23 / 57
第1章.始まり
21.理由
しおりを挟む
私はそんなシステムの声を聞く。
すごい色々習得したみたい。でも今は、
私はあの子に話しかけた。
「貴方は…あの地下室でずっと懺悔してたの?」
(うん。僕は皆んなに謝りたかったんだ。僕の勝手な行いで皆んなを死なせてしまった…許してもらおうなんて思ってなかった。でも…)
(さっき君に許すって言われて、まるで心の枷が外れた様な気持ちだった。ありがとう。)
そう言うとこの子は上下に動く。
礼をしたのかな?可愛い。
「いいよ、気にしないで。そうだ! まだ自己紹介がまだだったね。私の名前はスプリング。よろしくね!」
(僕の名前はソーマだよ! よろしく! スプリングさん!)
ソーマは私の頭の周りを飛ぶ。
私はソーマとの自己紹介を終えると、ソーマのステータスを開いた。
名前: ソーマ
種族: 魂
レベル: 1
体力: 30
SP:100
ステータス:
力: 0 防御: 0 敏捷: 30 魔力: 50 幸運: 0
状態: 普通
親交度:5
スキル
【浮遊】Lv1
【火魔術】Lv1
【誘引】Lv1
加護
魔の加護
ソーマのステータスはベリアルと同じ魔力特化。ベリアルよりも偏っているそのステータスは私の目を留めた。
ソーマのステータスはベリアルに似てるけど、それよりも尖っている感じだね。力と防御、幸運が0なんて…。私よりも多い。それよりも…
「ソーマ。この【浮遊】と【誘引】っていうスキルってどういうのなの?」
(あぁ。そのスキル?【浮遊】は僕の身体を浮かしているスキルで、【誘引】は相手の視線を僕に誘導する事ができるんだ。所謂、引きつけ役だね。)
なるほど…。実はソーマってすごいパートナー?ソーマ引きつけてる隙に攻撃できたら強くない?そんな事を考えていると、
声が聞こえた。
(まだだ…。)
!?
私達は周りの警戒を強める。ソーマは私と背中合わせとなって警戒する。
今の声は何!?
冷たい声だった。その声は私の身体中から虫が這いずり回る様な、そんな不気味さを兼ねそろえていた。
(まだ逃さん…!)
そう言うと全方向から黒いモヤが迫る。
その瞬間、私の影の中からドプンと言う声が聞こえた。
狭まっていく視界の中で最後に聞こえたのは
(覚えてろ…!いつか絶対
そこで声が途切れ、私達は影に飲み込まれた。
「ーーーーー!」
なんだろう。誰か叫んでる?誰?
「ーーーーーーーんだい!」
どこがで聞いた事がある様な語尾…。
「いつまで寝てるんだい!」
目の前で私の顔に唾を飛ばして、叫んでいたのは
「あれ?ソフィアさん…。ここは。」
私はベッドの上にいた。
(スプリングさん。大丈夫?)
ソーマも周りを飛んでいる。
「はぁ。私の家だよ。」
ソフィアさんはベッドの横に置いてあった椅子に腰掛ける。家の中はどこか散らかっており、ソフィアさんの額から汗が流れる。
「えっと、私は街にいて…」
何がなんだか分からない私は言葉が詰まる。
「私はまず魔術を使ってアンタをある所へ送った。それは分かるね?」
ソフィアさんは神妙な面持ちになって、手を組む。
「はい。何か周りが霧に覆われた街でした。でも普通の霧とは違って、木もなんか黒くて、えーと、」
私は色々な事がありすぎて話がまとまらない。
「ゆっくりでいいよ。全部話しな。」
ソフィアさんがそう言うと、私はゆっくりと街での出来事を話した。
民家の家の地下での黒いモヤと出会った事。そこでその子に教えてもらって教会に行ったこと。そこで『混沌の宝玉』に触れてその街の過去の光景を見たこと。過去から戻ると黒いモヤが様子がおかしくなって私達に襲いかかってきたこと。勝ったと油断してベリアルを死なせてしまったこと。最後に【光魔術】を習得して倒した事。
「すまないね。」
ソフィアさんはベッドで上体を起こしている私に対して、いきなり謝って頭を下げる。
「え?なんで謝るんですか?」
「…」
何処か私に後ろめたさがあるのか、ソフィアさんの頭は中々上がることはなかった。
数秒後、頭を上げる。
「…私の師匠には500人の弟子がいた。」
ソフィアさんはポツリポツリと話し始める。
「私もその中の1人だったんだがね…」
ソフィアさんの目は閉じ、附いている。
「この修業を受けて、半分が死んじまった。」
え。
「また次の魔術を覚えた時には半分。そのまた次も半分って言った風にね。」
ソフィアさんはその人達のことを考えているのか、虚空を見上げる。
