83 / 88
5日目
〝まんぷく亭〟⑨
しおりを挟む
「こっちの混ぜるヤツは、こんな感じで良いのか?」
バルトさんが大きな器を差し出し、中身が見えるようにして私に確認する。
「あ、はい、それで大丈夫です。でもちょっと量が多くないですか? これを全部餃子にするなら、皮をたくさん作らないとですよ」
コッコ鳥の唐揚げが好評だったのもあって、つづけて餃子も作ることになった。
ラッシャイさんとマカイナさんだけでなく、他の面々も興味があったようで、なんだかんだと皆楽しそうに手伝ってくれている。
メモを片手に作業工程を観察するのに夢中なカジドワさんと、助言なのか冷やかしなのかわからない言葉をかけて回るガン爺は、戦力にはなっていない気がするけれど。
餃子のタネ(具)は、ブタン肉をひき肉にしてから粘りが出るまで捏ねたり、野菜を細かく刻んだりと大変なところが多い。
ラッシャイさんに全面的に任せてしまったのだけれど、さすが料理人。
手元を覗き込むカジドワさんを物ともせず、張り切るバルトさんを上手く使って、思いのほか早く仕上げてしまった。
「よし、じゃあ、今度はそっちを手伝うかな」
餃子の皮作りに名乗りを上げたバルトさんは、作業台にしている食堂のテーブルを覗き込んで首を傾げた。
魔法で洗浄したテーブルの上には、濡れた布巾をかけた器が置かれていたのだが、打ち粉が振ってあったので、白い粉で汚れているように見えたようだ。
器の中は、マカイナさんとイモールさんと一緒に作った餃子の皮の生地が入っている。
少量の塩を混ぜた粉にゆっくりお湯を注ぎ、ポロポロの状態にしてから手の平で押すようにこねて、耳たぶくらいの固さにしてまとめたものだ。今は水分をなじませ、しっとりなめらかにさせるためにねかしている。
本当は二、三十分ほどおいた方が良いらしいのだが、中に入れるタネ(具)が完成しているので、少し早いけれど次の作業に進むことにした。
生地の一つを取り出して棒状にのばし、適当な大きさに切り分けていく。
頬に白い粉をつけたイモールさんも、すかさず同じものを作り、私がそれを丸い形にととのえると、得意げな顔で真似て見せた。
幼児でもできそうなのだけれど……心の中で呟きつつ、楽しそうに手を動かすイモールさんを微笑ましく見守る。
周りの大人たちも同じ様に思っているのだろう。
「うまいじゃないか」
「その調子で、どんどん作ってくれよ」
などと、笑顔で声を掛けている。
簡単なところはイモールさんに任せるつもりのようなので、この作業は彼女に頼むことにした。
「任せて下さい」と張り切るイモールさんを横目に、私は打ち粉をしたテーブルに先ほど丸い形にととのえたの生地を置き、手の平で軽く押してつぶしていく。
「こんな風にのばして、丸くて薄い皮を作りたいのだけれど……麺棒がないのでちょっと難しいですね」
自分で作った不格好な皮に苦笑する。
以前、麺棒を使って子供と一緒に作った餃子の皮を思い出しながら、魔法を試してみることにした。
フッと生地から手がわずかに浮くのを感じ、確認すると良い感じに皮ができていた。
口元に笑みが浮かぶ。
「こんな感じです!」
はやる気持ちを抑えつつ、皆に見せて確認してもらったそれを、見本にするためテーブルの中央に置く。
忘れないうちにもう一つ作ってみよう。
――コツを掴めば簡単だった。
魔力の消費もそれほど感じなかったので、どんどん作っていく。
イモールさんも負けじとスピードを上げてきたので、私も手を止めずに集中する。
上機嫌で出来上がった皮に打ち粉をして並べていく私を、驚きの表情で見つめる視線があることなど知らず、鼻歌まで飛び出していたかもしれない。
最後の一つを完成させ、目の前に積み上がった餃子の皮に満足したところでやっと、店内がやけに静かなことに気付く。
訝しげに顔を上げると、中途半端に作業の手を止めた状態で、ポカンとこちらを見ている複数の視線が……
「ん?」
私の手際の良さに驚いた……という感じではないような?
