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精霊を呼び出したい
取り敢えず精霊を呼びたいのでどうしたらいいか考えます。
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あれから早いもので3ヶ月が過ぎた。
いやぁ、あっという間でした。
と言うのも精霊の呼び方?もわからないし、赤ちゃんだから誰にも聞けないし。
じゃあどうするか…
そうだ、女神様にもらったスキルがあった!!
と思ったまではいいのだけど、スキルが使えない…
恐らく、まだきちんと話せないからなのかもしれないと仮説を立てて頑張って話す練習をしている。
まずは赤ちゃんといえばママ、パパ、かななんて思いながら、お母様やお父様がきた時に言えるように頭の中で練習した。
基本は乳母がいてお母様達もお仕事で忙しいみたいだから朝、昼、夜寝る前の少しの時間しか会えないのだけど。
そして何日か練習をしていたら、お母様の前で「まぁまぁ」と言うことができた。まだまだ拙いけどね。
そしたら屋敷中大騒ぎだった。
お母様は
「ザック様!!イザ!!聞いてちょうだい!!今ね、エヴァがママって言ってくれたのよ!!」
と言ってしまえば後の祭り。
お父様は
「エヴァ。私のことはパパと言ってみなさい。」
お兄様は
「エヴァ。僕のことはにぃにだよ。」
って、なることはわかっていたよ。
でもねー、まだ難しいんだよね。
だから
「ぱぁぁ。にぃぃ」で許してね。
それだけでも笑顔で可愛いと言ってくれる
お父様、お兄様には感謝です。
そして夜寝る前には必ずお兄様が呼んでくれる物語がある。
ーーーーーーーーーーーーーーー
アイザイア視点
母上がエヴァに「ママ」と呼んでもらえたとはしゃいでいる時少し複雑な気持ちになった。
本当は僕の方が先に「にぃに」と呼んで欲しかったから。
でも仕方ないね。頑張って「にぃぃ」と読んでくれただけで心がポカポカする。
そしていつもの日課。
エヴァに物語をよんであげよう。
ーー昔昔のお話です。
この世界の物語。
あるとき1人の神様がこの地に降り立ちました。
神様はこの地を見ると
「ここを私の世界にしましょう!!」と言ったのです。
しかしこの地は何も無い砂漠でした。
それはあまりに悲しかったので精霊王を作りました。
精霊王の他にも聖獣や人など色々増やしていきました。
精霊王には人との架け橋になって欲しいと。
聖獣には自然との架け橋になって欲しいと伝えます。
そして人と精霊は共存を始めたのです。
人はまず初めに自分に合う精霊石を探し、それを媒介にし精霊を呼び出すのです。
こうして、砂漠だった地は少しづつ綺麗な川や海、森などが増え綺麗な地に変わっていきました。
このお話を信じるか否かはあなた次第のお話です。
ーー
物語を読み終わるとエヴァ夢の中に旅立っていた。
可愛いエヴァを見ながら小さな声で「おやすみなさい」と言って部屋に戻った。
・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
初めまして。
お読みいただきありがとうございます。
初投稿となりますので拙い部分も多くあるかと思いますがよろしくお願いいたしますm(_ _)m
【愛称紹介】
エヴァンジェリン➝エヴァ
エリザ➝エリー
アイザック➝ザック
アイザイア➝イザ
いやぁ、あっという間でした。
と言うのも精霊の呼び方?もわからないし、赤ちゃんだから誰にも聞けないし。
じゃあどうするか…
そうだ、女神様にもらったスキルがあった!!
と思ったまではいいのだけど、スキルが使えない…
恐らく、まだきちんと話せないからなのかもしれないと仮説を立てて頑張って話す練習をしている。
まずは赤ちゃんといえばママ、パパ、かななんて思いながら、お母様やお父様がきた時に言えるように頭の中で練習した。
基本は乳母がいてお母様達もお仕事で忙しいみたいだから朝、昼、夜寝る前の少しの時間しか会えないのだけど。
そして何日か練習をしていたら、お母様の前で「まぁまぁ」と言うことができた。まだまだ拙いけどね。
そしたら屋敷中大騒ぎだった。
お母様は
「ザック様!!イザ!!聞いてちょうだい!!今ね、エヴァがママって言ってくれたのよ!!」
と言ってしまえば後の祭り。
お父様は
「エヴァ。私のことはパパと言ってみなさい。」
お兄様は
「エヴァ。僕のことはにぃにだよ。」
って、なることはわかっていたよ。
でもねー、まだ難しいんだよね。
だから
「ぱぁぁ。にぃぃ」で許してね。
それだけでも笑顔で可愛いと言ってくれる
お父様、お兄様には感謝です。
そして夜寝る前には必ずお兄様が呼んでくれる物語がある。
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アイザイア視点
母上がエヴァに「ママ」と呼んでもらえたとはしゃいでいる時少し複雑な気持ちになった。
本当は僕の方が先に「にぃに」と呼んで欲しかったから。
でも仕方ないね。頑張って「にぃぃ」と読んでくれただけで心がポカポカする。
そしていつもの日課。
エヴァに物語をよんであげよう。
ーー昔昔のお話です。
この世界の物語。
あるとき1人の神様がこの地に降り立ちました。
神様はこの地を見ると
「ここを私の世界にしましょう!!」と言ったのです。
しかしこの地は何も無い砂漠でした。
それはあまりに悲しかったので精霊王を作りました。
精霊王の他にも聖獣や人など色々増やしていきました。
精霊王には人との架け橋になって欲しいと。
聖獣には自然との架け橋になって欲しいと伝えます。
そして人と精霊は共存を始めたのです。
人はまず初めに自分に合う精霊石を探し、それを媒介にし精霊を呼び出すのです。
こうして、砂漠だった地は少しづつ綺麗な川や海、森などが増え綺麗な地に変わっていきました。
このお話を信じるか否かはあなた次第のお話です。
ーー
物語を読み終わるとエヴァ夢の中に旅立っていた。
可愛いエヴァを見ながら小さな声で「おやすみなさい」と言って部屋に戻った。
・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
初めまして。
お読みいただきありがとうございます。
初投稿となりますので拙い部分も多くあるかと思いますがよろしくお願いいたしますm(_ _)m
【愛称紹介】
エヴァンジェリン➝エヴァ
エリザ➝エリー
アイザック➝ザック
アイザイア➝イザ
応援ありがとうございます!
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