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19.煇
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次の日早く出勤する約束してたので拓を起きるまでいてやれない。早く起きて朝食を作る。書き置きをして拓が寝ている寝室に行くと泣き腫らした瞼にキスをして家を出た。
うー残していくの心配なんだが後で電話しよう。昨日拓が寝た後矢野先輩に電話しといた。落ち込んで泣いてたと伝えると動揺していた。そしてすまないと謝ってきた。
「俺にじゃなく拓に謝って下さい。今後直接拓に仕事頼むことはやめて下さい。先に俺に連絡してください。判断は俺がしますので。では。」
すまなかったと聞こえたが電話を切った。拓を泣かしたのだ許せない。
あれから拓の様子がおかしい。最近直ぐに謝るようになった。しかも口癖のように僕なんかと言う。遠慮?よそよそしい態度なのだ。煇の為に煇に迷惑をかけないようにという態度なのだ。
しかしあと少しで仕事も落ち着く。建物は完成する。あとは細かいチェックだけなのだ。
明日早く出勤してもらうため今日は帰っていいと言われた。いつもよりかなり早い時間だ。拓に今から帰るからと電話して帰る。
「あ~拓だ~。」
玄関でまで迎えにきてくれた拓を抱きしめる。
「ごめんなぁ~拓一人にさせちゃって。もう建物も完成近づいてるしあとは細かいチェックだけでしばらくは地方行ったりするけど落ち着くはずだから。」
「わかった。待ってる。」
最近起きている顔を見れてなかったが今日は拓が笑顔なのだ。最近の拓の行動は俺の想い過ごしだったのかな?
「今日拓何か良いことあった?にっこにこ。可愛い。」
頬を撫でる。
「だって煇がいる。」
嬉しいことを言ってくれる。奥さんは俺をどうしたんだ。このまま襲ってしまいそう。キスで我慢する。
「でもさぁ~今日早く帰れた分明日早いんだよ。佐野が明日朝迎えに来てくれるんだ。拓は寝てていいから。」
「ご飯一緒に食べちゃだめ?お弁当も作りたい。」
ヤバい拓が可愛いい。
「駄目じゃないんだけど本当に早いから無理してほしくない。」
拓に負担をかけたくなくての言動だったが
「ごめんなさい。寝てます。ずっと寝てます。」
落ち込んでやっぱり謝ってきた。うっ、お願いすればよかったのかな?失敗した。
気持ちを切り替え美味しそうな匂いがしている晩御飯に意識を向ける。
「で、奥さん今日のご飯は何でしょうか?」
「さばの味噌煮とクレソンのお浸しと豚汁です。」
わーいっと子供のようにはしゃぐ。最近コンビニ弁当ばっかりだったので思わず拓をお姫様抱っこしてリビングに運んだ。帰って来てから首に包帯が巻かれていたことに気付いていたが拓が報告もしないし笑顔だったので大したことないと思って後回しにしてたが
「で、拓?その包帯何?」
「最近汗疹が出来て。」
最近寒くなってきてるのに?とは思ったけどハイネックで寝ているのを知っているのでそういうことかもと思い軽く流した。
「酷くなりそうだったら病院行ってね。」
「うん。」
晩御飯は最高に美味しかった。最近拓が仕事を受けてないことはわかっていたので久しぶりに拓を抱きたい。
「拓今日どう?」
と聞くと
「嬉しい。」
と、今日早く帰れたことに感謝をしつつ明日あいつらを早く帰してやるかと思った。拓はお風呂入ったと言われて一緒に入りたかったが1人で入る。風呂から出て寝室に戻ると拓の声が聞こえてきた。
「もう、面倒くさい。本当に僕は面倒くさい。何で入らないの。」
「拓?」
拓がお尻を上げてローションを使って自分で準備してる?こんなシチュエーション嬉しいけどでも言ってることがおかしい。
「ごめんね煇なかなか指入らないんだ。このままで入れていいから。」
「拓!!」
拓を抱きしめる。やっぱり拓がおかしい。こんな自分はどうでもいいみたいな。やっぱりあの電話のやり取りを聞いていたのだろう。
「今日は何もしないで一緒に寝よう。抱きしめて眠りたい。」
目を見開いてショックを受けた顔をしている。俺が悪い。拓どうしたらいいんだ?
