39 / 57
〈39〉占いの結果発表! の予定でした
しおりを挟む
俺やリリが分からなくても、本人なら!
「なるほど、なるほど! すっごく綺麗だけど、わっかんないねー!」
「だよな……」
ささやかな希望も、呆気なく消え去っていた。
だったら、リリやルーセントさんを占った結果に対して、何かしらのアドバイスでも!!
なんて思ったけど、
「うん、うん。こっちも心当たりなしだねー。【木】ってのは確かに私っぽいけど、これだけじゃなんともー」
「そうなるよな……」
新しい文字が増えた訳じゃないから、当然と言えば、当然か……。
彩葉もリリも魔力は扱えないらしくて、ボンさんの言葉に関しても進展なし。
「でもでも、たしかに隠さなきゃダメだよね。より良い未来を選べて、悪い未来は回避って感じでしょ?」
「……そうなのか?」
「おうともさ! これは“占い師”じゃなくて“予知師”だよ! 改名しなきゃだね! すっごいスキルだよ!」
「……」
予知か。
そう聞くと、確かに すごいような気がしなくも--
「もちろん、言葉の意味がわかったら! だけどねー」
にひっ、と笑った彩葉が、口元をやわらげてペロリと舌を出していた。
手を伸ばした彩葉が、ポンポンと肩を叩く。
「今のままでもすっごく綺麗だから、落ち込んじゃダメだぞ?」
ついでとばかりに頭を撫でて、よしよし、なんて微笑んでいた。
持ち上げてから突き落とすとか、いい性格してんなぁ……。
やばい、予想以上にへこむぞ? まじで、へこむぞ!?
まぁ、彼女なりのエールなんだろうけどな。
それに、誉められて浮かれてる場合じゃないのもわかってる。
「精一杯やるよ。特に、ルーセントさんのヤツは急ぐから」
「……そうだね」
【木】と【死】と【新】。
期限すらハッキリしないけど、【死】が優先なのは間違いないと思う。
それに、リリや彩葉を占った結果にも、【死】みたいな文字が、隠れる可能性だってあるんだよな。
「やっぱ、文字数を増やさなきゃダメだな」
彩葉を占ったおかげで、ってのもおかしいけど。
人数を増やしても謎が増えるだけなのは、嫌でも理解した。
やっぱ、占いの精度を高めるのが、今出来る最善策みたいだ。
「飯まで自分の魔力と向き合ってみるよ。リリ。夜飯を頼めるか?」
「もちろんです。任せてください」
ほんの少しだけ不安そうな目をしたリリが、猫耳を揺らしながら頷いてくれる。
リュックを手元に手繰り寄せた彩葉が、中から蟻の外殻を覗かせていた。
「私はリリさんの盾作りでいいんだよね? 端っこ借りるよ~?」
「あぁ、好きに使っていいからな」
「あいあいさー」
ふにゃんと敬礼をした彩葉が、【木】のメモを流し見て背を向ける。
冷蔵庫の前へと駆けていったリリが、きらきらした瞳で振り向いていた。
「ご主人様、ハンバーグと唐揚げとチャーシュー、どれがいいですか?」
「どれもうまそうだけど、あえて言うならハンバーグかな。彩葉は?」
「ん? 私? んー、美味しくて、お腹がいっぱいになるやつ!」
「……だそうだ」
なんだそりゃ、って感じだけど、わかる!
言いたいことは痛いほどわかる!
