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「その人見知りのエルーシアと私はすぐに友達になれました。
お母様が、エルーシアやベルティンブルグ派を支持しているアピールよりも、私がエルーシアとアデリッサがファリカちゃんと仲良くしてた方が、都合がよいと思いますわ」
(ああ確かに、ソフィアに人見知りする事は無かったわね。
でもそれは、大人達に囲まれていて、仕事モードだからなのですけれど)
「マルグレーテ殿下が、エルーシアに、ぺったりなので、フィオナ殿下は王女(娘)達と仲が良いので、アルーシャ叔母様と母(レーア)と「ママとも」でエルーシアと距離が近いのとアピールした方が、無理がないと思います」
「そうですわ、お母様。確かにベルティンブルグ派の中心人物はエルーシアです。けれども、エルーシアの母親や、大公爵夫人、オッドリア夫人とも、仲よくして、美容品や装飾品そして最先端の被服の流行を手伝い大陸にお母様(フーマ国王族)が絡んでいることを、それとなくアピールします。
出来ればその品物にお母様の意見を反映出来るようにしますと、国中の女性の評価があがり、お母様の存在価値もアップすると思います。『お洒落で素敵な王妃様』と」
「そうね。女性が大好きな美容品や装飾品などの流行に私が絡むことで、エルーシアちゃんと仲良くアピールよりも効果がありそうね」
「そうですよ。お母様」
「ソフィアそうね。実は私は、このままこのお屋敷に居着いて、エルーシアちゃん達がベルティンブルグに移動したときに一緒に行って、仲良しアピールをしと考えていたのよ」
「フィオナそれは、無理なのだ!」
「マチルダ様。なぜエルーシアちゃんと一緒に移動することが出来ないのかしら?」
「エルーシア達は、時間の短縮と安全の為に扉を使うからなのだ!」
「「と、と、と とびら~」」
驚くフィオナ王妃とソフィア。
あ~あ。秘密だったのに。私は、人を殺しそうな程に強くマチルダを睨み付けました。
マチルダは、ベロっと舌をだして、右手で頭をコツンとしました。
チッ。 てへベロじゃないわよ!
「で、エルーシア。扉って何かしら?」
「エルーシアちゃん、マルグレーテにも秘密にするので、扉はなんの扉か教えてください」
「と、扉じゃないのだ! 空飛ぶ魔道具で移動するのだ!」
「マチルダ。今更訂正しても無理だわ」
私は、マチルダだけに聞こえる声量です。
「大丈夫なのだ!」
続けて、マチルダも声量を落としています。
「どうして?」
「二人は空飛ぶ魔導具に食いついているのだ!」
「え?」
私は、私が回収し忘れた、空飛ぶ魔道具を取り出し、ニヤニヤしている二人がいました。
「その人見知りのエルーシアと私はすぐに友達になれました。
お母様が、エルーシアやベルティンブルグ派を支持しているアピールよりも、私がエルーシアとアデリッサがファリカちゃんと仲良くしてた方が、都合がよいと思いますわ」
(ああ確かに、ソフィアに人見知りする事は無かったわね。
でもそれは、大人達に囲まれていて、仕事モードだからなのですけれど)
「マルグレーテ殿下が、エルーシアに、ぺったりなので、フィオナ殿下は王女(娘)達と仲が良いので、アルーシャ叔母様と母(レーア)と「ママとも」でエルーシアと距離が近いのとアピールした方が、無理がないと思います」
「そうですわ、お母様。確かにベルティンブルグ派の中心人物はエルーシアです。けれども、エルーシアの母親や、大公爵夫人、オッドリア夫人とも、仲よくして、美容品や装飾品そして最先端の被服の流行を手伝い大陸にお母様(フーマ国王族)が絡んでいることを、それとなくアピールします。
出来ればその品物にお母様の意見を反映出来るようにしますと、国中の女性の評価があがり、お母様の存在価値もアップすると思います。『お洒落で素敵な王妃様』と」
「そうね。女性が大好きな美容品や装飾品などの流行に私が絡むことで、エルーシアちゃんと仲良くアピールよりも効果がありそうね」
「そうですよ。お母様」
「ソフィアそうね。実は私は、このままこのお屋敷に居着いて、エルーシアちゃん達がベルティンブルグに移動したときに一緒に行って、仲良しアピールをしと考えていたのよ」
「フィオナそれは、無理なのだ!」
「マチルダ様。なぜエルーシアちゃんと一緒に移動することが出来ないのかしら?」
「エルーシア達は、時間の短縮と安全の為に扉を使うからなのだ!」
「「と、と、と とびら~」」
驚くフィオナ王妃とソフィア。
あ~あ。秘密だったのに。私は、人を殺しそうな程に強くマチルダを睨み付けました。
マチルダは、ベロっと舌をだして、右手で頭をコツンとしました。
チッ。 てへベロじゃないわよ!
「で、エルーシア。扉って何かしら?」
「エルーシアちゃん、マルグレーテにも秘密にするので、扉はなんの扉か教えてください」
「と、扉じゃないのだ! 空飛ぶ魔道具で移動するのだ!」
「マチルダ。今更訂正しても無理だわ」
私は、マチルダだけに聞こえる声量です。
「大丈夫なのだ!」
続けて、マチルダも声量を落としています。
「どうして?」
「二人は空飛ぶ魔導具に食いついているのだ!」
「え?」
私は、私が回収し忘れた、空飛ぶ魔道具を取り出し、ニヤニヤしている二人がいました。
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