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討伐戦
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今回の討伐戦の鍵となる神武器シリーズの盾をエタンが手にし、いよいよ今日、ダンジョンに潜る。
ちなみに、なぜエタンが持つことになったのかと言えば、この神武器シリーズの盾は魔力を流すと透明の巨大なシールドを張る。最前線に立つもの達の中でもエタンの魔力量はずば抜けて多かった為エタンが所持する事になった。
冒険者ギルドが緊急収集をし、たくさんの冒険者が集まったが、やはりエタンの魔力量は群を抜いていた。
討伐戦での成功報酬と強制的に歪な進化をもたらす『狂暴化』した魔物や魔獣の魔石や部位は希少な素材となる。それを目当てにした冒険者達がたくさん詰めかけてきた。
緊急事態であり、国から長距離移動用魔法陣の使用が認められている為、国内外の腕に覚えのある冒険者達がたくさん集まっている。
ざっと二百を超える冒険者が集まり、更に騎士団の小隊も討伐に参加する為、中隊以上の規模だ。
二つの部隊に別れダンジョンを進む。そのうち一つの部隊はエタンが率いる事になっている。
もう一つはアンバンシーブル騎士団の中でも、最強の精鋭部隊の隊長であるアドンが指揮を執る。
王都支部のギルドマスターと要塞都市のギルドマスター、更に近隣のギルドマスター達が送り込んできた最上位、高ランクの冒険者が率いるパーティや、このダンジョンに詳しい古参の冒険者パーティが参加している。
更に…
「………イチイさん、宜しく御願いします。」
鎌鼬のイチイさんは疾風の鎌鼬のスキル持ちでギルドマスターから借り受けた神武器シリーズの一つバハムート(世界魚)のヒレや骨が使われたガントレット『神武器シリーズ、嵐神ガントレット』を手に填めている。
いつもの眠そうな顔からはまるで考えられない冷徹な眼差し。怒りに突き動かされる様に荒ぶる獣、イチイさんがガントレットを填めた拳を振りかぶって宙を舞い激しく叩き込む。
途端に凄まじい衝撃波が来た。
爆風による突風に煽られ巻き上がる風に目を細める。
「……っ」
みんな足に力を入れ踏ん張っているようだが知らぬ間に爆風により周囲にいた冒険者が吹き飛んでいる。
まったく、とんでもない威力だ。
透明な膜に亀裂がはいり、更にその奥の巨大な石の扉にまで届く程の威力で。
直後、ペキペキっと亀裂が縦横無尽に入り、巨大な石の壁が崩れ落ちた。
「何吹き飛ばされてんだ」
不機嫌。それ以外に言い表す言葉は無いだろう。イチイさんの低い声に高位ランクの冒険者達が悔しげに立ち上がり駆け寄ってくる。「イチイが怖ぇー。アレ本物か?別人じゃねぇか」などと無駄口を叩く冒険者を瞬時に殴ったイチイさんが周囲を見回す。
「行くぞ!さっさと片付けてアンジュを食わなきゃ、マジで俺が世界を破壊しそうだ」
物騒この上ないな、イチイさん。
あれだけ、俺は番とか知らねぇし~って言ってたくせに。
実は昨日、他の地方の冒険者ギルドの受付嬢が助っ人としてやって来たのだが。どうやらその女性がイチイさんの番だと言って珍しく真剣な顔をしたイチイさんが助っ人の受付嬢に迫っていた。
あちらもあちらでイチイさんを見て何かを感じたらしく、コクコクと頷きイチイさんの想いを顔を真っ赤にして受け入れていた。
そんなことがあった翌日である今日。
この討伐戦を最短で終わらせると言って目を血走らせ珍しく最前線に居る。
もちろん。覚醒したイチイさんが。