うー残していくの心配なんだが後で電話しよう。昨日拓が寝た後矢野先輩に電話しといた。落ち込んで泣いてたと伝えると動揺していた。そしてすまないと謝ってきた。
「俺にじゃなく拓に謝って下さい。今後直接拓に仕事頼むことはやめて下さい。先に俺に連絡してください。判断は俺がしますので。では。」
すまなかったと聞こえたが電話を切った。拓を泣かしたのだ許せない。
あれから拓の様子がおかしい。最近直ぐに謝るようになった。しかも口癖のように僕なんかと言う。遠慮?よそよそしい態度なのだ。煇の為に煇に迷惑をかけないようにという態度なのだ。
しかしあと少しで仕事も落ち着く。建物は完成する。あとは細かいチェックだけなのだ。
明日早く出勤してもらうため今日は帰っていいと言われた。いつもよりかなり早い時間だ。拓に今から帰るからと電話して帰る。
「あ~拓だ~。」
玄関でまで迎えにきてくれた拓を抱きしめる。
「ごめんなぁ~拓一人にさせちゃって。もう建物も完成近づいてるしあとは細かいチェックだけでしばらくは地方行ったりするけど落ち着くはずだから。」
「わかった。待ってる。」
最近起きている顔を見れてなかったが今日は拓が笑顔なのだ。最近の拓の行動は俺の想い過ごしだったのかな?
「今日拓何か良いことあった?にっこにこ。可愛い。」
頬を撫でる。
「だって煇がいる。」
嬉しいことを言ってくれる。奥さんは俺をどうしたんだ。このまま襲ってしまいそう。キスで我慢する。
「でもさぁ~今日早く帰れた分明日早いんだよ。佐野が明日朝迎えに来てくれるんだ。拓は寝てていいから。」
「ご飯一緒に食べちゃだめ?お弁当も作りたい。」
ヤバい拓が可愛いい。
「駄目じゃないんだけど本当に早いから無理してほしくない。」
拓に負担をかけたくなくての言動だったが
「ごめんなさい。寝てます。ずっと寝てます。」
落ち込んでやっぱり謝ってきた。うっ、お願いすればよかったのかな?失敗した。
気持ちを切り替え美味しそうな匂いがしている晩御飯に意識を向ける。
「で、奥さん今日のご飯は何でしょうか?」
「さばの味噌煮とクレソンのお浸しと豚汁です。」
わーいっと子供のようにはしゃぐ。最近コンビニ弁当ばっかりだったので思わず拓をお姫様抱っこしてリビングに運んだ。帰って来てから首に包帯が巻かれていたことに気付いていたが拓が報告もしないし笑顔だったので大したことないと思って後回しにしてたが
「で、拓?その包帯何?」
「最近汗疹が出来て。」
最近寒くなってきてるのに?とは思ったけどハイネックで寝ているのを知っているのでそういうことかもと思い軽く流した。
「酷くなりそうだったら病院行ってね。」
「うん。」
晩御飯は最高に美味しかった。最近拓が仕事を受けてないことはわかっていたので久しぶりに拓を抱きたい。
「拓今日どう?」
と聞くと
「嬉しい。」
と、今日早く帰れたことに感謝をしつつ明日あいつらを早く帰してやるかと思った。拓はお風呂入ったと言われて一緒に入りたかったが1人で入る。風呂から出て寝室に戻ると拓の声が聞こえてきた。
「もう、面倒くさい。本当に僕は面倒くさい。何で入らないの。」
「拓?」
拓がお尻を上げてローションを使って自分で準備してる?こんなシチュエーション嬉しいけどでも言ってることがおかしい。
「ごめんね煇なかなか指入らないんだ。このままで入れていいから。」
「拓!!」
拓を抱きしめる。やっぱり拓がおかしい。こんな自分はどうでもいいみたいな。やっぱりあの電話のやり取りを聞いていたのだろう。
「今日は何もしないで一緒に寝よう。抱きしめて眠りたい。」
目を見開いてショックを受けた顔をしている。俺が悪い。拓どうしたらいいんだ?
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