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第4章 (2)バロンVS夢の配達人
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しおりを挟む「へぇ~。
けっこう、いい身体してるね~お嬢様」
「!っ……」
服がはだけて露わになった下着姿の胸元を、舐め回すようにリーダーに見つめられる。
堪らない羞恥と、怪しい光りを放ったリーダーの瞳がこの先の行動を物語っているようで、本能的に恐怖で身体が震えた。
「依頼人に引き渡したら、どうせあんたは殺されるんだ。
……だったら最期に」
リーダーの手が私の両肩を掴むと、抵抗する間も無くドサッと地面に倒されて上から見つめられるーー。
「オレが女にしてやるよ。
女の悦びを、教えてやる……」
「っ……んッ!!」
ーー嫌ッ!絶対に嫌だッ……!!
女にとって最大の辱しめを与えられる事を悟り、私は無我夢中で暴れた。
けれど。
リーダーはその私の抵抗さえも楽しんでいる。
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