16 / 57
〈16〉 “占い師”でも魔法使いに!?
しおりを挟む
「練習……?」
「はい。大きな魔力が体内にあるので、訓練すれば、使いこなせる可能性が高いと思いますよ?」
「俺が、魔力を……」
思わず自分の手を見るけど、昨日までと変わらない弱々しい手だ。
だけど、強い者だけが使える力が備わっているらしい。
にわかには、信じられないがな……。
「ですが、体に馴染むまでは不安定で危険な物です。幼い魔法使いみたいに、隠れて練習なんてしたら、本当に爆発してしまいますから」
「俺が、魔法使い……」
「ご主人様は、やっぱり すごい人でした!」
「いや、でもこれは--」
「あのー。私の話、聞いてます?」
一応聞こえるけど、正直な話し、頭に入って来ない。
確率は、1000人に1人。
回復魔法を使えるなら、怪我人を治せば、パンが食い放題!
攻撃魔法なら、魔物の群に撃ち込めば、パンが食い放題!!
嬉しくない理由がない。
「あとは、魔法を覚えられるか。そこが問題ですね」
「……そう、だな。そう、だよな……」
だけど、そんな思いも、その一言で消し去っていた。
大きな魔力があっても使えなきゃ意味がない。
魔力の塊だけじゃ、飯は食えない。
「?? えっと、もし覚えられなくても、属性魔石か、スキルの本を買えばいいんじゃないですか?」
「魔力を魔法に変えるアイテムとして有名な2つだけど、どっちも高いんだよ」
パンが何個買えるかも分からないくらい、高い!
1番安いものでも、リリが10人は買えると思う。
それに、
「もし武器を買うとしても、リリの武具からだからな」
「ぇ……? 私の武器、ですか?」
「そう。リリはうちのエースだからな。装備を整えて、ガンガン稼いで貰わなきゃ。だろ?」
“占い師”なんかを強化するより、経済的でずっと効率がいい。
“重歩兵”と言えば大盾だけど、あれって、やっぱ高いんだろうか?
「まずは飯。それから、寝床。その後で、余裕があればになるけどな」
どう考えても、それが現実だよな。
はぁ……、なんて深い溜め息をついていると、ふふっ、と笑うルーセントさんの声が聞こえた。
チラリと目を向けると、なにやら自分のポケットをゴソゴソと探る姿が見える。
「お待ちかねの物です」
そう言って取り出したのは、小さな袋が1つ。
「本日の買取額になります」
縛られていた口の部分が開かれ、大きな銅貨が顔を覗かせた。
ジャラジャラと銅貨ばかりが、机の上に広がっていく。
大が7枚に、中が6枚、小が9枚。
俺の目の前に、褐色のコインたちが輝いていた。
「総額で7690ルネンですね」
「……ぉ、おお!!」
予想よりも、はるかに高い!
「パンが腹一杯食える!!」
それどころか、屋台で普通に飯が買える!
まともな宿で寝ても、おつりがくる!!
グリーンスライムを相手に命懸けだったとはいえ、十分過ぎる稼ぎだ!
「冒険者ギルドと提携している宿であれば、素泊まりで3000ルネンなのですが、ご入り用ですか?」
「お願いします!」
そのために森に行ったんだからな。
手痛い出費だが、リリを橋の下で寝させる訳にもいかないし。
4000ルネンも残れば、腹一杯食えるし!!
それにあれだ。
--金が不安なら、また明日、稼げばいい。
「仕事をすれば、パンが、食えるからな……」
目の前にある銅の輝きが、今はなぜか、涙で滲んで見えた。
「ギルマスの印はもう少し時間がかかるので、完成するまでは、裏口から入って来てください。薬草やスライムの納品は何時でも受付ていますから」
「ありがとう」
そんな言葉を最後に、はじめての稼ぎを懐に仕舞って、冒険者ギルドを後にする。
外は既に暗く、肌寒い風が頬を撫でていた。
「ご主人様、星が綺麗ですよ」
リリの声に導かれて視線をあげると、大小様々な光が空に浮かんでいるのが見える。
猫の耳をピコピコと動かす彼女が、わぁ~、なんて楽しそうな声を漏らしていた。
「久し振りに見ました。やっ ぱり綺麗ですね」
無邪気に空へと手を伸ばしているけど、2年ぶりの外だ、って言っていたもんな。
そう言う俺も、飯を探すのに必死で、空を見る余裕なんてなかったように思う。
「底辺から、少しは這い上がれたのかな」
「ん? ご主人様?」
「何でもないよ。飯を買って、宿に行こうか」
念願の飯の時間だ!
腹一杯食える飯だ!!