金は減り続ける一方で、まともな飯なんて食えてないだろうしな。
2日前までの俺なら、同じ答えだったと思う。
それはたぶんリリもだ。
「わかりました! いっぱい食べれるように、がんばりますね」
「えっ? あっ、うん。お願い、します……」
「はい!」
どうやら素直に受け止められる予定じゃなかったらしい。
目を丸くしてパチパチと瞬きをした彩葉が、リリの楽しそうな笑みを呆然と見詰めていた。
「んー! 美味しい! こっちも抜群! リリちゃん、すごい!」
「あっ、ありがとうございます! でも、すごいのは私じゃなくて、ご主人様ですよ」
「それもそうね! ありがや、ありがたや~」
拳より大きなハンバーグやジューシーな唐揚げを頬張った彩葉が、目元をしっとりと濡らしながら、俺に向かって手を合わせる。
なぜ、拝むのか。
美味しいもの食べて涙ぐむのは理解出来る。
なぜ、リリと2人で拝んでいるのか。
まぁ、どう見ても、リリが原因だけどな。
「なぁ、リリ。どうしてそうなった?」
「んゅ? なにがですか?」
「リリの料理がすごいのはわかる。めっちゃうまい。肉を食えて幸せだ! それが、なぜ俺がすごいに切り替わった?」
「えっと、私は調理をしただけで、食材を与えてくれたのはご主人様ですから」
「そうそう! リリさんの言う通り! んー、おいしー!」
リリに関しては今更感があるけど、彩葉の目も割と本気に見える。
まぁ、実害はないから、いいけどさ。
「それにしても、うまいな」
「うんうん。ハンバーグ、うまうま!」
「ありがとうございます! みんなで採ってきたメープルシロップでプリンも作ってみたので、食後に持ってきますね」
なるほど!
1個だけ売らずに残したのは、そう言う訳か。
スイーツまで食えるなんて、ギルマスやばくね!?
それもこれも、こんな俺に付き合ってくれた2人のおかげだよな。
「彩葉もリリも、腹一杯食えよ?」
「はーい!」
「ありがとうございます」
もしかして、俺、幸せなんじゃないだろうか?
「なるほど、なるほど! すっごく綺麗だけど、わっかんないねー!」
「だよな……」
ささやかな希望も、呆気なく消え去っていた。
だったら、リリやルーセントさんを占った結果に対して、何かしらのアドバイスでも!!
なんて思ったけど、
「うん、うん。こっちも心当たりなしだねー。【木】ってのは確かに私っぽいけど、これだけじゃなんともー」
「そうなるよな……」
新しい文字が増えた訳じゃないから、当然と言えば、当然か……。
彩葉もリリも魔力は扱えないらしくて、ボンさんの言葉に関しても進展なし。
「でもでも、たしかに隠さなきゃダメだよね。より良い未来を選べて、悪い未来は回避って感じでしょ?」
「……そうなのか?」
「おうともさ! これは“占い師”じゃなくて“予知師”だよ! 改名しなきゃだね! すっごいスキルだよ!」
「……」
予知か。
そう聞くと、確かに すごいような気がしなくも--
「もちろん、言葉の意味がわかったら! だけどねー」
にひっ、と笑った彩葉が、口元をやわらげてペロリと舌を出していた。
手を伸ばした彩葉が、ポンポンと肩を叩く。
「今のままでもすっごく綺麗だから、落ち込んじゃダメだぞ?」
ついでとばかりに頭を撫でて、よしよし、なんて微笑んでいた。
持ち上げてから突き落とすとか、いい性格してんなぁ……。
やばい、予想以上にへこむぞ? まじで、へこむぞ!?
まぁ、彼女なりのエールなんだろうけどな。
それに、誉められて浮かれてる場合じゃないのもわかってる。
「精一杯やるよ。特に、ルーセントさんのヤツは急ぐから」
「……そうだね」
【木】と【死】と【新】。
期限すらハッキリしないけど、【死】が優先なのは間違いないと思う。
それに、リリや彩葉を占った結果にも、【死】みたいな文字が、隠れる可能性だってあるんだよな。
「やっぱ、文字数を増やさなきゃダメだな」
彩葉を占ったおかげで、ってのもおかしいけど。
人数を増やしても謎が増えるだけなのは、嫌でも理解した。
やっぱ、占いの精度を高めるのが、今出来る最善策みたいだ。
「飯まで自分の魔力と向き合ってみるよ。リリ。夜飯を頼めるか?」
「もちろんです。任せてください」
ほんの少しだけ不安そうな目をしたリリが、猫耳を揺らしながら頷いてくれる。
リュックを手元に手繰り寄せた彩葉が、中から蟻の外殻を覗かせていた。
「私はリリさんの盾作りでいいんだよね? 端っこ借りるよ~?」
「あぁ、好きに使っていいからな」
「あいあいさー」
ふにゃんと敬礼をした彩葉が、【木】のメモを流し見て背を向ける。
冷蔵庫の前へと駆けていったリリが、きらきらした瞳で振り向いていた。
「ご主人様、ハンバーグと唐揚げとチャーシュー、どれがいいですか?」
「どれもうまそうだけど、あえて言うならハンバーグかな。彩葉は?」
「ん? 私? んー、美味しくて、お腹がいっぱいになるやつ!」
「……だそうだ」
なんだそりゃ、って感じだけど、わかる!
