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1章
16 優しい恋人の怪しい影
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~徹side~
何故かこのごろ
光希先輩が冷たい、
何故か俺に素っ気ないと言うか
俺が喋りに行こうとしても
何故か避けられたり
無視されたり
徹「俺、なんかしちゃったのか?……いやでも心当たりがないし、そもそも光希先輩とはこのごろデートにも行けてない……」
ま、まぁ、そう言う時期もあるか
きっとすぐ収まる
ほら、あれ、
怠慢期ってやつだ
多分すぐ収まる
大丈夫……
きっと
徹「チ───(´-ω-`)───ン」
俺が机に伏せていると
蜜柑と花珠が話しかけてきた。
蜜柑「お、おい?徹どうしたんだ」
花珠「最近なんか元気ないよな」
2人が俺を心配そうに見る
あぁ、
そこまで俺は先輩不足なのかな
……
徹「何故かこのごろ光希先輩に避けられてるんだ 」ショ(´-ω-`)ボーン…
蜜柑「あ~確かに、なんかこのごろあの人2年のフロアに来なくなったよな」
花珠「まぁ、いつもうるさかったんで、もう清々するけどな」
蜜柑「だな、」(*>∇<)ノ
そう言って2人はお互いの顔を見て笑う
うぅ、
2人共めっちゃ光希先輩嫌いじゃんか
なんでその時だけ仲がいいんだ
はぁ……
花珠「あ、でも、光希先輩このごろ恋人作ったって聞いたことあるぞ?」
徹「え?」
蜜柑「あ~、確かそんな噂流れてるよな」
徹「あ、え、そ、そうなんだ」
先輩が恋人を作った、
最近の出来事、
確実におかしい、
俺たちが付き合ったのは半年も前のこと
なのに、
今になって
そんなのが話題になるわけない
しかも、
このごろ全然恋人らしいことも出来てないのに……
蜜柑「と、る、徹、お~い徹ってば!?」
徹「あぇ、」(゚Д゚≡゚︎Д゚)エッナニナニ?
花珠「大丈夫か?徹、さっきから上の空だったけど」
徹「あ、大丈夫、大丈夫」
花珠「そ、そっか」
徹「にしても、光希先輩、恋人なんて、いつ作ったんだろうね」(´▽`*)アハハ
俺、今どんな表情してんだろ、
何故か、
あまり笑えない……
どうしよう、
光希先輩、
この頃……
いやいや、もしかしたら用事かも!
俺がとやかく言うことじゃないよな!
うん、そうだ!!
光希先輩が、
まさか、
な??
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
徹「久しぶりの、外、」
はぁ、一人で何してんだろ、
俺……
先輩と出かけたかったのに、
悲しい。
まぁ、でも、用事なら仕方ないよな……
先輩は忙しいんだ。
しょうがない……
俺が我慢しなきゃだよな
徹「今日は、一人で何しようかな」
俺は少し寂しい思いをしながらも一人、
道を歩く
何故かなかなか心は晴れず
先輩の顔がチラつく、
徹「いま、先輩何してんだろうな、」
徹「先輩に会いたい、」
徹「先輩にここ誘おうかな」
徹「この人先輩にそっくりだな」
……
俺には不安しか無かった……
なんでだろうか
先輩は俺が好きで、
俺も先輩が好きで、
先輩を疑うなんて、
俺にやましい気持ちがあるのかも、
ダメだよな、
先輩がいないと、
情緒不安定だ
今日、一人で出かけるなんて、
しなければよかった
俺、馬鹿だな……
俺は砂糖たっぷりのコーヒーを飲んで窓辺を見る。
ふと、見慣れた顔が見えた……
それは、
俺の大好き先輩だった……
俺は席から立とうとしたが、
先輩の隣の人を見て、
立つのをやめた
光希先輩の隣には美人で有名な先輩がいた
美人先輩と光希先輩は腕を組んで街中を歩いていた……
まるでお似合いのカップルだ……
俺はカフェから出て、
家に帰った。
そしてベットにうもって、
雄叫びをあげる
徹「うぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
先輩のバカァァァァァ!!!」
母「徹うるさい!!!!」
母に怒られたが、
俺はそんな声も気にせず
部屋で愚痴を吐く
徹「俺、誘ったのに、先輩がぁぁ、隣の女誰だよ……俺より、その女と、」
俺はダメだと思ったが
無意識に口が開く、
そして数十分が経った頃にやっと収まった
だが、
俺の中では先輩が違う者だと思ってしまう程に冷めてしまった……
あんなにラブラブだったのに、
