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「「マルちゃ~ん!」」
「マルグレーテさ・・・ま?」
その女性は、ただ呆然と前を見ています。
そして右手に待つ杖はプスプスと音を立てて、湯気みたいな物が見えます。
私とマチルダは王妃様をマルちゃんと呼び
レオン君は、王妃様と気づき私とマチルダが名前を呼んだ後、頭(こうべ)を垂れました。
マルグレーテ様は、ゆっくりと私たちの方を向き
「エルちゃん。ごめんなさい。大変な事になっちゃった! テヘ」
そう言って右手でコツンと自分の頭を叩き、顔を斜めにして、舌を某洋菓子やのマスコットのようにだしています。
(テヘってあんたいくつのなのよ! 30代がてへぺろって・・・)
そして横で飛んでいる少年は
「やべぇ。王妃様可愛い!」
と叫んでいます。
(うわ~。媚びてるよ。この少年)
私は媚びているレオン君を横目で見て
レオン君いや、今からレオンと呼び捨てにします。
だって自分の親と同じくらいのおばさんを可愛いって、どれだけヨイショするの・・・。 それとも心の年齢はおじさんだから、おばさんが可愛く見えるの?
私は、かわい子ちゃんぶるおばさんと、熟女・・・いええ、年上好きの変態さんを無視して、マルグレーテ様の奥に広がる景色をみました。
そこには、木々や草の上に沢山の岩が落ちていて、倒れている多くの魔物と、いまだ暴れて生きている魔物。所々木々が燃えていて、そこはまるで地獄図です。
お母様と叔母様、リーサは、水属性の魔法であちらこちらの火を消しています。
クラーラとメリアは、生き残っている魔物を狩っています。
「私も参戦するのだ!」
マチルダも魔物を倒しに行ってしまいました。
私は、横でニヤニヤしているキモい、レオンに
「レオンも戦ってきなさい。どうせ強いんでしょ?」
と言ってお尻を蹴飛ばして差し上げました。
「痛―ぃ!」とレオンは言ってお尻を撫でながら行き、戦いに参加しました。
二人きりになったところでわたしは
「まる。私に言うことは?」
「昔賢者様が使っていた、空から岩や石がいっぱい落ちてくる魔法を使ってみたの?思いの他、激しい攻撃魔法でしたわ。
ふふふ。まさかこの伝説の杖はプスプス音をたてて湯気をだすなんて。」
マルグレーテ様の目は泳いでいます。ですが、私の聞きたいのは
「いいえ。確かにマルの使った魔法も気になりますが、この魔物の多さは、どういうことなのかしら?」
「あ!そっちね。
エルーシアちゃんの言う通り空で待機していましたら、帝国や大森林の方からゾロゾロと動く黒い影がいっぱい見えたのよ。
あまりにも魔物が多いので、アルーシャとレーアとリーサちゃんと私の4人でじゃんけんして勝った人が、自分が使える最強の攻撃魔法をぶっ放して見ましょうと言うことになって私が、勝ってぶっ放したのです」
と言いながら胸を張る王妃様・・・
「要するに空で待っていたら北東の方から沢山の魔物が移動しているのが見えて、攻撃魔法を使ったというのですね」
「そう。攻撃魔法を使ってみたもののあまりの激しさに私は固まり、魔法使いの3人は火消しに走り、クラーラとメリアは魔石の回収と討伐をしているわけ」
「要は、魔物が沢山いたから被害が出てはいけないから、魔法をぶっ放した訳で、ストレス発散ではないのですね?」
私は王妃様の目を真っ直ぐにみてそう尋ねました。
王妃様は目を泳がしながら
「わ 私はこの国の王妃なのです。よ? お国のために魔法を つ 使ったのです」
そう言って王妃様は皆のいるところへの逃げるように飛んで行きました。
私は、水属性の魔法を使い、火を消し、風属性魔法のウィンドカッターで生きている魔物を倒しました。
ふふふ。森林に燃え広がった炎を消すために使った水属性魔法で私以外はずぶ濡れになりました。
「「マルちゃ~ん!」」
「マルグレーテさ・・・ま?」
その女性は、ただ呆然と前を見ています。
そして右手に待つ杖はプスプスと音を立てて、湯気みたいな物が見えます。
私とマチルダは王妃様をマルちゃんと呼び
レオン君は、王妃様と気づき私とマチルダが名前を呼んだ後、頭(こうべ)を垂れました。
マルグレーテ様は、ゆっくりと私たちの方を向き
「エルちゃん。ごめんなさい。大変な事になっちゃった! テヘ」
そう言って右手でコツンと自分の頭を叩き、顔を斜めにして、舌を某洋菓子やのマスコットのようにだしています。
(テヘってあんたいくつのなのよ! 30代がてへぺろって・・・)
そして横で飛んでいる少年は
「やべぇ。王妃様可愛い!」
と叫んでいます。
(うわ~。媚びてるよ。この少年)
私は媚びているレオン君を横目で見て
レオン君いや、今からレオンと呼び捨てにします。
だって自分の親と同じくらいのおばさんを可愛いって、どれだけヨイショするの・・・。 それとも心の年齢はおじさんだから、おばさんが可愛く見えるの?