もしかして、鼻歌交じりで餃子の皮作りに没頭していたことを呆れられたのだろうか。
答えを求めるようにバルトさんを見れば、呆れ顔でため息を吐かれてしまう。
「相変わらずユーチの魔法はおもしろいな。かゆい所に手が届くっていうか、知っちまうとその魔法がないと物足りないっていうか、不便に感じちまう。地味に便利だから困るんだよな」
バルトさんは苦笑するも、どこか楽しそうに私の魔法を褒めて(?)くれた。
「ユーチにあやかって試している魔法があるんだが、なかなか難しくてな。だが、その魔法が使えるようになれば、酒がもっと美味くなるはずだからな。精進あるのみだ」
酒が美味くなる?
バルトさんはどの魔法のことを言っているのだろう。
私が使える魔法で、そんな効果のあるものはなかったと思うけれど。
酒類、ビールなんかを冷やして飲みたいってことなのかな?
物を冷やす魔法はまだ実践したことはないが、以前、水を出そうとして〝お湯〟を出したり〝冷たくて美味しい水〟を魔法で再現したりしたから、それをヒントにしているのかも。
私にとって魔法は、不思議で面白くて心躍るものだ。
思いついた魔法が役に立って喜んでもらえるなら、こんな嬉しいことはない。
ますます便利な魔法に挑戦したくなる。
「いやいやいや、なに二人で和やかに会話はじめているんですか? さっきユーチ君が使っていた魔法、ちょっとやってみたって感じで使えるような魔法じゃないですよね。しかも連続で発動させていたのに魔力切れしないとか、子供なのにどれだけ凄いんですか?」
頬が緩むのを気にしつつバルトさんといつものように話していると、カジドワさんが遮るように口を挟んできた。
「え? なに? ユーチ君がどうかしたの?」
イモールさんは私が魔法を使ったことに気付いていなかったのか、不思議そうに首を傾げている。
「嬢ちゃんは自分の仕事に集中しとったで、見てなかったんじゃな」
「そりゃ、見事だったよ。何をどうやったのか、私じゃさっぱりわからなかったけどね」
「おお、あんな魔法はじめて見たな。バルトさんが以前調理に使っていた魔法にも驚いたが、今日のユーチ君の魔法も負けてない感じだったよ」
ガン爺に続いてマカイナさんとラッシャイさんからも、先ほどの魔法を話題にされ、戸惑ってしまう。
そういえば、孤児院とバルトさんの前でしか魔法を使ったことがなかったかもしれない。
「それも今回だけじゃなく、普段から変わった魔法を詠唱なしでポンポン使っていたとか? なんでもないことのように笑って受け入れているバルトさんもおかしいから」
カジドワさんに続けて苦言を呈され、私とバルトさんは視線を交わし苦笑する。
「いや、でもなあ、ユーチだからな。ある意味仕方がないと思うぞ」
バルトさんにしみじみ言われると、自分の想像以上にやらかしていたのかもしれないと、申し訳なくなる。
「規格外なのは魔法だけじゃないからな……」
続けて小さく呟かれたバルトさんの言葉に、ますます申し訳なくなるのだった。
バルトさんが大きな器を差し出し、中身が見えるようにして私に確認する。
「あ、はい、それで大丈夫です。でもちょっと量が多くないですか? これを全部餃子にするなら、皮をたくさん作らないとですよ」
コッコ鳥の唐揚げが好評だったのもあって、つづけて餃子も作ることになった。
ラッシャイさんとマカイナさんだけでなく、他の面々も興味があったようで、なんだかんだと皆楽しそうに手伝ってくれている。
メモを片手に作業工程を観察するのに夢中なカジドワさんと、助言なのか冷やかしなのかわからない言葉をかけて回るガン爺は、戦力にはなっていない気がするけれど。
餃子のタネ(具)は、ブタン肉をひき肉にしてから粘りが出るまで捏ねたり、野菜を細かく刻んだりと大変なところが多い。
ラッシャイさんに全面的に任せてしまったのだけれど、さすが料理人。
手元を覗き込むカジドワさんを物ともせず、張り切るバルトさんを上手く使って、思いのほか早く仕上げてしまった。
「よし、じゃあ、今度はそっちを手伝うかな」
餃子の皮作りに名乗りを上げたバルトさんは、作業台にしている食堂のテーブルを覗き込んで首を傾げた。
魔法で洗浄したテーブルの上には、濡れた布巾をかけた器が置かれていたのだが、打ち粉が振ってあったので、白い粉で汚れているように見えたようだ。
器の中は、マカイナさんとイモールさんと一緒に作った餃子の皮の生地が入っている。
少量の塩を混ぜた粉にゆっくりお湯を注ぎ、ポロポロの状態にしてから手の平で押すようにこねて、耳たぶくらいの固さにしてまとめたものだ。今は水分をなじませ、しっとりなめらかにさせるためにねかしている。
本当は二、三十分ほどおいた方が良いらしいのだが、中に入れるタネ(具)が完成しているので、少し早いけれど次の作業に進むことにした。
生地の一つを取り出して棒状にのばし、適当な大きさに切り分けていく。
頬に白い粉をつけたイモールさんも、すかさず同じものを作り、私がそれを丸い形にととのえると、得意げな顔で真似て見せた。