覚醒する獣人は先祖返りだけではなく上位種にもけっこう存在するようだ。だが、かなり珍しい事であるらしい。
幻の種族とも言われる鎌鼬。それが覚醒したとなるとその威力は桁外れだ。
番を前にすると獣人の本能が剥き出しになり、その際膨大な魔力が膨れ上がると言われている。要するに興奮しすぎてタガが外れたのだ。
そんな幻の鎌鼬が覚醒すると嵐の属性が追加されるらしく神武器シリーズの嵐神のガントレットはイチイさんの属性と相性が良いと言う事で所持者は要塞都市の冒険者ギルドマスターであるらしいが今は彼が使っている。
そんな訳で、イチイさんの目が珍しく開いていた。
赤茶のいつもはもじゃもじゃ頭が今日は緩く波打ち、今まで糸目だった紫の瞳が強い意志を宿して疾風の鎌鼬に相応しい素晴らしく軽やかで、それでいて素早い動きで狂った魔獣を撃ち払う。
そんなイチイさんの姿に討伐戦が始まった当初は女性冒険者達が見蕩れて使い物にならなくなっていた。
「………お前だけは俺の仲間だと思ってたのに……イチイ!許さん!」
と合流地点でイチイさんに斬りかかって行ったマッシモさんの姿にみんなが呆れていたが。マッシモさんの仲間にしばかれ渋々大人しくなった。
今回マッシモさんは、自分がリーダーをしている冒険者パーティ『漆黒のブラーヴ』のメンバーを連れて参加している。
合流地点に来たマッシモさんはイチイさんを二度見する程、彼の変わりように衝撃を受けていたようだ。
まぁ、あの変わりようは詐欺だと言いたくなるよな。と、そう思える程、イチイさんの纏うオーラは変わっていた。
『番』それはまるで劇薬か呪いの様だ。
番を見つけた獣は、獣の本性を剥き出しにして番を得る為にもがき、番がもし応えない場合は狂うと言うが。
番を見つけた時点できっと俺達は狂っていたんだ。
「クリス」
その名を呼ぶだけで気が昂る。彼女を自分のものにしたくて気が触れそうだ。
そんな狂った獣がどれほど桁外れの強さを持つのか。隣国は理解していなかった。それがあの国の敗因だ。
国に全て報告した為、国境線は既に獣人の国、ジャストゥ王国の騎士団に包囲されている。
唯一の抜け道である魔の森も相当数が警戒に当たっているはずだ。
攻め込んだ瞬間にあの国は終わるのだ。
ダンジョンの七階層は洞窟になっており岩の魔物や巨大な蜘蛛が襲って来た。
ロックゴーレムとも呼ばれるこの岩の塊は知能は低いがとても頑丈で、頭にある核を砕かねば停止しない。
アンバンシーブル騎士団のアドン達は蜘蛛、自分達はロックゴーレムの方へと分かれて討伐戦が始まった。
ロックゴーレムは巨大な石の塊だが、その動きは素早い。
ドゴーン!と言う派手な音と共に地面が陥没した。
凄まじい威力によって舞い上がった砂埃のせいで視界が悪くなる。
その隙をつき巨大な蜘蛛が糸を張り巡らせ冒険者達を絡め取っていく。
「うわぁぁぁぁあ!?」
蜘蛛の糸が冒険者達を巣に引き摺りこもうとする。
しかし─
「お前ら雑魚に構ってる暇なんかねぇんだよ!!」
「流石イチイさん」
疾風の刃によって全ての糸を切り竜巻で雑に仲間達を回収したイチイさんが「一瞬でロックゴーレムを粉砕する様な人に言われたくねぇ……」顔を引きつらせる彼は「見つけた。お先」と言い置いて姿を消した。
イチイさんに神武器シリーズの盾は必要ない。更にここに集まっている連中にしても今のところ必要性を感じ無い。
多分この盾の力はラスボスで使う為にあるのだろう。
下の階に行けば行く程禍々しい瘴気が漂いだしあちらこちらで爆音が轟く。
「……へぇ、岩の悪魔が更に禍々しく進化したらしいな」
いよいよだ。
