異世界改革〜女神さまに頼まれたので味方を作って国を改革しちゃいます！！〜

転生しました

取り敢えず転生しました

シディアル国アーバント領地のとあるお屋敷で
大きな産声が聞こえた。

時刻は真夜中3:45

――おぎゃぁ、おぎゃぁ

「アイザック様、エリザ様おめでとうございます。元気な女の子です。」

そう言いながら助産婦はエリザに赤子を渡した。

「アイザック様、見てください！！髪のお色はアイザック様と同じ銀髪ですね。なんで可愛いのでしょう！私がお母様ですよ。」

優しい顔つきで赤子を眺めながら抱っこしてくれているのが
エリザ
私の母みたいです。

そしてもう1人ほっぺをつんつん叩いている人がいる。
「目の色はエリザの色を受け継いでいるのだろうか。早く目をあけてほしいものだな。俺がお前の父親だ。アイザックという。」

少しツンツンした言い方だけどその中に優しさがあるような柔らかい声だ。
アイザック
私の父みたいです。

初めての子が私なのかな。なんて思っていると…

お母様が
「本当はお兄ちゃんもいるのだけど、朝起きたら紹介するわね。まだ目も見えてないし、わからないかもしれないけれど今日からよろしくね。アイザック様この子のお名前はどうしますか？」

「そうだな…少し長いがエヴァンジェリンと言うのはどうかな。愛称はエヴァ。可愛いと思わないか？」

ふむふむエヴァンジェリン。いい名前ですと手をバタバタしてみた。

「アイザック様エヴァンジェリンという名前この子も気に入ったみたいですよ！改めましてエヴァ私たちの元に来てくれてありがとう。どうぞよろしくお願いしますね。」

優しい声でお母様が言ってくれている。

あぁ、きっとこの家族は本当に仲のいい家族なんだろうな。

早くお兄様にも会ってみたい。

そう思いながら眠りについた。


―――――――――――

ところ変わって女神スーザン

やっと行ってくれたわね彩芽ちゃん。

それにしても色々注文が多かったわぁ！！

早くその世界にも慣れて改革してくれることを祈っているわ！！

お願いね彩芽ちゃん！いえ、エヴァンジェリン。