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みんなのスキルはなんだろな
いよいよ領地会議当日になったので準備をします
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領地会議当日、屋敷の中は朝からバタバタしている。
そして、私も今日はいつもより可愛く着飾られている。女の子は赤というイメージが強いみたいで、お母様も「絶対赤がいいわ!!」と言っていたけど私は断じてそれを拒否した。
ちなみにこの世界は、白、黒、青、緑、赤、黄などの原色系の物しか服の色はないみたいだ。恐らく、色を混ぜて作るという概念がまだ無いのだろう。ここも少しずつ改良ができるのではと思うとワクワクする。
『おかーしゃまあかはいやでしゅ。わたちはおとーしゃまのおめめとおなじ、あおにしましゅ。』
頬を膨らませ腰に手を当てながら前かがみでお母様に言うと、お母様も「わかったわ。今回は青にしましょう。でも次は赤を着てもらうからね。」
この勝負私の勝ちです!!
『ありがと。おかーしゃま!!』とお母様に抱きつきながら言うと、「今度は赤を着てもらいますからね!」そう言ってお母様も自分の準備を始めた。
私は赤よりも青などの寒色系が好きなので、何とか次回までに色々な色を作って逃げれるようにしておかないとと思ってる…
私のドレスは袖が少し膨らんでいるパフスリーブのドレスだ。スカートは二重になっており中には白のフリルがはいっている。もちろん外側の色は青色、トップス部分は首まで隠れるようになっていて、首部分には白のフリルが入っている。そして、腰に白い布をまいて、後ろ側にリボン結びすれば完成だ。
シンプルだが青と白で統一されていてすごくかわいい。そして、髪にもリボンをつけている。お父様だけでなくお兄様の目の色青なので少し緊張が和らぐ気がする。
準備が終わると、お兄様が迎えに来た。お兄様は白のパンツスーツに上は中にベスト、その上から白の上着を羽織っている。金の刺繍糸はあるみたいで、金の刺繍が施されており凄くかっこいい。芸術的で王子様みたいだ。
布はあまり色がないけど刺繍糸はもしかしたら布より少し種類があるのかもしれない。今度調べてみよう。
色々考え事をしているとお兄様に
「エヴァ、迎えに来たよ。今日は一段と可愛いね。」
なんて、にこにこしながら言われた。可愛いのはお兄様です!なんて言葉が出そうになったが、『お兄様もかっこいいです!』と返した。
お兄様にエスコートしてもらいながら、
領主会議を行う部屋に向かった。
『おにーしゃま、きんちょしましゅ…』
「大丈夫。僕がついてるよ。何かあったら僕が守ってあげるか、安心して!」
そう言って強く手を握りしめてくれたお兄様。
私だけじゃなくてお兄様だって緊張してるんだよね。
これから向かうのは色々渦巻く大人たちの戦場だ。覚悟を決めて部屋に入った。
ーーーーーーーーーー
【アイザイア視点】
部屋で支度を済ませたあと、エヴァの部屋へ向かった。
今日は僕がエスコートして領地会議に参加する。
エヴァは、青を基調としたドレスで綺麗に彩られてた。
髪も銀髪だからすごく青が映える。
まるでお人形さんのようだ。
恐らくこの青は父上と僕の目の色と一緒にしたかったんだと思うと、まだまだ2歳児なんだなと安心した。
二人で領地会議が行われる部屋に向かった。
これから僕たちはスキルについて、教会について話しをする。そのためには精霊王から言われた話や本当に精霊がいることについてきちんと理解してもらわなくてはならない。
なんか、いつも以上に緊張するな…
そんなことを思っているとエヴァも同じだったのか、声をかけてきた。
そうだ。ぼくよりも2歳児のエヴァの方が緊張するのは当たり前だ。僕が守ってあげないと...そう思うと少し緊張が和らいだ気がする。
「大丈夫。僕がついてるよ。何かあったら僕が守ってあげるか、安心して!」
そう言って2人で部屋に入った。
そして、私も今日はいつもより可愛く着飾られている。女の子は赤というイメージが強いみたいで、お母様も「絶対赤がいいわ!!」と言っていたけど私は断じてそれを拒否した。
ちなみにこの世界は、白、黒、青、緑、赤、黄などの原色系の物しか服の色はないみたいだ。恐らく、色を混ぜて作るという概念がまだ無いのだろう。ここも少しずつ改良ができるのではと思うとワクワクする。
『おかーしゃまあかはいやでしゅ。わたちはおとーしゃまのおめめとおなじ、あおにしましゅ。』
頬を膨らませ腰に手を当てながら前かがみでお母様に言うと、お母様も「わかったわ。今回は青にしましょう。でも次は赤を着てもらうからね。」
この勝負私の勝ちです!!
『ありがと。おかーしゃま!!』とお母様に抱きつきながら言うと、「今度は赤を着てもらいますからね!」そう言ってお母様も自分の準備を始めた。
私は赤よりも青などの寒色系が好きなので、何とか次回までに色々な色を作って逃げれるようにしておかないとと思ってる…
私のドレスは袖が少し膨らんでいるパフスリーブのドレスだ。スカートは二重になっており中には白のフリルがはいっている。もちろん外側の色は青色、トップス部分は首まで隠れるようになっていて、首部分には白のフリルが入っている。そして、腰に白い布をまいて、後ろ側にリボン結びすれば完成だ。
シンプルだが青と白で統一されていてすごくかわいい。そして、髪にもリボンをつけている。お父様だけでなくお兄様の目の色青なので少し緊張が和らぐ気がする。
準備が終わると、お兄様が迎えに来た。お兄様は白のパンツスーツに上は中にベスト、その上から白の上着を羽織っている。金の刺繍糸はあるみたいで、金の刺繍が施されており凄くかっこいい。芸術的で王子様みたいだ。
布はあまり色がないけど刺繍糸はもしかしたら布より少し種類があるのかもしれない。今度調べてみよう。
色々考え事をしているとお兄様に
「エヴァ、迎えに来たよ。今日は一段と可愛いね。」
なんて、にこにこしながら言われた。可愛いのはお兄様です!なんて言葉が出そうになったが、『お兄様もかっこいいです!』と返した。
お兄様にエスコートしてもらいながら、
領主会議を行う部屋に向かった。
『おにーしゃま、きんちょしましゅ…』
「大丈夫。僕がついてるよ。何かあったら僕が守ってあげるか、安心して!」
そう言って強く手を握りしめてくれたお兄様。
私だけじゃなくてお兄様だって緊張してるんだよね。
これから向かうのは色々渦巻く大人たちの戦場だ。覚悟を決めて部屋に入った。
ーーーーーーーーーー
【アイザイア視点】
部屋で支度を済ませたあと、エヴァの部屋へ向かった。
今日は僕がエスコートして領地会議に参加する。
エヴァは、青を基調としたドレスで綺麗に彩られてた。
髪も銀髪だからすごく青が映える。
まるでお人形さんのようだ。
恐らくこの青は父上と僕の目の色と一緒にしたかったんだと思うと、まだまだ2歳児なんだなと安心した。
二人で領地会議が行われる部屋に向かった。
これから僕たちはスキルについて、教会について話しをする。そのためには精霊王から言われた話や本当に精霊がいることについてきちんと理解してもらわなくてはならない。
なんか、いつも以上に緊張するな…
そんなことを思っているとエヴァも同じだったのか、声をかけてきた。
そうだ。ぼくよりも2歳児のエヴァの方が緊張するのは当たり前だ。僕が守ってあげないと...そう思うと少し緊張が和らいだ気がする。
「大丈夫。僕がついてるよ。何かあったら僕が守ってあげるか、安心して!」
そう言って2人で部屋に入った。
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