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転生しました
取り敢えず目が見えるようになったので観察してみます。
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私が転生してから3ヶ月が過ぎた。
やっと目が見えるようになってきたところだ。
そして目が見えるようになって初めてわかったこと。
なんと、この一家すこぶる顔がいいと言うことだ。
お母様は白銀の髪に少し垂れ目で瞳は薄紫色。鼻筋はシュッとしていて薄い唇。絶世の美女だと思う。
お父様は銀髪を後ろで結んでいる。切れ長の目で瞳の色は綺麗な空の色。イケメンとはまさにこの人のことを言うのかなと思うくらい顔がいい。
そして、お兄様。
お兄様はお母様の白銀の髪を受け継いでいて、目の色はお父様の空色。今でも美少年だから大人になったらもっとかっこよくなるんだろうな。
他にもおばあさまとおじいさまがいるみたいだけどその話はまた今度。
そしてもう一つ気づいたことと言えば、
この世界。中世のヨーロッパあたりに似ている。
それにプラスして精霊がいるみたいだ。
目を頑張って動かして観察していると
ガチャリと音がした。
「エヴァ、お兄様と一緒にお庭をお散歩しない?」
あ、お兄様でした。
『あいぁうああいあ』
そう答えると笑いながら
「行こう!!」と抱っこしてくれた。
*********
階段を降りエントランスを出ると、外につながっていた。
そして外に出てみるとたくさんの自然に囲まれていた。
あれ?精霊がいないから砂漠化が進行していると言っていたけど違ったのだろうかなんて思ったけれど、
確かに噴水はあるものの水は流れていないし、ところどころお花が枯れている。
そのお花に手を伸ばすとお兄様が
「あ、エヴァも気付いた?ここ数年で自然が少しずつ壊れているんだ。お水も今は貴重なんだよ。っていってもまだエヴァには難しいかな。」
『あうあうああうあ』
「いつかあの綺麗だったお庭をエヴァに見てもらいたいからお兄様も勉強がんばるね。」
『あう』
やっぱり砂漠化は少しずつ始まっているみたいだ。
少しでも綺麗な場所を増やしていきたい。
そのためにもまずは精霊を増やしていかないといけないかな。
って、女神様精霊の増やし方とか教えてくれていなかったよね。
結局どうやって増やしていけばいいんだろう…
そう思いながらお兄様の腕の中で眠ってしまったエヴァであった。
やっと目が見えるようになってきたところだ。
そして目が見えるようになって初めてわかったこと。
なんと、この一家すこぶる顔がいいと言うことだ。
お母様は白銀の髪に少し垂れ目で瞳は薄紫色。鼻筋はシュッとしていて薄い唇。絶世の美女だと思う。
お父様は銀髪を後ろで結んでいる。切れ長の目で瞳の色は綺麗な空の色。イケメンとはまさにこの人のことを言うのかなと思うくらい顔がいい。
そして、お兄様。
お兄様はお母様の白銀の髪を受け継いでいて、目の色はお父様の空色。今でも美少年だから大人になったらもっとかっこよくなるんだろうな。
他にもおばあさまとおじいさまがいるみたいだけどその話はまた今度。
そしてもう一つ気づいたことと言えば、
この世界。中世のヨーロッパあたりに似ている。
それにプラスして精霊がいるみたいだ。
目を頑張って動かして観察していると
ガチャリと音がした。
「エヴァ、お兄様と一緒にお庭をお散歩しない?」
あ、お兄様でした。
『あいぁうああいあ』
そう答えると笑いながら
「行こう!!」と抱っこしてくれた。
*********
階段を降りエントランスを出ると、外につながっていた。
そして外に出てみるとたくさんの自然に囲まれていた。
あれ?精霊がいないから砂漠化が進行していると言っていたけど違ったのだろうかなんて思ったけれど、
確かに噴水はあるものの水は流れていないし、ところどころお花が枯れている。
そのお花に手を伸ばすとお兄様が
「あ、エヴァも気付いた?ここ数年で自然が少しずつ壊れているんだ。お水も今は貴重なんだよ。っていってもまだエヴァには難しいかな。」
『あうあうああうあ』
「いつかあの綺麗だったお庭をエヴァに見てもらいたいからお兄様も勉強がんばるね。」
『あう』
やっぱり砂漠化は少しずつ始まっているみたいだ。
少しでも綺麗な場所を増やしていきたい。
そのためにもまずは精霊を増やしていかないといけないかな。
って、女神様精霊の増やし方とか教えてくれていなかったよね。
結局どうやって増やしていけばいいんだろう…
そう思いながらお兄様の腕の中で眠ってしまったエヴァであった。
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