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第17章 (1)アカリside
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しおりを挟む「本格的に仕事が始まったら、また暫くゆっくり一緒に居られないけど……。ごめんな?」
寝室の移動してベッドで一緒に横になると、私の方を見てヴァロンが申し訳なさそうに言った。
確かに寂しいけど、また一年以上離れ離れになって、触れ合えない訳じゃない。
お仕事が終われば、彼は私の元に帰って来てくれる。だから、大丈夫。
「ううん、平気。
お仕事してるヴァロンも、大好きだから」
「……ありがとな、アカリ」
微笑んで見つめ合ったら、私達は強く抱き合って……キス、してた。
そしたら自然と互いを求め合っていて、熱を高め合いながら……夢の中へ堕ちていった。
……
…………。
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