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〈57〉 王女の褒美 俺の居場所
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「〈落ちこぼれの受け皿〉のギルドマスター、デトワール。前へ!」
「はっ!!」
リリや彩葉、ボンさんやルーセントさんと一緒に徹夜で考えたギルド名と共に俺の名前が呼ばれた気がする。
着慣れない豪華な上着やズボンに気を取られながら、ただ前だけを見てゆっくり歩く。
ゆっくり、ゆっくり……。
「ほぉ、あれが噂の」
「門前に掲げられた巨大スライムをナイフで倒されたとか」
「儂はひとつきで、と聞き及んでおるぞ」
「まぁ! それは素晴らしい事ですわね!」
足元にある赤い絨毯はみない。
そんでもって、正面にいる第4王女の顔も見ない。
大丈夫、大丈夫。
練習はした。練習通りに……、大丈夫、大丈夫……。
「あの方、“占い師”と聞いておりますわ」
「へぇ、“占い師”でも戦える者がいるのか。勉強になったな」
「ですわね。〈落ちこぼれの受け皿〉のお名前も、“占い師”のギルマスならではに思えますわ」
「落ちぼれを受け止めて、俺が強くしてやるよ、って意志が感じられるな」
「ですわよね!」
それ考えたのボンさんです。
俺の意志じゃありません!
っと、集中、集中……。
「俺、じゃなかった私も冒険者なんだかな。アイツとは親友でよぉ。昔から……」
いや、お前誰だよ。
……ん? あれか? 冒険者ギルドで俺をヤジってたヤツの1人か?
“占い師”のくせに冒険者になりたいとか、アイツ馬鹿だろ。だよなー。
みたいなヤツらの1人だな。
いつから親友になったんだ?
そんな事を思いながら、メリアの前で片膝を付く。
背筋は伸ばして、それから……。
「面を上げて頂いて宜しいですわ」
「はっ!」
片平を付いたまま顔をあげる。
「此度の討伐において、最も優れた戦力を示して下さいました。私、メリア・バラストラ・リルム・ルサンリアが、ギルドマスター・デトワールに、第1功を与えます」
「ありがたく」
両手を前に出して、天に向ける。
メリアが、俺の手の上に、巻物を載せてくれた。
「続いてギルドランクの変動を告げる。〈落ちこぼれの受け皿〉をFランクからCランクへの昇格」
おぉ!! なんて声を背後に聞きながら、もう一度頭を下げる。
3ランクの昇格。
元が最低ランクだったから、って言う理由もあるんだけど、
「不祥事を起こした〈堅牢の壁〉はDランクに降格。以上となります」
こっちとの兼ね合いもあったりするらしい。
関係者は全員奴隷落ち。
関わった度合いに応じて、奴隷として働く年数を変えたらしい。
奴隷商人であるラズベルトさんが、目を輝かせて俺に握手を求めていたので、かなりの人数だったのだろう。
そのどさくさに紛れて、彩葉を正式に引き抜けたのは幸運だったな。
そんな事を思いながら、第一項の巻物を懐に仕舞って、論功行賞の場を後にする。
「なぁ、俺達も〈落ちこぼれの受け皿〉に入れねぇか聞いてみねぇか?」
「ムリムリ。落ちこぼれって言っても特殊な者だけなんだろ? しかも、美女と美少女」
「あー、猫族の“重歩兵”とドライアドの“鍛冶師”って話しだったか……。確かにむりっぽいな」
「だよな。あー……、うらやましい」
そんな声を聞きながら、光が差し込むドアの向こうへと出て行った。
青空を背景に水を吹き上げる噴水の前で、2人が駆け寄ってくる。
「ご主人様! 無事に終わったんですね!」
「お帰り、お兄さん」
「悪いな、掃除とかその辺任せて」
「いいの、いいの! そのくらいしないとね」
「お昼ご飯の準備も出来てますよ。お肉、たっぷりです!」
「それはいいな。第一項に相応しい」
クスリと肩を揺らした2人と並んで、王都の中を歩いていく。
借りていた宿の前を通り過ぎて、西門の方へ。
門に繋がる大通りを細い道にそれて、ボロボロの小さな宿が建っていた場所を見上げた。
「さすが王家お抱えの建築家だな」
「ですね」
そこにあるのは、3階建ての立派な家。
メリアとはじめてあった裏道は埋め立てて、敷地自体もふたまわりほど大きくなっている。
朽ち果てた宿の看板があった掛かっていた場所に、〈落ちこぼれの受け皿〉と書かれた紋章が掲げてあった。
「中も凄いんですよ!」
「そうそう! 得にお風呂がね! もう、なんて言うの? 豪華絢爛! でも落ち着く! そんな感じ!」
「へぇ、それは楽しみだな」
楽しそうに笑う2人に目を向けて、もう一度、今日から住む場所を見上げる。
巨大スライム討伐の報酬に貰ったのは、家と王都に住む永住権。
修理や補修なんかの金はかかるけど、固定資産税なんかは全額免除、つまりタダで住める!
