してるのバレる
まぁ、蜜柑は鈍感だし気づかねぇだろ
だけど、
蜜柑の好きな人が、
もし、
そうもし光希先輩なら
俺は、
光希先輩とどう接すればいい
だって蜜柑は
可愛いし
優しいし
不満な点が一つもない
それに比べて俺はどうだ?
馬鹿で
ブサイク
なんなら皆に嫌われてるくらいだぞ
……
うん、
負ける
これはやばい
マジでやばい
徹「よし、蜜柑、俺めちゃくちゃいい男になろうと思う!?」
蜜柑「え、おう、どうした?」
徹「なんとか頑張る!?だから見てろ!蜜柑よりいい男になってみせるから!?」
蜜柑「え、や、だから何で!?」
俺はその日から頑張った
授業中は寝ず
一生懸命に取り組んだ
先生も驚くほどだ
先生「今日、徹が寝てないだと……」
蜜柑「おかしな事もあるもんだな……」
徹「先生、手が止まってますよ」
先生「まさか、徹にそんなこと言われるとは」
体育の授業では
素晴らしいほどの力を発揮した
先生「と、徹!?お前はやればできる子だよくやった!?」
徹「まだまだいけます先生!!俺、やっと自分の力に目覚めたんです」
蜜柑「覚醒でもしたのか……」
先生「先生は感動だぞ!やっと体育の素晴らしさに気づいたのか!?」
徹「……それは、まぁ、はい、ちょっと」
先生「やっぱりいつもと変わらんなお前は、」
ありとあらゆる教科を一日中頑張った
ふふっ
俺ってばやればできる子
蜜柑「……今日のお前気持ち悪いぞ」
徹「え、ひどっ!?」
蜜柑「どうしたんだよ」
徹「え、あ、いや、モテたいな~って」
蜜柑「……モテなくていい、徹はずっとモテなくていい」
徹「無自覚は黙っとけ~」
蜜柑「無自覚じゃねぇし」
うん、
無自覚は皆そういうんだ
に、しても
今日の俺、
本当におかしかったな
一日中起きてたし
……
本気だせばこんなの簡単なんだな
次の日
徹「(。-_-)…zzZ」
先生「いつもの徹に戻ったな、お~い徹~授業中だぞ~」
徹「もう、お腹いっぱいですぅ~」
先生「よ~し誰かそいつ叩き起こせ」
蜜柑「……」
体育の授業
徹「_( ˘꒳˘ _ )スヤァ…」
先生「ある意味すげぇな、どうやったらそんな所で寝れんだ」
蜜柑「……」
放課後
蜜柑「昨日の気合いどこいった」
徹「え、昨日は昨日、今日は今日でしょ」
俺は継続が苦手という事を
改めて理解した
うん、
この性格はどうなったって治らないな
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