「幻術師の元の数は他の魔術師と変わらない。だが幻術師の職業である者達は魔術を覚える際、その修行を乗り越えないと覚えれないのさ。その者に対して1番キツイ所に連れてかれる場所でね…」
少し間を置いて言う。
「もう、人がいなくなるのは嫌なんだよ。」
そう言うとソフィアさんは俯いた。
「それが弟子を1人だけとる理由ですか。」
私はベッドから降りて立ち上がり、ソフィアさんのすぐ横まで行く。
「そうだ。だが今回あの子を死なせてしまった。生き返るとはいえ、悪いことをしたよ。殴るならここに頼むよ。」
ソフィアさんは自分の頬にチョンと触れ、目を閉じる。
「…」
私は手を握る。
(スプリングさん…)
ソーマが戸惑いの声を上げる。おそらく止めたいんだろう、でも自分が暴走してではあるが、ベリアルを殺している。そこを気にして言い出しづらいんだろうね。私は気にしてないんだけどね。
私はソーマを流し目で見ながら、ソフィアさんの肩に手を置く。
「…そんな事しませんよ。ベリアルが死んだのは私の油断のせい。私がもっと強かったら良かったんです。気にしないでください。」
「…いいのかい? またあの子が死ぬ様な修行をしなければならないんだよ?」
ソフィアさんはまだ目を瞑っている。私に殴られる覚悟をしているみたいだ。
「もう死なせません!!」
私の声は空間に響いた。
「…そうかい。」
ソフィアさんは目を開け立ち上がり、私の横を通り過ぎてキッチンへ向かった。その顔は何処か嬉しい様な、悲しい様なそんな顔をしていた。師匠の立場としては嬉しい、けど弟子の立場となっては酷いことをさせるとでも思っているのだろうか。
いや、今はそれよりも…
「ベリアルは生き返れるんですよね!!何処に行けばいいんですか!?」
「……はっ!」
その声は先程の声よりも響き渡った。振り返ったソフィアさんの顔は驚愕に染められていたが、間を置いて吹き出す様に笑った。
すごい色々習得したみたい。でも今は、
私はあの子に話しかけた。
「貴方は…あの地下室でずっと懺悔してたの?」
(うん。僕は皆んなに謝りたかったんだ。僕の勝手な行いで皆んなを死なせてしまった…許してもらおうなんて思ってなかった。でも…)
(さっき君に許すって言われて、まるで心の枷が外れた様な気持ちだった。ありがとう。)
そう言うとこの子は上下に動く。
礼をしたのかな?可愛い。
「いいよ、気にしないで。そうだ! まだ自己紹介がまだだったね。私の名前はスプリング。よろしくね!」
(僕の名前はソーマだよ! よろしく! スプリングさん!)
ソーマは私の頭の周りを飛ぶ。
私はソーマとの自己紹介を終えると、ソーマのステータスを開いた。
名前: ソーマ
種族: 魂
レベル: 1
体力: 30
SP:100
ステータス:
力: 0 防御: 0 敏捷: 30 魔力: 50 幸運: 0
状態: 普通
親交度:5
スキル
【浮遊】Lv1
【火魔術】Lv1
【誘引】Lv1
加護
魔の加護
ソーマのステータスはベリアルと同じ魔力特化。ベリアルよりも偏っているそのステータスは私の目を留めた。
ソーマのステータスはベリアルに似てるけど、それよりも尖っている感じだね。力と防御、幸運が0なんて…。私よりも多い。それよりも…
「ソーマ。この【浮遊】と【誘引】っていうスキルってどういうのなの?」
(あぁ。そのスキル?【浮遊】は僕の身体を浮かしているスキルで、【誘引】は相手の視線を僕に誘導する事ができるんだ。所謂、引きつけ役だね。)
なるほど…。実はソーマってすごいパートナー?ソーマ引きつけてる隙に攻撃できたら強くない?そんな事を考えていると、
声が聞こえた。
(まだだ…。)
!?
私達は周りの警戒を強める。ソーマは私と背中合わせとなって警戒する。
今の声は何!?
冷たい声だった。その声は私の身体中から虫が這いずり回る様な、そんな不気味さを兼ねそろえていた。
(まだ逃さん…!)
そう言うと全方向から黒いモヤが迫る。
その瞬間、私の影の中からドプンと言う声が聞こえた。
狭まっていく視界の中で最後に聞こえたのは
(覚えてろ…!いつか絶対
そこで声が途切れ、私達は影に飲み込まれた。
「ーーーーー!」
なんだろう。誰か叫んでる?誰?
「ーーーーーーーんだい!」
どこがで聞いた事がある様な語尾…。
「いつまで寝てるんだい!」
目の前で私の顔に唾を飛ばして、叫んでいたのは
「あれ?ソフィアさん…。ここは。」
私はベッドの上にいた。
(スプリングさん。大丈夫?)