赤く光る岩の悪魔の目がギロリと俺達の姿を捉えた。
「どう進化しようが関係ない。狩る側と狩られる側。それは変わらない。」
漸くラスボス戦に突入だ。
ちなみに、なぜエタンが持つことになったのかと言えば、この神武器シリーズの盾は魔力を流すと透明の巨大なシールドを張る。最前線に立つもの達の中でもエタンの魔力量はずば抜けて多かった為エタンが所持する事になった。
冒険者ギルドが緊急収集をし、たくさんの冒険者が集まったが、やはりエタンの魔力量は群を抜いていた。
討伐戦での成功報酬と強制的に歪な進化をもたらす『狂暴化』した魔物や魔獣の魔石や部位は希少な素材となる。それを目当てにした冒険者達がたくさん詰めかけてきた。
緊急事態であり、国から長距離移動用魔法陣の使用が認められている為、国内外の腕に覚えのある冒険者達がたくさん集まっている。
ざっと二百を超える冒険者が集まり、更に騎士団の小隊も討伐に参加する為、中隊以上の規模だ。
二つの部隊に別れダンジョンを進む。そのうち一つの部隊はエタンが率いる事になっている。
もう一つはアンバンシーブル騎士団の中でも、最強の精鋭部隊の隊長であるアドンが指揮を執る。
王都支部のギルドマスターと要塞都市のギルドマスター、更に近隣のギルドマスター達が送り込んできた最上位、高ランクの冒険者が率いるパーティや、このダンジョンに詳しい古参の冒険者パーティが参加している。
更に…
「………イチイさん、宜しく御願いします。」
鎌鼬のイチイさんは疾風の鎌鼬のスキル持ちでギルドマスターから借り受けた神武器シリーズの一つバハムート(世界魚)のヒレや骨が使われたガントレット『神武器シリーズ、嵐神ガントレット』を手に填めている。
いつもの眠そうな顔からはまるで考えられない冷徹な眼差し。怒りに突き動かされる様に荒ぶる獣、イチイさんがガントレットを填めた拳を振りかぶって宙を舞い激しく叩き込む。
途端に凄まじい衝撃波が来た。
爆風による突風に煽られ巻き上がる風に目を細める。
「……っ」
みんな足に力を入れ踏ん張っているようだが知らぬ間に爆風により周囲にいた冒険者が吹き飛んでいる。
まったく、とんでもない威力だ。
透明な膜に亀裂がはいり、更にその奥の巨大な石の扉にまで届く程の威力で。
直後、ペキペキっと亀裂が縦横無尽に入り、巨大な石の壁が崩れ落ちた。
「何吹き飛ばされてんだ」
不機嫌。それ以外に言い表す言葉は無いだろう。イチイさんの低い声に高位ランクの冒険者達が悔しげに立ち上がり駆け寄ってくる。「イチイが怖ぇー。アレ本物か?別人じゃねぇか」などと無駄口を叩く冒険者を瞬時に殴ったイチイさんが周囲を見回す。
「行くぞ!さっさと片付けてアンジュを食わなきゃ、マジで俺が世界を破壊しそうだ」
物騒この上ないな、イチイさん。
あれだけ、俺は番とか知らねぇし~って言ってたくせに。
実は昨日、他の地方の冒険者ギルドの受付嬢が助っ人としてやって来たのだが。どうやらその女性がイチイさんの番だと言って珍しく真剣な顔をしたイチイさんが助っ人の受付嬢に迫っていた。
あちらもあちらでイチイさんを見て何かを感じたらしく、コクコクと頷きイチイさんの想いを顔を真っ赤にして受け入れていた。
そんなことがあった翌日である今日。
この討伐戦を最短で終わらせると言って目を血走らせ珍しく最前線に居る。
もちろん。覚醒したイチイさんが。
覚醒する獣人は先祖返りだけではなく上位種にもけっこう存在するようだ。だが、かなり珍しい事であるらしい。
幻の種族とも言われる鎌鼬。それが覚醒したとなるとその威力は桁外れだ。
