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精霊を呼び出したい

やっと精霊に会えそうです!

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次の日

今日は闇の日で、お兄様がいつもお昼頃から来てくれる日だ。

今日は驚かせたいというのもあって、私からお兄様のところに行こうと思う。

まだまだ歩けるようになったばかりで、ポテポテ歩くことしか出来ない。

頑張って歩いてお兄様に様の前についた。

『おにぃちゃま!!いっちょにあしょびましょぉ』と大きな声でお兄様を呼ぶ。

そしたら、お兄様が扉を開けてくれてビックリしていた。
「エヴァ、自分で歩いてきたのかい?凄いじゃないか!!」

そう言いながら抱っこしてくれる。
『あい!!おにぃちゃまに会いたくてがんばたのでしゅ!』
どうも精神は子供に引っ張られて居るみたいだけど、
まぁ子供だし良しとしようと思う。

「エヴァはどこか行きたいところがあるの?」
優しい声で声をかけてくれた。


『あい!おにぃちゃまといっちょにおにわいきたいれしゅ』
元気にお兄様に伝えると、

「分かった。僕と一緒にお庭に行こう。」そう言って2人で手を繋いでお庭に向かった。


そしてお庭に出て石を出し太陽の光などの自然に当てていると、
以前にも増して石があたたかくなってきていた。

あくまでも、人が自分に合った石を見つけた上で石が精霊石になることは無いということなんだろう。


そして花などの多いところや木々がある所で待っていること2時間。

なんと石が光り始めたのです。


ーーーーーーーーーー
【アイザイア視点】
エヴァが自分の足で僕のことをむかえにきてくれたのには本当に驚いた。

そしてポテポテした歩き方がまた可愛い。 

エヴァが行きたいところがあるということで、
一緒に庭に出ることにした。

始めは前に見つけた石を持って、その石とにらめっこしていたのだけど、

飽きたのか途中からはお茶やお菓子をつまみながら日向ぼっこをしているようだった。

いつの間にか拙い言葉だけど話せるようになったり、歩けるようになったり、成長が見れるのは嬉しい。

『エヴァ、そろそろお部屋に戻らない?』
そう聞くと、

「もちょちょまっちぇぇ。もちょちょにゃにょ。」
と返ってきた。

何がもうちょっとなのだろうか。
肌寒くなってきたから風邪引かないといいけど…


そんなことを思っていたら、急にエヴァの持っていた石が光だした。

『エヴァ、その石なんか変だよ。光ってる危ないから離しなさい!!』

そう言うと

「だいじょぶにゃの。おにいちゃまもみちぇちぇねぇ!!」
と石をこっちに向けてくる。

一体何が起きてるんだ!?
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