田舎を追い出された時には、考えられなかった立派な建物だ。
「ご主人様?」
「なになに? 入らないの?」
「いや、今行くよ」
今は住む場所があって、隣には頼れる仲間がいる。
「“占い師”も、案外悪くないのかもな」
そんな言葉が、俺の口から流れていた。
「はっ!!」
リリや彩葉、ボンさんやルーセントさんと一緒に徹夜で考えたギルド名と共に俺の名前が呼ばれた気がする。
着慣れない豪華な上着やズボンに気を取られながら、ただ前だけを見てゆっくり歩く。
ゆっくり、ゆっくり……。
「ほぉ、あれが噂の」
「門前に掲げられた巨大スライムをナイフで倒されたとか」
「儂はひとつきで、と聞き及んでおるぞ」
「まぁ! それは素晴らしい事ですわね!」
足元にある赤い絨毯はみない。
そんでもって、正面にいる第4王女の顔も見ない。
大丈夫、大丈夫。
練習はした。練習通りに……、大丈夫、大丈夫……。
「あの方、“占い師”と聞いておりますわ」
「へぇ、“占い師”でも戦える者がいるのか。勉強になったな」
「ですわね。〈落ちこぼれの受け皿〉のお名前も、“占い師”のギルマスならではに思えますわ」
「落ちぼれを受け止めて、俺が強くしてやるよ、って意志が感じられるな」
「ですわよね!」
それ考えたのボンさんです。
俺の意志じゃありません!
っと、集中、集中……。
「俺、じゃなかった私も冒険者なんだかな。アイツとは親友でよぉ。昔から……」
いや、お前誰だよ。
……ん? あれか? 冒険者ギルドで俺をヤジってたヤツの1人か?
“占い師”のくせに冒険者になりたいとか、アイツ馬鹿だろ。だよなー。
みたいなヤツらの1人だな。
いつから親友になったんだ?
そんな事を思いながら、メリアの前で片膝を付く。
背筋は伸ばして、それから……。
「面を上げて頂いて宜しいですわ」
「はっ!」
片平を付いたまま顔をあげる。
「此度の討伐において、最も優れた戦力を示して下さいました。私、メリア・バラストラ・リルム・ルサンリアが、ギルドマスター・デトワールに、第1功を与えます」
「ありがたく」
両手を前に出して、天に向ける。
メリアが、俺の手の上に、巻物を載せてくれた。
「続いてギルドランクの変動を告げる。〈落ちこぼれの受け皿〉をFランクからCランクへの昇格」
おぉ!! なんて声を背後に聞きながら、もう一度頭を下げる。
3ランクの昇格。
元が最低ランクだったから、って言う理由もあるんだけど、
「不祥事を起こした〈堅牢の壁〉はDランクに降格。以上となります」
こっちとの兼ね合いもあったりするらしい。
関係者は全員奴隷落ち。
関わった度合いに応じて、奴隷として働く年数を変えたらしい。
奴隷商人であるラズベルトさんが、目を輝かせて俺に握手を求めていたので、かなりの人数だったのだろう。
そのどさくさに紛れて、彩葉を正式に引き抜けたのは幸運だったな。
そんな事を思いながら、第一項の巻物を懐に仕舞って、論功行賞の場を後にする。
「なぁ、俺達も〈落ちこぼれの受け皿〉に入れねぇか聞いてみねぇか?」
「ムリムリ。落ちこぼれって言っても特殊な者だけなんだろ? しかも、美女と美少女」
「あー、猫族の“重歩兵”とドライアドの“鍛冶師”って話しだったか……。確かにむりっぽいな」
「だよな。あー……、うらやましい」
そんな声を聞きながら、光が差し込むドアの向こうへと出て行った。
青空を背景に水を吹き上げる噴水の前で、2人が駆け寄ってくる。
「ご主人様! 無事に終わったんですね!」
「お帰り、お兄さん」
「悪いな、掃除とかその辺任せて」
「いいの、いいの! そのくらいしないとね」
「お昼ご飯の準備も出来てますよ。お肉、たっぷりです!」
「それはいいな。第一項に相応しい」
クスリと肩を揺らした2人と並んで、王都の中を歩いていく。
借りていた宿の前を通り過ぎて、西門の方へ。
門に繋がる大通りを細い道にそれて、ボロボロの小さな宿が建っていた場所を見上げた。
「さすが王家お抱えの建築家だな」
「ですね」
そこにあるのは、3階建ての立派な家。
メリアとはじめてあった裏道は埋め立てて、敷地自体もふたまわりほど大きくなっている。
朽ち果てた宿の看板があった掛かっていた場所に、〈落ちこぼれの受け皿〉と書かれた紋章が掲げてあった。
「中も凄いんですよ!」
「そうそう! 得にお風呂がね! もう、なんて言うの? 豪華絢爛! でも落ち着く! そんな感じ!」
「へぇ、それは楽しみだな」
楽しそうに笑う2人に目を向けて、もう一度、今日から住む場所を見上げる。
巨大スライム討伐の報酬に貰ったのは、家と王都に住む永住権。
修理や補修なんかの金はかかるけど、固定資産税なんかは全額免除、つまりタダで住める!
田舎を追い出された時には、考えられなかった立派な建物だ。
「ご主人様?」
「なになに? 入らないの?」
「いや、今行くよ」
今は住む場所があって、隣には頼れる仲間がいる。
「“占い師”も、案外悪くないのかもな」
そんな言葉が、俺の口から流れていた。
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