「晴れてさえいれば、星空なんていつでも見れますもんね!」
「そういうこと」
大人びた顔をするリリの猫耳を撫でたあとで、教えられた宿に向けて歩いていく。
周囲は夕飯を狙った露天や居酒屋などが立ち並び、賑やかな声と香りが流れていた。
昨日までは虚しいだけだった光景も、今日は宝の山に見える。
「そう言えば、店にいたときはどんな物を食べてたんだ?」
「奴隷商で、ですか? えっと、朝に黒パンが1個とスープですね。あとは誰かが貰われるたびに、クルミかピーナッツが貰えました」
「そうなんだ」
1日1食か。
少ないような気もするけど、食べられるだけいいのか。
金が底を付いて、雨水だけで生きていた俺よりはマシだな。
「おじさん、ミルク粥2つ。疑似鳥の串を1本だけ貰える?」
「あいよ! 550ギルな」
ついさっき貰ったばかりの
銅貨を支払って、半透明の容器に入った粥と串を受け取った。
この使い捨ての容器を持ったのも、1ヶ月ぶりくらいか。
「袋も貰えるか? たしか10ルネンだったよな?」
「あいよ。確かに」
宿まで持ち帰らないといけないから、透明なスライムの袋に入れ直してもらう。
俺が袋に金を使うなんてな。
昨日までの俺が見たら、正気を疑うに違いない。
それでもまだ、ポケットの中には大銅貨が4枚も残ってる。
リリと2人で分け合っても、2000ルネンだ。
袋は明日の狩りでも使えるし、無駄じゃないからな。
「えっと、550ルネンって言われて、ご主人様が、中を5枚、小を5枚出したから。中が100ルネン、小が10ルネン……。うん、覚えました」
そんな声を背中に聞きながら、教えられた宿を見上げて、中へと入っていった。
「はい。大きな魔力が体内にあるので、訓練すれば、使いこなせる可能性が高いと思いますよ?」
「俺が、魔力を……」
思わず自分の手を見るけど、昨日までと変わらない弱々しい手だ。
だけど、強い者だけが使える力が備わっているらしい。
にわかには、信じられないがな……。
「ですが、体に馴染むまでは不安定で危険な物です。幼い魔法使いみたいに、隠れて練習なんてしたら、本当に爆発してしまいますから」
「俺が、魔法使い……」
「ご主人様は、やっぱり すごい人でした!」
「いや、でもこれは--」
「あのー。私の話、聞いてます?」
一応聞こえるけど、正直な話し、頭に入って来ない。
確率は、1000人に1人。
回復魔法を使えるなら、怪我人を治せば、パンが食い放題!
攻撃魔法なら、魔物の群に撃ち込めば、パンが食い放題!!
嬉しくない理由がない。
「あとは、魔法を覚えられるか。そこが問題ですね」
「……そう、だな。そう、だよな……」
だけど、そんな思いも、その一言で消し去っていた。
大きな魔力があっても使えなきゃ意味がない。
魔力の塊だけじゃ、飯は食えない。
「?? えっと、もし覚えられなくても、属性魔石か、スキルの本を買えばいいんじゃないですか?」
「魔力を魔法に変えるアイテムとして有名な2つだけど、どっちも高いんだよ」
パンが何個買えるかも分からないくらい、高い!
1番安いものでも、リリが10人は買えると思う。
それに、
「もし武器を買うとしても、リリの武具からだからな」
「ぇ……? 私の武器、ですか?」
「そう。リリはうちのエースだからな。装備を整えて、ガンガン稼いで貰わなきゃ。だろ?」
“占い師”なんかを強化するより、経済的でずっと効率がいい。
“重歩兵”と言えば大盾だけど、あれって、やっぱ高いんだろうか?
「まずは飯。それから、寝床。その後で、余裕があればになるけどな」
どう考えても、それが現実だよな。
はぁ……、なんて深い溜め息をついていると、ふふっ、と笑うルーセントさんの声が聞こえた。
チラリと目を向けると、なにやら自分のポケットをゴソゴソと探る姿が見える。
「お待ちかねの物です」
そう言って取り出したのは、小さな袋が1つ。
「本日の買取額になります」
縛られていた口の部分が開かれ、大きな銅貨が顔を覗かせた。
ジャラジャラと銅貨ばかりが、机の上に広がっていく。
大が7枚に、中が6枚、小が9枚。
俺の目の前に、褐色のコインたちが輝いていた。
「総額で7690ルネンですね」
「……ぉ、おお!!」
予想よりも、はるかに高い!
「パンが腹一杯食える!!」
それどころか、屋台で普通に飯が買える!
まともな宿で寝ても、おつりがくる!!
グリーンスライムを相手に命懸けだったとはいえ、十分過ぎる稼ぎだ!
