異世界改革〜女神さまに頼まれたので味方を作って国を改革しちゃいます！！〜

転生しました

取り敢えずお兄様にも会いたいです。

あの後寝てしまった。

これも、全ては赤ちゃんになったからだと思うけど、

起きてもまだ目が開かない。

後数日はかかるかなぁ。なんて考えていると、ガチャリと扉を開けるような音が聞こえた。

「父上、母上、早くエヴァンジェリンに合わせて下さい！」
と少し幼い声が聞こえる。

「アイザイア気持ちは分かるがもう少し静かにしなさい。エヴァンジェリンがびっくりしてしまうよ。」

お父様が静かな声でアイザイアと言う人に伝えている。
と、言うことはもしかしたらお兄様かな。

「父上申し訳ございません。早く妹に会いたくて気持ちが焦ってしまいました。」

少し声落ち込んでいる気がする。でも会いたいと思ってくれているお兄様でよかったな。

「アイザイア、こちらにいらっしゃい。この子がエヴァンジェリンよ。」お母様がそういうと恐る恐る近寄ってくる足音が聞こえる。

「エヴァンジェリン、私が君の兄様になるアイザイアだよ。これからよろしくね。」
そう言いながらお兄様が頭を撫でてくれた。


この3人が私の家族になるんだと思うと早くみんなの顔が見てみたいななんて思いながらよろしくの意味を込めて手足をバタバタさせる。


「あら、喜んでるのね！！」

そんなお母様の声が聞こえた。


――――――――――

【アイザイア視点】

僕はアイザイア。

母上がもうすぐ僕の弟か妹が生まれると言うので、学院から急いで帰ってきたものの、まだ生まれていなかった。

ずっと、一人っ子だったのもあり弟か妹が生まれてくるのがすごく楽しみだ。

そして次の日、父上から生まれたことを知らされた。名前はエヴァンジェリン。女の子だった。

会ってみると、父上と同じ銀髪の女の子で、守ってあげないとななんて考えながら頭を撫でた。

目の色は何色かな。今から楽しみ！！

エヴァ、これからよろしくね。