番を前にすると獣人の本能が剥き出しになり、その際膨大な魔力が膨れ上がると言われている。要するに興奮しすぎてタガが外れたのだ。
そんな幻の鎌鼬が覚醒すると嵐の属性が追加されるらしく神武器シリーズの嵐神のガントレットはイチイさんの属性と相性が良いと言う事で所持者は要塞都市の冒険者ギルドマスターであるらしいが今は彼が使っている。
そんな訳で、イチイさんの目が珍しく開いていた。
赤茶のいつもはもじゃもじゃ頭が今日は緩く波打ち、今まで糸目だった紫の瞳が強い意志を宿して疾風の鎌鼬に相応しい素晴らしく軽やかで、それでいて素早い動きで狂った魔獣を撃ち払う。
そんなイチイさんの姿に討伐戦が始まった当初は女性冒険者達が見蕩れて使い物にならなくなっていた。
「………お前だけは俺の仲間だと思ってたのに……イチイ!許さん!」
と合流地点でイチイさんに斬りかかって行ったマッシモさんの姿にみんなが呆れていたが。マッシモさんの仲間にしばかれ渋々大人しくなった。
今回マッシモさんは、自分がリーダーをしている冒険者パーティ『漆黒のブラーヴ』のメンバーを連れて参加している。
合流地点に来たマッシモさんはイチイさんを二度見する程、彼の変わりように衝撃を受けていたようだ。
まぁ、あの変わりようは詐欺だと言いたくなるよな。と、そう思える程、イチイさんの纏うオーラは変わっていた。
『番』それはまるで劇薬か呪いの様だ。
番を見つけた獣は、獣の本性を剥き出しにして番を得る為にもがき、番がもし応えない場合は狂うと言うが。
番を見つけた時点できっと俺達は狂っていたんだ。
「クリス」
その名を呼ぶだけで気が昂る。彼女を自分のものにしたくて気が触れそうだ。
そんな狂った獣がどれほど桁外れの強さを持つのか。隣国は理解していなかった。それがあの国の敗因だ。
国に全て報告した為、国境線は既に獣人の国、ジャストゥ王国の騎士団に包囲されている。
唯一の抜け道である魔の森も相当数が警戒に当たっているはずだ。
攻め込んだ瞬間にあの国は終わるのだ。
ダンジョンの七階層は洞窟になっており岩の魔物や巨大な蜘蛛が襲って来た。
ロックゴーレムとも呼ばれるこの岩の塊は知能は低いがとても頑丈で、頭にある核を砕かねば停止しない。
アンバンシーブル騎士団のアドン達は蜘蛛、自分達はロックゴーレムの方へと分かれて討伐戦が始まった。
ロックゴーレムは巨大な石の塊だが、その動きは素早い。
ドゴーン!と言う派手な音と共に地面が陥没した。
凄まじい威力によって舞い上がった砂埃のせいで視界が悪くなる。
その隙をつき巨大な蜘蛛が糸を張り巡らせ冒険者達を絡め取っていく。
「うわぁぁぁぁあ!?」
蜘蛛の糸が冒険者達を巣に引き摺りこもうとする。
しかし─
「お前ら雑魚に構ってる暇なんかねぇんだよ!!」
「流石イチイさん」
疾風の刃によって全ての糸を切り竜巻で雑に仲間達を回収したイチイさんが「一瞬でロックゴーレムを粉砕する様な人に言われたくねぇ……」顔を引きつらせる彼は「見つけた。お先」と言い置いて姿を消した。
イチイさんに神武器シリーズの盾は必要ない。更にここに集まっている連中にしても今のところ必要性を感じ無い。
多分この盾の力はラスボスで使う為にあるのだろう。
下の階に行けば行く程禍々しい瘴気が漂いだしあちらこちらで爆音が轟く。
「……へぇ、岩の悪魔が更に禍々しく進化したらしいな」
いよいよだ。
赤く光る岩の悪魔の目がギロリと俺達の姿を捉えた。
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