ソーマも周りを飛んでいる。
「はぁ。私の家だよ。」
ソフィアさんはベッドの横に置いてあった椅子に腰掛ける。家の中はどこか散らかっており、ソフィアさんの額から汗が流れる。
「えっと、私は街にいて…」
何がなんだか分からない私は言葉が詰まる。
「私はまず魔術を使ってアンタをある所へ送った。それは分かるね?」
ソフィアさんは神妙な面持ちになって、手を組む。
「はい。何か周りが霧に覆われた街でした。でも普通の霧とは違って、木もなんか黒くて、えーと、」
私は色々な事がありすぎて話がまとまらない。
「ゆっくりでいいよ。全部話しな。」
ソフィアさんがそう言うと、私はゆっくりと街での出来事を話した。
民家の家の地下での黒いモヤと出会った事。そこでその子に教えてもらって教会に行ったこと。そこで『混沌の宝玉』に触れてその街の過去の光景を見たこと。過去から戻ると黒いモヤが様子がおかしくなって私達に襲いかかってきたこと。勝ったと油断してベリアルを死なせてしまったこと。最後に【光魔術】を習得して倒した事。
「すまないね。」
ソフィアさんはベッドで上体を起こしている私に対して、いきなり謝って頭を下げる。
「え?なんで謝るんですか?」
「…」
何処か私に後ろめたさがあるのか、ソフィアさんの頭は中々上がることはなかった。
数秒後、頭を上げる。
「…私の師匠には500人の弟子がいた。」
ソフィアさんはポツリポツリと話し始める。
「私もその中の1人だったんだがね…」
ソフィアさんの目は閉じ、附いている。
「この修業を受けて、半分が死んじまった。」
え。
「また次の魔術を覚えた時には半分。そのまた次も半分って言った風にね。」
ソフィアさんはその人達のことを考えているのか、虚空を見上げる。
「幻術師の元の数は他の魔術師と変わらない。だが幻術師の職業である者達は魔術を覚える際、その修行を乗り越えないと覚えれないのさ。その者に対して1番キツイ所に連れてかれる場所でね…」
少し間を置いて言う。
「もう、人がいなくなるのは嫌なんだよ。」
そう言うとソフィアさんは俯いた。
「それが弟子を1人だけとる理由ですか。」
私はベッドから降りて立ち上がり、ソフィアさんのすぐ横まで行く。
「そうだ。だが今回あの子を死なせてしまった。生き返るとはいえ、悪いことをしたよ。殴るならここに頼むよ。」
ソフィアさんは自分の頬にチョンと触れ、目を閉じる。
「…」
私は手を握る。
(スプリングさん…)
ソーマが戸惑いの声を上げる。おそらく止めたいんだろう、でも自分が暴走してではあるが、ベリアルを殺している。そこを気にして言い出しづらいんだろうね。私は気にしてないんだけどね。
私はソーマを流し目で見ながら、ソフィアさんの肩に手を置く。
「…そんな事しませんよ。ベリアルが死んだのは私の油断のせい。私がもっと強かったら良かったんです。気にしないでください。」
「…いいのかい? またあの子が死ぬ様な修行をしなければならないんだよ?」
ソフィアさんはまだ目を瞑っている。私に殴られる覚悟をしているみたいだ。
「もう死なせません!!」
私の声は空間に響いた。
「…そうかい。」
ソフィアさんは目を開け立ち上がり、私の横を通り過ぎてキッチンへ向かった。その顔は何処か嬉しい様な、悲しい様なそんな顔をしていた。師匠の立場としては嬉しい、けど弟子の立場となっては酷いことをさせるとでも思っているのだろうか。
いや、今はそれよりも…
「ベリアルは生き返れるんですよね!!何処に行けばいいんですか!?」
「……はっ!」
その声は先程の声よりも響き渡った。振り返ったソフィアさんの顔は驚愕に染められていたが、間を置いて吹き出す様に笑った。
0
お気に入りに追加
137
あなたにおすすめの小説

幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
【BIO DEFENSE】 ~終わった世界に作られる都市~
こばん
SF
世界は唐突に終わりを告げる。それはある日突然現れて、平和な日常を過ごす人々に襲い掛かった。それは醜悪な様相に異臭を放ちながら、かつての日常に我が物顔で居座った。
人から人に感染し、感染した人はまだ感染していない人に襲い掛かり、恐るべき加速度で被害は広がって行く。
それに対抗する術は、今は無い。
平和な日常があっという間に非日常の世界に変わり、残った人々は集い、四国でいくつかの都市を形成して反攻の糸口と感染のルーツを探る。
しかしそれに対してか感染者も進化して困難な状況に拍車をかけてくる。
さらにそんな状態のなかでも、権益を求め人の足元をすくうため画策する者、理性をなくし欲望のままに動く者、この状況を利用すらして己の利益のみを求めて動く者らが牙をむき出しにしていきパニックは混迷を極める。
普通の高校生であったカナタもパニックに巻き込まれ、都市の一つに避難した。その都市の守備隊に仲間達と共に入り、第十一番隊として活動していく。様々な人と出会い、別れを繰り返しながら、感染者や都市外の略奪者などと戦い、都市同士の思惑に巻き込まれたりしながら日々を過ごしていた。
そして、やがて一つの真実に辿り着く。
それは大きな選択を迫られるものだった。
bio defence
※物語に出て来るすべての人名及び地名などの固有名詞はすべてフィクションです。作者の頭の中だけに存在するものであり、特定の人物や場所に対して何らかの意味合いを持たせたものではありません。

もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
【書籍化進行中、完結】私だけが知らない
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる