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第13章 (2)ヴァロン(マオ)side
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しおりを挟むあっという間に桜が散って、夏が来て……。
俺のマオとしての仕事もいよいよ追い込みに入った。
最終目標だった大手企業との契約。
この会社の社長と、アランの会社は今まで全く繋がりがない。
つまり、全て一からのスタートだった。
アランの依頼を受けると決めた日から、他の仕事も熟しながら、日々最終目標の相手とどう接触して良き関係を結ぶか……。
俺はずっと考えていた。
そして、見付けた。
相手の社長がこの方法なら俺を認めて、交渉の場を与えてくれるかも知れないという”勝負”の方法。
当たりだった。
俺は現場で相手と何度か偶然を装って接触し、ある程度の信頼を得てから自分の正体がアランの会社の人間だと身分をバラすと、交渉の場を与えてくれるという”勝負の日”を約束した。
その勝負方法とは……。
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