幼児でもできそうなのだけれど……心の中で呟きつつ、楽しそうに手を動かすイモールさんを微笑ましく見守る。
周りの大人たちも同じ様に思っているのだろう。
「うまいじゃないか」
「その調子で、どんどん作ってくれよ」
などと、笑顔で声を掛けている。
簡単なところはイモールさんに任せるつもりのようなので、この作業は彼女に頼むことにした。
「任せて下さい」と張り切るイモールさんを横目に、私は打ち粉をしたテーブルに先ほど丸い形にととのえたの生地を置き、手の平で軽く押してつぶしていく。
「こんな風にのばして、丸くて薄い皮を作りたいのだけれど……麺棒がないのでちょっと難しいですね」
自分で作った不格好な皮に苦笑する。
以前、麺棒を使って子供と一緒に作った餃子の皮を思い出しながら、魔法を試してみることにした。
フッと生地から手がわずかに浮くのを感じ、確認すると良い感じに皮ができていた。
口元に笑みが浮かぶ。
「こんな感じです!」
はやる気持ちを抑えつつ、皆に見せて確認してもらったそれを、見本にするためテーブルの中央に置く。
忘れないうちにもう一つ作ってみよう。
――コツを掴めば簡単だった。
魔力の消費もそれほど感じなかったので、どんどん作っていく。
イモールさんも負けじとスピードを上げてきたので、私も手を止めずに集中する。
上機嫌で出来上がった皮に打ち粉をして並べていく私を、驚きの表情で見つめる視線があることなど知らず、鼻歌まで飛び出していたかもしれない。
最後の一つを完成させ、目の前に積み上がった餃子の皮に満足したところでやっと、店内がやけに静かなことに気付く。
訝しげに顔を上げると、中途半端に作業の手を止めた状態で、ポカンとこちらを見ている複数の視線が……
「ん?」
私の手際の良さに驚いた……という感じではないような?
もしかして、鼻歌交じりで餃子の皮作りに没頭していたことを呆れられたのだろうか。
答えを求めるようにバルトさんを見れば、呆れ顔でため息を吐かれてしまう。
「相変わらずユーチの魔法はおもしろいな。かゆい所に手が届くっていうか、知っちまうとその魔法がないと物足りないっていうか、不便に感じちまう。地味に便利だから困るんだよな」
バルトさんは苦笑するも、どこか楽しそうに私の魔法を褒めて(?)くれた。
「ユーチにあやかって試している魔法があるんだが、なかなか難しくてな。だが、その魔法が使えるようになれば、酒がもっと美味くなるはずだからな。精進あるのみだ」
酒が美味くなる?
バルトさんはどの魔法のことを言っているのだろう。
私が使える魔法で、そんな効果のあるものはなかったと思うけれど。
酒類、ビールなんかを冷やして飲みたいってことなのかな?
物を冷やす魔法はまだ実践したことはないが、以前、水を出そうとして〝お湯〟を出したり〝冷たくて美味しい水〟を魔法で再現したりしたから、それをヒントにしているのかも。
私にとって魔法は、不思議で面白くて心躍るものだ。
思いついた魔法が役に立って喜んでもらえるなら、こんな嬉しいことはない。
ますます便利な魔法に挑戦したくなる。
「いやいやいや、なに二人で和やかに会話はじめているんですか? さっきユーチ君が使っていた魔法、ちょっとやってみたって感じで使えるような魔法じゃないですよね。しかも連続で発動させていたのに魔力切れしないとか、子供なのにどれだけ凄いんですか?」
頬が緩むのを気にしつつバルトさんといつものように話していると、カジドワさんが遮るように口を挟んできた。
「え? なに? ユーチ君がどうかしたの?」
イモールさんは私が魔法を使ったことに気付いていなかったのか、不思議そうに首を傾げている。
「嬢ちゃんは自分の仕事に集中しとったで、見てなかったんじゃな」
「そりゃ、見事だったよ。何をどうやったのか、私じゃさっぱりわからなかったけどね」
「おお、あんな魔法はじめて見たな。バルトさんが以前調理に使っていた魔法にも驚いたが、今日のユーチ君の魔法も負けてない感じだったよ」
ガン爺に続いてマカイナさんとラッシャイさんからも、先ほどの魔法を話題にされ、戸惑ってしまう。
そういえば、孤児院とバルトさんの前でしか魔法を使ったことがなかったかもしれない。
「それも今回だけじゃなく、普段から変わった魔法を詠唱なしでポンポン使っていたとか? なんでもないことのように笑って受け入れているバルトさんもおかしいから」
カジドワさんに続けて苦言を呈され、私とバルトさんは視線を交わし苦笑する。
「いや、でもなあ、ユーチだからな。ある意味仕方がないと思うぞ」
バルトさんにしみじみ言われると、自分の想像以上にやらかしていたのかもしれないと、申し訳なくなる。
「規格外なのは魔法だけじゃないからな……」
続けて小さく呟かれたバルトさんの言葉に、ますます申し訳なくなるのだった。
3
お気に入りに追加
5,539
あなたにおすすめの小説
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?
