57 / 63
聖獣王をさがします
イートン領を目指します
しおりを挟む
旅に出てあっという間に2日目の朝になった。
一日目は本当に何事もなくすぎていき、ただ馬車にゆらゆやとゆられるだけだったのだけど、今日も似たような感じなのかな。
みんなで朝食をとってから馬車に向かう。
『おにーしゃま、きょうもばしゃにのっているだけでしゅか?』
「そうだね、今日もどこかによるよていは特になかったかな。エヴァはどこか寄りたいのかい?」
やっぱり、結構急いでいるだろうし、どこかによっている時間はあまりないよね…
『わかりまちた。だいじょぶでしゅ。でも、はやめにいーとんこうしゃくけについたら、どこかいってみたいでしゅ』
そう伝えると、「わかったよ」と笑顔で答えてくれた。少しでも早く着けばいいな…
外を見ながら馬車を走らせていると、ふと思ったことにきづいた。普段はいつもライル様もケビン様もあまり時間をかけずにうちに来ている気がする。
どうして早いんだろう…そう思ってお兄様に聞いてみると、近道をしているからだと教えてくれた。
なんでも、このアーバントの領地として周りを囲むように大きな領地があり、その中川を埋めるように伯爵家の領地が存在する。そしてその中にはさらに小さい子爵領だそうだ。男爵家については領地をもっているわけではないらしい。男爵家の方はほとんどが王都にいるか、4大公爵家に努めている人だそうだ。
もちろん、サーシャも男爵家の娘らしい。ちなみに護衛騎士のハンスはザイン伯爵家の三男坊らしい。本人自体は騎士爵を賜っているのだそうだ。ザイン伯爵家を継ぐことはないため、騎士になったんだって。あとはあまり勉強が研いじゃなかったみたい。代わりに運動が得意で、貴族院でも5本の指に入る強さだったんだって、お兄様が教えてくれた。
そして、近道と何か関係があるのかなと思っていると、普段はこの中領地と小領地を横断してきているんだそうだ。ただ結構険しい道だったり、盗賊が出る可能性がすごい高いみたいで、今回みたいに私をつれていたりすると守り切れなくなる可能性があるそうだ。
ただ、横断してくるときは、ほぼ止まらずにかけてくるから2日くらいでつくみたい。さすがだね…
だから、馬車じゃなくて馬で来ていたんだね。色々気になっていたことが聞けて安心した。
話をきいているとあっという間にお昼の時間だ。
今日はこのまま馬車の中でお昼を食べることになった。
ケビン様とライル様はお昼の間だけ馬を預けて馬車の中に入って食べるそうだ。
ちなみにお昼は干し肉だけだ…
なんとも言えない味だ。やっぱりどこかで食料を調達しておくのも一つだったのかもしれない。
みんなも最近は少しずつ改善された食事をしていることもあり、顔がしかめっ面をしていた。
うん、早急に何とかしよう。とりあえずイートン侯爵家についたら買い物に行かせてもらうことにする。
中には数日持つ食料もあると思うし・・・
ただ、保存ができるかというと難しいな…何か方法があればいいんだけど
クーラーボックスみたいなやつ…氷はアオにお願いすればだしてくれるきがするし、保存ボックスだけ何とかしてみよう。
今はパールも寝ているし、あとでみんなに相談してみよう!
そう思っているとあっという間に大きな町イートン侯爵領が見えてきた。
一日目は本当に何事もなくすぎていき、ただ馬車にゆらゆやとゆられるだけだったのだけど、今日も似たような感じなのかな。
みんなで朝食をとってから馬車に向かう。
『おにーしゃま、きょうもばしゃにのっているだけでしゅか?』
「そうだね、今日もどこかによるよていは特になかったかな。エヴァはどこか寄りたいのかい?」
やっぱり、結構急いでいるだろうし、どこかによっている時間はあまりないよね…
『わかりまちた。だいじょぶでしゅ。でも、はやめにいーとんこうしゃくけについたら、どこかいってみたいでしゅ』
そう伝えると、「わかったよ」と笑顔で答えてくれた。少しでも早く着けばいいな…
外を見ながら馬車を走らせていると、ふと思ったことにきづいた。普段はいつもライル様もケビン様もあまり時間をかけずにうちに来ている気がする。
どうして早いんだろう…そう思ってお兄様に聞いてみると、近道をしているからだと教えてくれた。
なんでも、このアーバントの領地として周りを囲むように大きな領地があり、その中川を埋めるように伯爵家の領地が存在する。そしてその中にはさらに小さい子爵領だそうだ。男爵家については領地をもっているわけではないらしい。男爵家の方はほとんどが王都にいるか、4大公爵家に努めている人だそうだ。
もちろん、サーシャも男爵家の娘らしい。ちなみに護衛騎士のハンスはザイン伯爵家の三男坊らしい。本人自体は騎士爵を賜っているのだそうだ。ザイン伯爵家を継ぐことはないため、騎士になったんだって。あとはあまり勉強が研いじゃなかったみたい。代わりに運動が得意で、貴族院でも5本の指に入る強さだったんだって、お兄様が教えてくれた。
そして、近道と何か関係があるのかなと思っていると、普段はこの中領地と小領地を横断してきているんだそうだ。ただ結構険しい道だったり、盗賊が出る可能性がすごい高いみたいで、今回みたいに私をつれていたりすると守り切れなくなる可能性があるそうだ。
ただ、横断してくるときは、ほぼ止まらずにかけてくるから2日くらいでつくみたい。さすがだね…
だから、馬車じゃなくて馬で来ていたんだね。色々気になっていたことが聞けて安心した。
話をきいているとあっという間にお昼の時間だ。
今日はこのまま馬車の中でお昼を食べることになった。
ケビン様とライル様はお昼の間だけ馬を預けて馬車の中に入って食べるそうだ。
ちなみにお昼は干し肉だけだ…
なんとも言えない味だ。やっぱりどこかで食料を調達しておくのも一つだったのかもしれない。
みんなも最近は少しずつ改善された食事をしていることもあり、顔がしかめっ面をしていた。
うん、早急に何とかしよう。とりあえずイートン侯爵家についたら買い物に行かせてもらうことにする。
中には数日持つ食料もあると思うし・・・
ただ、保存ができるかというと難しいな…何か方法があればいいんだけど
クーラーボックスみたいなやつ…氷はアオにお願いすればだしてくれるきがするし、保存ボックスだけ何とかしてみよう。
今はパールも寝ているし、あとでみんなに相談してみよう!
そう思っているとあっという間に大きな町イートン侯爵領が見えてきた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
502
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる