周りに愛される主人公

あかさ

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1章

3優しい恋人

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~徹side~

俺って、
凄いやつなのかも(。 ・`ω・´) キラン☆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この考えに至ったのは数分前の出来事
俺は蜜柑と廊下を歩いていた事だ
蜜柑が廊下の窓辺を見て
何かを見つけたようだった
俺はどうしたのかと思い
蜜柑の向いている方角を見た
そこにはなんと、
女子生徒に囲まれている先輩がいた


蜜柑「ま、マジかよww、」
徹「光希先輩すごい、(´・д・`)ホヘー」
蜜柑「あの人って意外にモテるんだな」
徹「ま、まぁ、光希先輩は優しくて男前でイケメンで成績優秀、運動神経抜群だからな、(゚Д゚ )フムフム…」


これが女子にモテないわけが無い
いやぁ~
さすが光希先輩
……
え、じゃあ光希先輩と付き合ってる
俺って、
凄いやつなのかも(。 ・`ω・´) キラン☆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして冒頭に入る


徹「光希先輩、そっかぁ、(´・ω・`)」
蜜柑「おい、徹その顔やめて、俺の良心まで傷つくから」
徹「へ?どんな顔してた?」
蜜柑「捨てられた子犬」
徹「それはいいすぎだろ、」
蜜柑「本当なんだけどな」


俺はまた光希先輩の方を向く
はぁ、
先輩、
なんか、悔しいな
なんだろ、
モヤモヤして、
……


徹「むしゃくしゃする、なんでだ~」
蜜柑「(´Д`)ハァ…行くぞ徹」
徹「え、ちょっ、蜜柑?」
蜜柑「もう少しで授業始まるよ、早く」
徹「そんなに強く引っ張らなくても~」
蜜柑「いいから!」

そう言って蜜柑は俺の腕を強引に引っ張る
蜜柑って細い腕してんのに、
力強いな
握力どれくらいあんだ?


蜜柑(この腕折れそうで怖ー!折れないでくれよ徹の腕!!)
徹「……」


あぁ、なんか、
蜜柑と話すとモヤモヤが少し消えたな
なんでだろ、
もしかして、
何かしらの病気!?
あ、後で保健室行ってみよう、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

キーンコーンカーンコーン ♪
キーンコーンカーンコーン ♪

チャイムがなった




……
あれ、いつの間に6時間目終わったの!?
と、時の流れって早いんだな、
そう思いながら
俺は窓辺を見た


徹「あれ、あそこにいるの、蜜柑と光希先輩だ、2人で何してんだろ(・・)ジー」

モヤモヤ

また、モヤモヤした

やっぱり、
これは保健室に行ったほうがよさそうだな
でも、俺は何故かそこから目が離せなかった
何故だか分からなかったが
俺はまるで焦っているようだった


待て、
なんで俺が焦る必要があるんだ
そうだ、
今日の俺はずっと何かを気にしてる
な、何を気にしてるんだ
光希先輩が女子に囲まれてる時も
今の光景も、
何が気になってるんだ
まるで俺が……
嫉妬してるみたい、、




全身の血液が物凄いスピードで巡るのが分かった


徹「お、お、俺が嫉妬?誰に?」

た、確かに思いやるふしは、
たくさんあるけど、
それでも、
光希先輩に嫉妬?
あ、有り得ない
こ、これはきっと気のせいだ
そう、気の所為 気の所為
……

徹「はぁ~、」

先輩、俺、
嫉妬してます、
こんな感情、
初めてかもしれません
まぁ、
確かに
俺なんかより、
もっといい人なんてたくさんいる
あの時の女子も、蜜柑も
俺なんかより数十倍、数百倍
可愛いし
スタイルいいし
気遣いもできる
……


徹「悔しい:( •ᾥ•):」

ガラガラ

光希「どうしたんだ、徹」
徹「光希先輩……なんでもないです、気にしないてください」

俺は光希先輩に冷たく返す
あぁ、
恥ずかし
なんで自分は可愛げがないんだろうか

光希「気になるよ、だって俺たち恋人だろ、恋人の事気になんのは普通じゃんか」
徹「……」

少し、
心の中のモヤモヤが無くなった気がした
なんだろう、

徹「いや、あの、本当にくだらないんで(´^ω^`;)」
光希「聞かせろよ~(。・ω・)σ゛ツンツン」
徹「わ、笑わないでくださいね」
光希「笑わない笑わない」
徹「絶対ですよ」
光希「おう!」
徹「あ、の、先輩が休み時間女子に囲まれてるの見て、し、嫉妬しちゃって///」

も、もう、どうにでもなれ!
……

徹「あ、あの、先輩?」

俺は先輩の顔を見る
何故か先輩は顔を真っ赤にして
俺の方を見ていたのだ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


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