私は、かわい子ちゃんぶるおばさんと、熟女・・・いええ、年上好きの変態さんを無視して、マルグレーテ様の奥に広がる景色をみました。
そこには、木々や草の上に沢山の岩が落ちていて、倒れている多くの魔物と、いまだ暴れて生きている魔物。所々木々が燃えていて、そこはまるで地獄図です。
お母様と叔母様、リーサは、水属性の魔法であちらこちらの火を消しています。
クラーラとメリアは、生き残っている魔物を狩っています。
「私も参戦するのだ!」
マチルダも魔物を倒しに行ってしまいました。
私は、横でニヤニヤしているキモい、レオンに
「レオンも戦ってきなさい。どうせ強いんでしょ?」
と言ってお尻を蹴飛ばして差し上げました。
「痛―ぃ!」とレオンは言ってお尻を撫でながら行き、戦いに参加しました。
二人きりになったところでわたしは
「まる。私に言うことは?」
「昔賢者様が使っていた、空から岩や石がいっぱい落ちてくる魔法を使ってみたの?思いの他、激しい攻撃魔法でしたわ。
ふふふ。まさかこの伝説の杖はプスプス音をたてて湯気をだすなんて。」
マルグレーテ様の目は泳いでいます。ですが、私の聞きたいのは
「いいえ。確かにマルの使った魔法も気になりますが、この魔物の多さは、どういうことなのかしら?」
「あ!そっちね。
エルーシアちゃんの言う通り空で待機していましたら、帝国や大森林の方からゾロゾロと動く黒い影がいっぱい見えたのよ。
あまりにも魔物が多いので、アルーシャとレーアとリーサちゃんと私の4人でじゃんけんして勝った人が、自分が使える最強の攻撃魔法をぶっ放して見ましょうと言うことになって私が、勝ってぶっ放したのです」
と言いながら胸を張る王妃様・・・
「要するに空で待っていたら北東の方から沢山の魔物が移動しているのが見えて、攻撃魔法を使ったというのですね」
「そう。攻撃魔法を使ってみたもののあまりの激しさに私は固まり、魔法使いの3人は火消しに走り、クラーラとメリアは魔石の回収と討伐をしているわけ」
「要は、魔物が沢山いたから被害が出てはいけないから、魔法をぶっ放した訳で、ストレス発散ではないのですね?」
私は王妃様の目を真っ直ぐにみてそう尋ねました。
王妃様は目を泳がしながら
「わ 私はこの国の王妃なのです。よ? お国のために魔法を つ 使ったのです」
そう言って王妃様は皆のいるところへの逃げるように飛んで行きました。
私は、水属性の魔法を使い、火を消し、風属性魔法のウィンドカッターで生きている魔物を倒しました。
ふふふ。森林に燃え広がった炎を消すために使った水属性魔法で私以外はずぶ濡れになりました。
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