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179 閑話 頑張るファリカちゃん! (13)
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179 閑話 頑張るファリカちゃん! (13)
「ファリカ。私は試験に行って来ます。よい子にしているのですよ」
お姉ちゃまは、私の頭をわしゃわしゃと撫でました。
その姿はいつもと変わりありません。
今日は、学園の試験二日目です。
お姉ちゃま達は、実技試験って言っていました。
お姉ちゃまを見送っているとお父様に声をかけられました。
「ファリカちゃん。私達は、夕方前から忙しくなる。
今日は午後からは遊んであげれないけれどもスライムちゃん達と仲良くしていなさい」
お父様は今日に限って遊んでくれないと言っていますが、実は遊んでもらったことはほとんどありません。
私は、お父様をみて
「は~い」
お返事しました。
そして私は、スライムちゃん達と恒例のお散歩をしました。
いつもよりお屋敷内はざわざわしています。
スライムちゃん達との散歩が終わろうとしていたところで
「「「「ファリカちゃん。こんにちは」」」」
精霊さん達は私の前や後ろを行ったり来たりしています。
「ごきげんよう」
私は令嬢らしくお返事してみました。
すると、シルバーとグラウが
「「今日も精霊さん達がいらっしゃいましたね。
それに反して、先程までお屋敷の周りにいた、怪しい人間達が、エルーシアの馬車の後をつけているね」」
なんだか恐ろしいことを言っています。
「ほほう。さすが、ファリカちゃんの友達のスライムちゃん達だな。
全くその通りじゃ」
「そうね。悪いことをするとしたら朝のこの時間ではなく、帰宅する時を狙ってくるでしょうね」
「え?朝は大丈夫なのですか?」
「朝は、仕事に行く人達と重なるから、試験が終わって帰るときが、危ないわね」
「じゃあ、私が活躍するのは、夕方なのですね?
絶対お姉ちゃまに人殺しをさせないのです」
私はデーンと胸を張りました。
「そうね。でも、ファリカちゃんも人を殺したら駄目よ。エルーシアが悲しむわ」
「ウンディーネさん。どうすればいいかな?」
「そうね。先ずは、ポケットに隠している、竜剣(ドラゴンソード)は使っちゃ駄目よ。ファリカちゃんは、古竜様達の仲良くしているから、一振りするだけで、地面が裂け遠くの山までなくなってしまうわ。
だから竜剣は、きちんと使いこなせるように練習をしてから使う事ね」
「は~い」
私は右手をあげました。そして
「でも、私の唯一の武器は竜剣だけなのです」
「ふふふ。ファリカちゃん。私達精霊を召喚するといいわ。
そこで、私達にお願いをするとそれを叶えるように私達精霊が判断して動きますね」
「そうじゃな。それが良かろう」
「うん。わかったの。そのときは精霊さんにお願いするね」
「「私達もファリカちゃんのお願いを聞くからね」」
スライムちゃん達も協力してくれることになりました。
さて、私達の戦いはお姉ちゃまが学園から帰って来る時間のようです!
「ファリカ。私は試験に行って来ます。よい子にしているのですよ」
お姉ちゃまは、私の頭をわしゃわしゃと撫でました。
その姿はいつもと変わりありません。
今日は、学園の試験二日目です。
お姉ちゃま達は、実技試験って言っていました。
お姉ちゃまを見送っているとお父様に声をかけられました。
「ファリカちゃん。私達は、夕方前から忙しくなる。
今日は午後からは遊んであげれないけれどもスライムちゃん達と仲良くしていなさい」
お父様は今日に限って遊んでくれないと言っていますが、実は遊んでもらったことはほとんどありません。
私は、お父様をみて
「は~い」
お返事しました。
そして私は、スライムちゃん達と恒例のお散歩をしました。
いつもよりお屋敷内はざわざわしています。
スライムちゃん達との散歩が終わろうとしていたところで
「「「「ファリカちゃん。こんにちは」」」」
精霊さん達は私の前や後ろを行ったり来たりしています。
「ごきげんよう」
私は令嬢らしくお返事してみました。
すると、シルバーとグラウが
「「今日も精霊さん達がいらっしゃいましたね。
それに反して、先程までお屋敷の周りにいた、怪しい人間達が、エルーシアの馬車の後をつけているね」」
なんだか恐ろしいことを言っています。
「ほほう。さすが、ファリカちゃんの友達のスライムちゃん達だな。
全くその通りじゃ」
「そうね。悪いことをするとしたら朝のこの時間ではなく、帰宅する時を狙ってくるでしょうね」
「え?朝は大丈夫なのですか?」
「朝は、仕事に行く人達と重なるから、試験が終わって帰るときが、危ないわね」
「じゃあ、私が活躍するのは、夕方なのですね?
絶対お姉ちゃまに人殺しをさせないのです」
私はデーンと胸を張りました。
「そうね。でも、ファリカちゃんも人を殺したら駄目よ。エルーシアが悲しむわ」
「ウンディーネさん。どうすればいいかな?」
「そうね。先ずは、ポケットに隠している、竜剣(ドラゴンソード)は使っちゃ駄目よ。ファリカちゃんは、古竜様達の仲良くしているから、一振りするだけで、地面が裂け遠くの山までなくなってしまうわ。
だから竜剣は、きちんと使いこなせるように練習をしてから使う事ね」
「は~い」
私は右手をあげました。そして
「でも、私の唯一の武器は竜剣だけなのです」
「ふふふ。ファリカちゃん。私達精霊を召喚するといいわ。
そこで、私達にお願いをするとそれを叶えるように私達精霊が判断して動きますね」
「そうじゃな。それが良かろう」
「うん。わかったの。そのときは精霊さんにお願いするね」
「「私達もファリカちゃんのお願いを聞くからね」」
スライムちゃん達も協力してくれることになりました。
さて、私達の戦いはお姉ちゃまが学園から帰って来る時間のようです!
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