片翼を君にあげる②

☆リサーナ☆

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第7章(1)ジャナフside

1-6

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ツバサが「失礼致します」と言って立ち上がると、蓮葉レンハ様は嬉しそうに見上げながら周りを回り、「ふむふむ」と言って納得すると、正面に戻って来て言った。

「背が高いの~。瞬空シュンクウ程ではないが、スラッとしておるから素敵じゃ!
おまけに、その白金色の髪と瞳。お主、綺麗じゃの」

「……勿体無いお言葉です」

「ーーうむ、決めたぞ!
お主、わしの婿むこになれ!」

……
…………は???

突然放たれる衝撃の一言。
蓮葉レンハ様の言葉に、暫し時間が止まった。
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