N
ファンタジー
目が覚めたら…目の前には白い球が、、
生まれる世界が間違っていたって⁇
自分が好きだった漫画の中のような世界に転生出来るって⁈
嬉しいけど…これは一旦落ち着いてチートを勝ち取って最高に楽しい人生勝ち組にならねば!!
そう意気込んで転生したものの、気がついたら………
大切な人生の相棒との出会いや沢山の人との出会い!
そして転生した本当の理由はいつ分かるのか…!!
ーーーーーーーーーーーーーー
※誤字・脱字多いかもしれません💦
(教えて頂けたらめっちゃ助かります…)
※自分自身が句読点・改行多めが好きなのでそうしています、読みにくかったらすみません
勇者を否定されて追放されたため使いどころを失った、勇者の証しの無駄遣い
網野ホウ
ファンタジー
「勇者じゃないと言われて追放されたので、帰り方が見つかるまで異世界でスローライフすることにした」から改題しました。
※小説家になろうで先行連載してます。
何の取り柄もない凡人の三波新は、異世界に勇者として召喚された。
他の勇者たちと力を合わせないと魔王を討伐できず、それぞれの世界に帰ることもできない。
しかし召喚術を用いた大司祭とそれを命じた国王から、その能力故に新のみが疎まれ、追放された。
勇者であることも能力のことも、そして異世界のことも一切知らされていない新は、現実世界に戻る方法が見つかるまで、右も左も分からない異世界で生活していかなければならない。
そんな新が持っている能力とは?
そんな新が見つけた仕事とは?
戻り方があるかどうか分からないこの異世界でのスローライフ、スタートです。
~まるまる 町ごと ほのぼの 異世界生活~
クラゲ散歩
ファンタジー
よく 1人か2人で 異世界に召喚や転生者とか 本やゲームにあるけど、実際どうなのよ・・・
それに 町ごとってあり?
みんな仲良く 町ごと クリーン国に転移してきた話。
夢の中 白猫?の人物も出てきます。
。
老女召喚〜聖女はまさかの80歳?!〜城を追い出されちゃったけど、何か若返ってるし、元気に異世界で生き抜きます!〜
二階堂吉乃
ファンタジー
瘴気に脅かされる王国があった。それを祓うことが出来るのは異世界人の乙女だけ。王国の幹部は伝説の『聖女召喚』の儀を行う。だが現れたのは1人の老婆だった。「召喚は失敗だ!」聖女を娶るつもりだった王子は激怒した。そこら辺の平民だと思われた老女は金貨1枚を与えられると、城から追い出されてしまう。実はこの老婆こそが召喚された女性だった。
白石きよ子・80歳。寝ていた布団の中から異世界に連れてこられてしまった。始めは「ドッキリじゃないかしら」と疑っていた。頼れる知り合いも家族もいない。持病の関節痛と高血圧の薬もない。しかし生来の逞しさで異世界で生き抜いていく。
後日、召喚が成功していたと分かる。王や重臣たちは慌てて老女の行方を探し始めるが、一向に見つからない。それもそのはず、きよ子はどんどん若返っていた。行方不明の老聖女を探す副団長は、黒髪黒目の不思議な美女と出会うが…。
人の名前が何故か映画スターの名になっちゃう天然系若返り聖女の冒険。全14話。
こちらの世界でも図太く生きていきます
柚子ライム
ファンタジー
銀座を歩いていたら異世界に!?
若返って異世界デビュー。
がんばって生きていこうと思います。
のんびり更新になる予定。
気長にお付き合いいただけると幸いです。
★加筆修正中★
なろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。