言いたいことは痛いほどわかる!
金は減り続ける一方で、まともな飯なんて食えてないだろうしな。
2日前までの俺なら、同じ答えだったと思う。
それはたぶんリリもだ。
「わかりました! いっぱい食べれるように、がんばりますね」
「えっ? あっ、うん。お願い、します……」
「はい!」
どうやら素直に受け止められる予定じゃなかったらしい。
目を丸くしてパチパチと瞬きをした彩葉が、リリの楽しそうな笑みを呆然と見詰めていた。
「んー! 美味しい! こっちも抜群! リリちゃん、すごい!」
「あっ、ありがとうございます! でも、すごいのは私じゃなくて、ご主人様ですよ」
「それもそうね! ありがや、ありがたや~」
拳より大きなハンバーグやジューシーな唐揚げを頬張った彩葉が、目元をしっとりと濡らしながら、俺に向かって手を合わせる。
なぜ、拝むのか。
美味しいもの食べて涙ぐむのは理解出来る。
なぜ、リリと2人で拝んでいるのか。
まぁ、どう見ても、リリが原因だけどな。
「なぁ、リリ。どうしてそうなった?」
「んゅ? なにがですか?」
「リリの料理がすごいのはわかる。めっちゃうまい。肉を食えて幸せだ! それが、なぜ俺がすごいに切り替わった?」
「えっと、私は調理をしただけで、食材を与えてくれたのはご主人様ですから」
「そうそう! リリさんの言う通り! んー、おいしー!」
リリに関しては今更感があるけど、彩葉の目も割と本気に見える。
まぁ、実害はないから、いいけどさ。
「それにしても、うまいな」
「うんうん。ハンバーグ、うまうま!」
「ありがとうございます! みんなで採ってきたメープルシロップでプリンも作ってみたので、食後に持ってきますね」
なるほど!
1個だけ売らずに残したのは、そう言う訳か。
スイーツまで食えるなんて、ギルマスやばくね!?
それもこれも、こんな俺に付き合ってくれた2人のおかげだよな。
「彩葉もリリも、腹一杯食えよ?」
「はーい!」
「ありがとうございます」
もしかして、俺、幸せなんじゃないだろうか?
0
あなたにおすすめの小説
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立
黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」
「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」
ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。
しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを!
伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。
これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!
婚約破棄された人たらし悪役令嬢ですが、 最強で過保護な兄たちと義姉に溺愛されています
由香
ファンタジー
婚約破棄のその日、
悪役令嬢リリアーナは――弁明すら、しなかった。
王太子と“聖女”に断罪され、すべてを失った彼女。
だがその裏で、王国最強と名高い三人の兄と、
冷静沈着な義姉が、静かに動き始めていた。
再検証によって暴かれる“聖女の嘘”。
広場で語られる真実。
そして、無自覚に人を惹きつけてしまう
リリアーナの優しさが、次々と味方を増やしていく――。
これは、
悪役令嬢として断罪された少女が、
「誰かの物語の脇役」ではなく、
自分自身の人生を取り戻す物語。
過保護すぎる兄たちと義姉に溺愛されながら、
彼女は静かに、そして確実に幸せへ向かっていく。
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……
タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる