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精霊の味方を増やします

家族みんなで精霊石探しをします

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ご飯を食べてお腹も満たされた頃、

お母様が「そろそろ、精霊石探しをしましょう!!」両手でパンと手を叩いて精霊石を探し始めた。

独りだと危ないということで、お母様とお兄様、私とお父様がペアになって動いている。

お父様が私に「どういった石を探せばいいか教えてくれるかい?」と聞いてきたので、
私は『しゅこしまりゅくなっちぇるいしをさがしてくだしゃい。あと、しゅこしきらきらしてみえましゅ。』そう答えた。

お父様は少し首を傾げていたけど、その位しかヒントがないんだよね。

だから最後に『あとはうんでしゅ。』と付け加えておいた。

そういって色々探し始めた。

この辺は本当に水が枯れ始めてて、おそらく大きな川だったのだろうけれど、ちょろちょろ流れるだけになっていた。

ちょっと思ったのはこの川は上の方なのか下の方なのかということ。

確か川から流れてくる石はぶつかり合って丸くなっていくって聞いたことがある。

『おとーしゃま。ここはかわのどのへんかわかりましゅか?』

「ここは、真ん中くらいかな。どうしたんだい?」

ふむ。真ん中くらいということはもう少し丸いのは下の方にあるかもしれない。

そう思って『おとーしゃま、もうすこししたいきたいでしゅ。まるいのいぱいあいしょう。』と伝えた。

すると、お父様は抱っこして連れてってくれた。
子供の足では疲れてきてたから助かった。。。

少し下に降りてみるとやはり思った通りで丸くなった石が沢山あった。

ここで探すのが確実だな。そう思って色々見ていると、リーフが「エヴァ、そこの石見てみて。キラキラしてる」そう言って声掛けてくれた。

手に持ってみるとそれは、リーフの時と同じようにキラキラ光っている精霊石だった。


ーーーーーーーーーーーー
【アイザイア視点】

ご飯を食べ終わったあと、本格的に石探しが始まった。

今回はエヴァとは離れてお母様と一緒に探している。

『お母様、足元が滑りますのでお気をつけください。』
少しエスコートしながら二人で歩いている。

「イザ、精霊石というのはどういった石なのかしら?」

返答に少し考えてしまう。本当に直感に近かったし…

『あまり参考にならないかもしれませんが、本当に直感に近い感じでした。フラワーの石を見つけた時は少しキラキラ光っていて、でもこれは自分にしか見えないみたいなんです。その時エヴァに聞いてみたのですが、エヴァは普通の石にしか見えていなくて…だから直感が近いかなと思います。』そう答えると

「ありがとう。イザ。直感が大事なのね!!キラキラしていそうないしを探してみるわ!」

そう行ってまた探し始めた。

いつの間にかエヴァ達は下の方に降りていったみたいで、僕たちも2人の後を追うように降りて行くことにした。

降りていくと、エヴァとお父様がニコニコしながら石を見つめていて、若しかしたら2人とも見つけたのかもと少し寂しくなったけど、それは内緒にしておこう。
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