あんなに、
徹「……馬鹿だな、俺……」
俺は重たかった瞼を閉じて
眠りについた
何故かこのごろ
光希先輩が冷たい、
何故か俺に素っ気ないと言うか
俺が喋りに行こうとしても
何故か避けられたり
無視されたり
徹「俺、なんかしちゃったのか?……いやでも心当たりがないし、そもそも光希先輩とはこのごろデートにも行けてない……」
ま、まぁ、そう言う時期もあるか
きっとすぐ収まる
ほら、あれ、
怠慢期ってやつだ
多分すぐ収まる
大丈夫……
きっと
徹「チ───(´-ω-`)───ン」
俺が机に伏せていると
蜜柑と花珠が話しかけてきた。
蜜柑「お、おい?徹どうしたんだ」
花珠「最近なんか元気ないよな」
2人が俺を心配そうに見る
あぁ、
そこまで俺は先輩不足なのかな
……
徹「何故かこのごろ光希先輩に避けられてるんだ 」ショ(´-ω-`)ボーン…
蜜柑「あ~確かに、なんかこのごろあの人2年のフロアに来なくなったよな」
花珠「まぁ、いつもうるさかったんで、もう清々するけどな」
蜜柑「だな、」(*>∇<)ノ
そう言って2人はお互いの顔を見て笑う
うぅ、
2人共めっちゃ光希先輩嫌いじゃんか
なんでその時だけ仲がいいんだ
はぁ……
花珠「あ、でも、光希先輩このごろ恋人作ったって聞いたことあるぞ?」
徹「え?」
蜜柑「あ~、確かそんな噂流れてるよな」
徹「あ、え、そ、そうなんだ」
先輩が恋人を作った、
最近の出来事、
確実におかしい、
俺たちが付き合ったのは半年も前のこと
なのに、
今になって
そんなのが話題になるわけない
しかも、
このごろ全然恋人らしいことも出来てないのに……
蜜柑「と、る、徹、お~い徹ってば!?」
徹「あぇ、」(゚Д゚≡゚︎Д゚)エッナニナニ?
花珠「大丈夫か?徹、さっきから上の空だったけど」
徹「あ、大丈夫、大丈夫」
花珠「そ、そっか」
徹「にしても、光希先輩、恋人なんて、いつ作ったんだろうね」(´▽`*)アハハ
俺、今どんな表情してんだろ、
何故か、
あまり笑えない……
どうしよう、
光希先輩、
この頃……
いやいや、もしかしたら用事かも!
俺がとやかく言うことじゃないよな!
うん、そうだ!!
光希先輩が、
まさか、
な??
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
徹「久しぶりの、外、」
はぁ、一人で何してんだろ、
俺……
先輩と出かけたかったのに、
悲しい。
まぁ、でも、用事なら仕方ないよな……
先輩は忙しいんだ。
しょうがない……
俺が我慢しなきゃだよな
徹「今日は、一人で何しようかな」
俺は少し寂しい思いをしながらも一人、
道を歩く
何故かなかなか心は晴れず
先輩の顔がチラつく、
徹「いま、先輩何してんだろうな、」
徹「先輩に会いたい、」
徹「先輩にここ誘おうかな」
徹「この人先輩にそっくりだな」
……
俺には不安しか無かった……
なんでだろうか
先輩は俺が好きで、
俺も先輩が好きで、
先輩を疑うなんて、
俺にやましい気持ちがあるのかも、
ダメだよな、
先輩がいないと、
情緒不安定だ
今日、一人で出かけるなんて、
しなければよかった
俺、馬鹿だな……
俺は砂糖たっぷりのコーヒーを飲んで窓辺を見る。
ふと、見慣れた顔が見えた……
それは、
俺の大好き先輩だった……
俺は席から立とうとしたが、
先輩の隣の人を見て、
立つのをやめた
光希先輩の隣には美人で有名な先輩がいた
美人先輩と光希先輩は腕を組んで街中を歩いていた……
まるでお似合いのカップルだ……
俺はカフェから出て、
家に帰った。
そしてベットにうもって、
雄叫びをあげる
徹「うぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
先輩のバカァァァァァ!!!」
母「徹うるさい!!!!」
母に怒られたが、
俺はそんな声も気にせず
部屋で愚痴を吐く
徹「俺、誘ったのに、先輩がぁぁ、隣の女誰だよ……俺より、その女と、」
俺はダメだと思ったが
無意識に口が開く、
そして数十分が経った頃にやっと収まった
だが、
俺の中では先輩が違う者だと思ってしまう程に冷めてしまった……
あんなにラブラブだったのに、
あんなに、
徹「……馬鹿だな、俺……」
俺は重たかった瞼を閉じて
眠りについた
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