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12 狙われた訳
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「そーね、どこから話したらいいかしらね」
うーん。と首をかしげながら彼女は考えている。
「あの、助けて頂いてありがとうございます。……お礼言えてなかったから」
「あら。いいのよ、これが私の……私達の仕事だから」
私達?
彼女は、チラッとオオカミさんさんを見て話し始める。
「私とオオカミは、あなたを襲った男を捕まえる為にここへ来たの。」
なんとなく、そんな気がしていた。
「少し昔話をするわね……」
一一 都から遠く離れた村に、それは仲の良い夫婦がおりました。
かわいい女の子も産まれ幸せいっぱいでした。
そんなある日、この国の王子様がやって来ました。良い王子様なのですが、一つだけ悪い噂がありました。それは、大層な女好きと言うことでした。身分、年齢関係なく気に入れば連れて行き、飽きれば捨ててしまうそうです。
とうとう、そんな王子様が、やって来ました。
何も無い村なので狩りをすることになりました。案内を夫がする事となりそんな大事なお役目に緊張しながらも村の人達からのお願いなので断れませんでした。
人の良い夫なので、出来る範囲でおもてなしをしようと頑張りました。
ふと、狩りを終え王子様が夫の暮らしを見たいと言いました。夫は噂を思い出し、王子様のような高貴な方がいらっしゃっても何もおもてなしが出来ないと言い断ろうとしましたが、身分が下のしかも只の村人が王子様の申し出を断れるはずがありませんでした。
夫の家にやって来た王子様は、妻を見てたいそう気にいり連れて帰ろうとします。妻はそんな王子様を恐ろしく思い小さな娘を連れて逃げ出しました。
怒った王子様は、夫を殺し。妻を探させました。
しかし、妻は逃げる途中足を滑らせたのか山の中で死んでおり腕の中で子供が泣いていました。
王子様は、子供も殺してしまおうと思いましたが、ふと考えが変わり生かしておくことにしました。
村人を殺してしまった、王子様は王様にこの事を知られるとまずいので、村人を脅し、夫婦の子供を育てるように。15才になったら王子様に捧げるように命令しました。
見張り役として、王子の侍女と薬師の老婆、騎士の数名を置いて城へ帰って行きました。
そして、村人は王子の命令を守りその子供を15才になり王子様に捧げる日まで大事に育てました一一
「その子供があなた。赤頭巾よ……」
じゃあ、お母さんとおばあちゃんと思っていたのは?アレハダレ?
本当のお母さんとお父さんは死んだの?
なんとなく、悪い予感はしていたけども実際に聞くと……
握っている手が自然と力が入り握りしめてしまう。
真っ直ぐにこちらを見つめる彼女の瞳は悲しみに揺らいでいた。
うーん。と首をかしげながら彼女は考えている。
「あの、助けて頂いてありがとうございます。……お礼言えてなかったから」
「あら。いいのよ、これが私の……私達の仕事だから」
私達?
彼女は、チラッとオオカミさんさんを見て話し始める。
「私とオオカミは、あなたを襲った男を捕まえる為にここへ来たの。」
なんとなく、そんな気がしていた。
「少し昔話をするわね……」
一一 都から遠く離れた村に、それは仲の良い夫婦がおりました。
かわいい女の子も産まれ幸せいっぱいでした。
そんなある日、この国の王子様がやって来ました。良い王子様なのですが、一つだけ悪い噂がありました。それは、大層な女好きと言うことでした。身分、年齢関係なく気に入れば連れて行き、飽きれば捨ててしまうそうです。
とうとう、そんな王子様が、やって来ました。
何も無い村なので狩りをすることになりました。案内を夫がする事となりそんな大事なお役目に緊張しながらも村の人達からのお願いなので断れませんでした。
人の良い夫なので、出来る範囲でおもてなしをしようと頑張りました。
ふと、狩りを終え王子様が夫の暮らしを見たいと言いました。夫は噂を思い出し、王子様のような高貴な方がいらっしゃっても何もおもてなしが出来ないと言い断ろうとしましたが、身分が下のしかも只の村人が王子様の申し出を断れるはずがありませんでした。
夫の家にやって来た王子様は、妻を見てたいそう気にいり連れて帰ろうとします。妻はそんな王子様を恐ろしく思い小さな娘を連れて逃げ出しました。
怒った王子様は、夫を殺し。妻を探させました。
しかし、妻は逃げる途中足を滑らせたのか山の中で死んでおり腕の中で子供が泣いていました。
王子様は、子供も殺してしまおうと思いましたが、ふと考えが変わり生かしておくことにしました。
村人を殺してしまった、王子様は王様にこの事を知られるとまずいので、村人を脅し、夫婦の子供を育てるように。15才になったら王子様に捧げるように命令しました。
見張り役として、王子の侍女と薬師の老婆、騎士の数名を置いて城へ帰って行きました。
そして、村人は王子の命令を守りその子供を15才になり王子様に捧げる日まで大事に育てました一一
「その子供があなた。赤頭巾よ……」
じゃあ、お母さんとおばあちゃんと思っていたのは?アレハダレ?
本当のお母さんとお父さんは死んだの?
なんとなく、悪い予感はしていたけども実際に聞くと……
握っている手が自然と力が入り握りしめてしまう。
真っ直ぐにこちらを見つめる彼女の瞳は悲しみに揺らいでいた。
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