「冒険者ギルドと提携している宿であれば、素泊まりで3000ルネンなのですが、ご入り用ですか?」
「お願いします!」
そのために森に行ったんだからな。
手痛い出費だが、リリを橋の下で寝させる訳にもいかないし。
4000ルネンも残れば、腹一杯食えるし!!
それにあれだ。
--金が不安なら、また明日、稼げばいい。
「仕事をすれば、パンが、食えるからな……」
目の前にある銅の輝きが、今はなぜか、涙で滲んで見えた。
「ギルマスの印はもう少し時間がかかるので、完成するまでは、裏口から入って来てください。薬草やスライムの納品は何時でも受付ていますから」
「ありがとう」
そんな言葉を最後に、はじめての稼ぎを懐に仕舞って、冒険者ギルドを後にする。
外は既に暗く、肌寒い風が頬を撫でていた。
「ご主人様、星が綺麗ですよ」
リリの声に導かれて視線をあげると、大小様々な光が空に浮かんでいるのが見える。
猫の耳をピコピコと動かす彼女が、わぁ~、なんて楽しそうな声を漏らしていた。
「久し振りに見ました。やっ ぱり綺麗ですね」
無邪気に空へと手を伸ばしているけど、2年ぶりの外だ、って言っていたもんな。
そう言う俺も、飯を探すのに必死で、空を見る余裕なんてなかったように思う。
「底辺から、少しは這い上がれたのかな」
「ん? ご主人様?」
「何でもないよ。飯を買って、宿に行こうか」
念願の飯の時間だ!
腹一杯食える飯だ!!
「晴れてさえいれば、星空なんていつでも見れますもんね!」
「そういうこと」
大人びた顔をするリリの猫耳を撫でたあとで、教えられた宿に向けて歩いていく。
周囲は夕飯を狙った露天や居酒屋などが立ち並び、賑やかな声と香りが流れていた。
昨日までは虚しいだけだった光景も、今日は宝の山に見える。
「そう言えば、店にいたときはどんな物を食べてたんだ?」
「奴隷商で、ですか? えっと、朝に黒パンが1個とスープですね。あとは誰かが貰われるたびに、クルミかピーナッツが貰えました」
「そうなんだ」
1日1食か。
少ないような気もするけど、食べられるだけいいのか。
金が底を付いて、雨水だけで生きていた俺よりはマシだな。
「おじさん、ミルク粥2つ。疑似鳥の串を1本だけ貰える?」
「あいよ! 550ギルな」
ついさっき貰ったばかりの
銅貨を支払って、半透明の容器に入った粥と串を受け取った。
この使い捨ての容器を持ったのも、1ヶ月ぶりくらいか。
「袋も貰えるか? たしか10ルネンだったよな?」
「あいよ。確かに」
宿まで持ち帰らないといけないから、透明なスライムの袋に入れ直してもらう。
俺が袋に金を使うなんてな。
昨日までの俺が見たら、正気を疑うに違いない。
それでもまだ、ポケットの中には大銅貨が4枚も残ってる。
リリと2人で分け合っても、2000ルネンだ。
袋は明日の狩りでも使えるし、無駄じゃないからな。
「えっと、550ルネンって言われて、ご主人様が、中を5枚、小を5枚出したから。中が100ルネン、小が10ルネン……。うん、覚えました」
そんな声を背中に聞きながら、教えられた宿を見上げて、中へと入っていった。
0
あなたにおすすめの小説
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
役立たず聖女見習い、追放されたので森でマイホームとスローライフします ~召喚できるのは非生物だけ?いいえ、全部最強でした~
しおしお
ファンタジー
聖女見習いとして教会に仕えていた少女は、
「役立たず」と嘲笑され、ある日突然、追放された。
理由は単純。
彼女が召喚できるのは――タンスやぬいぐるみなどの非生物だけだったから。
森へ放り出され、夜を前に途方に暮れる中、
彼女は必死に召喚を行う。
呼び出されたのは、一体の熊のぬいぐるみ。
だがその瞬間、彼女のスキルは覚醒する。
【付喪神】――非生物に魂を宿らせる能力。
喋らないが最強の熊、
空を飛び無限引き出し爆撃を行うタンス、
敬語で語る伝説級聖剣、
そして四本足で歩き、すべてを自動化する“マイホーム”。
彼女自身は戦わない。
努力もしない。
頑張らない。
ただ「止まる場所が欲しかった」だけなのに、
気づけば魔物の軍勢は消え、
王城と大聖堂は跡形もなく吹き飛び、
――しかし人々は、なぜか生きていた。
英雄になることを拒み、
責任を背負うこともせず、
彼女は再び森へ帰る。
自動調理、自動防衛、完璧な保存環境。
便利すぎる家と、喋らない仲間たちに囲まれた、
頑張らないスローライフが、今日も続いていく。
これは、
「世界を救ってしまったのに、何もしない」
追放聖女の物語。
-
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる